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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

サマーアクションシリーズ ・1983年東北の旅。もっと細かくリメイク版⑪

仙台から仙石線に乗り換えたが、ひとつ気になる事があった。それはさっきから降り続いている雨であるが、列車乗り潰しの旅だから別に駅を降りてから観光地やレジャー施設に行くわけでもない。そう、私の恋人はキオスクと夜行列車であった。当時は「御当地グルメ」みたいなものも今ほど流行ってないイメージであったし、観光などほとんど興味が無かった。だから列車に乗っていれば雨に濡れる心配も無い。だが、何故・・・それは石巻にあった。

Ishinomaki_sta-senseki-19900405.jpg
画像はウィキより。国鉄時代の仙石線石巻駅舎であるが、撮影は1990年であるのでJR化後である。石巻線の駅とは数十~数百メートル離れていた記憶だ。意外に立派な造りであるが、私は土砂降りの雨の中、一目散に石巻線の駅へと目指した。私の訪問時も晴れていれば駅舎の撮影をしたが、なんたって乗り換えで精一杯で・・・

当時、石巻は仙石線と石巻線で駅が離れていた。現在のように統合されていなかったので、今降っている雨が非常に厄介なるという事だ。「石巻に降りる直前に止んで、石巻線に乗ったらまた降る」みたいな青写真を頭に描きながら仙台近郊の街並みを、そして生活を感じながら私はひとり自身の旅を進行させいく。
途中、松島海岸はコロタン文庫の某書に掲載されていたので予備知識がある。筑堤的なホームの下に駅舎がありかなり印象深かった。そんな松島海岸駅をいつかは訪れてみたいと思っていたが「今日はホームから見下ろしているんだ。こんな風景なんだ」と窓に写った駅前はやたらアスファルトが湿っぽい。だが、日本三景が目と鼻の先というのに私の心には「石巻」しかない。

Ishinomaki_sta.jpg
そしてこちらが石巻線の石巻駅。というより現在の石巻駅。仙石線もこちらに加わり乗り換えが便利に。私が土砂降りの中、全力ダッシュで乗り換えたあの思い出は何だったのか・・・いや、それがあるから今がある。素敵だよ、石巻駅!(画像はウィキより)

残念ながら石巻では被害を最小限に食い止めるため、自身の持っているすべてを惜しみ無く出して石巻線の改札を目指すしか術は無かった。
雨の勢いは増す。石巻で止むどころか更に激しく降る。私は仙石線の石巻改札で一端小休止。距離にして数十メートル~数百メートルであったと思うが、実際に利用するのは初めてのため乗り換える石巻線の石巻までの道がわからない。当時はインターネットなど発達していなかったため市販の地図などで確認するか現地の人に聞くしかない。
「すみません、石巻線の駅はどう行けば?」と駅員に確認した。地元の方は石巻線の方を「汽車駅」、仙石線の方を「電車駅」と呼ぶらしい。まさか地元民ではない私がこの呼び方で、例え予備知識があってもなんか恥ずかしくて言えないな~みたいな思いもあり、結局「石巻線」を使ったが、要は乗換ができればいいわけで、なんかつまらない拘りを捨てればもっと楽しい旅が出来たのになぁと今になって思う。
駅前にタクシーが数台停まっていたので思わずタクシー移動も考えたが多分断られるだろう。そんな思いを抱きながらダッシュの末、ようやく石巻線の「汽車駅」の改札を潜ったが、思ったより被害が少なかった。

img032.jpg
これは私が今回の旅で撮影したものであるが、何となく駅全体が暗かった印象であった。中学3年の少年がわざわざ一眼レフを使いストロボを使用しているのがお分かり頂けるか・・・ちょっと生意気かも知れな!ちなみにカメラはキャノンAE-1プログラムであるが、この名称を聞いて若い世代の方はどんなカメラかピンとくるであろうか?

やはりこちらの石巻駅は国鉄らしく堂々としていた。現在はこちらの駅に仙石線が移転してきた形をとるが、基本、石巻線は非電化のため両者の乗り入れ運転はある意味不可能であろう。もちろん気動車やDL率いる客車列車ならば可能であるが現実的ではない。ただ、近年は仙石線と東北本線との間に短絡線ができて非常に便利になったおかげで石巻からの利用は仙台方面に向かうバリエーションが増えて便利になったであろう。
そのような短絡線開通など当時は全く予想だにしなかった私は石巻線の終点である女川に向かった。


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コメント

短距離タクシー

(1) 自分は鹿児島港北埠頭から鹿児島港南埠頭までタクシーに乗ったことがあります。
屋久島行きフェリーが出る埠頭がてっきり北埠頭だと思ったら南埠頭で、歩いたら間に合わなそうだったので。無事乗せてもらえました。
(2) トナカイさんが旅している1983年夏、自分はなんと、入院していました。
先輩にレコードを録音したカセットを貸してもらって聞いていました。その中には先日話題になった河合奈保子さんの歌もありました。アルバム曲の「イチゴタルトはお好き」が好きでした。

稚拙#EBUSheBA様

コメントありがとうございます。

鹿児島の埠頭は調べさせて頂いたら北と南では直線距離ではそれほどでもないと思いますが、船乗り場を行来するにはかなり迂回しますね。タクシーで正解だと思います。
私の場合、石巻はさすがにタクシーは使わなかったのですが、近年の旅で九州に訪問の際にJR直方から筑豊直方までタクシーを使いました。確か500~600mくらいだと思いますが、最初は徒歩の予定がタクシーに乗ったら意外に距離があり、運転士さんに「ワンメーターで申し訳ないですが」と前置きしましたが、確かワンメーターでは着かなかった記憶です。逆にタクシーで正解だったかも知れません。

ところで「イチゴタルトはお好き?」とはかなりマニアックですね。1983年頃といえば私は当時伊藤つかさが超大好きで「少女人形」は誰でも知る代表曲でしたね。ただ「横浜メルヘン」といわれてピンとくる人はかなりマニアックだと思います。「イチゴタルト~」もそれくらい、いや、それ以上にコアな曲だと思いますが、逆にそういう曲を聴いたときに「あのとき入院していたなぁ」とかの記憶が出てくるのは、変な話、ある意味思い出の一曲ですね。

筑豊直方

筑豊直方からJR直方に二回歩きました。1回目は平成筑豊鉄道に乗るついで、2回目はもうすぐ廃止される筑豊本線の客車に乗るため寝台特急あかつきを黒崎で降りて行きました。この時間は筑豊本線にちょうどいい列車がなく、筑豊電鉄でないと間に合わなかったのです。いい運動になりました。

先輩のカセットには伊藤つかさもありました。あとは松田聖子と大貫妙子でした。でも松田聖子以外は曲名をほとんど忘れてしまいました。松田聖子で覚えているのはこれもアルバム曲の「December morning」でした。

自分は若い頃はそんなに鉄道ファンでもなくて、時刻表を見て数字だけの存在の列車にあこがれるだけでした。若い頃から鉄道にバリバリ乗れる人たちがうらやましいです。

ダイヤモンド☆トナカイ様

そうそう、全線全駅鉄道の旅でも、汽車駅、電車駅と地元の人は呼んでいると書いてありましたね。
あの当時、乗りつぶしをした我々の世代としては、勝田線と香椎線の宇美駅が思い出されるのでは?

稚拙#EBUSheBA様

追記コメントありがとうございます。

松田聖子に大貫妙子とはかなり両極端ですね。松田聖子は私も好きだったですね。今でも現役というのはかなり凄い事で貴重だと思います。日本武道館公演回数歴代第2位の風格もありいつかはコンサート行ってみたいです。ちなみに第1位は矢沢永吉ですが、いずれにしても長く人気が安定しなければなし得ない偉業でしょう。

しかし、直方を2度も歩かれ、何より「いい運動になった」とはかなり貴重な体験だと思います。歩かなければわからなかった発見もあったりする場合も多いと思いますし、歩いたからこそ、その駅の有る意味がわかったりもする場合があったりと、旅ならではの場面に遭遇する場合が多くありますよね。

ただ、私の場合レールファンの空白が23年くらいあり、最近になってそうした「発見」が楽しく感じるようになりました。若い頃はただがむしゃらに乗り潰すだけで、例えば当時の旧型客車の価値や意味があまりわからないまま乗車していたような気がします。ですが、体力と時間はありましたからやりたいことはなんでもできましたね。

にわか者様

コメントありがとうございます。

宇美、懐かしいですね。近年に訪問しましたが、勝田線の方はどこだかわからず香椎線の方で堪能しました。
福岡近郊も近年ではベッドタウン化が進み、廃止された網の目のようにあった福岡の国鉄路線がもし現在もあったなら利用者が増加した路線も少なくないでしょう。
残念ながらこれらの路線は乗車計画の段階で終わってしまいましたが、現存していたらもちろん乗車したいですね。

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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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