サマーアクションシリーズ ・1983年東北の旅。もっと細かくリメイク版⑲
2018-09-15
ハプニングというか、バスに乗っている最中に初老の紳士に声をかけられた。「君、どこまでいくの?」よくあるパターンだ。だが、この時は状況が一転した。よくよく話を聞いてみると、何と自身も周遊券を使いいわゆる「乗り鉄」をしてるという。つまり同業者という事であった。そして、更に隣に座っていた私と同世代か先輩くらいの青年も紹介され、計3名でこの先を目指すことになった。恐らくその青年も私と同じように「ナンパ」されたのであろう。これで「いい旅チャレンジ20000km」の証明写真撮影に苦労することはない。
画像はウィキよりの国鉄バス。岩泉に停車中の画像であるが、当然ながら現在は運転されていないであろう。だが、周遊券で乗車できたのは非常に便利であった。しかも「仮想・小本線」のルートであったからかなり微妙な気持ちで乗車した。
そんな事で思わぬ出会いとなった国鉄バスで北山崎展望台で乗り換え岩泉を目指す。10時7分着で10時12分発だから約5分の接続だ。だが、現在乗車しているのはバスである。道路状況により到着時間に多少のズレがでて乗換に支障を来たさなければいいのだが・・・というより国鉄バス同士の乗り換えだから例え遅れても接続待ちをしてくれるのは明白だ。私はある意味余裕でさっき知り合った「仲間」と話を弾ませた。
いろいろ話を聞いてみると、どうやらその初老の紳士はお医者さんだという。お盆休みを利用して「いい旅チャレンジ20000km」を楽しんでるという。だが、失礼だけど短パンにポロシャツ的なファッションであったのでとてもそのようには・・・
後に乗る岩泉線の車内では自身の周遊券を窓際に放置しグッドスリープ状態であった。放置というよりなにやら自慢気に見せびらかしている雰囲気でもあったが、やたら途中下車駅印があり、次回に降りるとき下車印を押すスペースが無いほどビッチリ埋め尽くされていた。
2014年に訪問の岩泉。既に休止中であったが、もうほとんど廃止後の状態になっていた。だが、ご覧の通りの立派な駅舎は建設当時の地元の期待と国鉄の期待が一心に込められていたような気がする。
さて、話を戻そう。北山崎展望台では予想通りちゃんと乗り換えができて、岩泉を目指すのに何ら支障は無かった。ただ乗り換え時間が5分のため、展望台へ行きリアス式海岸をじっくりと望遠鏡で眺める的な観光はできるはずもない。いや、時間があったとしても私は展望台に興味を示さなかっただろう。目的はあくまで「いい旅チャレンジ」であるからだ。
途中、「龍泉洞」などの観光地はあるものの全く興味がなく、それより「コロタン文庫」で見たあのボーリング場みたいな岩泉の駅舎を早く見たい!自身の逸る気持ちを押さえられずにいたのであった。
こちらは1983年、今回の旅での訪問の際の岩泉のホームからのショットである。開業当時は地元の期待も込められていたはずであるが、時代も変わり交通事情も変わり、そして世代も変わった。そして岩泉線も変わってしまった。
岩泉に到着すると早速ボーリング場みたいな駅舎に入る。駅前は広くロータリーも整備されさながら観光地の玄関口に相応しい造りであったが、列車を使い龍泉洞方面へ観光する人はそう多くないだろう。というよりむしろ、並走する国道106号線を走る、通称「106急行バス」の方が便利だし本数も多い。とはいえ、私は龍泉洞方面へ用事も無いし、岩泉の駅で楽しんだ方が都合がいい。
そういえば、岩泉の駅舎内に龍泉洞の絵葉書があった。やはり観光地への玄関口であるかのように役割を果たしていたが・・・
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画像はウィキよりの国鉄バス。岩泉に停車中の画像であるが、当然ながら現在は運転されていないであろう。だが、周遊券で乗車できたのは非常に便利であった。しかも「仮想・小本線」のルートであったからかなり微妙な気持ちで乗車した。
そんな事で思わぬ出会いとなった国鉄バスで北山崎展望台で乗り換え岩泉を目指す。10時7分着で10時12分発だから約5分の接続だ。だが、現在乗車しているのはバスである。道路状況により到着時間に多少のズレがでて乗換に支障を来たさなければいいのだが・・・というより国鉄バス同士の乗り換えだから例え遅れても接続待ちをしてくれるのは明白だ。私はある意味余裕でさっき知り合った「仲間」と話を弾ませた。
いろいろ話を聞いてみると、どうやらその初老の紳士はお医者さんだという。お盆休みを利用して「いい旅チャレンジ20000km」を楽しんでるという。だが、失礼だけど短パンにポロシャツ的なファッションであったのでとてもそのようには・・・
後に乗る岩泉線の車内では自身の周遊券を窓際に放置しグッドスリープ状態であった。放置というよりなにやら自慢気に見せびらかしている雰囲気でもあったが、やたら途中下車駅印があり、次回に降りるとき下車印を押すスペースが無いほどビッチリ埋め尽くされていた。
2014年に訪問の岩泉。既に休止中であったが、もうほとんど廃止後の状態になっていた。だが、ご覧の通りの立派な駅舎は建設当時の地元の期待と国鉄の期待が一心に込められていたような気がする。
さて、話を戻そう。北山崎展望台では予想通りちゃんと乗り換えができて、岩泉を目指すのに何ら支障は無かった。ただ乗り換え時間が5分のため、展望台へ行きリアス式海岸をじっくりと望遠鏡で眺める的な観光はできるはずもない。いや、時間があったとしても私は展望台に興味を示さなかっただろう。目的はあくまで「いい旅チャレンジ」であるからだ。
途中、「龍泉洞」などの観光地はあるものの全く興味がなく、それより「コロタン文庫」で見たあのボーリング場みたいな岩泉の駅舎を早く見たい!自身の逸る気持ちを押さえられずにいたのであった。
こちらは1983年、今回の旅での訪問の際の岩泉のホームからのショットである。開業当時は地元の期待も込められていたはずであるが、時代も変わり交通事情も変わり、そして世代も変わった。そして岩泉線も変わってしまった。
岩泉に到着すると早速ボーリング場みたいな駅舎に入る。駅前は広くロータリーも整備されさながら観光地の玄関口に相応しい造りであったが、列車を使い龍泉洞方面へ観光する人はそう多くないだろう。というよりむしろ、並走する国道106号線を走る、通称「106急行バス」の方が便利だし本数も多い。とはいえ、私は龍泉洞方面へ用事も無いし、岩泉の駅で楽しんだ方が都合がいい。
そういえば、岩泉の駅舎内に龍泉洞の絵葉書があった。やはり観光地への玄関口であるかのように役割を果たしていたが・・・
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コメント
ダイヤモンド☆トナカイ様
にわか者様
コメントありがとうございます。
旅先で知り合った方と今でも交流があるとはいいですね。私の場合は防犯本能が働いてしまっていつもその場限りとなってしまいます。
人見知りではないのですが、後述する山形駅の件もあり、旅先ではかなり警戒してしまいます。
そして偶然旅先で再会するというのも全く経験無いため一度経験してみたいものです。
実は、私のブログで来年の新年の挨拶でその事に触れようかなと現在思考中で、もしかしたらにわか者さんのコメントを引用させてもらうかも知れませんが、もしその時には報告します。
旅先で知り合った方と今でも交流があるとはいいですね。私の場合は防犯本能が働いてしまっていつもその場限りとなってしまいます。
人見知りではないのですが、後述する山形駅の件もあり、旅先ではかなり警戒してしまいます。
そして偶然旅先で再会するというのも全く経験無いため一度経験してみたいものです。
実は、私のブログで来年の新年の挨拶でその事に触れようかなと現在思考中で、もしかしたらにわか者さんのコメントを引用させてもらうかも知れませんが、もしその時には報告します。
ダイヤモンド☆トナカイ様
どうぞ、どうぞ!
私の拙いコメでよろしければ、遠慮なくですよ。
私の拙いコメでよろしければ、遠慮なくですよ。
にわか者様
ご丁寧にありがとうございます。
では、早速引用させていただきます。
と言っても来年の話ですが・・・
では、早速引用させていただきます。
と言っても来年の話ですが・・・
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ここのところハプニングというワードが続いていたので、“まさか!”と勝手に思っていたのですが、安心しました(汗)
ところで、旅で出会った方々とは、その後どうだったんでしょうか???
前にもコメしたかもですが、私は旅先で出会った方々とは、今でも連絡をとりあっている人もいます。
特に高校時代に北海道で出会った方々とは、その後も各地で偶然の再会を果たすことが続いています。
これも何かの縁なんでしょうかね?