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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

「スルッとKANSAI」で行く関西私鉄乗り潰しの旅⑩

トロッコ嵯峨駅から徒歩で京福嵐山駅にいく徒歩ルートは事前に確認済であるためスムーズに京都の街並みを「観光」できる。嵐山駅に着くとお土産屋さん等が沢山あって、ひと際観光ムードが満点だ。ホームに行くと、なんと足湯を発見。ちょっと入ってみようかと思ったが、若干料金が発生するらしい。今回は見送りする事にし、鉄道制覇に専念する事にした。

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(こんなの普通に読める訳がない!「難読」と言うより「知っているか、知らないか」であろう。)

帷子ノ辻で北野白梅町方面に乗り換え、折り返し帷子ノ辻から四条大宮まで行けば京福制覇となるが、この京福は路面電車の雰囲気を醸し出しており、なかなか乗ってて楽しい。「京福」という会社名を名乗るのはここの路線のみになってしまったが、かつては文字通り「福井」にも路線があった。と言うより現在もある「えちぜん鉄道」の前身が京福である。それから京都の「叡山電鉄」も以前は京福の路線であった。

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(レトロ調の京福。いずれ低床化が進むのか?)

そんな「京福」を乗り終え終点の四条大宮から徒歩で阪急の大宮まで行き烏丸で下車。再び徒歩で地下鉄の四条へ行き烏丸線に乗り換え、烏丸御池で東西線に乗り換え六地蔵に向かう。なんだか複雑すぎて予定を組んでいる方も、実践している方も全く訳が分からないまま進行していったが、とリあえず無事に行動していたらしい。気が付けば京津線に乗り換える御陵に着いた。
さて、京津線と言えばかつては京津三条から出ていたが、1997年に御陵以西を廃止し地下鉄東西線に乗り入れる方式に切り替えた。

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(雨が降っても濡れないのが嬉しい。スノーシェルターならぬ「レインシェルター」が活躍する。)

御陵駅は地下鉄と京津線で2層構造となっており、イメージ的に京急蒲田や京成の青砥のような感じだ。非常に便利になりスッキリした感があるが、やはり併用軌道区間が無くなってしまったのは寂しい。しかし御陵から京津線で地下から地上に出てくると、景色が一転して「平成」ではなくなるのがまたいい。鉄道誌などでよく見かけた浜大津を目の当たりにすると、若干感動を覚えた。「おう、まだ健在であったか!」と思わずシャッターを切る。関西私鉄は不得手な私も、ここ京津線・浜大津はもちろん以前から知っている。しかも石山坂本線との併用軌道上のジャンクションは、かつての「西宮北口」に次ぐ感動ものであった。
そんな浜大津から、まずは坂本に向かい折り返して石山寺に向かった。とても風情のある沿線は、全く私に似合わない・・・と思ってしまうくらい由緒正しい鉄道路線である。
そんな石山寺を折り返すと、いよいよ最終章になる。京阪石山でJR東海道線に乗換え、京都に着くと新幹線で家路に着くとととなる。

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(京阪石山坂本線。廃止が噂されているが、御陵以西の地下鉄化で挽回できるか・・・と言いたいところだが、地下鉄化以前に比べて料金が若干アップしている。)

ここまで全てご覧いただいた方、本当にお疲れ様&ありがとうございます。この旅を実践してみて思った事・・・それは「まだ半分も制覇してない」であった。制覇記録を見てもらうとお判りになると思うが、やたら乗り換えが際立って多い事だ。しかも京都付近に関しては乗換駅間を徒歩での移動もしばしばあった。また、関空区間に関しては関西空港~泉佐野間をなんと「ラピート」で移動するという「贅沢」もあった。

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(阪急が嵐山にいるなんて・・・と言いたいが、京福の嵐山駅とはかなり離れている。)

考えてみたら、小学生・中学生時代がレールファン全盛期であり現在が「第2章」となっている。特に中学生時代は全国をかけ巡る「鉄道少年」であった。しかしながら、ちょうど「バブル期」の1990年代頃は、私は鉄道とはほとんど接点が無い。つまり「鉄道青年」の時代が無いまま現在の「鉄道中年」を迎えている。その「鉄道青年」時代の「穴埋め作業」とでも言おうか、ブランクを埋めていこうと再度全国を駆け巡っているわけであるが「鉄道青年」を取り戻せないまま、やがて「鉄道老人」となっていくのであろうか?だが、この関西私鉄の旅をして思った。あえて「鉄道青年」を取り戻さなくても、自然体で鉄道と向き合えば「鉄道青年」「鉄道少年」などの括りなど無くても充分に鉄道を楽しめるような気がしてならないと。そのブランクは、これからも旅を続ける事によって自然とナチュラルに埋められていくのではないかと。

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(嵐山駅付近ではこんな光景も。京都らしい風景だ。)

この関西私鉄制覇の続きは2012年の7月に「第2弾」が敢行され「関西私鉄全線制覇」を成し遂げた。正直言って最終日には精神的に局面を迎えていたが、なんとか持ちこたえた。そこまでして・・・の思いもあるが「これが私の生きる道」なのかも知れない。そう、鉄道中年なら鉄道中年にしかできない「旅」があるのではないか?決して「鉄道少年」や「鉄道青年」にはできない旅・・・もしかしたら、私はそんな「旅」を探すために旅に出るのかも知れない。



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「スルッとKANSAI」で行く関西私鉄乗り潰しの旅⑨

嵐山線をやり過ごし、私の乗せた阪急電車は河原町に着く。で、このまま折り返え・・・さない。関西私鉄初体験とあって、ここは事前準備がしっかり整っている(つもりだ)。ここ河原町から徒歩で京阪に乗り換える。四条(現・祇園四条)より一駅先の三条で再び乗り換える。若干徒歩を要し三条京阪で地下鉄に乗り換える。乗り換える、乗り換える、乗り換える・・・「スルッとKANSAI」の特権をフルに活用し乗り換えを駆使する形だ。

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(阪急の河原町駅は京阪「四条(当時)」に近い。乗り換えには若干徒歩を要するが、ある意味「秘密兵器」となりそうな感じ。)

地下鉄東西線の制覇に乗り出すが、またまたとんでもない事に気付いた。何気なく路線図を見ると二条ではなく「太秦天神川」が終点であったのだ!私の中では「二条」が終点でここから山陰本線に乗り換える「予定」であった。一瞬目が点になった。えっ、いつの間に延伸?と言う事で急遽予定を変更して太秦天神川まで進み、折り返し二条へ行くことにした。しかしこの日は旅の最終日。最終的に新幹線の出発時間に間に合わないととんでもないことになる。幸い若干二条に着く時間が遅れたものの、予定通りの列車に二条から乗ることができた。
嵯峨嵐山駅まではJR区間で行くが、「スルッと~」が効かないのでJRの切符を買っての参戦だ。

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(若干赤気味ている写真であるが、嵯峨野観光の車両。紅葉の季節にはかなりの大盛況!)

さて、嵯峨嵐山駅からこの旅の最大のメインイベント、トロッコ列車「嵯峨野観光」にお世話になるためトロッコ嵯峨駅まで徒歩で移動。僅かながら京都の街並みを眺めながら観光客らしい行動をしてみた。しかし私は乗り潰しの旅の途中である。そのためかどうしても列車の時間などが気になってしまい観光に身が入らない。と言うより「京都」という街並みが際立って似合わない私なのかも知れない。

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(わりにホームが狭いため、駅名表も接近してしまう。)

そんな京都を歩きながらトロッコ嵯峨よりトロッコ列車に乗る。嵯峨野観光と言えばご存じ、かつては「国鉄」であった路線である。特に保津峡付近は季節によっていろいろな顔を見せてくれ、各方面から人気がある。トロッコ亀岡で折り返し再びトロッコ嵯峨まで戻ってくると、徒歩で京福嵐山駅までまたまた京都の街並みを楽しむ。しかし今回の旅は徒歩での乗り換えが多いが、これも関西私鉄の特徴であろうか?特に京都付近はこの例が多い。
地名を言われてもどこに自分がいるのかわからない不安の中、乗換も事前準備が良かったためスムーズにいく。京福を制覇の後は「京津」が待っている。関西私鉄を知らないながらも懐かしさあふれる鉄道会社名が出てくると嬉しいものだ。

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(二条~太秦店天神川間の延伸は、現場に行って初めて知った!急遽予定を変更・・・)


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「スルッとKANSAI」で行く関西私鉄乗り潰しの旅⑧

橋本で再び南海に乗り極楽橋に向かうが、JRと南海を結ぶ跨線橋に中間改札は無かった。正確に言えば「無くは無かった」が、特に切符を通さないと通り抜けられないわけではなく「常に解放された改札」と表現したら良いのか。そんな改札を抜け南海のりばに向かう。この時間帯の極楽橋行は普通列車しかないため極楽橋で折り返し橋本に戻る。しかしこの極楽橋までのルート、やたらカーブや勾配が多く、線路と車輪の摩擦音が常に響き渡る姿は「箱根登山鉄道かっ!」と突っ込みたくなる一面を見せてくれる。しかし辺りが暗くなり、景色はほとんど「黒」になってしまったが、昼間に来ればさぞかしきれいな景色であったろう。

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(画像はウィキペディアより。できれば昼間に訪問してみたかった極楽橋駅。周囲には建物らしい建物は見当たらない。が、なかなか素敵な駅舎ではないか!)

極楽橋駅はどうしても「観光」のイメージが強いが、私の乗車した時間帯は通勤帰りに乗客がかなり下車した。数えて10数名。この人たち、このようなところから「ミナミ」に向かい通勤しているのかと思うと、何だか羨ましい気もする。橋本に戻って来ると、難波までの列車に乗り変え今日の予定は終了。と言うより「ミナミ」までが制覇予定であるので、橋本駅で「りんかん」の特急券を購入。一日の終わりは特急でゆったりと締めたい。

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(橋本駅から「りんかん」に乗る。この日の締めはやはり特急列車が良い。)

この日の夕食は「ミナミ」でちょっとした観光気分に浸りながら阿波座に帰る事にした。「自由軒」で「ドライカレー」をいただき「グリコのポーズ」のネオンを横目に「たこせん」を頬張れば、一気に気分は「関西人」になる。私には程遠い世界でったが、なんとなく「関西」と言うものが少しずつ見えてきたような感じがしてきた。

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(4代目の駅舎「南海ビル」の完成はなんと1937年!歴史を感じる。画像はウィキペディア。)

翌日は帰路に着くため京都から新幹線に乗る事を決めてある。そのため京都地区の路線を全て制覇の予定を組み込み、いざ阿波座を後にした。しかしまたまた事件は起こってしまう・・・
とりあえず地下鉄で「キタ」に向かう。阪急に乗り京都を目指すが、途中の桂で嵐山線を片付ける。京都有数の観光地「嵐山」を私は意図も簡単に「制覇」の為だけに折り返してしまった。

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(やはり画像が赤っぽく申し訳ないが桂にて。嵐山線を分岐するが留置線もあり、付近の踏切では「開かずの踏切」で有名であったが、現在は高架工事中。)


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「スルッとKANSAI」で行く関西私鉄乗り潰しの旅⑦

和歌山港線はご存じ、かつては水軒までであったが、利用者が多いとは言えず2005年に廃止されてしまった。現在も和歌山港駅はフェリー乗り場と繋がっておりフェリーと連絡しているが、利用者はかなり減少しており今後の動向が注目される。私の訪問した2009年は駅員さんがいたが、現在は無人化されたようだ。

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(和歌山港駅にて。南海は特急列車に普通列車用の車両を連結している。関東人にしてみたらものすごく違和感あるが、別料金なしで特急列車に乗れるのは便利。もちろん特急用車両乗車の場合は「指定席券」という名目で別料金が発生。)

と言う事で和歌山市に戻りJR和歌山駅までJR紀勢本線を使う。この区間、実は当時の未制覇路線区であり、どさくさに紛れてJRも制覇してしまおうと企てた。と言っても、もちろん「正規料金」での制覇だ。と言う事で、当初から計画していたJR線で和歌山に向かうが若干昼食時間を取ってあったため、先ほど物色してあった「物件」に入る。満腹になった私を待ち構えていたのはとんでもない現実であった!勇んでJR乗場へ向かう。時計と一応乗場を確認するために駅時刻表を見たところ、乗るはずの列車が駅時刻表に載っていない!「えっ?」確かに私の所有している時刻表には乗っているのだが・・・なにはともあれ、JR和歌山駅に行かないと次に制覇する和歌山鐡道の「いちご電車」に間に合わない!私は仕方なくタクシーで和歌山駅まで飛ばした・・・

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(レトロな感じの駅名表。私にしてみたら南海のイメージが大きく崩れた瞬間だ。)

無事JR和歌山駅に到着し和歌山鐡道にも間に合ったが、JR紀勢本線の未制覇区間の穴埋めはできず・・・とても悔しい思いをした。後で調べてみたら、JR西日本で一部ダイヤ改正があった事を知らなかったのだ。今回はJR以外の私鉄がターゲットの為、「西日本版私鉄時刻表」を参考に、インターネットで時刻を調べて計画を立てていた。そのためJRは全くのノーマーク。改正前の時刻表を使い一部JRの乗車区間を確認していたのだ。これではやってくる列車も来ないわけだ。和歌山市~和歌山間は後日別枠で制覇しているが、やはり何とも言えないやりきれなさみたいなものが胸に残った・・・

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(いちご電車と列車交換!「交換」ではなく「乗車だろ!」と心の中で自分に突っ込んでいた・・・)

気を取り直して和歌山鐡道を制覇しに行く。いちご電車に乗車予定が・・・何とノーマルの「南海車両」が到着したのだ。「あれ?」と当然なる。即刻運転予定表を調べたら運転日をどうやら見間違えていたらしく、せっかく間に合わせた予定も「ノーマル」となってしまい再びがっかりする事になってしまった。何と言う無能さ・・・全くの初歩的ミス。私の関西私鉄の不得手さがこんなところにも出てしまったのだ。と言っても私の乗る列車の1本前でいちご電車の為途中駅ですれ違った。なんという悔しさ!私はしかとカメラにその模様を収め「ノーマル」で貴志に向かった。しかしそのカメラも既に満身創痍となっており、もう踏んだり蹴ったり状態の中、ようやく貴志に到着。やはり「たま駅長」は人気であり、一斉にカメラが向けられていた。だが私のカメラはモニターが歪み画面が赤くなってしまう。「たま」に正常に戻ったりするがそれも長くは続かない。もう今回の旅は完全に呪われているかのようであった。

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(乗るはずだった「いちご電車」。是非再訪を目指す!画像はウィキペディア。)

出来る限り制覇の証を残した後再び和歌山駅に戻ってきた。いちご電車は悔しいが、ここで再びJRでワープする。もちろん正規料金にて。約27年振りに和歌山線に乗り橋本に向かう事にする。そう、橋本から再び南海に乗るためだ。以前に訪問の時の和歌山線は五条~和歌山が非電化区間で、キハ30辺りの車両で運転されていた。「橋本」「キハ30」まるで「相模線」ではないか!前回訪問時は中学のクラブ活動「鉄道研究クラブ」の部活動の一環としての訪問で、もちろんメンバーも「鉄研」である。そのため当然この手の車両を見ると「我地元」の印象が強い。全員が異口同音に相模線の印象を持った列車での制覇であった和歌山線に、27年振りに再び訪問するとは、何とも言えない懐かしさが漂う。そんな「相模線」で「橋本」に降り立つと、早速南海のホームに足を急がせた。


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「スルッとKANSAI」で行く関西私鉄乗り潰しの旅⑥

水間観音へと向かう水間鉄道であるが、私の乗車時は「水間」であった。登録有形文化財に登録されている「水間観音」は、駅舎もそれにあやかってモチーフ。なかなか貫禄ある駅舎だ。だが、折り返し時間が少ないため駅舎を生で見ることができなかったが、雰囲気は伝わってきた。やはり乗り潰し専科だとどうしても「線」の旅になってしまい「点」の旅ができない。これが最大のウイークポイントであろう。

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(水間駅付近に留置されていた「旧バージョン」。出来ればこちらで制覇してみたかった。)

貝塚に戻るとはたまた各駅停車で関空へ向かう。と言ってもたった14分。こんな乗換や折り返しが続く今回の旅は体力的にも精神的にもやたら忙しい。折り返し泉佐野に向かうため、なんと「ラピートβ30号」に乗車!さすがにスーパーシートとはいかなかったが、律儀にも事前に旅行会社で特急券を購入しておいたが、この区間の利用はなんとプラス100円!たった8分の「贅沢」であったが、「切符拝見」の女性車掌はいささか苦笑気味であった。

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(乗車したのはこちら。水間駅で出発を待つ水間鉄道の車両。)

そんな短い時間の中、車掌に泉佐野での乗り換え状況を訪ねた。乗り換え時間は1分の為、階段を使う乗り換えは完全に「アウト」になってしまう。返ってきた答えは「列車を挟んで両側にホームがあり、その間に必ず列車が止まっていて両側のドアが解放されているのでどの方面の列車でも階段を使わずに乗り換え可能です」との事。つまりラピートの到着時間に合わせて普通列車などが待避線ホームに停車して両側のドアを解放している。その「列車」を使ってひとつ先のホームにも階段を使用せずに乗り換え可能となるわけだ。よく考えたものだと感心してしまう。つまり泉佐野では難波方面にも和歌山方面にも階段を使わないで別の列車に乗り換えできる訳だ。これは非常に画期的であり、私にとっては「関西的」発想で実に良い。もっともっと関東もこのように便利になってもらいたいものだ。

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(どこの駅だか忘れたが、南海電車のステンレスとは珍しいのでしょうか?)

そんな便利な乗換便利な列車も、たった15分乗ってみさき公園で下車。多奈川線に乗り換える。本線から数々の枝線を吐き出す南海を、ひとつひとつ律儀に制覇していかなければならない「宿命」・・・小刻みな乗り換えが要求されるのだ。多奈川線をやっつけると一旦和歌山市に出て加太線に乗り換える。南海とは、私の持ってたイメージではかなり華やかな感じであったが、この加太線や多奈川線などは実に和やかに時間が過ぎていき、何か「紀州鉄道」などに乗車している錯覚に陥る。「ローカルな」列車がお好みの方には是非お勧めの路線であろう。

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(既にカメラの体調がおかしい。この後和歌山鐡道付近では、この不調が更にパワーアップ!)

さて私は和歌山市に戻ると、和歌山港線に乗る列車の待ち時間が25分位あった。しかし昼食を摂るにしては若干中途半端な時間の為、駅構内で折り返して再び和歌山市駅での食事時間をとってあるため、その店を「物色」しに改札を出た。ようやくターゲットを見つけた(と言っても1軒しかなかったが)ので再び改札へ向かう。そして和歌山港線で和歌山港に向かった訳だが、この後とんでもない事件が待っていた・・・


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ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

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