鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

エキサイトシリーズ③ いざ、松音知

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天北線の中で最も現役当時の原型をとどめているであろう松音知。ある資料によると、現在は個人所有の物件となっており「別荘」として第二の人生を送っているらしい。こんな別荘を所有できるなんて、レールファンの私にとってみれば夢のまた夢。「ゴールドラッシュ」などでひと山当てたい気分である。
ただ、松音知駅周辺はほとんど民家など見かけず、かつてに比べかなり過疎化が進んだものと思われる。かつてはそれなりに利用者がいたような数値がある資料によると掲載されていた。そんな数値が信じられない程に現在、付近の風景は文明的な何かが足りない気がする。
だが、レールファンとしては「管理人」がいるという事で駅がしっかり管理されているということは実に嬉しい事、これからも引き続きこの駅がずっと今の姿で将来を迎えてくれることを祈るのみである。

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天北線の中で最も現役当時の原型をとどめている松音知。管理人に感謝!


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ご覧の通り、今にも列車がやってきそうな風景。ただ、経営者の立場から見て旅客のみでの収入ではかなりつらい風景であろう。

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それなりに民家が点在する周囲の風景であるが、何となく廃止されてしまったのがもったいない気もする。天北線が気になる存在のなったのはつい最近の事。現役時代に訪問出来ていたらまた違った感性が生まれていた事であろう。


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エキサイトシリーズ② 旧・天北線、敏音知の今

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全く集落の気配を感じないまま敏音知についた。もちろんここ敏音知周辺も人の気配はない。途中、中頓別は天北線のなかでもそこそこの中間駅で交換設備もあった。そしてなんといってもかつては歌登町営軌道の分岐駅であったのは紛れもない事実であった。

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道の駅に生まれ変わった敏音知。果たしてこの空間にかつて天北線の姿があったのだろうか。

歌登町営軌道といえば、かつては美幸線の未成線と平行する部分もあり、さながら「美幸線」であったイメージだ。ただ、簡易軌道時代もあり、つまり馬車軌道時代もあったわけで、なにかと歴史を感じてしまう。ただ、こちらも現存していない事を考えるとモータリゼーションの影響を例外なく受けたであろう事や美幸線のルートと並行する事からの廃止であろう。だが当時は例え馬車軌道であっても天候次第ですぐに泥濘になってしまう道路より重宝したはずだしそれなりに利用者も少なくなかったはずだ。もちろん旅客だけがお客様ではなかったはずだから、開拓部落にとってはなくてはならない存在であった事と思う。

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道の駅の片隅にあるオブジェ的な鉄道の歴史。かなりメンテナンスには気を使われている雰囲気が伝わってくる。「敏音知」とはアイヌ語由来の当て字であるが、特に北海道は地名のネーミングが独特で、他の地域とは違った特異性を持っている。

そんな中頓別も、現在はバス停がポツンと立っているだけの風景になってしまったし、周囲に人の気配をほとんど感じなかった。ただ、敏音知は道の駅として第二の人生を送っており、それなりに「人の集まる場所」として現在も活躍している。そして道の駅の外れにオブジェ的ではあるがかつての鉄道的証しが確認できる。ただ、やはり周囲には人の気配を感じず、旅客のみの運営となればJRの経営も察するに至るであろう。
しかしながら、こうした場所にレールがあるとレールファンとしての虫が騒いでしまうのは私だけであろうか。というより、よくこの地にレールを敷設したと感心してしまう思いだが、ある意味サハリンに向けての先人の思いも十二分に詰まっている事であろう。


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「本線」という名の元に⑲ 増毛

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アイヌ語の「かもめの多いところ」的な意味がある増毛であるが、レールが廃止された現在は「人間が多いところ」として第二の人生を送っている。これは気のせいかも知れないが、現役時代よりも人が多い雰囲気が漂う。
実際に私自身が感じたのは、今回私の訪問は6月の平日であるが、何だかんだで訪問する観光客的ギャラリーが絶えなかった。私の訪問時は晩年の現役時代のまま駅設備が残されていたが、恐らくそれは、撤去されずにそのまま暫く残されるであろう。終端駅らしく設備もさながら「駅員配置駅」のような雰囲気である。
鉄道敷設法によると、増毛から先は雄冬を通り、なんと札幌に到達するという壮大な計画であった。とは言え、もし全通していたとしても現在の姿と同じ運命を辿っていた事であろう。であるが、やはりこんなルートは魅力的であるし、ある意味「偉大なるローカル線」的雰囲気も感じてしまう。
そんな増毛駅前は、実にレトロな雰囲気に包まれ、まるで昭和にタイムスリップしたような景色である。それこそ映画「男はつらいよ」の初期作品的なロケで使用されているような、私よりも先輩の方々なら懐かしさを感じるような風景満載である。もちろんそれは、ある意味ギミック的なものかも知れないが、それより何よりこの空間に自分の身を任せている瞬間が心地よくてたまらない。そう、鉄道という存在がなければ私はこの増毛という街を知らないで一生を終えたわけだから、何とも不思議かつ意味深な運命だったのかも知れない。
ただ、留萌本線は雄冬にすら到達しないまま自身の生涯を終えてしまったわけだから、何とも切ない気持ちである。だが、我々には、特に国鉄時代を知るレールファンにとってみればこの増毛の存在はある意味マジェスティックであったろう。そんな増毛が「まさか」なくなってしまうとは、いくら時代の変化といっても受け入れるのに時間がかかりそうだ。

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まずはお馴染みの駅舎から。とりあえず観光拠点として整備されるそうなので、レールのあった証はこれからも引き継がれていくことであろう。できれば札幌、いや、せめて雄冬まで延伸されていた姿を見てみたかったものだ。



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そして現在の駅舎内。お土産屋さんなどがあり、観光的な設備として第二の人生を歩んで行こうとしてる。


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一旦駅前に出てみる。ご覧の通りレトロ調な雰囲気漂う。ギミック的なものか、それとも先代からひきつがれているものなのか、いずれにせよ素敵な雰囲気の駅前は「また来てみたい」と思ってしまう。


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そしてホームへ。ご覧の通り、現役時代とほとんど変化が無い。今にも列車がやってきそうな保存具合だ。


そしてご覧の通り、無駄に広い構内はかつての盛栄を無言で語りかけている。ここから多くの貨物が出荷された事であろう。そして多くの人が行き来したであろうこの駅は、既に列車はやって来ない。だがしかし、この駅でも多くのドラマと人の出会い・別れがあったはずだ。
現在は留萌~増毛が廃止されてしまったが、いずれ深川~留萌もなくなってしまう事であろう。もっと言えば、現在のJR北海道の鉄道路線の約半分以上は、もしかしたら50年後、100年後には廃止されているかも知れない。我々が想像できない区間まで廃止になってしまったら・・・
国鉄時代は現在の倍くらいの鉄道路線が北海道にはあったはずだ。私は国鉄時代、一度だけしか北海道には来れなかった。当時は白糠線の廃止情報を受けての旅であったが、当時から比べたら本当に北海道の鉄道路線は空白だらけになってしまった。そして・・・これから更なる空白地帯ができるなんて、はっきり言って想像できない。もっともっと北海道の列車に揺られ雄大な景色を堪能してみたい。増毛を後にした私は、この日の宿のある旭川まで一気に高速で向かう。その車内で暮れゆく夕日を背中に受けながら、そんな思いを募らせていた。

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「本線」という名の元に⑱箸別

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私の所有する唯一の現役時代の箸別駅の写真である。現在は跡形もなく影も形も無いと聞くが、かつては「仮」であった駅の割に周囲の集落が凄い!

まずは皆様にお詫びを申し上げなければならない。本来なら留萌本線全駅の写真を公開する予定であったが、今回紹介する箸別は既に駅前は個人所有の不動産となっており、鉄線的な囲いがなされていて、安易に侵入してはならない状況であった。そのため現在の箸別の状況が撮影できたのは下記に紹介する一枚のみである。
ウィキペディアで確認してみたら現在は地元のホタテ養殖業者が土地を所有していると記されており、箸別に関しては既に鉄道は歴史の一部となってしまったようだ。
更にインターネット等で調査を進めていくと、箸別は既に駅の面影をあまり感じなくなるくらいの撤去具合いらしく、もう鉄道とは無縁の世界になっているようだ。
今回の訪問の写真は撮影できなかったが、それでも私が唯一所有している箸別の現役時代の写真は、文字通り唯一無二のものとなってしまった。

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こちらが現在の箸別。ご覧の通り、個人の所有地となっているが、写真奥には箸別のホームへ向かう階段の跡と待合室が!これが確認できただけでも収穫アリであった。

ところで今回訪問の箸別であるが、かつては「仮」という事で、民家などがあまりないイメージであるが、意外にもここに駅がある事がうなずける内容であった。それは前回訪問時も感じていたが、今回のレンタカーでの訪問は更にそれを感じた。ただ、集落はあっても利用者がいなければ意味がない。海岸沿いから離れてやや内陸に入った駅であるが、それでも増毛に向かうと再び海岸沿いに出る。「荒波」で知られる日本海であるが、私の訪問時は実に穏やかな波と時間が流れていた。


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「本線」という名の元に⑰ 朱文別

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現在の朱門別「駅」の姿である。とは言え、この場所からかつての「駅」を探すのに、素人では難しかった。正直、時間の関係から「パス」しようか悩んだが、冷静になり、再度ど根性で探した結果駅を見つける事に成功した。

全くわからなかった・・・カーナビでの案内は、ある意味バーチャル的な感覚で車ではたどり着けないような架空の道を伝わないと朱文別に訪問できない様であった。と言うか、私のカーナビの性能のせいなのであろうか、全くそれらしき気配がない。諦めて次の駅に行こうと思ったが、やはりせっかく来たのだからと再度チャレンジした。カーナビに頼らずに「野生の勘」で散策した。まずは併走する代行バスのバス停があったのでその近辺を洗い出す。そして更に車を降りて徒歩で確認する。するとようやくそれらしき気配を感じたので再び車に乗り気になる方へ車を走らせるとようやく朱文別のホームが顔を出した。私は至近距離まで車を移動させホームに向かう。だがそこに待ち受けていたのは、思いもよらぬ現実の現状であった。

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こちらは反対車線の「駅」である。フェンス的な場所の向こうはすぐ海岸になるので、ある意味冬対策的な要素が強いと思われる。

まず、ホームは残っているものの、ホームへのスロープが撤去されホームに行かれない。そして駅名標も既に取り払われ車両1両分のホームがちぎれた状態で残っていた。幸いレールがまだ撤去されていなかったのでそれらしき雰囲気を保っていたが、それでも時間の問題と改めて感じた。恐らく、このジャーナルのアップ時には既に完全撤去されているであろうが、私の訪問時にまだホームが残り私を待っていてくれていただけでも訪問した甲斐があったというものだ。
確かに国鉄時代は「仮」であったが、JRの間だけでも全国版の時刻表に顔を出すようになり若干ながら日の目を見る事ができてよかったのではないか。しかし、国道から逸れて生活道路的なアプローチは、私のような部外者は全く素人チックでたどり着けない。地元の利用者しかわからない隠れ家的な駅・・・そんな印象の朱文別であった。


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ようやくたどり着いた朱門別。地元の方でないと超わかりにくい場所で、私のようなど素人ではとてもすぐに見つけ出す事はできなかった。


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ご覧のように、私の訪問時には既にホームへのスロープが取り外されていた。そう、この時点でプラットホームすらなくなってしまうのも時間の問題だったのだ。

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かなり迷ったが、冷静になったらご覧のような幅員のある道路がすぐそばにあった。だが、かつて踏切であったろう場所は完全に踏切ではなくなっていた。


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プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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