奥津軽いくなら今でしょう!(津軽今別編)
2014-01-27
前回に引き続き「奥津軽」を紹介しよう。今回は「津軽今別」である。先述の通り津軽二股駅と隣接しているが、津軽今別の方は築堤上にホームがあり海峡線の駅として活躍している。しかしながら停車する列車は上下合わせて1日4本という、超閑散ダイヤ。列車での訪問はお隣の津軽二股との組み合わせでなければほぼ不可能であろう。隣接していながらにして駅名が違うのは、津軽二股がJR東日本、津軽今別がJR北海道という戸籍上の問題もあろうかと思うが、実際問題はおそらく津軽線の蟹田~三厩を将来的に廃止してその区間の代替駅として津軽今別を「あてがう予定であった」と思われる。が、現在は周知の通り津軽線は全線健在でありこうして不思議な形として今もなお活躍している。
津軽今別は先述通り、将来的に新幹線の駅に生まれ変わり、仮称「奥津軽」として工事をしてきたが、地元民は「奥津軽いまべつ」という駅名を要望しているようだ。どちらにしても新幹線の駅として、また道の駅として地元の観光施設としても今後活躍していく事であろうが、若干秘境気味たところもあり利用者の確保が最大の課題となるであろう。間違いなく速達列車は通過になるであろうから停車する列車が限られ利用するにも難しい場面が予想される。が、是非とも竜飛崎方面への玄関口として活躍してほしいものである。

津軽二股駅ホームから見えるJR北海道側駅の「アピール」は大々的。しかし停車列車は1日上下合わせて4本と寂しい。

津軽二股駅に隣接する「奥津軽」の工事中駅舎。思ったよりもコンパクトに仕上がりそう。


津軽二股駅の構内踏切を渡り津軽今別駅のホームに繋がる通路へ向かう。一応スノーシェルターが対応している。


通路の中はこんな感じ。若干吹雪いていたためこのシェルターは非常に助かった。

通路を登り切ると案内板が出現する。この駅の停車する列車は全て特急列車だ。

青森方面側のホームに向かってみると、通路の途中で函館方面側のホームが拝める。現在の津軽今別駅はほとんどすべてにおいて工事中仕様。


近い将来に新幹線が通るが、青森方面へ行く通路はなんと構内踏切を渡る!このまま新幹線に引き継がれるとは思わないが、想像しただけでなんだか危険な香が・・・

構内踏切の突き当りに青森方面側ホームの待合室がある。が、もちろん工事中仕様でプレハブ造り。しかしながらこの時期においては「我身」を犠牲にしてまでも乗客を守ってくれる唯一の設備だ。



中はこんな感じ。青森方面行きの時刻表は1日2本で始発がなんと昼間の12時台!私はこの「始発」で後ほど青森に向かう予定だ。

待合室の中からは立派な架線柱が見れる。新幹線の通る日もそう遠くないようだ。



列車がやってくる時間が近づいたのでホームに出てみた。若干吹雪いていたが、ここは忍耐!

これからやってくる列車に乗車する乗客が出現!と言うより私たちが「ウェイティング・サークル」として利用していた待合室にやって来た「利用者」は私達を含め4組7名!

意外にも多くの利用者が待つ中、青森方面へと向かう列車がやって来た。蟹田までは特急券無しで自由席に乗車できる。なんだか得した気分でもあるが私は蟹田の先、青森に向かった。

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津軽今別は先述通り、将来的に新幹線の駅に生まれ変わり、仮称「奥津軽」として工事をしてきたが、地元民は「奥津軽いまべつ」という駅名を要望しているようだ。どちらにしても新幹線の駅として、また道の駅として地元の観光施設としても今後活躍していく事であろうが、若干秘境気味たところもあり利用者の確保が最大の課題となるであろう。間違いなく速達列車は通過になるであろうから停車する列車が限られ利用するにも難しい場面が予想される。が、是非とも竜飛崎方面への玄関口として活躍してほしいものである。

津軽二股駅ホームから見えるJR北海道側駅の「アピール」は大々的。しかし停車列車は1日上下合わせて4本と寂しい。

津軽二股駅に隣接する「奥津軽」の工事中駅舎。思ったよりもコンパクトに仕上がりそう。


津軽二股駅の構内踏切を渡り津軽今別駅のホームに繋がる通路へ向かう。一応スノーシェルターが対応している。


通路の中はこんな感じ。若干吹雪いていたためこのシェルターは非常に助かった。

通路を登り切ると案内板が出現する。この駅の停車する列車は全て特急列車だ。

青森方面側のホームに向かってみると、通路の途中で函館方面側のホームが拝める。現在の津軽今別駅はほとんどすべてにおいて工事中仕様。


近い将来に新幹線が通るが、青森方面へ行く通路はなんと構内踏切を渡る!このまま新幹線に引き継がれるとは思わないが、想像しただけでなんだか危険な香が・・・

構内踏切の突き当りに青森方面側ホームの待合室がある。が、もちろん工事中仕様でプレハブ造り。しかしながらこの時期においては「我身」を犠牲にしてまでも乗客を守ってくれる唯一の設備だ。



中はこんな感じ。青森方面行きの時刻表は1日2本で始発がなんと昼間の12時台!私はこの「始発」で後ほど青森に向かう予定だ。

待合室の中からは立派な架線柱が見れる。新幹線の通る日もそう遠くないようだ。



列車がやってくる時間が近づいたのでホームに出てみた。若干吹雪いていたが、ここは忍耐!

これからやってくる列車に乗車する乗客が出現!と言うより私たちが「ウェイティング・サークル」として利用していた待合室にやって来た「利用者」は私達を含め4組7名!

意外にも多くの利用者が待つ中、青森方面へと向かう列車がやって来た。蟹田までは特急券無しで自由席に乗車できる。なんだか得した気分でもあるが私は蟹田の先、青森に向かった。

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奥津軽いくなら今でしょう!(津軽二股編)
2014-01-25
2014年1月6日、渦中の「あけぼの」に乗り青森駅にやって来た。どこかで聴いた歌のように青森駅は「雪の中」であったが「北へ帰る人の群れ」は「あけぼの」を収めるのに忙しく、私みたいに津軽線に乗り換える乗客はほぼ皆無であった。乗り換える津軽線の車両は「あけぼの」が到着した同じホームの反対側で乗り換えには跨線橋を使わずに済んだ。
津軽線に揺られるのは実に31年振り。最近の私の記事ではこの「31年振り」というフレーズが良く出てくるが、本当に1980年代以来に訪問する箇所が多く、非常に懐かしい。と言うよりJRになってからリニューアルされている駅がほとんどで、以前に訪問した時とは印象が違うため初めて来た錯覚に陥る。
津軽線は特にそれを感じる事になるが、特に青森~蟹田は「電化」されているため普通列車も電車が走る。約30年前に訪問した時には考えられない事であるが、津軽線もずいぶん「出世」したものだとの印象であった。それを象徴するかのように、隣の油川までは立席客が出るとは言わないが、それなりに利用があった。だが油川を出ると「ローカルらしい」風景になる。そしてこの日の目的地でもある津軽二股へ。蟹田から先は以前と同じディーゼルカーがお出迎え。津軽線「らしい」雰囲気となった。
と言う事でやって来た津軽二股は、ご存じ津軽今別と併設されており、近い将来新幹線の駅として生まれ変わる事が決定している。道の駅も併設されているが、私の訪問時は「冬季休業」となっており、滞在時間はいささか不便を感じてしまったが、桜の花が咲くころには道の駅も営業を再開し増々便利になる事であろう。


津軽線に揺られ津軽二股に近付くころに新幹線の立派な高架が見えてくる。もういつ開業してもおかしくないくらいの状況であった。


私が本日「初」の下車客であろうと錯覚するほどホームには雪が積もり「足跡」が無かった。

下車客は私を含め5~6名。私たちと「同業者」と思われる1名以外は道の駅方面から銀色のアスファルトに散って行った

青森方を眺めてみる。こんなに雪深いのに定刻通りの運転であった。


一見「駅舎」のようにも見えるが、これぞ「道の駅」。私の訪問時は冬季休業中であった・・・寒さを防ぐのには絶好の施設であるが、営業していないのはかなりつらい。

三厩方を眺めてみる。新幹線開通後も列車が走ってくれるのであろうか・・・

雪の中に見え隠れする「入口」。道の駅へはホームと直接つながっておらず、ここを通って道の駅の入口へ。

画像はウィキペディアより。津軽二股と津軽今別の関係が良くわかる。ハッキリ言って同一の駅だ。

次回のアップではお隣「津軽今別」を紹介しよう。

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津軽線に揺られるのは実に31年振り。最近の私の記事ではこの「31年振り」というフレーズが良く出てくるが、本当に1980年代以来に訪問する箇所が多く、非常に懐かしい。と言うよりJRになってからリニューアルされている駅がほとんどで、以前に訪問した時とは印象が違うため初めて来た錯覚に陥る。
津軽線は特にそれを感じる事になるが、特に青森~蟹田は「電化」されているため普通列車も電車が走る。約30年前に訪問した時には考えられない事であるが、津軽線もずいぶん「出世」したものだとの印象であった。それを象徴するかのように、隣の油川までは立席客が出るとは言わないが、それなりに利用があった。だが油川を出ると「ローカルらしい」風景になる。そしてこの日の目的地でもある津軽二股へ。蟹田から先は以前と同じディーゼルカーがお出迎え。津軽線「らしい」雰囲気となった。
と言う事でやって来た津軽二股は、ご存じ津軽今別と併設されており、近い将来新幹線の駅として生まれ変わる事が決定している。道の駅も併設されているが、私の訪問時は「冬季休業」となっており、滞在時間はいささか不便を感じてしまったが、桜の花が咲くころには道の駅も営業を再開し増々便利になる事であろう。


津軽線に揺られ津軽二股に近付くころに新幹線の立派な高架が見えてくる。もういつ開業してもおかしくないくらいの状況であった。


私が本日「初」の下車客であろうと錯覚するほどホームには雪が積もり「足跡」が無かった。

下車客は私を含め5~6名。私たちと「同業者」と思われる1名以外は道の駅方面から銀色のアスファルトに散って行った

青森方を眺めてみる。こんなに雪深いのに定刻通りの運転であった。


一見「駅舎」のようにも見えるが、これぞ「道の駅」。私の訪問時は冬季休業中であった・・・寒さを防ぐのには絶好の施設であるが、営業していないのはかなりつらい。

三厩方を眺めてみる。新幹線開通後も列車が走ってくれるのであろうか・・・

雪の中に見え隠れする「入口」。道の駅へはホームと直接つながっておらず、ここを通って道の駅の入口へ。

画像はウィキペディアより。津軽二股と津軽今別の関係が良くわかる。ハッキリ言って同一の駅だ。

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