fc2ブログ

鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

夏色のダイアリー ~寝台特急「富士」の思い出~ もっとワイドにリメイク版⑤

下関ではこれより海底トンネルを通過するため、専用の電気機関車に交換する作業が発生する、という表現は既に時代を感じる部類となってしまったが、もちろん乗客や地元の方々のギャラリー多数によりセレモニーは敢行されるわけである。関門トンネルで付け替えられる機関車は主に2種類の専用機関車がいた。EF81とEF30である。

800px-JNR_ef30_6_21fc.jpg
画像はウィキペディアより。関門トンネル専用のEF30は数々の列車を牽引してきた。1978年に私が乗車した「富士」を牽引したのもこのEF30であった。

正確にいえばEF81は300番台であるが、あのステンレス的なきらめきが何ともたまらなかった。特に70年代後半まで活躍した14系客車のオール座席夜行急行列車「阿蘇」「くにさき」がEF81に牽引されている姿がえらいカッコよくコロタン文庫に掲載されていのを見てメチャクチャ感動していた当時小学生だったので、その想いもかなり深い。もちろん私はEF81がやって来るのが当たり前田のクラッカーだったのだが…姿を現したのは何とEF30であった…
別にEF30が嫌いとかではないのだが、期待し過ぎていただけに、若干の落胆を隠せずにいただけなのだ。私は気を取り直して被写体に向けシャッターを切り続けたのであった(EF30ファンの方、ごめんなさいネ)。

800px-JRFreight_EL_EF81303_202205052147551be.jpg
画像はウィキペディアより。こちらがEF30とともに活躍したEF81。コロタン文庫発行の鉄道書籍に急行「阿蘇」を牽引する写真が載っていたのが小学生当時もの凄く印象的であった。関門トンネル専用は300番台で、ステンレス製のボディがかっこいい!「富士」乗車当日はこちらのEF81が来るのを期待していたのだが・・・

ところで今回の旅は先述通り夏休みのため平日でもギャラリーの年齢層は低いのだが、それでも当時の私と同世代のギャラリーたちは私より遥かに高価なイメージのカメラを持っており、キャノンデミEE28の私はやや引けをとってしまった・・・が、間もなく機関車付け替えがはじまり、有名タレントの記者会見のようなフラッシュの数々を浴びながら、私も記者会見クルーのひとりとなりシャッターを切り続けた。
さて、関門トンネルを抜けると門司に着く。関門トンネル、下関、門司、九州…何もかもが初体験なので休む暇がない。ただ、小学生だったので地方の鉄道に関しての知識はそれほど無く、また古い駅舎や車両の価値なども全くわからないのだが、とにかく今乗っている「富士」が楽しくて仕方がない。下関や門司ではトンネル前後の果てしなく複雑な配線を解読するのにいそがしかった。

img274.jpg
画像はダイナミック✡トナカイ提供のED76である。恐らく門司での撮影と思われるが、現在は新幹線の愛称として親しまれている列車名もかつてはブルートレインとして活躍していた。私の乗った「富士」も門司でED76に機関車を交換し、小倉より日豊本線経由で西鹿児島を目指す。

門司でも勿論機関車交換が行われギャラリーたちは休む暇が無いのだが、その前に、確か門司ではデッドセクションがあったはず。まぁ、電源車が連結されているので一瞬証明が消える的な事は起こらないであろうが、せっかくなので体験してみたかった。そう、九州に入ると電化区間が直流から交流に変わるのだ。つまり門司からは交流機関車のED76になるのだ!もちろん、当時相模線沿線住民だった私にはほとんど馴染みがない交流区間のため興味津々だ。などと言っても電気的な知識はほとんど無いため車体のデザインや首都圏ではお目にかかれない珍しさでつい興奮してしまう。そんな機関車に引かれながら、小倉より日豊本線経由で西鹿児島へ目指す事になる。


FC2 Blog Ranking


にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

夏色のダイアリー ~寝台特急「富士」の思い出~ もっとワイドにリメイク版④

名古屋を出ると公式上での停車駅は福山であるが、実際には大阪で運転停車するらしい。「らしい」とあえて表現したが、つまり私は夢の中だったのだ。恐らく京都も運転停車していると思うが、明言する自信がない。しかしながらなぜか三ノ宮の駅名標を納めてはいないが見ているのだからやはり「西の駅風景を見る❕」という執念を昔の自分に感じた。
ただ、寝台なのだから寝る行為は当然であるが「西の駅風景を見る」がテーマとなっているため窓を見なければならない。しかしそれが私の寝台は下段のため、座った状態にならなければ景色が見れないのだ。更に当時は小学生だったので華奢な身体を深夜に直角体勢を維持するのは極めて困難な技でもあり至難の業でもある。私は空いている上段に一瞬でも移りたい気持ちになったが…上段寝台では寝ながら見れる小窓があり、上段にいる母がこの時ばかりは羨ましかった。

Fuji_Train5.jpg
(画像はウィキペディアより転用させていただいた「2段ハネ」車内通路の風景である。恐らく晩年の風景でJR化後の寝台車ならではの様子が伺える。私の乗車時は小学生だったせいかもっと通路が広く感じたが、意外にも大人1.5人分くらいの通路は大きな荷物を持ってすれ違う場合には多少の不便を感じる事であろう。)

さて、三ノ宮から先の記憶は自信が持てるほど無い!恐らく岡山でも運転停車しているであろうが、残念ながら未確認のまま現在に至ってしまった。
ようやく日付けが変わって最初の停車駅である福山を過ぎ広島に着く頃には弁当などの車内販売がやって来た。確か朝6時頃だったと思う。もちろんここで買わないと24時間26分列車に乗っているわけであるから他に食料調達の術がない。いや、食堂車があるにはあるが、我が家にとっては高嶺の花だったのか、話題にすらでなかった。

img569.jpg
(山陽本線の主要駅では各ブルートレインが振り分けて停車する。岩国や光・下松・糸崎や尾道などは「あさかぜ」など「富士」以外の列車が停車していた。「富士」は柳井・防府など、割にマニアックな駅に停車する。)

しかし…広島はデカイ!初めて見る広島「駅」には完全に圧倒されたが、基本、山陽本線の在来線優等列車は既に新幹線に吸収されてしまったので派手なバリエーションはほとんどないが、その分、ここを通る寝台特急の一部が、いわゆる「ヒルネ」として寝台を座席として解放する。確か私の乗った「富士」も柳井辺りで解放した記憶であるが、下関までは各寝台特急が主要駅を振り分けて停車するため、利用者も乗車前に確認が必要だ。

1024px-山陽本線_新下関駅-幡生駅-09
(こちらもウィキペディアより転用させていただいた「富士」はちょうど私が乗車した頃と同じ時期に撮影されたもであるが、物凄い鮮明度である。この記録はかなり貴重な存在であろう。24系25型が実に眩しい!)

ちなみに「富士」は広島を出ると柳井、防府、宇部、下関の順で停車する。意外に地味にマニアックな停車パターンであるのがまた「富士」に惹かれる理由のひとつであろう。

さて、下関に着いたらレールファンにはたまらないお馴染みのイベントが待っている。もちろん私も宇部を過ぎた辺りから先頭方面へ移動。下関に着くまでの時間がやたら長く感じたが、私はその時を今か今かとカメラを握りしめていた。


FC2 Blog Ranking


にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

夏色のダイアリー ~寝台特急「富士」の思い出~ もっとワイドにリメイク版③

18時丁度に汽笛を鳴らしカクーンと揺れを催した「富士」は西鹿児島目指し、文字通り西へ向かいだした。いつもは185系や113系から見る車窓も、寝台列車の大きな窓から見ると全く異なる風景となる。真夏のため18時過ぎてもまだまだ外は明るく、もちろん寝る時間でもないためなんとなく落ち着かない。
やがて神奈川県を代表する駅である横浜に停車する。当時はここ横浜を通る全ての旅客列車が停車するため当然ながら「富士」も停車。横浜に「富士」が停車する事に、神奈川県民である事の誇りと優越感を隠せずにいられないくらいドヤ顔の私はテンションマックスのまま、更に東海道を西へと流されていった。やはりいつも乗っている113系の車窓から見る横浜駅のホームは全然違った!列をなす乗客は次の普通列車を待っているのか微動たりともしなかったが、その横にはに大きな荷物を持った乗客も多々いた。つまり「富士」に乗ってくるのであろう方々もチラホラ・・・というよりかなりの数!若干空席があった私の乗った車両の寝台もところどころ埋まり寝台特急としての風格も更に増していった。やはり神奈川の首都・ミナトヨコハマは実に堂々としていた。というより、私達御一行も普通ならこの駅からの乗車であろうが、父も息子のためにわざわざ気を利かせてくれて東京からの、始発からの乗車を選んでくれたのだからここは感謝しなければ・・・という父は東京下町生まれのため、旧・東京都民というプライドのための東京駅出発だったのかも知れない。

img305_202205010722046c2.jpg
(ダイナミック✡トナカイ撮影の電源車は、私の乗車した当時は最新式の24系25型の最後尾!東京発のブルートレインは14系か24系で、20系は「銀河」のみとなっていた。)

横浜を過ぎるとしばらくして車内改札が始まった。私は贅沢にも下段であったが、上段だと通路の天井になっている部分に荷物が置けるスペースがあるためそこから切符を取り出してもらい私が車掌に切符を見せた。車内改札においては、当時非電化で無人駅の西寒川から相模線を散々利用していたので「車掌に切符を」の行為は慣れてはいたが、この日は全く違う。クリーム色のようなコスチュームを纏った車掌だったので全く別格。格式高く何とも贅沢な車内改札は、更に私を夢の世界へ誘った。「西鹿児島までですね?ありがとうございます」とパンチ入りの乗車券を手渡された。小学校卒業アルバムの寄せ書きコーナーに「ブルートレインの車掌になりたい」と将来の夢を綴っていたので恐らくこの時の車内改札がきっかけとなったと思うが、時代とともにワンマン化が進み車掌自体が減少しフルートレインが廃止されてしまった現在、もし私がその道を歩んでいたら現在の私はどうなっていただろうか・・・
我々御一行は3名のため、上段のひとつには他の乗客が来るはずであるのだが、現時点ではまだ現れていない。途中の駅で乗ってくるのであろうと、もちろんその場には近寄らなかったが、最終的にはだれもその上段寝台には来ないまま西鹿児島へと到着した記憶である。

img267.jpg
(こちらもダイナミック✡トナカイ撮影の「富士」であるが、茅ヶ崎の撮影である。上りホームなので東京行であるのだが、写真中央に注目して欲しい。「富士」の隣には貨物列車専用のレールであるが、現在ある湘南ライナー専用のホームが無い!時代を感じる風景である。現在は湘南ライナーもなくなってしまい、ライナー専用のホームはどう使われているのであろうか。まさか特急「湘南」専用のホームとなってしまったのか・・・いつか確認してみたい。)

さて、横浜を出ると停車駅は熱海、浜松、名古屋となり、次は何と福山、そして広島である。大阪付近では丁度深夜の時間帯となるため旅客扱いはしない。当時は寝台特急の運転も頻繁だったので東海地区付近では停車駅が振り分けられていたが、JRになってからは寝台特急の減少とともに熱海と静岡は必ず下り寝台特急は停車するようになった。
当時、静岡より西に行った事が無い私であったが、西に向かうにつれ段々と夜が深まっていくので起きているのが辛くなってくる。静岡より西、特に名古屋辺りの駅風景を見たかったのだが、この辺りの記憶がないのは既に「大人の時間」となっていたからであろう。名古屋の駅名標はカメラに納めてあるので所々起きていたのだが、基本、この時間帯では既に車内放送の記憶がなく、寝台列車らしい雰囲気を醸し出していたに違いない。当時小学生の私は列車内に流れる時間に逆らう勇気と体力は無く、いつしか夢の中へと誘われたのであった。


FC2 Blog Ranking


にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

夏色のダイアリー ~寝台特急「富士」の思い出~ もっとワイドにリメイク版②

東京駅に着いた私たち御一行は早速「富士」の入線してくるホームへ向かう。確か10番線だった記憶であるが、通路からホームまでの階段がやたら長く感じた。何故だろう…あまりにも段数が多く、何だか土合駅にでも来たのかと錯覚してしまうほどだ。クラスの連中と休日にはよく来ている東京駅のはずなのに、この日ばかりは何故だか階段に長さを感じてしまう。フットワークは軽いはずなのにホームまでなかなかたどり着かないのは普段持たない大量の荷物のせいなのであろうか。

img003.jpg
2007年ころに撮影した「富士」であるが、私の乗車時は同じEF65の500番台であった。1000番台~EF66へと交代していった牽引機関車はブルートレインを牽引する機会が激減していき、この写真が撮影された頃には「昭和の名物」が時代とともにフェードアウトしていく時期でもあった。

既に「富士」はホームにいた。
「……グレイト❕」とは言わなかったが、何だかすごい事が始まる予感が止まらない。
青い車体に白い帯…いつも通院していた耳鼻科の帰りに見ていた茅ヶ崎を通過していくブルートレインの数々のうちのひとつに今日は乗るんだと、この日ばかりは興奮が止まらなかったのだ。

img275.jpg
という事で、こちらはダイナミック✡トナカイ撮影のEF66バージョンであるが、恐らく東京駅での撮影と思われる。EF66のブルートレイン牽引って凄くかっこよく魅力的であると思うが、私のイメージでは「フレートライナー」がかなり強い。

私が乗ったのはB寝台の、いわゆる「二段ハネ」であった。当時は最新式の寝台車両で、それまでの三段式寝台とは全く異なる、言わば四次元空間にでも誘われたかのような錯覚に陥る。といっても寝台車自体乗るのが初めてのため、何とも言えぬ優越感が私を取り巻いていた。今でこそ個室寝台が当たり前の時代であり、豪華寝台列車が増えてきた中、定期便で唯一生き残っている「サンライズ」に見るノビノビ座席が往年の解放型寝台に近い形で現存するが、基本的には「あけぼの」や「北斗星」の終焉でその灯火は消えたと言っても過言ではないだろう。

20220511_143908_2022062406203893e.jpg
東京駅で父が撮影した「富士」に乗車中のダイヤモンド✡トナカイ(つまり筆者)であるが・・・自身の登場にはやや複雑な思いである。よく見るとガラス越しに写る隣のホームには次発の「出雲」が停車中であったが殆ど記憶に無い。ちなみに被っている帽子は地元の某プロ野球・球団のものであるが、おわかりなら私と同世代、又は先輩ですね!

しかし、私が乗車した二段式寝台は先述通り当時は最新式だったため、やはり「富士」のグレードに圧巻された。ちなみに席種はA個室(後年のシングルデラックス)とB寝台(★★★)のみであったので、如何に後年の北斗星などが豪華だったかおわかりであろう。
そんな豪華寝台車では下段を陣取り、西へ向かう列車の汽笛に胸を踊らせていた。


FC2 Blog Ranking


にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

夏色のダイアリー ~寝台特急「富士」の思い出~ もっとワイドにリメイク版①

既に紹介している寝台特急富士の乗車記であるが、最近になってふと読み返して見たらかなり懐かしい思い出として当時が甦ってきた。既にブルートレインという単語や列車は過去のものになりつつあるが、いや、既に過去のものとなってしまったが、記憶の片隅にあったブルトレ初乗車のメモリーを更に頑張って引っ張りだしてリメイクバージョンにて紹介しよう。

JNR-EF66-53-for-Fuji.jpg
(画像はウィキペディアより。JR化後の2004年に撮影された「富士」であるが、既に時代は飛行機が発達し主要都市駅も高架化などで駅前の再開発も進みビジネスホテルも増えた。また新幹線も「のぞみ」の登場によりスピードアップが進み、また夜行バスなどの台頭により夜行列車そのものがフェードアウトしていく時代でもあった中でブルートレインもその例外ではなかった。)

時は1978年8月、ブルートレイン全盛期である。私は小学校四年生の夏休みであったが、どうやら物心付いた時からレールファンだったようで、いつしか寝台特急に乗るのが夢でもあった。EF65の500番台が定番のブルートレイン牽引機関車であったが、EF58の急行「銀河」は急行でありながらある意味「紅一点」的なイメージで、ひときわ目立つ存在に思えた。
銀河に関しては臨時便のオール座席版しか乗車した事がないのだが、私が電車の話ばかりをする事に便乗したのか、家族で夏休みに旅行に行くことになった。東京発のブルートレインは全てが西に向かって走っていたので自然と行き先が九州になったのだが、ある意味当時の両親も満更じゃなかったであろう印象であった。
もちろんブルートレインに乗る。どうせ乗るなら走行時間が一番長い「富士」であろうと子どもながらに思いを寄せていたのだが、24時間26分というサバイバルに両親は耐えられるか?など考えもせず、富士の乗車は確定した。

20220501_074116.jpg
(当時の旅行で唯一残っていた切符である。恐らく「富士」の切符各種は西鹿児島or指宿で回収されてしまったと思われ残っていなかった。当時、小学4年生だったのでもっと切符の知識があれば良かったのだが、この旅では旅行会社の提案により「普通周遊券」による旅となった。確か旅行程の中に指定周遊地を2箇所以上組み込んでオリジナルの周遊券を作り上げるというパターンだった記憶であるが、この旅では熊本の天草~長崎の雲仙などか組み込まれた。ちなみに隣の切符は翌年に青森への旅で使用した切符である。)

今回の九州旅行は総額30万と言っていた。昭和54年の30万円とはどれ程の価値だったのであろうか。当時の交通公社(現JTB)が発行する時刻表の価格を調べたが、なんと450円!現在はその3倍くらいにはなっているであろうが、何れにしても我が家のあるじはかなり頑張ったという事になる。その前年だか前々年に長野の嬬恋辺りに家族で旅をしていて自家用車で周ったが、正直印象が薄い。つまり、如何にあるじが見栄を切ったかお分かりであろう。お陰でこちらはブルートレインに乗れるのだから、強烈なローリングエルボーを喰らったかのように今もしっかりと記憶が残されている。

20220501_074159.jpg
(こちらは今回の旅で使用したものではないが、確か中学時代にクラスメイトがら譲り受けたものである。N型端末機で発見されたマスルが時代を感じるが、今の時代で考えても寝台特急はかなりのプライスである。)

さて、寝台特急「富士」は東京発18時で西鹿児島(当時)着が18時26分着なので、わずか26分の乗車時間!というわけではなく、その間に「24時間」という隠れた時空が存在する。つまりマル1日の走行時間が26分にプラスされるわけである。これから乗車する「富士」は24時間26分後に西鹿児島に到着後するのだが、出発が夕方6時であるから当日の朝はやや時間をもて余してしまう。更に帰郷の際には「ひかり」に乗るため、西寒川駅前在住の私には停車しない小田原や新横浜を捨てなければならないため、一旦東京の親戚宅に寄りマイカーを停泊させていただいてからの旅立ちとなった。

img064_convert_20130108135558.jpg
(東京か西鹿児島か・・・どちらかで撮影したサボであるが、小学生時代の私が撮影したため身長の関係からやや低い位置からの撮影になってしまっている。しかも「キャノン デミ EE28」というカメラのため望遠等の機能は無く、ご覧の通りの絵がマックスであるが、ある意味時代を感じる良さがある!)

ただ…下町とはいえ都内在住の親戚宅にわれわれのマイカーを駐車するスペースは無く、確か旅の全日程になる七日間をなんと親戚宅前に路駐するという荒業に出たのだ!さすが私の父。時代は変われど、到底私には真似できない大技を用意していたのだ。私の中では既にスリーカウントどころかテンカウントのゴングが鳴らされている中、両親は何食わぬ涼しい顔で親戚宅を離れ日比谷線の三ノ輪に向けて・・・と思ったが、なんとタクシーを呼んで東京駅に向かったのであった。


FC2 Blog Ranking


にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

« 新しい記事へ  | HOME |  古い記事へ »

文字サイズの変更

プロフィール

ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

最新コメント

最新記事

カテゴリ

新年のご挨拶 (11)
相模線 (45)
西寒川駅 (7)
管理人のひとりごと (32)
時刻表の旅 (9)
きっぷコレクション (5)
フォトギャラリー (25)
サボ (2)
駅訪問 (41)
新十津川駅 (1)
北海道・廃駅 (2)
北海道・信号場 (4)
かけめぐる青春 (10)
奥津軽 (2)
東成田 (1)
九州駅巡り(廃止駅) (9)
九州駅巡り(現役駅) (3)
第三セクター転換前国鉄時代 (5)
松浦線 (2)
阿仁合線 (3)
機関車 (5)
SL (3)
快速列車・普通列車 (17)
奥久慈風っこ号 (6)
夜行普通列車 (9)
急行列車 (11)
新幹線 (6)
寝台特急 (26)
583系 (2)
JR特急 (15)
JR九州・特急列車 (3)
ドリームにちりん (2)
ゆふいんの森 (2)
JR北海道・特急 (4)
JR四国アンパンマン特急 (1)
廃止路線 (118)
留萌本線(留萌~増毛) (8)
士幌線 (5)
ふるさと銀河線 (8)
深名線 (4)
幌内線 (2)
広尾線 (7)
万字線 (3)
湧網線 (1)
天北線 (4)
佐賀線 (1)
大社線 (1)
大畑線 (1)
清水港線 (5)
鹿児島交通 (1)
高砂線 (1)
倉吉線 (1)
矢部線 (1)
赤谷線 (1)
日中線 (1)
白糠線 (7)
小松島線 (1)
三木線 (1)
鍛冶屋線 (1)
三江線 (35)
岩泉線 (5)
十和田観光 (1)
東武鉄道熊谷線 (2)
ドリーム交通 (1)
同和鉱業 (3)
下津井電鉄 (3)
一円電車 (1)
青春18きっぷ (58)
1982年・春<青春18> (5)
1982年・夏<青春18> (6)
1983年・春<青春18> (15)
1984年・夏<青春18> (6)
2008年夏<青春18> (7)
2009年夏<青春18> 広島 (11)
2010年<青春18>+伊賀鉄道+近江鉄道 (6)
周遊券・フリーきっぷ (110)
1983年・夏<東北ワイド周遊券> (36)
1983年・秋<北海道ワイド周遊券> (5)
2008年・北海道 (7)
2009年・北海道 (10)
スルッとKANSAI① (10)
スルッとKANSAI② (10)
九州制覇①2008年 (9)
九州制覇②2010年 (9)
九州制覇③2011年 (13)
2013年北陸 (1)
JR北海道 (101)
宗谷本線 (34)
根室本線 (1)
石勝線 (16)
石北本線 (7)
江差線 (1)
釧網本線 (1)
日高本線 (18)
留萌本線 (15)
室蘭本線 (8)
JR東日本 (51)
東海道本線 (1)
男鹿線 (2)
湘南新宿ライン (5)
仙山線 (3)
北上線 (3)
磐越東線 (2)
信越本線 (1)
鶴見線 (11)
五能線 (2)
篠ノ井線 (1)
磐越西線 (6)
中央東線 (2)
白新線 (1)
弥彦線 (2)
上越線 (7)
JR東海 (27)
中央西線 (2)
身延線 (3)
御殿場線 (2)
飯田線 (13)
関西本線 (1)
高山本線 (6)
JR西日本 (61)
姫新線 (1)
呉線 (1)
木次線 (8)
伯備線 (3)
芸備線 (18)
美祢線 (2)
山陰本線 (8)
因美線 (5)
可部線 (7)
播但線 (1)
JR四国 (12)
予讃線 (5)
JR九州 (22)
唐津線・筑肥線 (6)
指宿枕崎線 (2)
日田彦山線 (8)
肥薩線 (3)
日南線 (3)
私鉄東日本 (76)
弘南鉄道 (1)
相模鉄道 (5)
江ノ電 (7)
津軽鉄道 (1)
東武鉄道 (1)
湘南モノレール (1)
野岩鉄道 (8)
三陸縦断 (7)
長野電鉄 (4)
箱根登山鉄道 (12)
ひたちなか海浜鉄道 (5)
小湊鉄道 (4)
鹿島臨海鉄道 (6)
しなの鉄道 (2)
上信電鉄 (4)
上田電鉄 (1)
いすみ鉄道 (4)
ディズニーリゾートライン (0)
アルピコ交通 (1)
富士急行 (2)
私鉄西日本 (129)
大井川鉄道 (6)
長良川鉄道 (2)
岳南電車 (11)
遠州鉄道 (12)
紀州鉄道 (1)
えちぜん鉄道 (0)
三岐鉄道 (1)
島原鉄道 (1)
福井鉄道 (2)
阿佐線 (3)
東海交通事業 (2)
スカイレール (1)
広島電鉄 (1)
天竜浜名湖鉄道 (2)
門司港レトロ観光 (1)
平成筑豊鉄道 (1)
名古屋鉄道 (7)
北陸鉄道 (2)
万葉線 (2)
富山地方鉄道 (6)
関西電力黒部見学ルート (10)
近畿日本鉄道 (5)
富山ライトレール (4)
伊豆急行 (17)
黒部峡谷鉄道 (4)
能勢電鉄 (1)
静岡鉄道 (16)
水島臨海鉄道 (5)
養老鉄道 (2)
智頭急行 (1)

カウンター

月別アーカイブ

最新トラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

Template by たけやん