伊豆急への想い・・・(後編)

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(創業以来活躍した伊豆急100系。現在は1両を残し全て現役を退いた。画像はウィキペディアより。)

まず、伊豆急で思い浮かべるのが「100系」であろう。あの絶妙な車体の色は、他の私鉄の追随をゆるさない独特のものであった。また近年では「リゾート21」に象徴されるように伊豆急の車両水準は高く、国鉄車両と全く引けを取らない。また、かつての1000系時代には普通列車でもグリーン車が連結されており、さながら「東海道線」を思わせる印象であった。と言うより、東京からの直通列車が頻繁に乗り入れていたし、普通列車も伊東線と相互乗り入れをしているせいか、起点の伊東では「起点」「終点」の境目や区別が全く付かず、むしろ伊東線でさえ「伊豆急」ではないかと錯覚してしまうほどだ。そんな伊豆急100系は既に現役を退き、変わって東急8000系が活躍していた。

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(100系と並んで伊豆急で活躍した1000系。伊豆急の車両水準は高く、グリーン車も連結されていた。画像はウィキペディア。)

正直言って「8000系」となると伊豆急「らしさ」が若干失われてしまった感を否定できない想いであるが、リゾート21を普通列車として開放している伊豆急は「太っ腹」の印象が強い。そんな車両群であるが、なんといっても先ほどから述べている引退したはずの100系が「貸切」と言う名の「限定商品」で復活していたのだ!現存している100系はなんと1両で、全世界、いや、全宇宙探してもこの1両しかないらしい!かなり貴重な100系であるが、今回の訪問時に、なんと片瀬白田で偶然遭遇したのだ!!私の乗った列車との列車交換であったため「良い絵」は収めることが出来なかったが、間近で見た100系は実に新鮮で懐かしい!まさか遭遇するとは思わなかったため、事前に分かっていれば予定の組み方も違っていたであろう。やや残念な気持ちにもなったが、やはり遭遇できた喜びの方が大きい。

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(2013年訪問時に偶然片瀬白田ですれ違った100系。まさか出会うとは思っていなかったのでノーマーク!精一杯車内からカメラを向けた。)

そして帰宅の列車は、185系「踊り子」に初乗車。1981年に185系デビューと同時に特急「あまぎ」と急行「伊豆」が統合され登場したL特急「踊り子」であるが、185系自体は普通列車や「湘南新宿ライナー」等で散々乗車していた。しかし「踊り子」では全く初めてであったが、やはり「ライナー」に乗っているような錯覚に陥ってしまう。出来れば「ビュー」や「マリン」の方が断然よかったが、時間的に列車設定が無く、泣く泣く185の「湘南メッシュ」であった。

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(伊豆急下田から乗車した「踊り子」の臨時便。登場から32年が経過しているが、いまだ現役!しかしながら「特急」としての運用は、いささかクエスチョン気味の印象。)

さて、この記事が今年最終のアップになります。今年も「鉄道全線完全制覇の旅」をご覧いただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

新年より早速伊豆急の各駅を紹介していきたいと思います。お楽しみに!




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伊豆急への想い・・・(前編)

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(伊豆急を代表する車両「リゾート21」こと2100系。伊豆高原にて。解放感ある車内は海側に座席が向いていて、完全に「リゾート気分」であろう。)

伊豆急行・・・皆様はどのようなイメージをお持ちであろうか?「温泉」「観光」「リゾート」等・・・ひとそれぞれの思いがあるであろう。私の場合、かねてからこのブログで散々紹介してきたが、私は下田に親戚があるため「観光」という感覚が全くない。幼少のころから頻繁に親戚宅に訪問していたし、このブログでも紹介したが、単独では「急行伊豆」に乗って小学生の少年がひとりで親戚宅に訪問したりと何かと馴染のある鉄道である。しかしながら「鉄道」としてはじっくりと向き合ったことが無く、伊豆急行の「味」と言うか「素顔」を見つめた事もない。そう考えると、もしかしたら「未制覇」だったのかも知れな。

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(現在の伊豆急の「主役」である熱海に停車中の東急8000系。伊豆急の「ローカル」にしてはやや物足りない気もするのは私だけであろうか?)

そういう思いもあって、一度はじっくりと訪問してみたかったが、なにせ「フリーパス」みたいなものが見当たらず、「いつかは」の思いばかりが先行していた。しかし「今度行こう」とか「来年にしよう」という考え方は、必ずや「達成」に結びつくとは言えない。ならば「行く」の決断をする以外に方法は無い!と言う事で「南伊豆フリー乗車券」を使い、なかば強引に伊豆急を巡ってみた。しかしいざ計画を立てる段階になると「全駅訪問してみたら・・・」という思いが段々とこみ上げてきた。ならばと早速頭を捻ってみて・・・出来なくもないではないか!こうなったら「全駅制覇」してみようと思い2013年10月、決断から一週間後の旅であった。
伊豆と言えば東京からは日帰り圏内であるが、私は湘南地区在住の為もっと日帰り圏内である。1日で全駅制覇は余裕でできる。さすがに親戚宅には寄れないが、ちょっと観光気分で伊豆を旅してみることにした。

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(251系「スーパービュー」。伊豆急はJRの特急が乗り入れてくる。観光路線を象徴するかのようだ。伊豆稲取にて。)

南伊豆フリー乗車券は、小田原からだと4300円で、小田原から下田までの往復料金とほとんど変わらない。そして伊豆急行線内と伊豆急行各駅から出ている主要路線バスも「フリー」である。特に石廊崎や七滝などに行くには大変重宝するであろう。もちろん特急料金をプラスすれば「踊り子」にも乗れる。そんな切符を握りしめ、私は「私なり」の使い方で、つまり「全駅下車」の為に早朝より小田急で小田原に向かったのである。

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(富戸を通過する「157系色」の185系。かつての「急行・伊豆」の格上げバージョンだ。)



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プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
創設:1969.03.09
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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