鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

1983年3月、松浦鉄道ではなく国鉄松浦線を体験した時の事を記してみた(後編)

そんな事、当時の中学生が知る由もなく、ただただ時間だけが過ぎていった。ただ、気がかりだったのが、この列車が佐世保に着くのが21時45分。乗り換える夜行列車「ながさき」は翌日の0時30分であったので約3時間待ちであった!現在の私であるならば、事前にインターネットで「旨い店」を検索し、地魚などで一杯嗜んでいた事であろう。だが、当時はそんな事が全く分からなく、そして事前準備も知識もない。ただひたすら待合室で待つのだろうなぁ・・・などと計画段階からわかっていた。というより、中学生だから「旨い店」で過ごしてはいけないであろうが・・・

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(今回の記事の写真は全て「プラットホームの旅」よりご提供いただきました。私の訪問とほぼ同時期くらいの松浦駅。私の訪問は夜であったが、こうして昼間の画像を見てみると、またひと味違った雰囲気を醸し出している。)

そんな列車は海岸線を走り、さぞかし景色が素敵だろうなぁと思われるであろうが、そう、私の乗った列車は「最終列車」である。窓の外は何も見えない、というより真っ暗・・・ただひたすら佐世保に着く時間を待つしかなかった。いや、佐世保についても更に3時間近く列車を待たなければならない!これは完全に神に与えられた試練であろう、そう自分に言い聞かせるしかなかった。

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(同じく平戸口も同じような「昭和」「国鉄」の雰囲気を醸し出している。写真は「プラットホームの旅」より。

そんな中、ある事件が起こった。確か松浦であったと思うが、私は用を足そうと列車内の化粧室に入った。すると・・・なんと便器に腕時計を落としてしまったのだ!  ウワ━(。・ω・)ァァ━・゚・  しかもデジタルだ!私はすぐさま車掌に報告した。すると・・列車の下から時計を取ってきてくれたのだ。ありがとうございます!停車時間が6分くらいあったのでそれもラッキーであった。そう、かつて列車に設置されていたWCは、いわゆる「垂れ流し」であったため便器と線路が「直通」なのであった。その事も追い風になり、時計を紛失せずに済んだのだ。

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(佐世保駅も同じく「プラットホームの旅」よりの写真。とても広い待合室で、私は夜行普通列車「ながさき」に乗車するため約3時間程待った。というより、佐世保発は「ながさき」の愛称は無く「4420」という列車番号のみの表現であった。)

やたら「時間との戦い」となったこの松浦線であったが、この車掌の温かさが「旅情」を誘うキッカケとなった。佐世保駅で私は何をしていたのであろう。ハッキリ言って記憶にないが、この車掌の件は非常に鮮明に記憶に残っている。そんな事を考えながら、出発15分前まで開かない改札を見つめ「ながさき」を待つ自分の姿を、今の自分が頭の中に描いていた。

この記事の写真は全て「プラットホームの旅」の管理人様でいらっしゃるmassi1様にご協力いただきました。心から感謝致します。


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1983年3月、松浦鉄道ではなく国鉄松浦線を体験した時の事を記してみた(前編)

松浦鉄道・・・かつては国鉄松浦線であったのは周知の通りである。だが、全く私事であるが、松浦鉄道の経験が私には無い。私の松浦鉄道は「松浦線」での制覇である。1983年と言えば、私のブログで散々登場する「東北」があるが、それは8月。同じ年の3月にはこれから紹介する松浦線を含め九州への訪問を実現させ、鹿児島交通制覇を最大のテーマとした旅でもあった。

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(伊万里では、松浦線はスイッチバックの形をとる。現在は筑肥線と分断されてしまったが、国鉄時代は博多から松浦方面に直通する列車も設定されていた。)

さて、今回の松浦線の旅であるが、既に鹿児島交通の制覇を終え筑肥線で伊万里についたのが午後5時頃であった。一旦有田へ行き「いい旅チャレンジ20000km」の証明写真を撮影し再び伊万里に戻ってきた。そういえばこの2つの地区は「焼き物」で大変有名な全国区であるが、当時中学生の私には「そんなの関係無えー!」と、某芸人のギャグに相当する感性であった。ただひとつ言えることは「素敵なローカル線」である事。これは万人の共通事項であろう。

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(日本最西端の駅として名高い平戸口。現在は「たびら」を冠するが、現在と両隣の駅名が違っている。また、平戸島は「男はつらいよ」のロケ地としても有名である。)

さて、先述した通り現・松浦鉄道は私の制覇時は国鉄松浦線であった。当時からほぼ全ての列車が伊万里で運転系統が分断されていて、有田~伊万里間と伊万里~佐世保間での運転がほとんどであった。そして私の乗った列車は伊万里発佐世保行きの最終列車であった。途中の松浦まではまだこのあとも列車が設定されているが、伊万里を19時1分に出る私の乗った列車が佐世保行きの最終とは・・・若干「店じまい」が早いと感じてしまう。

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(後に「事件」が発生した松浦。列車交換のため少々の停車時間があったが・・・あれっ、この列車って急行仕様ではないか?って思ってしまった。自分が乗った車両ってこれだったっけ?と当時の記憶を辿っていった。)

 その松浦であるが、漁港の町として知られ、東京方面ではよく「長崎産」として近海魚が出回ているのは周知の通りであろう。「あじ」「さば」などな年間通してスーパーなどでも見られ、私たちの身近な存在としておなじみである、などといっているが、私は「さかなクン」ではないのでそれほどの知識は無いのでご了承の程・・・
そして現在のたびら平戸口、当時の平戸口ではお馴染みの「日本最西端の駅」としても知られ、松浦線では松浦とともに中心的存在でもある。そしてなんといっても平戸島は、映画「男はつらいよ」のロケ地しても名高く「ワットくん」こと中村雅俊も出演し、大竹しのぶとともに「漁港の街」を大いにアピールしたのが第20作であった。


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プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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