恋の列車はアマアリキ発 ②

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(なんと五井駅に583系が!その理由は・・・本文でも紹介しているが、千葉県はゴルフ場の「メッカ」でもある。わざわざ弘前から団体列車が運転され、そしてこの地でプレイを楽しむ・・・というより、もし私が当事者であったら、ゴルフよりも583系に気を取られゴルフどころではないであろう・・・写真提供は相互リンクしている「房総から昭和を求めて」の管理人であるキネ様より。)

ところで、道路地図やグーグルマップなどを見ていただくとお分かりになると思うが、小湊鉄道沿線は実にゴルフ場が多く、それこそ「メッカ」であろう。2015年にマイカーでの訪問の際も、道路沿いには実に多くのゴルフ場の看板を見かけた。それこそすぐ隣に違うゴルフ場の入口の看板があったり、中には道路を挟んで両隣的な場所もあった。下手したら、それこそ大物芸能人などとすれ違うかも知れないぞ!というよりこの事は、相互リンクさせていただいているブログ「房総から昭和を求めて」の中の記事にも記されているが、なんと青森県は弘前方面から千葉県までゴルフ民のためにわざわざ団体列車が運転されるほどになっているのだ!しかも583系である!!まさか寝台がセットされている事はないであろうと思っていたが・・・そのまさかであった。とは言え、一般の方にとってはこの583系の寝台ではやや窮屈であろうが、私たちレールファンはそんな事お構いなしであろう!

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(上総牛久は小湊鉄道の中間駅で恐らく最大の部類に入る利用者があると思われる。実際に、この駅止まりの列車設定も少なくない。)

そんなゴルフ場を縫うように(とはオーバーな表現かも知れないが)更に山奥を進んでいくと、後に紹介する飯給や養老渓谷を過ぎる。特に週末はこの養老渓谷はハイカーなどで賑わうことであろうと思われる。まさかゴルフ場に向かう人の多くが小湊鉄道を利用するとは思えないが、上総牛久から先の区間ではここ養老渓谷が一つのポイントとなっている。実際に、隣の終点・上総中野まで行かずに養老渓谷止まりの列車設定もあるほどだ。 後に紹介するが、ここ養老渓谷には駅舎の脇に足湯がある。鉄道以外の交通手段で来ても、例えばマイカーなら駅前の駐車場に止めれば、その駐車料金で足湯も利用できるスグレモノである。

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(途中の里見駅は2015年にマイカーで訪問した際の一枚である。何気ない中間駅でも魅力たっぷりの小湊鉄道の駅は、私にしてみたらかつての相模線を彷彿させるよう。)

そして終点の上総中野であるが、周知の通りいすみ鉄道との接続駅であるがやたらと寂しさが漂う。列車がいてもとにかく静かなのだ。列車が去ったあとは更にそれが倍増する。2015年にはマイカーでも訪問しているが、その寂しさは相変わらず素晴らしい。更に時刻表に描かれている列車本数も寂しかった。隣の養老渓谷でせき止められてしまう列車が上総中野にやってくるのはわずか6本。事前に時刻表で列車を確認しなければいすみ鉄道への接続が約束されないかも知れない。

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(終点の上総中野。2008年訪問時であるが、2つの私鉄が接続する駅にしてはいささかさみしさが漂う。雰囲気的にはJR西の備後落合的な感じか。というより備後落合の方がもっとさみしいかも知れないが・・・)

私はこの後、約30分ほどのインターバルの後にいすみ鉄道で大原に向かった。いすみ鉄道に乗車するのは、多分1981年か1982年頃に木原線(現在のいすみ鉄道)廃止情報を受けて以来であるから20年以上の時間が経過していた。その模様は後日に紹介してみたいが、五井から大原まで列車で巡るというのが実に新鮮であった。1981(1982)年頃の訪問は木原線の単独訪問であったから尚更だ。ただ、小湊鉄道といすみ鉄道を直通する列車は無いのが残念だ。いすみ鉄道的には積極的姿勢を示しているらしいが、せめて週末だけでも実現すると、それは素晴らしい事となるであろう。そんな夢を見させてくれる小湊鉄道は、首都圏にある事を忘れさせてくれる、そして日常の雑踏から開放される・・・そんな空間であった。


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恋の列車はアマアリキ発 ①

続いて小湊鉄道を紹介してみよう。私の初訪は2008年1月であった。小湊鉄道であるが、それは千葉県にある非電化の鉄道路線である。社名の由来についてはあえてこの場で述べるまでもないであろうくらい皆様の方がよく事情をご存知であろう。上総中野で接続するいすみ鉄道と同じく、当初の計画から変更され現在の形になっているのは実に興味深い。そして、なんといっても非電化である事がローカルなムードをいっそ挽きたてているが、そんな小湊鉄道に心をくすぐられるのは気のせいか。そして沿線風景は、終点の上総中野に向かうほど魅力があふれてくる。それはまるで引田天功の、いや、プリンセス天功のイリュージョンでも魅せられているかのような錯覚に陥るから不思議だ。

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(小湊鉄道はJR内房線の五井で乗り換えられる。かつての国鉄を思わせるDCは、近年に見られるレールバス的な車両に乗車するよりも格段に気持ちがいい。2008年訪問時の五井駅にて。)

さて、私は先述のように2008年1月、久留里線制覇後に五井へ向かった。五井と言えば市原市であるが、義妹夫婦がちはら台に住んでいるためなんとなく旅先とは思えない気もするが、小湊鉄道の車両達を見た瞬間にそんなムードが吹き飛んでしまった。予定ではもちろんいすみ鉄道を経由して大原まで向かうつもりなのでご覧のフリーきっぷを購入。小湊鉄道初参戦に心を躍らせた。

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(五井駅では小湊鉄道のホーム内に改札があり切符を売っている。ご覧の乗車券ではいすみ鉄道も利用でき大変便利に。きっと素敵なローカル線の旅を堪能できる事であろう。)

五井には小湊鉄道の車両達が眠る車庫がある。構内は広く、内房線を横目にDC達が多くひしめく。とても首都圏とは思えぬ雰囲気が漂うのも実に素敵だ。そんな五井を出るとすぐに大きくカーブを描き南下していくが、上総牛久までは実に盛況している事がわかるが、特に光風台は付近に団地ができたため新たに追加された駅で小湊鉄道では一番新しい駅である。
であるが、上総牛久を過ぎると雰囲気が一転する。そう、私たちが得意とするローカルな顔がそこにはあった。小湊鉄道的にはやや辛い風景かも知れないが、あのDC車両には一番似合う風景かも知れない。そんなレトロ的な列車に揺られながら更に「メッカ」へと内陸に進んだ。

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(小湊鉄道は五井に車庫がある。ご覧の通り、五井駅の側線は小湊鉄道だらけであった。)


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プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
創設:1969.03.09
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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