鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

熊に逢ったらどうする⑯ 糠平(前編)

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以前に「熊に逢ったら~」シリーズで北海道を紹介したが、まだまだ紹介していない駅があるので少々蔵出ししてみよう。

北海道は士幌線にあった事実上の終着駅・糠平は、ダム建設に伴い移転した経緯がある駅である。ダムの出来る前の駅は完全に湖底にあるが、地図を見てみるとなんとなく旧線の雰囲気が分かるのが面白い。それを象徴するかのように、現在でも配線跡がしっかりと残っている。レールファンであれば「タウシュベツ川」と聞けばピンとくるであろう。その他にも数々の遺構が点在する士幌線であるが、その「タウシュベツ川」の部分は国鉄時代にいち早くバス転換してしまったという皮肉な逸話もある。
「2代目」糠平駅は湖を避けるように大きく左に折れ、糠平温泉からほど近い場所に建設された。とは言え、歩くにはやや距離があるが、列車本数的に考えても列車で糠平温泉にやって来る観光客は観光バスなどのそれに比べ格段の数値の差があった事であろう。
現在は士幌線の歴史を後世に伝えるべくための資料館として第二の人生を送っている糠平であるが、構内では現在でも不定期ながら列車に乗れる!もちろん帯広まではいけないが、ちょっとした「士幌線」を体験できるかも知れない。


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国道から一本逸れるとかつての糠平駅に到着する。ちょっとした「駅前広場」になっており、ひと目で「駅」出ることがわかる空間だ。


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かつての構内はご覧の通り、モニュメントが展開されているが、まさかこの車両が不定期に運転されているのか・・・と一瞬思ってしまうが、あの「美幸線」にあるようなトロッコ車両であろう。1.3kmも楽しめるとは!


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次章では「資料館」をご案内しよう。


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熊に逢ったらどうするか⑪ 川上

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国鉄時代の言い方で表現すると「池北線」にあったこの駅は、某秘境駅訪問家も熱心に記事を寄せている。特に「極寒体験」などは完全に彼の個性的感性で、レールファンの感性からは完全に外れ「別世界」であろう。旧・川上駅というと素敵な木造駅舎があるのは周知の事実であった。しかし・・・私の訪問した2014年6月には事情が変わっていた。なんと、旧・川上駅は完全に更地となっていたのだ!あの素敵な木造駅舎は完全に「伝説」となってしまった。

私は訪問前からの事前調査で国道沿いにある事は知っていた。そのため並走する道路からは駅舎をイメージしてれば比較的見つけやすいであろうと考えていた。どころが・・・危うく通りすぎてしまうところであった。 私の場合は「野生の勘」が働いて何とか気づいたが、なかなか見つけるのは困難な状況であった。
私の場合、代行して走る路線バスの停留所を確認しながら運転していたため「川上」のバス停をみつけた時に絶対に付近に旧・鉄道駅があると確信。そして確認に結びついたわけだが・・・肝心の駅舎が存在しなかった。
周囲は完全に人の気配は無い。時折、高速道路建設関係と思われるダンプが横切るが、はっきり言って車の通りがほとんど無い。国鉄時代から乗降客は多いとは言えなかったが、晩年は完全にゼロに近い状態を維持していたのであろう。

とは言え、現在は陸別駅の「りくべつ鉄道」が好評であり、ここ川上まで延長計画があると聞いた。そうすると、つまり「復活」ということになる!これは実に素晴らしい。という事は隣の「分線」も復活か?と思われるが、分線は見つけることができなかった。後のリサーチだと既にホームなどは撤去されているとの事。バス停は存在したが、付近を散策していると農業関係の方がずっとこちらを警戒していたような感じであった。特に悪いことをしていた訳ではないのだが、やはり私のような行動をする人物は「要注意」となってしまったのか・・・結局草木に覆われたレール跡はかつての勇姿を見せてくれなかった。が、しかし!付近には「りくべつ鉄道」の駅「百恋駅」なる乗降場が姿を現した。全く予備知識の無かった私は非常に驚いたが、イベントなども行われ僅かな区間ながら池北線が復活しているようだ。

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国道の上下線に設置された川上停留所。そして旧・ふるさと銀河線もこの辺りにあったはずであるが・・・


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と思ったら何やら更地に入っていく道路が!ここが旧・川上駅であったと確信。周辺は全く人の気配無し・・・


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もう完璧にここが旧・川上駅であろう。あの木造駅舎を確認してみたかったが、残念ながらご覧の通り。


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かつてのホームは自然の一部になろうとしていたが、微かに現役時代を確認できる。レールは既に撤去済であったが「りくべつ鉄道」の延伸があるとかつて聞いた事がある。果たして・・・


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かつての駅名標はご覧の通り。そして待合室?と思われる小屋が存在感際立つ。


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そして分線駅があったと思われる場所に移動した。ハッキリ言って全くその場所が確認できなかったが、多分この辺りであったろう。国道沿いにある看板付近を歩いていたら、農業関係者が私の方を遠方からずっと眺めていて警戒されてしまった。どうやら私のような「よそ者」は不審者に映るのであろうか・・・


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しかしながら、やはり痛々しい姿になっている。「りくべつ鉄道」は川上までの延伸は期待できないのか?


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分線を後にし、更に進むと「百恋駅」が待っていた。訪問時には全く予備知識が無かったため正直たまげた。川上寄り(一番下の写真)は更に北に向かいレールが伸びていたが・・・


この後私は旧・陸別駅に向った。こちらの方は予備知識が豊富であるため事情も知っている。正直言って現役時代よりも活気があるように思えたが、それより何より川上駅の駅舎がなくなっていたのは寂しい。というより、現役時代に訪問してみたかったという気持ちが今更になって湧いてきてしまった。しかしこうして廃線跡を辿っていると、現役時代はさぞかし地元の方々に愛されていたのだなという確認が出来た。とは言え、やはり自然豊かな沿線風景を眺めていると、とても鉄道としての「銭儲け」とは程遠い、遥か彼方の風景であろう。勿論、それは現在の「代行バス」にも言える事であるが、最近、内閣の人事も変わり総理は「地方の活性化」を訴えているが、総理はこの川上駅を見てなんと言うであろうか?



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熊に逢ったらどうするか⑩ 士幌

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(画像は「プラットホームの旅」よりご提供いただいた現役時代の士幌駅駅名標。)

士幌線と言えば真っ先に末端区間を思い出させるが、こちらの「本体」も忘れてはならない。士幌と言えば「馬鈴薯」で有名であり、東京近郊にはJA士幌が関東方面への出荷をバックアップするほどである。そんな町にもやはりかつては「ローカル線」の存在があった。
「道の駅ピア21しほろ」の近くにある士幌駅は「士幌交通公園」として現在も昔のままの姿で保存されている。かつてはJAへの引き込み線もあったと聞いているが、やはり帯広近郊だけあってそれなりに民家や商業施設も多く「暮らし」が見える。現役時代も上士幌くらいまではそれなりに輸送量があったのは肯ける材料であった。
今回の記事においては幌加に続いて私のブログと相互リンクさせていただいている「プラットホームの旅」の管理人様よりご協力をいただき貴重なお写真を提供していただいた。改めましてこの場で篤く御礼申し上げます。

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士幌駅の駅舎はやはりしっかり手入れがされていて保存状態もよく、もっと外部にアピールすれば素敵な「観光名所」となるであろうが、私個人としてはあまり観光名所になってもらうと治安的な問題などにより保存状態にも影響してきそうな気がするのでできればそっとしておいて欲しい気分だ。車掌室などの車両も保存されており往年の姿が甦るような雰囲気でもあるが、後日に紹介する旧・糠平駅跡の「上士幌鉄道資料館」ではその模様がしっかりと記録されていた。


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現役時代(上)と現在の士幌駅舎比較。現役時代の写真は「プラットホームの旅」より。下の現在の写真は勿論私自身が撮影したものであるが(2014年6月)、ご覧のとおりほとんど変わっていないのが嬉しい。


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もう何も言葉はいらないであろう。往年の姿がしっかりと甦っている。


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現役時代の駅名表が残るが、なぜか中士幌も。どうせなら「電力所前」とかも一緒に並べてもらいたかった。


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現役時代の上3枚の写真は「プラットホームの旅」より。下の現在の姿と比較してみよう。


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往年の姿がしっかりと受け継がれている。というよりそのままである。既にお気づきと思うが貨物列車が静態保存されている。これがなかなかの味が出ている。


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なぜに貨物列車か、それなりの意味が有るのであろう。勿論「馬鈴薯」を含む貨物輸送時代を彷彿させるようでもあるが・・・


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数多くある北海道の廃止路線の中で私はこの士幌線がひと際特異に感じていた。現役時代に訪問できなかったのは残念であったが、やはり末端区間の「先行廃止」がいっそ士幌線カラーを強く染めた事であろう。しかし代行バス区間ではない「本体」にも魅力は沢山あった。例えば「黒石平」と「電力所前」の関係や旧・糠平付近がダムに沈んだ事など、話題性はたっぷりであった。そんな士幌線のドラマを数多く見てきた我々であるが、廃止されてしまってからもこうしてこれほど存在感がある鉄道路線もそう多くはないであろう。起点の帯広は現在高架化されてかつて士幌線が使っていたホームは勿論、昔の面影すら全くなくなってしまった。

旅とは・・・有名な観光地や話題のグルメ旅も素晴らしいと思う。京都・奈良など歴史的な文化財などを巡る旅も良いであろう。しかし私は全くそういう事に興味はない。「全く」とは大げさかも知れないがハッキリ言って「士幌線」と触れ合っている方が100万倍楽しい。士幌線に対して「楽しい」とは失礼かも知れないが、これこそ私の「旅」であることを再発見させてくれた、そして教えてくれた・・・そんな士幌線は今もこうして活きていた。


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熊に逢ったらどうするか⑥ 幌加

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画像はウィキペディアより。流石に草刈をしている時間がなかったのでこちらの画像でお楽しみください。


幌加と言えば「ホロカ」が石勝線の信号場として、そして深名線では「幌加内」など、何かと北海道にはよく聞く地名である。現役の頃はわりかし地味な中間駅として存在していたが、代行バス時代になってからは糠平~十勝三股間の唯一の中間駅として脚光を浴び一気に一軍に昇格。メジャーデビューを果たした印象が強かったのは私だけであろうか?とは言うものの、この幌加駅は至ってマイペース。北海道の牧場を連想させるような駅舎は、代行バス時代は入口が封鎖されていて痛々しい姿が鉄道誌などで掲載された。
現在、幌加駅は旧・ホームや駅名標が残っているが、駅名標は現役時代のものではなく保存団体が設置したものだ。旧駅前には除雪ステーションが設置され、基本的に国道からのアプローチはこの除雪ステーションが目印となる。かつての幌加駅の駅舎に向かうには国道から細い道を入り線路を一旦渡り駅舎にたどり着くようになっていたが、現在は国道沿いの除雪センターに車を止めればその除雪ステーションの裏手が旧・幌加駅となっており訪問には便利となっている。この除雪ステーションでは一般に化粧室のみを開放しており、さながら「パーキングエリア」のような役割をしている。
ハッキリ言ってウィキペディアのような写真は撮影できなかった。私の予想以上に草木が生い茂っており、例えその場に行ったとしてもホームなどは草木に覆われ撮影は不可能であった。そしてなにより・・・物騒な標識が幌加駅の旧・ホームの脇にあった!

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旧・糠平駅を後にし、幌加に向かう。「上士幌タクシー」の面々はこの景色がどう見えたのであろうか・・・そして私が一番気にしていた物騒な看板が!


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そして「除雪ステーション」に到着。ここの裏手に旧・幌加駅がある。この施設のWCは一般にも開放されている。


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そして除雪センターの裏手に行く。何だか「不法侵入」のような罪悪感を感じてしまったが、もちろんこの施設の関係者は私を見て「その道の人」とわかるであろう。と言ってもその関係者の気配がなかったが・・・


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裏手に到着したが・・・ご覧の通り。こんな状況なのでホームとかは確認できなかった。残念であったが、草を刈ると上記のようなホームが出てくる。

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勇気を出して更に進もうとしたが・・・なにやら物騒な看板が見えてきた!急遽先に進むのを断念。しかしその看板の横には幌加駅の案内を示す看板も・・・


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こちらは現役時代の幌加駅。と言っても既に代行バスの時代で「当分の間列車は通りません」であった。この2枚の画像は相互リンクさせていただいている「プラットホームの旅」よりご提供いただいた。


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そして士幌線と言えばこれ。除雪ステーションから十勝三股方面へ50~100m位行くと見えてくる。国道から確認できるのは私の体験だとここ、旧幌加駅近くのこの場所だけであった。他は国道よりは確認できなかった士幌線の廃線跡アーチは一般の旅雑誌などでも紹介されており有名処だ。


ということで現在においても士幌線の見所はたくさんある。とは言うものの、やはり「上士幌タクシー」にとっては辛く悲しい光景の連続であった。私が小学校時代にはこの士幌線の代行バス区間がものすごく「異国の丘」的に映ったものだ。それは後述する「上士幌鉄道資料館」に訪問した時にも再確認させられた。私はこの「素敵な空間」とともに若干メルヘンチックになっていたが、物騒な看板が目に飛び込んだ瞬間、一気に現実に引き戻された思いであった。



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熊に逢ったらどうするか③ 十勝三股

十勝三股・・・小学生時代や中学生時代には一度は訪問してみたいと思っていた物件であった。周知の通り、士幌線の末端区間は「代行バス」と名乗る当時の国鉄で唯一の運転系統が実施されていた。私が物心着いた時には既に「代行バス」であったが、この十勝三股~糠平の区間は当時の雑誌などで見たときには異常に特異な光景に写ったものだ。腕木信号には「✖」と釘で打たれ、若干錆び付いたレールや廃墟状態の駅舎などはとても「復活」するとは思えない光景であった。
中学校時代には幾度となく北海道の旅計画を立てたが結局御蔵入りになってしまってた。そしてこの士幌線も訪問できずに現在を迎えてしまった・・・が、そんな思いを払拭するかように2014年に鉄道ではない別の手段でこの地を訪れることになった。

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(「上士幌町鉄道資料館」で見つけた代行バス時の十勝三股駅の駅舎。北海道らしい建物であるが、入口は封鎖されとても復活するという気配は感じない。)

確かに士幌線はなくなってしまったが十勝三股を始め士幌線があったという「証」が現在も残るのは非常に嬉しい。しかし、その「嬉しい」はずの士幌線の姿も、実際に訪問してみると「上士幌タクシー」の当時担当していた「代行」という名の苦悩がダイレクトに伝わってきた。ハッキリ言って私が「上士幌タクシー」の経営者であったらこの十勝三股の景色はとても辛く悲しい光景であろう。正直言って「商売」にはならない景色だ。小学生時代から憧れていた士幌線の末端区間は、その頃から30年以上経過して訪問してこその「意味」が非常にあった感がしてならない。



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旧・十勝三股駅前一等地にある飲食店の脇には「駅名標」があるのは有名。往時を偲ばせる思いだ。

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申し訳ないが「初訪」のためどこのどの位置に駅舎があったのかわからなかった。と言っても事前調査では私のこの立って撮影している位置が駅舎のやや手前であったのはほぼ間違えない。だだっ広い空間は駅があった「証」を感じる。そしてかつては木材搬送で賑わったであろう風景が何となくだが伝わってきた。


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そしてこれが駅前から繋がる国道。この国道には長距離バスが走っており、そのバスこそ現在の「代行バス」の役割を担っている。



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そしてレールファンにはお馴染みの光景。私も例に漏れずにアップしてみた。私が訪問したのは平日であったが、私の他にも「同業者」と思われる数名がこの場所付近で撮影をしていた。廃止から30年近く経った現在でもこの十勝三股は人気が高い。だが一日一本しかない「代行バス」は上川方面への始発がなんと夕方の4時近くだ!


という事で、普通に見たら単なる「風景写真」であろう。それくらいこの十勝三股駅は完全に過去のものとなってしまった。ホームや駅舎は完全に撤去され広い空間のみが残された感じだ。
国敗れて山河あり・・・士幌線は数々のドラマを私達に提供してくれた。しかしそれは壮絶かつ哀愁漂う「開拓部落」という名の現実であった。現在は先代が開拓された時よりも便利な時代になった。しかしそれは時代とともに「少子高齢化」や「一極集中化」「過疎化」そして「モータリゼーション」など数多くの社会現象とともに士幌線が自らの身を引かざるを得なかった。
レールは無くなってもそこには「生活」や「出会い」「別れ」など多くの人間模様があったはずだ。そんな事を駅前の飲食店脇にある駅名標が無言で語りかけていたような気がする。



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プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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