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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

TRYIN’ TO FIND MY WAY HOME ⑧ 志文

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私がいうまでもなく、かつては万字線の分岐駅で石炭輸送が盛んであった。当然ながら岩見沢で各方面に振り分け作業がされた事であろうが、追分同様に当時は重要な役割を担っていた事であろう。

現在はご覧の通り既に役割を終え、万字線も廃止されてしまった。以前にこのブログでも現在の万字線を紹介したが、特に万字炭山駅は完全に跡形も無く、駅前もゴーストタウンと化してしまった。逆に、かつての資料を見る限り当時の盛栄が信じられない風景に驚愕してしまう。正直言って現在の万字炭山駅前は、下手な心霊スポットに肝試しに行くよりもスリルがある事であろう。お化けに限らず何が飛び出すかわからない風景に、例え昼間でも足元が震える気持ちになる。
そんな路線を分岐していた志文は、当然ながら現在は無人駅で万字線の面影が少ない。「少ない」と表現したのはそれなりにまだまだ万字線を感じる風景が少なからず残っているからで、国鉄時代には一度下車してみたいと思っていたものがこんな形で実現するとは思わなかった。だが、考えてみたら、今の時代にもこうして志文が残っているのが逆に嬉しい。だが、あと20年もしたらこの駅はどうなっているのであろうか・・・

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大きく様変わりした志文。国鉄時代は万字線が分岐していたのは周知の通りであるが、若い世代のレールファンの間では既に伝説の部類であろう。私でさえ万字線の終点・万字炭山は役目を終え棒線化された駅がレール誌に掲載されていたのが印象的であった時代であった。


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構内の広い空間だけがかつての盛栄を無言で語りかけてくる。不自然なレールの湾曲はかつての配線の名残からであろうが、現在は交換設備を備えた中間駅に過ぎなくなってしまった。

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立派な跨線橋はSL時代からのものであろう。志文の風景にアクセントをつけてくれている。私にしてみたら万字線を訪問できなかった悔しさが未だ残るのだが・・・



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TRYIN’ TO FIND MY WAY HOME ⑦ 栗丘

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意外に地味に有名な室蘭本線の「栗」シリーズ。栗山は超大都会的イメージであるが、裏腹にこちらは「通常」の室蘭本線的イメージだ。
隣の栗山との間はかつて複線であったが、JR化後の1990年に下り線のトンネルが崩壊した。そしてそのまま修繕されず上り線のみを使用し現在に至っている。と言うより複線化が完成された時期には既に時代が代わり石炭はフェードアウトしていき複線化した意味が無くなろうとしていたのが国鉄としても歯痒い思いであったろうが、こうした形で単線になってしまうとは予想だにしなかったろう。

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隣の栗山は近代的な駅舎に生まれ変わった。一見大都会的雰囲気であるが・・・

わが地元の小田急電鉄では新宿寄りで複々線が近年にようやく完成し列車のバリエーションが増えた。だが、完成までには構想から20年以上経過していた事であろう。下手したら30年以上かも知れない。確かに私は小学生頃に小田急の車窓から「複々線用地」的な立看板を沿線各地で見掛けた記憶がある。鉄道は時代の変化に対応するにはタイムラグが課題になってしまう場面が少なくないであろう。
特に青函トンネルは代表的な例と言っても過言ではないが、速効性の対応が出来ればまた違った風景が見られたに違いない。もちろんそれはドラえもん以外に対応不可能であろうが・・・

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同じ「栗」シリーズでもこちらはやや寂しいイメージ。絵的には2面2線の雰囲気を持つが、それはかつての記憶になってしまった。


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現在は列車を待つだけの待合室となってしまった。職員がいなくなって何年経過したのだろう。


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パッと見列車交換が出来そうな駅であるが、よく見ると向こう側のレールが錆び付いている。既に使用されなくなってしまって何年経過したことか。向こう側へのホームの入口は固く閉ざされている。


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有効長のあるホームなのになぜか後年にホームが増設されている気配がする。その真意は・・・

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私の地元にある小田急では、新宿寄りで近年ようやく複々線が完成し列車のバリエーションが増えたというのに、一方ではこうして複線が単線になってしまうという悔しさが・・・


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TRYIN’ TO FIND MY WAY HOME ⑥  由仁

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とにかく「ナウい」駅舎になった印象の由仁であるが、ウィキを開いてみると、実は由仁町のコミュニケーションセンター的な施設である事に気付かされる。つまり国鉄時代からあった駅舎は取り壊されJR所有の駅舎は無くなったが、町が駅舎跡に建立したコミュニケーションセンター的施設を駅舎としても使えるよう配慮したイメージだ。確かに室蘭本線らしくないモダンな建物であるが、地元の施設として駅としても活躍してくれる事が何よりであろう。

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由仁の新旧駅舎。旧駅舎の画像はウィキより拝借したが、特に旧駅舎は北海道独特の気候に対する設計になっている事がお分かり頂けると思う。牧場などでよく見かけるよねっ!的な趣きある建物だ。

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駅らしくないエントランスを抜けると駅らしい駅前広場に出る。駅前は由仁町の中心部にあり、基本的に利用しやすい事であろうが、やはり交通の主役は・・・

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跨線橋は若干改装されモダンになった印象であるが、現在の鉄道事情ではあまりに長い有効長のホームはやや持て余し気味か・・・



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TRYIN’ TO FIND MY WAY HOME ⑤  古山

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恐らくレールファン的にも地味な存在の部類になるかも知れないであろう古山であるが、となりの三川との間はJR化後に単線に変更され配線も大きく変更された。私の知る限りの過去では2面3線の典型的な国鉄型駅であったが、現在はかなりレールが撤去され2面2線の寂しい姿になってしまった。
運転本数も減少し現在の姿でもやや設備を持て余し気味かも知れないが、それでも朝夕の通勤通学時間帯には賑わうであろう。だが、石炭輸送においてはかなり重要な路線であった事であろうが、時代が代わった現在ではJR石勝線の夕張支線でさえも役目を終えてしまう事象が発生している。せっかく複線なのにもったいない気持ちになるのは平成筑豊鉄道の複線区間と同じイメージである。

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駅舎は建て替えられても「国鉄式」は今も健在。私が「いい旅チャレンジ20000km」で全国を駆け巡っていた時代を思い出す。もうかれこれ訳30年前になってしまうが・・・


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私が訪問したのは初夏であったが、特に冬季には強い味方になってくれる事であろう。


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かつては信号場であった古山。そう言われれば周囲にはそれほど集落的文明を感じる場面が少ない。

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さて、次の駅に向かおう。一般的には地味な部類になろう古山であるが、逆にこうした駅が私好みであるのは言うまでもない!


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TRYIN’ TO FIND MY WAY HOME ③

hayakita (7)

早来は室蘭本線の複線区間にある。苫小牧へのアプローチに便利なため利用者は多いと思われるが、周囲はかなり自然が多く存在する。そしてここからは石勝線の西早来や東追分などの信号場に近い。
複線区間にあるため列車交換などの設備はないが、ホームは2本あり上り下りは別ホームに発着する。基本的に室蘭本線と並走する道路沿いにあるが、周囲はそれほど集落的要素は感じなかった。であるが、国道沿いのため車の行き来が頻繁で、列車野発着よりも賑やかであった。鉄道設備的にもかつての盛栄が不自然な空間から感じ取れるが、駅舎が建て替えられた今でも不思議と当時の盛栄が伝わって来るから不思議だ。複線区間も持て余しがもったいなく感じるのは既に何度も述べているが、やはりせっかく複線なのだから何とか活かしたい気持ちになる。

隣の追分は、鉄道の歴史の上においては新しい歴史の部類になるが、石勝線の南千歳~追分間が1981年に開通し一層鉄道の要所的要素が深まったが、利用者的には減少している。
私には全く伝説の部類になるが、ウィキによるとここから早来鉄道が分岐していたらしい。ナローゲージの、いわゆる軽便鉄道であり馬車軌道であったが、時代とともに「リバプールの風」となり現在に至っている。そんな名残もだだっ広い構内からいささか感じとる事もできなくもないが、やはり鉄道というひとつの時代が終焉した事実は否定できない。今も室蘭本線としてこの早来が生き残っているのはある意味奇跡かも知れない。


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モダンな駅舎に改築された早来。周囲はそれなりに生活感があるが、駅はいつになくひっそりとしていた。


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ウィキによると「サク・ルペシペ」(夏に越える沢道)が地名・駅名の由来らしいが「はやきた」と読ませるのは充てた漢字から由来する他に、宗谷本線の「咲来」と区別する意味も少なからずあったのかも知れない。



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かなりムダに広い空間があるのは、旧・早来鉄道の名残の一部であろうか。駅舎側には集落がひしめくが、反対側ではある意味大自然的な風景であった。それは隣の遠浅も同様であった。



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プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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