「平成」に期待を込めて・・・
2013-05-09
先述した「やまぎんレトロライン(当時)」に引き続き、同じく平成筑豊鉄道の「本業」である「伊田線」「田川線」「糸田線」を制覇してみた。こちらは「ちくまるフリーきっぷ」なる一日乗車券があることは先述しているが、スタートの行橋から乗車した際に車掌が多忙だったらしく、発行までしばらく時間がかかった。何か「無賃乗車」のような気持ちで落ち着いて乗車できなかったが「ちくまるくん」なるキャラクターが和ませてくれる。そんな中沿線に目を向けると「黒のダイヤ」の名残がチラホラ顔を出し、ボタ山が数多く聳え立つ。伊田線の複線区間はかつての盛隆を現在に伝える「遺跡」であるが、この複線区間を単行のレールバスが走っている姿は何か違和感を覚えるではないか・・・2011年8月、やまぎんレトロライン制覇後、早速訪問。スタートの行橋よりお届けしてみよう。

行橋よりスタートするのは田川線。高架化されたホームより出発。平成筑豊鉄道はワンマン運転のため、JRとの乗換えは中間改札なしである。

乗換え時間僅か6分でJRより参戦。思ったより乗客がいて「ちくまるきっぷ」の発行に若干時間を要した。

途中「勾金」では女学生(って言い方、しないか?)が多数下車。私のいる方に視線が集中した・・・良い意味では嬉しい部類かも知れないが、勿論「珍獣」でも見つけたかのような部類での視線であろう。「愛好家」はいつも肩身の狭い思いをするのか・・・

こんな広告も。いろいろな意味でダイレクトに伝わってくる。

実はこの勾金駅、飲食店が入居していた。先ほどから匂いが気にはなっていたが、今回は素通りの行程のため断念・・・(画像はウィキより転用)

田川伊田に到着。時代を感じさせる待合室が・・・石炭を積んだ列車が右往左往していた頃と同じままであろう。ここで暫く時を過ごして見たかったが、時間がそれを許さない。私はこのまま金田に向かう。

金田で乗り換える。「カネダ」と読まずに「カナダ」と読む。ちくまるくんが眩しい!

糸田線を往復する車両。若干横から見てみたが、なかなかキッズ受けしそうなラッピングだ。

昭和のホームに「平成」の車両が。後藤寺駅はJRと接続しているが、ホームは独立している。何か違和感を感じないか?と思わせる光景。

かさ上げ前のホームが顔を覗かせる。昭和の面影が漂う中、「黒のダイヤ」の時代から「JR」の時代になった現在、広い構内を持て余し気味の感じだ。

後藤寺駅から城野方面を眺める。盛栄時代を思わせる有効長ある構内。これでもいくらか線路が撤去されていると思われる。

気になる駅を二つ程紹介しよう。まず一つ目はご覧の通り、九州らしくない駅名。しかもこちらは「県庁所在地」ではない・・・

さてもうひとつ、難読駅名としてはあまりにも有名。どうやら付近の商店が「ネーミングライツ」を取得しているようだ。
この先私は直方に向かい、タクシーで「筑豊直方」に向かった。筑豊電気鉄道を制覇するためだ。直方では駅前付近にあると思っていた筑豊直方は、タクシーでも意外に距離があり、恐らく初乗りギリギリの範囲であったろう。直方は駅舎のリニューアルされたばかりで昔のイメージが全く無くなった「橋上駅舎」に変身していた。しかし私は平成筑豊鉄道からやってきたため出口が別のため、用を足しにわざわざ橋上駅の階段を行ったり来たりして体力を消耗。一気に疲労モードに達したが、まだまだ宿泊先までの道のりは長い。直方からJRで篠栗方面へ向かえば宿泊先の博多に着くのに、私は筑豊電気鉄道で黒崎へ行かなければならない。しかも、当たり前だが「特定区間」のルールは適用されずわざわざ別料金を払っての「遠回り」だ。「そこが渡世人とつらいところよ・・・」とでも言いたくなるような旅は「博と仲良くやるんだぞ!」とでも発した気持ちになりながら直方を後にした。

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行橋よりスタートするのは田川線。高架化されたホームより出発。平成筑豊鉄道はワンマン運転のため、JRとの乗換えは中間改札なしである。

乗換え時間僅か6分でJRより参戦。思ったより乗客がいて「ちくまるきっぷ」の発行に若干時間を要した。

途中「勾金」では女学生(って言い方、しないか?)が多数下車。私のいる方に視線が集中した・・・良い意味では嬉しい部類かも知れないが、勿論「珍獣」でも見つけたかのような部類での視線であろう。「愛好家」はいつも肩身の狭い思いをするのか・・・

こんな広告も。いろいろな意味でダイレクトに伝わってくる。

実はこの勾金駅、飲食店が入居していた。先ほどから匂いが気にはなっていたが、今回は素通りの行程のため断念・・・(画像はウィキより転用)

田川伊田に到着。時代を感じさせる待合室が・・・石炭を積んだ列車が右往左往していた頃と同じままであろう。ここで暫く時を過ごして見たかったが、時間がそれを許さない。私はこのまま金田に向かう。

金田で乗り換える。「カネダ」と読まずに「カナダ」と読む。ちくまるくんが眩しい!

糸田線を往復する車両。若干横から見てみたが、なかなかキッズ受けしそうなラッピングだ。

昭和のホームに「平成」の車両が。後藤寺駅はJRと接続しているが、ホームは独立している。何か違和感を感じないか?と思わせる光景。

かさ上げ前のホームが顔を覗かせる。昭和の面影が漂う中、「黒のダイヤ」の時代から「JR」の時代になった現在、広い構内を持て余し気味の感じだ。

後藤寺駅から城野方面を眺める。盛栄時代を思わせる有効長ある構内。これでもいくらか線路が撤去されていると思われる。

気になる駅を二つ程紹介しよう。まず一つ目はご覧の通り、九州らしくない駅名。しかもこちらは「県庁所在地」ではない・・・

さてもうひとつ、難読駅名としてはあまりにも有名。どうやら付近の商店が「ネーミングライツ」を取得しているようだ。
この先私は直方に向かい、タクシーで「筑豊直方」に向かった。筑豊電気鉄道を制覇するためだ。直方では駅前付近にあると思っていた筑豊直方は、タクシーでも意外に距離があり、恐らく初乗りギリギリの範囲であったろう。直方は駅舎のリニューアルされたばかりで昔のイメージが全く無くなった「橋上駅舎」に変身していた。しかし私は平成筑豊鉄道からやってきたため出口が別のため、用を足しにわざわざ橋上駅の階段を行ったり来たりして体力を消耗。一気に疲労モードに達したが、まだまだ宿泊先までの道のりは長い。直方からJRで篠栗方面へ向かえば宿泊先の博多に着くのに、私は筑豊電気鉄道で黒崎へ行かなければならない。しかも、当たり前だが「特定区間」のルールは適用されずわざわざ別料金を払っての「遠回り」だ。「そこが渡世人とつらいところよ・・・」とでも言いたくなるような旅は「博と仲良くやるんだぞ!」とでも発した気持ちになりながら直方を後にした。

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