鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

廃止路線を訪ねて⑬ 倉吉線

倉吉線・・・「いい旅チャレンジ20000km」の企画が無ければ出会わなかったであろう。1980年代の国鉄路線では、地味ながら活躍する「ローカル線」と呼ばれる鉄道が数多く存在していた。現在の若いレールファンは「倉吉線」と言ってもあまりピンとこないであろうと思われる。私でさえ「根北線」といわれても正直言ってあまりピンとこない。

img122_convert_20130222173304.jpg
(わたしの所有する唯一の倉吉線の写真。終点・山守駅の駅名表と待合室。いかにも「ローカル線」の佇まい。)

倉吉線とは・・・と、ウィキぺディアで調べてみると「倉吉線(くらよしせん)は、かつて鳥取県倉吉市の倉吉駅から東伯郡関金町(現在は倉吉市の一部)の山守駅まで結んでいた、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線(地方交通線)である。国鉄再建法の施行により、1981年に特定地方交通線第1次廃止対象線区として承認され、1985年4月1日に全線廃止された。」と記されていた。私は1984年の夏に訪問しているが、1984年と言えば全く関係ないが、あの「ヴァン・〇イレン」が「1984」というアルバムを発表し「ジャンプ」「ホット・フォー・ティーチャー」など、あの「空耳〇ワー」でお馴染みの曲が収録されている事で有名だ。そんな私もついに高校生になっており、第一次「レールファン」の終焉を迎える時でもあった。

8408124211.jpg
(倉吉線の倉吉~関金間は客車列車の設定もあった。終点・山守では機回し線が無いため、途中の関金までしか客車列車が運転できなかった。<PHOTO:1980JNR.com>)

私の今回の倉吉線訪問は、完全に「一人旅」の行程で行われ、自身の行動に自由が利き、その行動行程も自身に決定権があるという、何とも責任重大な任務であった。しかし、時間の制約から倉吉線で運転される「客車列車」の体験はできずに終わってしまった。しかし、終点の山守まで到達でき「いい旅~」の任務は遂行された。

8408126111.jpg
84081247111.jpg
(PHOTO:1980JNR.com)

もともと倉吉線の始まりは、国鉄・倉吉駅が倉吉の市街地から離れていたため、そのアクセスとしての「軽便鉄道」が始まりであった。その後の鉄道敷設法では「岡山県勝山ヨリ鳥取県倉吉ニ至ル鉄道」と改められ、山守から更に先、姫新線・中国勝山までの延伸計画があった。もちろん、現在においてそのような路線は存在しないのは周知の通り。

8408123011.jpg
(PHOTO:1980JNR.com)

私の記憶は、終点・山守で「証」を収めたく事くらいしかあまり記憶にないこの倉吉線であるが、実に例外なく「特定地方交通線」の名を象徴するかのように廃止されてしまった。「証」があるということは、しっかりと訪問している私だが、写真を見る限り、素敵なローカル線に思えてならない。もし、現在訪問できたなら、もちろん違う目線で見ていたであろう。そして区間列車である客車列車も体験してみたかった。
自分に対して言う事かどうかわからないが、若き日の自分はよくこんなところにまで訪問したものだと感心してしまう。しかし、乗車している最中は「廃止されてしまう」という実感みたいなものを感じることができなかった。
この後、上りの普通夜行列車「山陰」を米子から乗車。完全なる「一人旅」であったため座席を簡単に確保できた。そしてその「山陰」で再び倉吉駅を通り過ぎる。「そういえばさっきも来たな」と心でつぶやいた。そう、当時の私にしてみれば、倉吉線はただの「消化試合」的な制覇だったのであろう。今思えば見どころ満載の倉吉線。客車あり・気動車あり、バラエティに彩るその列車たちは私たちを最後まで楽しませてくれた。もしタイムスリップできるなら、私はまず倉吉から関金を目指すであろう。そして旧型客車に身を預け田園風景を眺めているに違いない。


今回の倉吉線の記事の写真については、前回の「山陰」同様すべて「1980年代国鉄撮影日記」の管理人でいらっしゃる「mgpc64」様にご協力いただきました。大変感謝しておりますと同時に、この場を借りてお礼申し上げます。




にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

最新コメント

最新記事

カテゴリ

管理人のひとりごと (48)
きっぷコレクション (5)
フォトギャラリー (11)
サボ (2)
駅訪問 (42)
新十津川駅 (1)
北海道・廃駅 (3)
北海道・信号場 (4)
かけめぐる青春 (10)
奥津軽 (2)
東成田 (1)
九州駅巡り(廃止駅) (9)
九州駅巡り(現役駅) (3)
第三セクター転換前国鉄時代 (5)
松浦線 (2)
阿仁合線 (3)
SL (3)
快速列車・普通列車 (11)
夜行普通列車 (9)
急行列車 (11)
新幹線 (6)
寝台特急 (16)
583系 (2)
JR特急 (15)
JR九州・特急列車 (3)
ドリームにちりん (2)
ゆふいんの森 (2)
JR北海道・特急 (4)
JR四国アンパンマン特急 (1)
相模線 (17)
西寒川駅 (7)
廃止路線 (55)
留萌本線(留萌~増毛) (8)
士幌線 (5)
ふるさと銀河線 (3)
深名線 (1)
幌内線 (0)
広尾線 (1)
万字線 (1)
天北線 (2)
黒石線 (0)
佐賀線 (1)
大社線 (1)
大畑線 (1)
清水港線 (5)
鹿児島交通 (1)
高砂線 (1)
倉吉線 (1)
矢部線 (1)
ドリーム交通 (1)
赤谷線 (1)
日中線 (1)
白糠線 (2)
十和田観光 (1)
小松島線 (1)
三木線 (1)
鍛冶屋線 (1)
岩泉線 (5)
東武鉄道・熊谷線 (1)
同和鉱業 (3)
下津井電鉄 (3)
一円電車 (1)
フリー切符 (108)
1982年・春<青春18> (5)
1982年・夏<青春18> (6)
1983年・春<青春18> (15)
1984年・夏<青春18> (6)
1983年・夏<東北ワイド周遊券> (3)
1983年・北海道 (5)
2008年・北海道 (7)
2009年・北海道 (10)
スルッとKANSAI① (10)
スルッとKANSAI② (10)
九州制覇①2008年 (9)
九州制覇②2010年 (9)
九州制覇③2011年 (13)
JR北海道 (49)
宗谷本線 (14)
根室本線 (1)
石勝線 (10)
石北本線 (5)
江差線 (1)
釧網本線 (1)
日高本線 (1)
留萌本線 (15)
室蘭本線 (1)
JR東日本 (32)
男鹿線 (2)
湘南新宿ライン (5)
仙山線 (3)
北上線 (3)
磐越東線 (2)
信越本線 (1)
鶴見線 (11)
五能線 (2)
水郡線 (1)
JR東海 (14)
御殿場線 (2)
飯田線 (5)
関西本線 (1)
高山本線 (6)
JR西日本 (92)
姫新線 (1)
呉線 (1)
木次線 (8)
伯備線 (3)
芸備線 (18)
三江線 (35)
美祢線 (2)
山陰本線 (7)
因美線 (3)
可部線 (7)
JR四国 (12)
予讃線 (5)
JR九州 (22)
唐津線・筑肥線 (6)
指宿枕崎線 (2)
日田彦山線 (8)
肥薩線 (3)
日南線 (3)
私鉄東日本 (52)
弘南鉄道 (1)
相模鉄道 (2)
江ノ電 (7)
津軽鉄道 (1)
湘南モノレール (1)
野岩鉄道 (1)
三陸縦断 (7)
長野電鉄 (1)
箱根登山鉄道 (12)
ひたちなか海浜鉄道 (5)
小湊鉄道 (4)
鹿島臨海鉄道 (6)
いすみ鉄道 (4)
私鉄西日本 (84)
大井川鉄道 (6)
長良川鉄道 (1)
岳南電車 (11)
紀州鉄道 (1)
えちぜん鉄道 (0)
三岐鉄道 (1)
島原鉄道 (1)
福井鉄道 (2)
阿佐線 (3)
東海交通事業 (1)
スカイレール (1)
広島電鉄 (1)
天竜浜名湖鉄道 (2)
門司港レトロ観光 (1)
平成筑豊鉄道 (1)
名鉄 (7)
北陸鉄道 (2)
万葉線 (2)
富山地方鉄道 (6)
関西電力黒部見学ルート (3)
近鉄 (5)
富山ライトレール (4)
伊豆急行 (17)
黒部峡谷鉄道 (4)
能勢電鉄 (1)

カウンター

月別アーカイブ

最新トラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2Ad

Template by たけやん