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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

伊豆急行各駅巡り⑫ 河津

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河津と言えば「河津桜」で知られている事は私が説明するまでも無いであろう。普段はひっそりとしているが、毎年シーズンになると駅はごった返し、臨時列車も運転されるほどの大盛況である。しかしながら、基本的には七滝(ななだる)や天城方面、つまり東伊豆から中伊豆方面への玄関口の役割もしている。乗降客数はここ30年位は2000人~2500人位で推移し安定している、伊豆急の駅ではかなり珍しい部類になる。こういうと「観光」のイメージが強い駅と思われがちであるが、駅前には堂々としたスーパーマーケットがデーンと軒を構える。観光帰りなど、時間帯によっては「お買い得」な食品などもあり重宝するであろう。と、なんだか「生活染みた」コメントになってしまったが、考えたら「観光」と「生活」が同居している不思議な駅である。ホームは高架上にあり、ホームの下を道路が潜り抜け、若干のスリリングな雰囲気が楽しめる。周りを山に囲まれた盆地のような雰囲気であるが、基本、生活を感じる集落の中にある。
駅の構造は対向式ホーム2面2線で特急列車も停車する。東京から下田に向かう際に「河津」のアナウンスを聞くと「次だな」という印象の駅である。



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河津駅の駅舎。観光の拠点として堂々としている。ロータリーも伊豆急で一番広いであろうくらいであるが、普段はひっそりとしている。



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駅舎の中も実に穏やか。本当に今日は日曜なのか?と錯覚してしまうほど。



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他の駅よりも若干広い印象のホームだが、乗客は疎ら。だが、お土産を抱えたご婦人グループも少なくない。



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ホーム下には一般道が。下の写真右にはスーパーマーケットの大きな看板が大アピール!



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隣のホームに8000系。しかし私の乗る列車も8000系・・・もう少し「リゾート」してみたい気持ちであるのだが・・・



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北上線を南下して「ほっとゆだ」へ

かつては「陸中川尻」と称した「ほっとゆだ」であるが、私は先述の通り2014年1月に訪問。陸中川尻時代は「夢の中」であったため当時の様子は分からなかった。が、今回は生まれ変わった「ほっとゆだ」で温泉に浸かる計画を企てた。だが、全体の計画のやりくりから午前10時半の訪問となり若干温泉に浸かるタイミングにしては早すぎたが、逆に貸切風呂を利用しなくても「貸切」の状態だったためいいタイミングであったかもしれない。


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よく除雪されているホームに到着。ここが陸中川尻から生まれ変わった「ほっとゆだ」。相対式ホーム2面2線である。若干側線が撤去されていると聞くが雪の為確認が難しかった。


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除雪されていない部分はこんなに積雪が!


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これが生まれ変わった「ほっとゆだ」の駅舎。とんがり屋根の時計が印象的。


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駅舎内から直接温泉に移動できるが、私はあえて正面から。


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料金を支払い早速中へ。料金は大人ひとり300円!なんとリーズナブルな事か。流石に湯船までカメラを潜入させると「お縄」になりそうなのでコインロッカーで保管。


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駅前にある観光案内所。駅の中には売店しかないが、こちらには飲食店も入居している。


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妻はこんなものを注文。「西和賀の名物」らしい。


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私はこちらで・・・


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ほっとゆだの駅舎に戻って温泉の施設に再び。こちらは2階にある休憩所。なかなかの風情だ。


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ひと風呂浴び終えて北上に向かう。たまには旅先での「朝風呂」も良いものだ・・・



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北上線を南下する(後編)

北上線は東北本線北上からほっとゆだを経て奥羽本線横手にたどり着く路線であるが、両線を連絡する機能を果たす意味でも重要性を増している。と言うのも、奥羽本線と東北本線を連絡させるため狭軌のみで列車を運転させるとしたら陸羽東線とここ北上線以外に方法は見つからない。もちろん花輪線も考えられなくはないが、十和田南のスイッチバックが気になる所だし、花輪線を経由させるなら「IGR経由」の方が利口であろう。と言うのも奥羽本線には「新幹線」が存在するため線路幅を考慮しなければならないからだ。仙山線や田沢湖線ではこの連絡機能は果たせない。実際問題、2011年8月には、平成23年7月新潟・福島豪雨によって運休となっていた特急「あけぼの」が、東北本線・北上線経由にて迂回運転された実績がある。また、1990年以降は臨時夜行急行「おが」が北上線を経由する形で1994年まで運転された過去もある。どちらにせよ、優等列車に限らず「いざとなったら」的な役割は地味ながらに大きい。

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(立川目と横川目。ともに「目」とは「集落」「部」などの意味らしい。)

だが、途中駅のふたを開けたらかなり魅力的な駅も少なくない。例えば「和賀仙人」なる駅は今も健在。湯田付近の3駅は駅名を変更。ゆだ高原やゆだ錦秋湖なる駅名が誕生した。観光色を打ち出すのは当然であろうが、北上線の輸送力を考えるとやや弱い印象を否定できない。
そんな北上線であるが、北上側ではそれなりに乗客も少なくなく江釣子付近からは住宅も密集とは言わないが、生活感が溢れている。東北自動車道のインターチェンジも控え、ますます便利になっているが鉄道利用者は限られているであろう。江釣子の手前では「立川目」「横川目」なる駅も登場する。ここにでてくる「目」とは「部」などのよな集落を意味するらしい。やはり景色的には北上のベッドタウンの印象だ。

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(北上ではかなりの下車客があった。北上駅の待合室では、JR東の「顔」でもあるこの人がお出迎え。)

そんな生活路線も、先述した優等列車の「通り道」としての役割は「ここ一番」として力を発揮してくれるのは大きい。陸羽東線と共に東北と奥羽を結ぶ北上線を、先人はこのような形で近年に役立つとは考えたであろうか?もし私が当事者であったとしたら「満面の恵比須顔」であったろう。そして終点北上から新幹線の乗り換える乗客も少なくない。
地味な存在であるが「縁の下の力持ち」的な存在でもある北上線をまた訪問する機会が待ち遠しく、そして愛おしい。そう、その時が来たら「ほっとゆだ」でホッと一息も良いであろう。



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北上線を南下する(前編)

お馴染みのフレーズとなってしまって申し訳ないが、1983年以来約31年振りとなる北上線を今回は南下してみようと思う。前回の訪問時は北上から文字通り時刻表の地図上では「ほくじょう」して横手に出た。しかしながら「制覇」とは名ばかりで、実は北上を出てから横手に着く手前まで万遍なく「熟睡」していたので景色とかは全く覚えがないが、この区間を寝ていた事はハッキリと覚えている。と言う事で実質今回が「初」となる事であろう。

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(久々に来た横手駅。すっかりリニューアルされており橋上駅に変身していた。)

2014年1月、宿泊先の秋田から横手に着いたのが9時19分の定刻だ。途中「単線並列」をじっくり取材したかったが吹雪気味の天候の中、列車が舞い上げる雪煙が「かぶりつき」の障害になり思うように「観戦」できなかった。そんな中、大曲からは従来の「狭軌」による姿となる。
私が以前訪問した時の横手駅の印象はあまり感じられず、駅舎は橋上に変身していた。そして旧・駅舎があったところは観光案内所のような施設に変身していた。しかし考えてみたらJR化後にほぼ全国的に主要駅がリニューアルされていく中、「東」に関しては東北方面の主要駅はかつてと同じ地上のままの場合がほとんどだ。だが駅舎は橋上などに変身しており、少ない経費でハード面のリニューアルを進めている姿勢が見受けられる。
そしてこの横手駅の橋上駅に変わったのは先述したが、以前と比べて側線の数が減少しややコンパクトになった印象だ。

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(銀世界一色の横手駅。現在は優等列車の発着が無くなってしまった・・・)

北上線は1番線より発着する。出発の30分前にはもう列車はやってきてくれた。これは北国の冬場ならではの「サービス」であろう。待合室にいなくても「暖」が取れるのはうれしい。もう私は列車に乗り込んでいたが、出発時刻になる頃にはほぼ全席埋まっていた。3両編成であるが後ろ1両は回送扱いで乗客は乗れない。が、若干いつもより乗客が多いのか、出発3分前くらいに回送車両も開放。実質3両編成で横手を出る事となった。

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(ほっとゆだを過ぎるとこんな駅も登場する。なんだか本当に仙人の「住処」なのか・・・)

横手に別れを告げると只管北上線は南下(正確に言うと「東に向かう」であろうか?)をしていく。北上までは山越えがあり雪の降りがいっそう深まってきたが所々で太陽も姿を見せる。変化が激しい東北の天候であるが、今回の旅は列車がほぼ定刻で運転されているのが素晴らしい。殆どの乗客が北上までの乗車と思われるが、私は途中の「ほっとゆだ」で下車の計画だ。この「ほっとゆだ」については別途スペースを設けて紹介していくつもりであるが、北上線の旅は更に「深化」していった。



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伊豆急行各駅巡り⑪ 今井浜海岸

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今井浜海岸は、文字通り海水浴場の最寄駅である。伊豆急行開通時の1961年には無かったが、翌年に「今井浜海水浴場」として臨時駅ながらデビューした。1969年には通年営業の駅に昇格して現在に至るが、海岸までは若干距離があり、駅前は商店などは見当たらず普段はひっそりとしている。2012年には駅のすぐ隣に「伊豆今井浜病院」が開院され通路が直結されており、駅名とは裏腹に「生活」のイメージが強い。今井浜海岸は、東伊豆には数少ない砂浜の海水浴場である。シーズンともなると多くの海水浴客が訪れるが、列車での訪問は目立って多いとは言えないであろう。棒線化された駅は、大磯ロングビーチを思わせる屋根付きのベンチがあり、海水浴場ムードを盛り立てる。とは言うものの、駅のすぐ手前にトンネルが口を開き、山多き伊豆を肌で感じる。
2006年にはログハウス風の駅舎に変身し、清潔感あふれる駅に変わったが、海水浴場の玄関口にしては若干待合室が華奢な印象だ。


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2006年にログハウス風の駅舎に変身。海水浴シーズンにはにぎわいを見せてくれる事であろうが・・・



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駅舎からは海岸が見えるが、若干距離がありそう。



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切符売り場も若干リニューアルしたが、早朝と夜間は無人になる。



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駅の隣には病院が建立された。駅とはエレベーターがある通路で直結している。



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「ロングビーチ」を思わせる屋根。やはり「シーズン」のイメージが強い感があるが、私の訪問は10月。そろそろ紅葉の季節になる頃だ。



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ホームの両側をトンネルで挟まれており、地形の制約からホームを延長できない。



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トンネルから出てきてトンネルに消えてゆく・・・ここ今井浜海岸駅は「踊り子」にしてみれば単なる通過駅に過ぎない。



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オ~ッと!次の駅に向かう列車はまたまた「リゾート」だ。今度は100系カラーの「リゾート」。かつての勇姿を思い浮かべる。おまけに車内もアップしてみた。



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伊豆急行各駅巡り⑩ 伊豆稲取

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稲取温泉の玄関口である伊豆稲取。対向(相対)式ホーム2面2線であるが側線を持ち、保線車両が留置されている。特急列車が停車する完全なる観光駅であるが、現在の乗降客数は2000人あまり。1980年代は3500人くらいはあったのでかなりの減少である。観光客の減少やモータリゼーションの影響もあろうが、休日ともなるとまだまだお土産片手にした初老の女性グループなどが目立ち、観光の拠点としての役割を果たす。駅前にはお土産屋さんなどが犇めき合うが、路線バスの乗場は、時間帯によっては行列ができるほど。やはり駅前は狭く、伊豆の特徴を肌で感じる事が出来る。


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伊豆稲取駅舎。とんがり屋根が特徴的である。若干リニューアルされているが・・・よく見ると自転車で来ている人もいたぞ。



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もうひとつの出口を出ると・・・送迎バス用のロータリーにたどり着く。



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そのロータリーからは保線車両をじっくり堪能できる。


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なんとなく懐かしい昭和の風景。



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なんの行列かと思っていたら、路線バスの乗場の行列らしい。やはり休日とあってか観光色が濃い。




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改札口はご覧の通り、ほぼ観光客が占める。



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ホームでは「スーパービュー」が待っていた。東海道線では良く見かけるが、伊豆急で見るとなんだか新鮮。



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次の駅に向かう普通列車だが・・・おっ、ようやく「リゾート」との巡り合い。しかもまたもや黒船だ!これを普通列車で解放とは、伊豆急も太っ腹だ。




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伊豆急行各駅巡り⑨ 片瀬白田

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片瀬白田駅の駅名は、白田川を挟んだ両側にある「片瀬温泉」と「白田温泉」の地名を合作されたものだ。片瀬が北側に、白田が南側にあるが、駅は南側の白田温泉にある。対向式ホーム2面2線であり特急列車は停車しない。駅から海岸が見えて潮風が漂う事を象徴するかのように、毎年恒例の「伊豆初日の出号」運転時の元日にはこの駅で初日の出を拝む設定になっている。
2つの温泉の玄関口であるが、意外と駅前はひっそりしており、さながらローカルムードを醸し出す。築堤上のホームは、過去にCMのロケ地になった事は地味に有名であるが、やはりロケーションは抜群に良い。
駅前には商店などは無く、ロータリーはガランとしているが、一見変わった飲食店の看板が目立ち、我々を楽しませてくれる。秘境駅ではないが、私好みの「地味」な存在であるこの駅は、なかなかこういう機会が無いと訪問できない。白田温泉や片瀬温泉は、どちらかと言うと「家族向け」であろう。海水浴やフィッシャーなどには重宝すると思う。


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わりと華奢な片瀬白田駅の駅舎。私の訪問時は「独占」状態であったが、列車の到着時間に合わせて地元民の顔もチラホラあった。



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駅前のロータリーは本当に「ロータリー」のみであり、熱川や伊豆高原などの派手さはない。実にひっそりとしており、生活感が溢れている。



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駅前には気になる看板が・・・いったいどんな食べ物なのであろうか気になるところだ。



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駅舎の中に再び戻ってみた。待合室もかなりコンパクトであったが、やはりどこか「生活」の匂いを感じる。



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ホームからは海岸線が見える。「初日の出」を拝むにはもってこいのロケーションだ。



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やはり次の駅への移動はこれか・・・そろそろ「リゾート」してみたい気分だ。



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「あけぼの」放浪記③

鶴岡に到着した。私は素早く駅の様子を見ようとドアの前に立っていた。すると・・・なんと乗客がいたのだ!小学生高学年~中学生くらいの少年であったが、おそらく「その道の人」であろうとすぐに感じた。なんというか、同業者の「匂い」みたいなものを醸し出している。と言うか、未明の4時半~5時頃に寝台列車に乗ってくるとは、どう考えても・・・であろう。私は驚きを隠せず、思わず「会釈」・・・とは言うものの、もちろん「心の中」であったが。

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(未明の酒田にて。既にホームは銀世界であった。この地の訪問は1983年以来。)

少年に気を取られたいたので鶴岡のホームに降り立つことは出来なかったが、降りたとしてもすぐに出発なのでどちらにしても同じ事か。席に戻ると今度は酒田が気になりだした。余目を出るとすぐに酒田に到着。下段にある窓にカメラを伸ばし、シャッターを切りまくった。後から画像を確認してみたら昔の面影が若干感じられて嬉しい気持ちにもなったが、駅名表は「JR仕様」で、なんとなく親近感も湧く。

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(寝台車独特の風景。もう30年以上前から経験済であるが、今目の前にしても新鮮な気持ちになる。)

秋田に到着する頃には辺りがようやく明るくなってきた。そして車内放送が日付が変わって初めて入る。「おはようございます。この列車はただ今16分ほど遅れて運転しております。」ここで初めて列車が定刻より遅れている事に気付かされた。だが、このままの遅れで青森まで行っても乗り換える津軽線には影響がないので気持ちに余裕があるのが嬉しい。
秋田では「撮り」のギャラリーが群を成し、一斉に先頭に向かう姿が窓に映った。やはり「あけぼの」の運命は決まってしまったのは本当なのかと実感してしまうシーンでもあった。

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(大鰐温泉に着くころには既に辺りは明るかった。弘南鉄道は雪に埋もれて確認しづらい。キネ様ではないが、朝から「氷結」とは、寝台車の特典か・・・)

秋田を出ると車内放送が再び。弁当などの車内販売が無い事がアナウンスされると少々残念な気持ちになったが、事前に朝食を買っておいたのは我ながら準備万端であった。
そういえば下りの羽後本荘~青森は「立席特急券」で乗車できる旨が時刻表に記されていた。車内アナウンスによると4号車がその担当になるらしい。4号車では羽後本荘や秋田で下車する乗客が集合しているのであろう。しかしながら現在のあけぼのの状況を考えると秋田などでの下車客はそう多くないはずだ。「立席特急券」も若干「プラチナ」気味かも知れない。

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(そして青森に到着。有名な歌のごとく「雪の中」は定番か。)

弘前は2011年に訪問してるのでそれほど懐かしさみたいなものは無いが、震災の2カ月前であったため印象深い。弘南鉄道のホームは以前はJRと若干側線を挟み離れた位置にあったが、現在はJRと接近しどちらも仲良く同居している。
新青森に着くころには朝9時台であったが「青森までの乗車でも特急料金がかかります」のアナウンス。あけぼのだけは特別の扱いらしい。そして終点青森は、下車するのは1983年以来で久々だ。2008年辺りにも通り過ぎてはいるので駅の雰囲気は確認済であるが、やはり青森駅は連絡船が無くなって構内がかなりコンパクトになった。あれだけの側線が無くなってしまい、昔からのホームが取り残された感じだ。そして「レインボー・ブリッジ」、いや「ベイブリッジ」なる橋が向こう側に輝くのが印象的だ。

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(数々のドラマを生んできたブルートレインもいよいよ終わりを迎えようとしている。青森駅ではもう見納めとなってしまうのか。)

私が初めて乗車した寝台特急は1978年の「富士」であった。当時は東京から西鹿児島(当時)まで24時間25分かかって走っていた。私は全区間完乗しているが、今考えたら壮絶な「移動手段」であった。「24系25形」は当時最新式で「2段ハネ」が画期的であった時代だ。そのためベッドの、いわゆる「座高」が高く窮屈感が無いのが斬新であった。「富士」の乗車時は小学生であったため体が華奢だったせいかベッドなどの空間が広く感じたが、30年以上経過して同じ車両に乗った印象は全く違うものであった。今や夜間の移動は「バス」が主役に時代だ。寝台特急などの鉄道での移動は若干割高に感じてしまう。個室ならともかく「解放」であると治安の心配などで眠るのに支障が出るのも正直なところであろう。「ゴロンと」に人気が集中するのも時代を象徴しているようだ。

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(ギャラリー達は先頭へ。そしてこんな列車も一緒に収めていた。)

私が「あけぼの」に乗って感じた事・・・それは「時代遅れ」と言う事を否定できない事であった。もちろんこれは「一般的」な見解である。私的には旅情を誘ったが、やはり昔とは違う「何か」を感じていた。特に「解放B」であったからかも知れないが、やはり「サンライズ」や「カシオペア」の方が快適なのは当然である。
しかし、昭和から平成を生きた「ブルートレイン」は、満身創痍になりながらも数々の「出会い」そして「別れ」の多くを見届けてきた事であろう。私が「富士」に乗った当時は「最新式」であった車両も現在は数多くの「傷跡」が痛々しい。だが、その傷跡はやがて「勲章」に変わり、未来の私たちがこの「あけぼの」を振り返った時、その勲章は眩(まばゆ)いくらいに輝かしく、そして美しく映っている事であろう。姿を消していった数多くの「ブルートレイン」たちと共に・・・

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(跨線橋から定番の1枚。車庫に入るためDLに牽引されていく「あけぼの」。この跨線橋からの眺めは今も昔も変わらない。)


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「あけぼの」放浪記②

いよいよ出発の時間になった。久々の「解放B」は懐かしいのもあるが、やはり若干手狭な感じが否定できない。が、私同様「乗り納め」の乗客が大半を占めると思われ乗車率はほぼ「フルハウス」であった。やはり「報道効果」であろうか、全国各地から「あけぼの」目指してやってきているようだ。

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(583系の「パン下」に匹敵するであろう解放Bの「デュエット」部分。ここは一度試してみたい。)

普段は上野~大宮などを列車に乗っていると長く感じるが、寝台列車で迎えた大宮はなんだか上野から3分くらいで到着してしまった感じだ。
さて、私のブログと相互リンクさせていただいてる「キネ様」のブログでも「あけぼの」乗車記を紹介していらっしゃる。その中で「居酒屋」との表現が出てくるが、やはり誰もが同じことを経験しているであろう。今回、私も例に漏れずに「あけぼの」にて実践してしまった。だが、実は仕事が終了してから「あけぼの」に乗車する予定になっているので何としても出発時間に間に合わせなければならない、という気持ちから、仕事場においては普段の倍の作業量で「稼働」した。そのため「解放B」に体を預ける頃には疲労困憊でいささかアルコールの廻りが早いようだ。

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(大宮を出ると車内改札が。いつもより乗車率が良いせいか、車掌さんも忙しそう。)

高崎辺りを通っていることなど既に記憶に無く、土合辺りのループ線など全く通過する事すら頭に無かった。気付いたら運転停車なのか、長い時間駅のホームが見える空間に停車していた。恐らく長岡であろう。時間にして30分位に感じたが、こちらは「頭痛が痛い」的なアルコールの悪戯か、若干視点も定まらない。
そのまま寝ていたのか、気が付くと鶴岡の手前付近であった。なぜ「手前」とわかったのか?それは若干酔いも覚め、ちょっとデッキに行ってみた。すると列車はスローダウンして「あつみ温泉」でドアが開いたからだ。

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(私は「上段」に。荷物置き場もあって若干広々の印象であった。)

そういえば、羽越本線の坂町から秋田寄りは1983年以来の訪問となる。久々に羽越本線の駅達を確認してみたくなった。あつみ温泉から20~30分くらいで鶴岡に着く。「そうだ、鶴岡駅の様子を久々に確認してみよう」と思い再びデッキに立った。すると思いも寄らぬ事が待っていた・・・

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「あけぼの」放浪記①

2014年春、寝台特急「あけぼの」の去就が決定した。恐らく各方面この話題で賑わっている事であろうが、私なりの「あけぼの」が紹介できれば幸いである。

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「あけぼの」と言えば「太郎」とすぐに思い浮かぶのは私だけだろうか?最近は武藤の団体に移籍して活躍しているらしいが、彼の力量は「未知数」であろう。
まぁ、そんな事よりここは「鉄道」に関するブログである。「太郎」の事はさておき、私は2014年1月に東北の旅の計画を企てた。そこで久々に「ブルトレ」に乗車しようと思い「あけぼの」を利用してみようと思った。24系寝台に乗車するのは2007年の「北陸」以来である。いや、2008年の北斗星「ロイヤル」以来か。どちらにしても久々の「正統派」ブルートレインは昭和の香が漂う列車である。

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(定番の13番線に入線する「あけぼの」。電源車が一番後ろかと思ったら意外な展開であった。)

そんな中、残念な知らせが届いた。「あけぼの」の去就を知らせるニュース・・・私は驚いた。あけぼのの去就に驚いたのではない。偶然ながら利用しようとしていて「よし、切符取ろう」と準備していた矢先の事であったからだ。結果的に「ラスト・ラン」となってしまう事になるであろう「あけぼの」は、この平成の世の中では既に時代には合わない列車となってしまっていた。
私は旅行会社に「あけぼの」の寝台券を発注していた。発注したのは「ゴロンと」であったが納品されたのは「B寝台」であった。やはり「ゴロンと」は大人気なようで、去就が報道されてからいっそう「プラチナ」になってしまった。
「解放B」はそれこそ「北陸」以来。かねてから妻が「あけぼのに乗りたい」と言っていたが全く意味が分かっておらずどんな車両かもわかっていない状態だ。だから「北陸と同じやつ」と言えば経験済みなので説明しやすい。妻は「寝台=ロイヤル」と思い込んでいる場面もあり、「解放B」とわかると若干落胆の表情を隠せずにいた。

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(ギャラリー多数!24系25形で行く東北もいよいよ乗り納めとなりそうだ。)

さて、私が目指す東北へはいよいよ「あけぼの」でのアプローチが決定した。数々の列車を乗車してきたが、こうして廃止が発表されてから「乗り納め」をするのは人生「初」の経験。果たしてどんな出来事が待っているのであろうか・・・
本厚木からロマンスカーで一気に新宿へ。途中に通勤電車を挟み上野に到着するが、1月5日の東京は、まだ「仕事始め」なのか若干いつもと雰囲気が違う。なんとなく帰宅ラッシュ的な混雑振りはあまり感じられなかったが、上野に着くと13番線付近には「その道の人」がラッシュ的な混雑振りを「魅せて」くれていた。

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最後尾は「レディースゴロンと」。かなり車両もお疲れであるが、間もなく最終章を迎えようとしている。)

入線シーンは得意の「ゴーッ」という音を轟かせながらゆっくりと入線してくる「北斗星」をイメージしていたが、意外にも電源車は青森方にいたため静かな入線の印象であった。が、いわゆる「その道の人」は一斉にシャッターを切りストロボがキラキラと光る。まるで「フラッシング・エルボー」の様に・・・
散々「エルボー」を食らったが、打たれ強い「あけぼの」は堂々と13番線に到着した。私も久々に胸ときめく。そして青い車体に身を預けた時、これから東北への旅が緩やかに始まろうとしていた。



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伊豆急行各駅巡り⑧ 伊豆熱川

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伊豆熱川と言えば、東伊豆を代表する温泉街のひとつで、高層ホテルが立ち並ぶ温泉街がある。やはりこの辺りも伊豆半島の特徴である「山」を象徴するかのように坂が多く平地が少ないなか、約20件くらいの高層ホテルが斜面に張り付くように点在。もちろん「踊り子」も停車し、休日はともかく、平日でもそこそこの観光客の姿が確認できる。しかしながら全盛期に比べればかなりの利用者減少は否定できず、駅前のお土産屋さんは既に閉鎖されていた。だが、付近には「バナナワニ園」等の観光施設があるほか、東伊豆では数少ない砂浜の海水浴場がある。そのためシーズンには熱川温泉に訪れる観光客も少なくない。
そんな私も社員旅行などで度々訪れた事がある。やはり坂道が多く、大型バスが何度か切り返して曲がり切るカーブを通らなければ宿泊先にたどり着くことが出来ないなど「昔ながらの」温泉街だ。
駅は島式ホーム1面2線であるが、地下道を潜り駅舎にたどり着いた後、更に階段を下りて駅前ロータリーに出る構造となっている。地形の制約が何かとある伊豆急であるが、熱川に限らず、どの駅でも建設当時の先人の苦労がヒシヒシと伝わってくる一面が所々に見られる。

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島式ホーム1本の1面2線の駅は、ポイントのすぐそこまでホームが迫る。外部の建物も駅のすぐそばに張り付くように建っており、狭いスペースに何とか入れ込んだ感じだ。



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「湘南メッシュ」の185系踊り子が到着。女性3人組は、これから東京方面に帰ると思われる。さぞかし温泉で癒されたことであろう。



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若干リニューアルされた駅舎だが、昔の面影も残る。狭いながらもロータリーがあり、熱川の玄関口としての機能も。



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駅前には定番の「足湯」もある。休日ともあって、観光客が多数犇めき合っていた。



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ホームからは源泉の蒸気が見える。「温泉」を最大限にアピール!



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駅前にはお土産屋さんがあったが、現在は閉鎖されていた。時代の波と共に寂しさが漂う・・・



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駅舎内はリニューアルされお土産屋さん等が同居する。改札も明るくなった。



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「リゾート」がやって来たが・・・


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私が乗車するのは「こちら側」。どうも8000系とは切っても切れない仲の様だ。



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伊豆急行各駅巡り⑦ 伊豆北川

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伊豆北川は、稲梓と共に2012年に伊豆急行としては「初」である終日無人化された駅だ。一面一線の駅はほとんど利用客が無く、いわゆる「秘境駅」の認定にはふさわしいかも知れないが、付近には北川温泉も控え、観光地としての「玄関口」の役割果たす。実際に私が下車した時に、同じく下車した若い女性一人が旅館か何かの施設の送迎車に乗り込んでいった。とは言うものの、例えば路線バスに乗ろうには駅から10分位歩いてバス停まで移動しなければならない。この辺りも伊豆を象徴するかのような地形が連続する。
しかしながらホームから眺める「太平洋」は観光ガイドブックなどに載せたい(実際に載っているかも知れない)くらいに絶景で、駅訪問時にはこの景色を「独占」できるチャンスがある事であろう。実際に私は独占させていただいたが、滞在時間がわずか5分であったため、改めて訪問の機会を設けてみたい駅でもある。


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駅名表を別角度から。既に裏手には山が迫る。伊豆の地形を象徴する駅でもある。



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駅入口は築堤上のホームを見上げる。駅舎のようなものは無く、なんとなく「三陸鉄道」っぽい。



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駅舎は無いものの、切符売り場はある。が、終日無人化された窓口は固く閉ざされていた。



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入場用の「スイカで~」も一応機能している。



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山深い駅を象徴するかのように、駅を出るとすぐにトンネルがある。



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ご覧の通りの「絶景」であるが、タイミングによっては「独占」できるかも。もちろん私も「独占」させていただいた。



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独占の後はこの列車に乗って・・・



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新庄の新幹線

私は「〇〇鉄」という言葉がなかなか馴染めずにいる。某トラベルライター(自称)が作ったと思われる造語であるが、「鉄」にもいろいろカテゴリーがあるものだ。私もその「時代の波」に乗って「撮り鉄」で勝負してみよう。とは言うものの「勝負」するほどの腕前ではないのでお手柔らかに拝見していただければ幸いでである。
と言う事で2014年1月9日、銀世界の新庄駅で過ごす時間を利用して新幹線を撮ってみた。恐らく20年後くらいには貴重な写真となる事であろう。

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5番線の横にあるこの格納庫みたいな施設が新幹線の電留線となっている。待機中はここで眠っている事であろう。現に私の訪問時も一編成出庫を待っていた。


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いよいよ出発の時間となったのか、一旦山形寄りの引き上げ線に入線する。奥羽線(一番右)の線路との間には狭軌の陸羽東線を挟んでいる。


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そして陸羽東線を一気に乗り越え標準軌の奥羽線に渡り1番線に入線する。


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見よ、この堂々たる姿を!これより福島に向かい東北新幹線「本隊」と合流し東京へと向かう。



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新在の境界駅・新庄(後編)

引き続き新庄駅を紹介しよう。跨線橋を使わずに乗り換えできて大変便利であるが、若干ひっそりとしている印象。私が1983年に陸羽東線へ乗り換えの際に訪問した時と全く印象が違うが、やはりどこかで懐かしい部分がある。

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陸羽東線の列車が到着した。標準軌に接するホームを通り過ぎ、狭軌側のホームで止まる。狭軌同士、仲良く顔を並べ、奥羽本線秋田方面や陸羽西線にも乗り換え便利。


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狭軌と標準軌の境界線となる通路。この通路が大きな役割を果たす。結果的に1・2番線と3・4番線は「頭端式」の形になる。5番線を介して陸羽東線と陸羽西線・奥羽本線の秋田方面への、いわゆる狭軌同士の直通が可能となる。


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5番線のホームからはこんなものも見える。かつて機関車の車庫とかで使用されていたのかも知れないが、いまだ健在。


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私は9時2分発の山形行きに乗車。一瞬「東海道線」と思ったが、車両形式の数値から判断して電気方式が全く違う事が判明。そういえばこちらは交流だったっけ。線路幅も違うし。


こんな感じで和やかなひと時が過ぎて行った。まだ年が明けて9日しか経っていないせいか、若干正月ムードが抜けていない感もあったが、久々の新庄訪問は新鮮な気持ちになった。かつてとは全く違う印象であったが確かに私はこの地に訪問している。そして今回の旅で初めて新庄の街を宿泊地に選びそして散策したが、全体的にひっそりとした感じもしたが、非常に雪深い印象であった。こういう旅ができるようになったのも「乗り潰し」から解放されて「点の旅」ができるようになったからか。

再訪・・・わたしにとっては先述した「比較の旅」となっているが、これほどの印象の変化があるのも、やはり30年という歳月が流れての事であろう。かつての姿と比較できる私は非常に贅沢な経験をさせていただいたと思う。そしてその歳月の経過は逆に新鮮な気持ちで「再訪」を体験できて、楽しくて仕方が無かった。それはまるで初めて訪れたかのような、何とも言えない「トキメキ」とでも言おうか。

人間は常に「新鮮」や「トキメキ」みたいなものが無いとマンネリ化してしまうような気がする。もちろん、その「トキメキ」はいつもおこる現象ではないがために起こるもの。だから旅は面白い。もちろんマンネリを否定しているのではない。むしろマンネリは非常に大事であると私は思う。それこそ「ドリフターズ」がいい例であろう。「この時間帯にヒゲダンスのコントがあるから面白い」や「そろそろじゃんけん決闘の時間だな」みたいな楽しみが生まれてくる。我々の生活はハッキリ言ってこのふたつが同居して初めて「成立」するのかもしれない。もしどちらかが欠けたとしたら、それは生活の「リズムの狂い」が生じる事を意味する。しかしながらこうした旅ができる自分は非常に幸せに思う。そして将来的にもこの状態を維持できればこれほど素晴らしい事は無い。


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新在の境界駅・新庄(前編)

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1999年に新幹線が新庄までやって来た際に駅の配線や設備などが大きく変更された。それを確認するために2014年1月、新庄にやって来た。新庄と言えばこのブログで紹介した1983年の東北の旅で「津軽54号」で下車のはずが運転停車の山形で折り返し「おが」に乗って訪問した事を紹介したのは記憶に新しいであろう。実はその時以来の訪問で、新庄に訪れるのはいささか楽しみであった。当初の計画では新庄には寄らなかったが、予定をあえて変更して陸羽東線でアプローチ。新庄を宿泊の地に変更した。宿泊先は、某旅番組の路線バス乗り継ぎ的番組でも放送されたホテルだったのは偶然であった。もしかしたらあの「出演者たち」と同じ部屋であったかもしれないが・・・

それはさておき、新庄に新幹線が来てもう15年も経過しているとは知らなかった。つい最近のような気がしなくもないが、私が初訪してから15年後に新幹線が新庄に来たことになる。そしてその時からこの新庄駅は狭軌と標準軌が同居する駅として生まれ変わった。
かつて側線があった場所には新幹線の電留線があり、新幹線ホームに列車が入ってくる場合は一旦山形方面へ行き、狭軌の陸羽東線を乗り越してホームに入線する。
また、最も変更された箇所としては、1990年代前半の山形駅のように新幹線と在来線の線路幅が違う部分に通路を作り仕切りを入れたので跨線橋を使わずに乗り換えがスムーズにできる構造となった事だ。

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生まれ変わった新庄駅舎。と言っても既に15年が経過しているが、そんな雰囲気を全く感じさせない清潔感あふれる駅舎だ。


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明るく解放感のある駅舎内。観光案内ほか、各種インフォメーションがそろっており情報が充実している。


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そしてこんなものもお出迎え。


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では早速ホームへ。写真は前日に到着した時の「夜」の写真であるので以下は夜のホームの様子を紹介してみたい。


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狭軌在来線のホーム。「真室川」の行先表示が印象的な奥羽本線の普通列車や陸羽西線のDCに、私が乗っていた陸羽東線からの乗り換え客も吸い込まれていった。


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こちらが標準軌のホーム。やはり一目で線路幅の違いが分かる。


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こちらは標準軌側のホームに翌朝来てみたバージョン。夜と朝とでは当然印象が違うが、若干夜の方が賑やかな印象であった。



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ひとつ上を行く・・・グランクラス

東北新幹線は開業以来常に進化している。開業当初は「大宮暫定」であったが、現在は福島・盛岡で「ミニ」を分岐、大宮からは上越新幹線が分かれ更に高崎で北陸新幹線が分岐する。「東」の新幹線は「分岐」が最大の特徴で、各都市間の輸送よりも各都市VS首都圏の輸送の比率が大きい。
そんな中、最新の新幹線事情では「グランクラス」なるサービスが登場。グリーン車よりも「ひとつ上」のサービスが好評を呼んでいる。ならば私も試さぬ理由が無いと、2014年1月の東北の旅の帰郷時に「ひとつ上」にチャレンジしてみた。仙台から東京まで乗車したが、グランクラスは特急料金の他に9000円の別料金が発生。青森からは更にプラス1000円であるが、これが高いか安いかは「あなた次第」であろう。しかし別料金分のサービスは格別で、1時間半などあっという間に過ぎてしまった。再チャレンジは言うまでも無いが、それは財布と相談してから決断する事としよう。


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先発の「やまびこ」出発の5分後に私の乗車する「はやて」が発車する。現在、E5は「はやぶさ」だけの運用に限らなくなってきた。


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先に「やまびこ」を見送るがこちらもE5が担当。もうかつての東北新幹線のイメージが無い。


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そして私の乗る「はやて・こまち」が到着。なんと17両編成の「超大作」だ。1両目から17両目まで移動するとどれくらいの距離と時間がかかるのであろうか?


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グランクラスは10両目。入り口では客室乗務員がお出迎えだ。


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早速車内に。横3列の座席であるが、車内は意外にコンパクトに感じた。


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これが「グランクラス」である。一人席と二人席があるが、得意の「読書灯」が印象的。


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グランクラスならではのサービスが。ここにはスリッパが収納されている。


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テーブルは座席横から引き出す。なかなか凝った設計だ。


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座席の角度はこのパネルで調整。その他、乗務員を呼ぶ時もこのパネルを使用する。


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仙台を出発すると早速乗務員の挨拶が始まる。乗客ひとりひとりに声を掛け、下車駅までフォローしてくれることを約束。


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グランクラスでは軽食と飲み物のサービスがある。もちろん別料金不要。軽食は「和」か「洋」を1回のみ選択できるが、飲み物はフリー!アルコールももちろん。写真は「和」。


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ちなみにこちらは妻が利用した「洋」。ドリンクはハーブティーだ。


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更にこんな「おつまみ」も付いてくる。アルコール愛飲者には最適であろう!


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アルコールはビールの他にシードルもある。私は東京までビール×2、シードル×2を試飲。特に最後のシードルは大宮を出てから発注したため、乗務員から「(東京までに飲み終わる事が)間に合いますか?」と聞かれてしまったが、多分武蔵浦和付近で飲み終わっていたはずだ。


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やがて東京に到着する時間となる。仙台から10分位しか経っていない感じがした。


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東京に到着。すると早速清掃員が待ち構えていた。


こうして東北の旅は終了。私はこれから新宿に向かう。東北新幹線の車両はそのうちすべてE5の時代が来るのであろう。そして北陸新幹線も金沢まで開業し、一層東京寄りの線路不足が深刻になりそうだ。上越新幹線の起点は当初「新宿」であったが、実際問題、新宿まで引っ張って来ないと大宮~東京間のダイヤが過密になり過ぎてやりくりが大変であろう。JR東海は東海道新幹線と東北新幹線の「ドッキング」を拒んでいるが、いっその事ドッキングしてしまい東京をスルーにしてしまえば若干東京駅の負担は減るのではとは素人の考えであろうか。もちろん車両や運転上の設備云々の改良は必要であろうし多額の経費がかかるであろう。だが、例えば東海道新幹線を「大宮発」とか東北新幹線を「小田原発」などにしてみると「選択肢」も広がり夢が膨らむ。将来的に「リニア」もできて東海道新幹線はダイヤに余裕ができるはず。「東北」と仲良くするのもひとつの選択肢ではなかろうか?


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青葉城の恋唄③

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(愛子まではこんな景色であったが・・・)

仙山線の2面性は先述しているが、愛子ではかなりの乗客があった。秋保(あきう)温泉の玄関口であるが、鉄道を使っての訪問者はそう多くないであろう。それよりも生活のカラーが断然目立つこの愛子より仙台までの区間は都市化に合わせ列車本数も増大した。そして前回訪問時の1983年よりも駅が増えた。私の知らない駅がたくさんできており、街並みも一転している。特に学生の利用が目立ち、昼間でも大学生と思われる乗客が途中から多数乗車してきた。仙台に着くころには立席客も出るほどで、仙台側の発展は目覚ましいものがあるが、一時よりは若干落ち着いた感がある。

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(愛子に到着。景色が一転する。ここより乗客がドット混む!下の写真は1983年訪問時。)

愛子からは広瀬川に寄り添うように列車は仙台目指すが、仙台に近付くにつれだんだん住宅や店舗が密集してきた。大きくカーブして東北本線を乗り越えると仙台に到着するが、やはり「大都会」のイメージ。新幹線をはじめ、各方面から列車が集まってくる。
仙山線にはかつて583系が入線した過去がある。急行「津軽」が583系で運転されている時代に山形新幹線の改軌工事の為仙山線を経由したのがその経緯で、上野から来た列車は仙山線経由で山形でスイッチバックして秋田方面へ向かった。なんだか夢のような話であるがこれは是非私も経験してみたかった。

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(北仙台では「番長」が迎えてくれた!)

山形新幹線の輸送力補強として仙山線の、特に愛子~仙台を複線・高速化する案が出ているらしいが、東照宮付近の景観的問題から実現に至らないらしい。しかしながらこのアイデアは是非実現してほしいもの。それこそ北仙台辺りから地下化にして「あおば通」と連結するのも良いかもしれない。もちろんこれを実現するには私の全財産を提供しても全く足りないくらいの経費が掛かろうが、仙山線の役割を考えるとある程度の改良が今後必要になるであろう。

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(2008年以来の仙台訪問。だが乗り換えの為約30分程の滞在時間に過ぎなかった。)

私はこの後「グランクラス」で帰郷する予定になっている。2008年「七夕まつり」に参戦するため訪問して以来の「杜の都」となったが、新幹線も新時代を迎えいよいよ北海道まで到達する日も近い。時は巡りまた夏が来て「あの日と同じ流れの岸」に仙山線を再び見かける時「瀬音ゆかしき杜の都」はいっそう輝きを増している事であろう。



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プロフィール

ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

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