鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

高山本線駅名標コレクション③

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(中川辺)

(古井)


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(蘇原)

(那加)


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といった具合に高山本線の旅は終わった。だが、今回のこうした旅は「「18」でなければほぼ不可能であろう。そんな旅を実現させてくれる「18」はとても素晴らしいきっぷであると思う。有名な観光地や展望台へ行って観光気分になるのもいいが、中にはこうした旅もあるよ!という部分が少しでも一般に理解していただけると若干嬉しい気もするが・・・


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高山本線駅名標コレクション②

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(角川)

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(上枝)

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(飛騨一ノ宮)

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(飛騨宮田)

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(禅昌寺)

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高山本線駅名標コレクション①

北陸新幹線開通により何かと話題の北陸地方。私的にはほとぼりが冷めた頃にでも出向こうかなという計画があるが、いずれ気分次第で行くこともあろう。
それより、今回のテーマである「高山本線の全駅名票撮影」であるが、ご覧の通り早速欠落が出てしまていった。だが、一応チャレンジしたガッツだけも確認していただければ幸いである。
一応カッコ内の駅は欠落した駅名標である。が、いずれの機会に再訪を試みたい。

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(婦中鵜坂駅)

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(東八尾)

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(楡原駅)

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高山本線を普通列車で制覇する事になったので、いっその事、全駅名票を撮影しようと思ってしまったが・・・③

その才能とは・・・なんと、24枚取りのフィルムを48枚で撮影できるという、夢の「ハイブリッド」的なフィルム節約型カメラであったのだ。1967年に発売されたらしいカメラであるが、もちろんアナログでフィルムを使用する。そのフィルムに半分のサイズで画像を収める仕組みになっていた。当時、まだまだフィルムというのは高価なものであったらしい。そのためこういったカメラに人気が集まったわけであるが、時代とともにフィルムも廉価なモノへとなっていき、そういったカメラの価値もだんだん薄れていったらしい。そのようなカメラを2008年に再び使用したのだから、これはギネスものであろう!もちろん駅名標を撮影するのに高山本線の駅数を考えた場合、この能力は有効になる。全て計算尽くされた行動であったのだ!!

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(これがキャノンdemi EE-28である。フィルムが倍で使用できるスグレモノ。24枚撮りフィルムだと48枚の撮影が可能である。ちなみに私は現在も所有しているが、流石に撮影機能が失われてしまった。まずフィルムの巻きができない。そしてシャッターが切れないなど致命的な故障をしている。修理に出したいのだが・・・)

と声を大にして言ってしまったが、それよりも「デジタルを買えよ」という結論の方が正解であったろう。既に私のようなアナログを使用している人間はほとんど皆無に等しかった。というより、そんな時代によくフィルムがまだ販売されていたんものだと、逆に感心してしまう。ところで2015年現在、どうなのであろうか。そんなアナログ的な旅をしていた当時の私は、この高山本線をそういう意味で制覇するのは実に大きい出来事であった。と、鉄道を主体とするブログであるのにこんなにもカメラの話題でスペースを裂いてしまった・・・だが、そんな思い出のカメラとともに再び旅ができる喜びもまた大きい出来事であった。

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(1980年代に活躍した「北アルプス」。一見キハ80に見えるが、実は名鉄所属の高山本線乗り入れ専用車両である。当時は神宮前~飛騨古川の定期運転であった。画像はウィキペディアより。)

さて、列車はひたすら岐阜を目指すわけであるが、実は私の乗車した列車途中の美濃太田止まりである。確か太多線から来る列車に乗り換えなければいけなかった。太多線から来る車両は「国鉄」であった。日本国有鉄道・・・かつては我々が支払う「税金」で動いていた鉄道であるが、時代の流れとともに民営化され現在に至っているのは周知の通り。ひとくちに国鉄というが、私が最も感受性が高い時代に終焉迎えた組織であるので思い入れもかなりある。そんな税金で運営されていた組織であるが、現在は経営方式こそ変化したもののエッセンス的にな部分はかつてから引き継がれ今も「国鉄」「昭和」を感じさせる部分が多い。高山本線は、そんなかつての姿を彷彿させるような、なんというか、素敵な鉄道路線であった。残念ながら名鉄と高山本線をつなぐ短絡線はなくなっていたが、それでもあの「北アルプス」の勇姿が今も蘇ってくるような・・・そんな車窓を今でも提供してくれる貴重な存在である。

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(そして晩年の北アルプス。現在は野岩鉄道・会津鉄道で活躍している「マウントエクスプレス」である。鵜沼付近で短絡線を通り名鉄~国鉄・JRの乗り入れを果たしていたが、現在そのレールは撤去されてしまった。画像はウィキペディアより。)

かつては電化も計画されていたが、車両の性能を上げることで限りなく電化に近い形でスピードアップに成功した。だが、やはり時代の変化はこの高山本線も同じであり、ライバルの「高速」が併走する。であるが、私自身の今回の高山本線は実にアナログ的に、そして昭和的に進行していった。古き良き・・・恐らく駅を下車したら更に多くの昭和を感じる事が出来るであろう。岐阜に着く頃には既にそんな構想が頭の中を巡っていた。

そんなわけで、次章では「駅名標」に拘って紹介してみよう。


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高山本線を普通列車で制覇する事になったので、いっその事、全駅名票を撮影しようと思ってしまったが・・・②

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(猪谷にての一枚であるが・・・既に過去のものとなってしまった交通機関の乗換案内が未だに残っていた。)

猪谷を出ると早速山深くなってきた、というより猪谷に着く前から既に山深い状況であった。杉原や打保など私の好きな地味的駅が続くが、やはり最初の代表駅となるのは飛騨古川であろう。やはり観光の街・飛騨を代表する駅として堂々としていた。とは言うものの、私は素通り・・・残念であるが、次の高山では停車時間がかなりあるのでそちらで駅前だけでも「観光」してみることにした。

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(猪谷にて、こちらはJR東海の車両。猪谷ではJRの境界駅となっているので乗り換えが発生する。だが、島式ホームのため乗り換えには階段を使わずに済む。)

さて、高山に着いた列車であるが、もちろんホームは観光客でいっぱいであった。だが・・・私の乗った列車は本屋側のホームではなく本屋から離れている島式ホームに停車した。もちろん普通列車であるから当然ではあるが、なんと乗客の入れ替わりがほぼ皆無であった。乗ってこなければ降りる客もいない。本屋側のホームの賑わいは「対岸の・・・」的な出来事であったのだ。停車時間的に確か10分以上あったので駅舎に行ってみた。何しろ若い女性が多い!これは、個人的には実に嬉しいことであるが、というよりこういった光景は実に活性化に繋がるであろう。まだまだ高山は日本を代表する観光地であるのだ。それより・・・私の場合は島式ホームの隣にある数多くの側線の方が気になって仕方がない。やはり山の中とはいえ、中心的な存在の高山は列車の留置などに多くの側線が必要なのだろう事は自然とわかる事だ。私の知っている頃と比べたら車両の変更などで、そういった意味での風景は変わっているが、基本的に昔のままの状態を保っているであろう。まだまだ昭和の感覚を感じる事ができる・・・などと考えているのは、当時、高山駅にいた不特定多数の乗客たちの中でも私だけだったであろう(多分)。

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(少々停車時間があったので外に出てみた高山駅。特に女性グループの観光客が目立っていた。とは言え「国鉄」の風情が未だに健在。)

ところで、タイトルにある様に「ある事」に挑戦してみた。今回の旅ではそんな遊び心を取り入れてみたが、実際のところどうであったのか?この記事をパソコン画面で文章にしている時点では正確な集計と確認が取れていない。だが、ひたすら駅名標にこだわり、駅名標に向かってひたすらシャッターを切っていたカメラであるが、実は「アナログ」を使用していた。当時はデジタルを所有していなかったが、なんというか、私が1980年代にひたすら我武者羅に鉄道に夢中だった時代をもう一度取り戻そう!という思いも強かったからだ。という事と、私が幼少時代に使っていた「バカチョン」がまだまだ調子良かったので、1980年代に使用していた「キャノンAE-1プログラム」と併せて旅先に持っていったのだ。そのバカチョンとは・・・キャノンDemi EE-28といい、実に優れた才能を持つカメラであった。そのカメラの優れた才能とは・・・


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高山本線を普通列車で制覇する事になったので、いっその事、全駅名票を撮影しようと思ってしまったが・・・①

高山・・・というとあなたは何を思うであろうか?「エベレスト・ジャーマン」「元・GHCチャンピョン」「顔が怖い」・・・と勝手に想像してしまう。というより、そっちの高山ではなく、今回は「本線」の方である。
今回紹介する旅では「青春18」での訪問のため、必然と普通列車になってしまう。だが・・・それがいい、と思うのは私だけであろうか?普通の一般に、高山へ観光に行こう!と思うなら「ワイドビュー」にでも乗って優雅にその時を迎えるであろう。だが、我々レールファンは常に常識を打ち破る・・・そんな存在のため、一般の方とは別の場所に価値観を求めてしまう。そう、普通列車で見る高山本線の風景は実に素晴らしい。景色とかはもちろんであるが、そういう事ではなく、なんというか「オーラ」とでも言おうか、普段我々が経験した事のない「何か」が潜んでいる。そんな「何か」を発見するために「18」でチャレンジした・・・

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(1980年代まではご覧の車両が活躍していた。後述する「北アルプス」とともに高山本線の「主力」であったが、当時は高速化のため電化も考案されていた。しかしながら途中で計画を変更。車両を改善する事で電化と同じ効果を狙った。画像はウィキペディアより。)

高岡で宿泊した私は帰郷のため高山本線を使う。とは言うものの、先述通り「18」を使用しているためとても「ワイドビュー」は遥か彼方的存在であった。だがしかし、そんなワイドビュー的列車以外にも当然ながら列車の設定はある。そんな列車で高山本線を全線制覇できたら素敵であろうと、2両編成の普通列車に乗ったのが富山駅だ。ちょうど朝の通勤時間帯であったため、旅先での立ち席はある程度覚悟はしていた。案の定、北陸本線(当時)は学生諸君や、意外にもスーツ姿のサラリーマン的乗客で満員御礼であったが、高山本線のそれは若干カラーが違っていた。下り列車という事もあってかそれなりに乗客はあるものの、私たちが普段よく目にするローカル線の風景がそこにはあった。

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(そして民営化後に導入されたキハ85。国鉄時代から格段に性能が上がり所要時間の短縮に成功。とは言え私は車両的な技術云々にはほとんど不得手な部類なのでそちら方面の情報はウィキを参考にしていただきたい。画像はウィキペディアより。)

越中八尾を過ぎた辺りからその風景が顕著になり、猪谷に着く頃には既に「普段」であった。猪谷はJRの境界駅のため、運転系統が別れるか、直通列車があっても運転手が交代するためほぼ全ての列車が停車する。私の場合も猪谷で乗り換えとなったが、こちらも2両編成であった。急ぎ足で乗り換えをしたものの、座席を選べるスグレモノであった。猪谷と言えば、近年までは神岡までの盲腸線があったのはご存知であろう。私の訪問時は既に廃止されていたが、なぜか乗換案内の看板が健在であった。そんな「奥飛騨慕情」を後にして、更に私はJR東海の内陸を目指す。非常に順調な旅であるが、果たして今後の展開が気になる・・・

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(JR西バージョンの高山本線DCは猪谷駅にて。国鉄時代に比べやや軽快な印象であるが、恐らく性能もアップしている事であろう。)



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「湘南」の定義とは?

「夏だ!海だ!湘南だ!」連日猛暑日が続き精神的にも体力的にもダメージを受ける日々であろうと思われるが、私はなぜかこの季節が一番好きである。基本的に冷房がなくても過ごせるし、体力的にも活動的になる私は少々異次元的な人間であろうか?
ところで、皆様は「湘南」についてどのような印象をお持ちであろうか?という私は、何を隠そう、実は湘南産まれである。だが・・・この「湘南」という地名は地図を探しても載っていないし「湘南」という自治体も存在しない。一体、「湘南」とはどんな定義なのであろうか。例えば、地元民である私の感覚だと茅ヶ崎・藤沢・鎌倉辺りを湘南と呼ぶ感覚だ。実際に私は茅ヶ崎産まれなので正真正銘の「湘南ボーイ」と呼ぶにふさわしいであろう。ウィキで調べてみると逗子・葉山などのキーワードが中心となって出てくる。
何かのTV番組で観たが、最近の湘南の定義は神奈川県にある相模湾に面する海岸全てを「湘南」と位置づけているらしい!これってスゴイ事だ。つまり湯河原や真鶴あたりも湘南として認められている事になる、という事だ。正直言って湯河原を湘南と呼ぶのはどうかと思うが、更にこの定義だと三崎方面も湘南に含まれややクエスチョン的な感じを否定できない。

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(「湘南電車」と言えばこうであろう。私が生まれた頃からおなじみであった車両であるが、現在でも「湘南以外」で活躍しているのがいい。)

そういえばかつての農協が合併する際に、神奈川県ではJA○○とする方針を示したらしい。その際に、例えば現在茅ヶ崎や藤沢にあるJAは「さがみ」を名乗っている。つまり「JAさがみ」となっている。そして不思議なのが平塚方面にある農協は「湘南」を名乗っている。これってやや不自然な感じもするが、ある情報筋によると、○○の部分を決める協議をする際に、先に「湘南」を平塚方面の農協に取られたと聞いた。だが、これはかつての湘南の定義である「相模川以西」の定義に当てはまるのでやや正解なのかも知れない。「湘南」というのはややブランド化したイメージであるが、やはり茅ヶ崎方面の農協を「湘南」と名乗って欲しかった。とは言え、私は農協フリークではないのだが、そんな事ひとつとっても「湘南」へのこだわりが神奈川県民のどこかに潜んでいるような気がする。

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(かつての「湘南電車」であるが、写真は1982年8月の辰野駅にて。私は隣に停まっている中央線の普通夜行列車・長野発新宿行に乗車している最中に辰野で偶然遭遇。停車時間もあったので隣のホームまで足を伸ばして収めた。かつての飯田線は旧型国電などの宝庫であったが、現在の車両に置き換えられたのが1982~1983年頃であったと思う。)

ところで「湘南電気鉄道」をご存知であろうか?そう、いわゆる現在の京浜急行である。京浜急行の歴史についてはこちらで確認していただきたいが、つまり京浜急行の横浜以南がかつての湘南電気鉄道であった。だが、どうだろう・・・私たちの概念的な湘南を、現在の京浜急行が経由しているであろうか?と考えた場合、普通に湘南とはかけ離れた存在であることに気づく。では歴史の紐を解いてみると「逗子、葉山付近を経て相模川以西まで延伸計画があった」などと記されている。つまり「湘南」を冠する意味がここにあるとされている。

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(153系はかつて急行「伊豆」としても活躍した。私自身も1977年に伊豆・下田の親戚宅訪問の際に乗車している。個人的に165系よりもお気に入りの車両で、特に155系の「修学旅行列車」との併用が印象深かった。写真は1982年頃の総武線・稲毛にて、ダイナミック✩トナカイ提供。)

であるが、私的には若干違う説の方を贔屓(ひいき)したい気持ちなのだ。それは広岡友紀氏の著書「京浜急行電鉄」にも記されているが「湘南とは、かつて金沢文庫(八景)付近にあった砂浜の海岸付近」であったらしい。つまり、現在の京浜急行のルートを想像していただくと一目瞭然、まさにこの付近を沿線としている事に気づくであろう。そう、現在私たちが「湘南」と定義付けている場所とは全く異なる場所をかつては湘南と名乗っていたらしい。これは驚きの事実である。このことはウィキなどには記されていないが「湘南ボーイ」の私が、まさか湘南の原点が金沢文庫とは思いもしなかった。ただ、金沢文庫(八景?)付近にある砂浜と聞くと「人工砂浜」を思い出す。と言われても地元民的な表現となってしまうが、とにかく湘南が「文庫」という概念が実に斬新かつ新鮮という表現はいささかおかしいかもしれないが、とにもかくにも今の概念とは全く違うのが素晴らしい。

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(これは別の意味で現在の「湘南電車」か?一応「湘南ライナー」であるが、この185系は1981年に登場した当時から私は知っている。登場当時は転換式クロスシートで、登場当時から普通列車としても使用されていた。そのため私には「特急」という風格があまり感じられない車両でもあった。その後「新幹線リレー号」としても活躍したのは周知の通り。)

そんな曖昧な「湘南」も、鉄道ファンにはお馴染みのキーワードではないであろうか?例えば「湘南電車」や「湘南色」などは完全にお馴染みの合言葉である。であるが、やはり地元民にしてみても曖昧な定義であろう表現となる。しかしながら皆が欲しがるブランド的なイメージである「湘南」という名称は、実にグレーな存在であり、尚且つ眩しい存在である。
もしあなたが湘南の地を訪れるタイミングがあった場合、ちょっと違った角度からその湘南を見てみると、また違った風景が見えてくる事であろう。そして、その時あなたが見ている車窓から何かを発見した場合、新たな「湘南」を発見するかも知れない。もし、新たな「湘南」を発見した場合、私にお知らせしていただくといささか嬉しい気持ちになる。それは「地元民」としての感性の他に新しい「湘南」が私の中に加わるからである。「サザン」「チューブ」以外にも、新たな湘南的なイメージが生まれるかも知れない。


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レールファン復活後、初の北海道遠征⑦

留萌本線を制覇した私は深川より岩見沢に向かう。そう、室蘭本線を制覇するためだ。というより、この室蘭本線の存在が、かつてから北海道制覇を企てる際にネックとなっていた存在であった岩見沢~苫小牧間である。今回は思い切り先手を打とうと制覇に踏み切った。だが、意外にも面白みがあり、単なる制覇の予定であったが、機会があれば再訪したい衝動になるのが魅力だ。例えて言うなら・・・BS放送(現在はCSのTBSチャンネルでも放送)されている「吉田類の酒場放浪記」に出てきそうな居酒屋にも似た雰囲気を醸し出していて実に味がある。「噛めば噛むほど」いい味が出てくる、そんな魅力たっぷりな室蘭本線の岩見沢~苫小牧間であった。

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(「室蘭本線」とは名乗っているが・・・沼ノ端~岩見沢は別の路線名を名乗っても差し支えないくらいいい味を醸し出している。この栗山などはその典型であろう。)

さて、今回の旅のハイライトは「北斗星」にあった。レールファン復活前から「北斗星」の存在は知っていたが、まさか・・・ロイヤルに乗車できるとは!その模様も既にお伝えしているが、こうしてキーボードを叩いている瞬間でも当時の事を思い出す。とにかくこのロイヤルは奇跡的なキャンセル待ちから産まれた副産物であった。しかしながら「制覇」という宿命からか「北斗星」の乗車は札幌ではなく苫小牧となってしまった。それでもロイヤルで帰郷出来るのであるから贅沢極まりない。そんな「贅沢」を堪能しながら関東方面を目指した。

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(「北斗星」初体験!しかもロイヤルである!!!これは私のレール人生でも非常に大きなウェートを占めることになった。)

今思えば実に濃縮された旅であった。乗りつぶしの宿命か、時間との制約が要求される中、なんというか余裕を持って旅ができた。そして帰りのアクセスも寝台特急という贅沢な選択。同伴した妻に対しては「ドヤ顔」で最終日を迎えることができた。ロイヤルはふたりで使用したが、当然ながら補助ベッドを拵えての参戦である。室内にはテレビも付いるが、基本的には韓流映画が繰り返し放映されるのみであった。恐らく7回以上は観たであろう。それより・・・

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(私が乗車した「北斗星」のロイヤル車内。被写体は妻なので皆様には非常に申し訳ない気持ちでイッパイであるが・・・それより、補助ベッドを出せば2人でも使用できるスグレモノ。一編成に4部屋しか無いのも大変貴重な存在だ。)

北斗星の「ロイヤル」で過ごす時間は実に素敵であった。青函トンネルを通過している頃は若干意識があったものの、ハッキリ言って意識朦朧であった。そんな中・・・約30分遅れで運転している北斗星からは若干ながら北斗七星が車窓に映る。明け方であるからもう本州に入ってからの事であろう。「もりおか」の駅名標を見るのも懐かしく感じるが、半分夢の中でもあった。そんな中で北斗七星は夜明けとともにだんだん柄杓(ひしゃく)の形が薄らいでいく姿がわかる。そんな北斗七星の姿を見ていると、まるで自身の将来を私にアピールしているかのようにも思えた。この時の旅より既に7年もの月日が経過しているが(2015年現在)、現在はそのアピール通り臨時に格下げされてしまった。

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(上野駅に到着した「北斗星」。寝台特急というカテゴリーは、我々に数多くのドラマを提供してくれた。完全に「昭和」という概念なのであろうか「平成」に入ると減少していく一方であった。)

最近になって特に感じるが、現在は「こうしてこうしたらこうなる」みたいな事がよくわかる様になって来た。例えば「この場所をこういう角度から訪問してみたら面白いな」みたいな感じであろうか。そんな事が昔はわからなかったのでがむしゃらに乗りつぶしを敢行していた。そして、それは消化試合的な旅に過ぎなかった。しかし、レールファン復活後は、なんというか、表現しにくいが「余裕の旅」とでも言おうか、そんな旅ができるようになった感じがする。もちろん自身の成長の過程からの副産物でもあろうが、私が23年くらいレールファンでなかった時代に吸収した事も大きいと思う。レールファンではなかった時代・・・私はそんな時代に後悔は無い。レールファンを離れていたからこその感性があると今も肌で感じる事がある。であるが、がむしゃらだった時代の旅も随分と貴重な旅をしていたんだなと今になって思う。その時間帯はいくらお金を積んでも買えない財産である。過去の自分に感謝、そして協力してくれた周りの人々に感謝・・・という事か。薄らいでいくひしゃく型の星の配列を見ながらそんな事を考えていた。



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プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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