fc2ブログ

鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

新たな希望を乗せ、いざ能登へ⑥

三国港より折り返し福井へ向かう。途中「福井」を駅名に冠して福井市内にある事のアピール度が高い駅が連続する中、三国港への道のりで気になっていた福大前西福井に到着した。既に先程確認はしていたが、改めて上り列車で到着すると、ホームの上部に駅ビルがあり、まるで小田急でいう「町田」や、東武鉄道の「浅草」をイメージさせる雰囲気となっており、まさに大都会!と改めて感じた。「あ~あ~果てしない~」などと三流のオヤジギャグを言うと世代がバレてしまいそうであるが、まさか三セクのえちぜん鉄道にこのような大都会を彷彿させる駅があるとは驚いた。当然ながら利用者数では完全にえちぜん鉄道を支える要衝のひとつに間違い無いであろう。その証拠に、福井鉄道へ乗り入れる低床車用のホームが新たに新設され、この駅始発・たけふ新までの列車が設定されているらしい。さすがは大都会だ!

fukudai.jpg
福大前西福井はご覧の通り実に都会的な雰囲気を醸し出す。昔、プラレールで「地下鉄の駅」というグッズがあったが、何気にそっくりだった!

福井口を経て終点の福井に到着したが、私の訪問当時、えちぜん鉄道の福井のホームは地上にあった。JRの福井はもちろん既に高架化されていたが、えちぜん鉄道の高架化は先延ばしになっていたらしい。かなり工事が進行しているようで、えちぜん鉄道の駅舎・ホームは仮設風になっており、京福時代の駅舎は既になかった記憶である。そのため工事の足場など生々しい雰囲気であり、いわゆる昭和から平成にかけての横浜駅のような工事中のイメージであった。

katuyama (4)
終点の勝山であるが、意外にも構内は広い。この先京福大野までのレールが途切れてしまったのは非常に残念である。

新幹線の工事もかなり進んでいる印象で、駅のあらゆる場所が工事だらけの印象であったが、この記事がアップされる頃には敦賀までの開業が既に始まっていると思われるので、若干の時間差にお許しいただきたい。何れにしても、私が少年時代に開通していた東海道山陽新幹線と、大宮暫定開業した東北・上越新幹線が斬新だった時代からすれば、敦賀まで新幹線が来るなど信じられない光景であった。改めて、日本の鉄道技術の素晴らしさに感謝したい。

fukui_20240306180756066.jpg
工事中とはいえ、地上時代のえちぜん鉄道福井駅は貴重な画像となってしまった。私の記憶だと、今回の訪問時は改札が仮設的な記憶であった。そして新幹線の工事が着々と進んでいるかのように、工事仕様の足場がJR側の駅舎まで続いていた。

さて、地上ホームの福井より勝山に向かった私であるが、やはり予想通り上り勝山では最終列車に乗車するようだ。途中、今回の旅で3回目となる福井口では三国線と勝山線のジャンクションであるため構内は広い。現在は高架化され1面2線となりホーム全体が屋根で覆われていると聞いているが、つまり今回の訪問は高架化前の貴重な訪問となった訳である事を後から知った。後程福井口で再び田原町へ向かうべく乗り換えるためやや時間が取れるので、後でじっくりと観察する事にしよう。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



新たな希望を乗せ、いざ能登へ⑤

田原町での光景に驚いた。なんと、昔ながらの木造駅舎であり、ホームも昭和の光景が残っていたのだ!ただ、えちぜん鉄道とは跨線橋無しで乗り換える事ができるが、とにかく駅舎内に自転車の駐輪の数が多い。地方鉄道での乗客の主役は学生諸君である。
私の訪問時には既に新たな田原町の工事が着手していた段階なので、進化して使いやすくなる事は約束されていたが、その後工事が完成した現在、福井鉄道のホームが一本増えるイメージになり、島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線の計3線で新たなスタートとなった。もちろんこの改良工事はえちぜん鉄道との相互乗り入れが主なテーマだったのだが、昔ながらの光景が失われてしまった現在、この紹介している旅はある意味かなり貴重な旅として経験できた事が今になって嬉しい。

taharatyo (2)
taharatyo (1)
私の訪問時には島式ホーム1面2線だった田原町。ホームは両者が1線ずつ使用しており跨線橋無しで乗り換えができる。昔ながらの風景に「これぞ京福!」という貴重な風景が見られたが、現在は相互乗り入れ開始と共にホームも1本増え、駅も新たに生まれ変わった。

そういえば、福井鉄道では途中の福井城址大名町より福井駅前までの支線があるのたが、今の段階ではやり過ごしている。というのも、乗り換えの連絡が悪く、先にえちぜん鉄道を制覇することで効率よく制覇できるという事を事前に調査済なのでご安心を。私は勇んでえちぜん鉄道に乗り換えた。
京福より三セクのえちぜん鉄道になり設備こそ京福を感じるが、車両や駅名標等が一新されイメージがかなり変わった。中でもアテンダントの存在は発足当時から大きな注目株であったろう。車掌とは違い、どちらかというと客室乗務員的な存在であり、乗客に対するフォローや観光客等への案内役的な役割が大きい。

taromaru.jpg
九州に「五郎丸」という駅があるが、こちらもある意味負けてはいない。リニューアルされ京福時代の雰囲気を感じなくなる場面も少なくなったが、それでもえちぜん鉄道として今まで生き抜いている事に感謝!

私の訪問時には残念ながらお会いする事が出来なかったが、アテンダント発足時は試行錯誤の連続でかなり四苦八苦したらしい。時にはあるレールファンからマニアックな質問をされ回答に困っていた時期もあったらしいが、現在ではほぼ完成形に近い状態で新しい世代にも受け継がれている。
初代のアテンダントの一部の方は広報に異動して頑張っていたと聞いた。何とも微笑ましい縁の下の力持ち的存在にまで成長した彼女らを確認したく、再訪意欲が湧いてくるものだ。

mikuniko (1)
mikuniko (2)
mikuniko.jpg
かつての面影を残しつつ、メルヘンチックにリニューアルされた三国港。レールの先にある眼鏡橋は国鉄時代からのものであるのは有名どころである。

アテンダントのいない列車に揺られながら到着した三国港は、まだまだ京福時代の面影を残しながらパラパラと僅かな乗客を吐き出していた。
私のイメージでは断崖絶壁に囲まれた港町のはずれにあり、カモメの群れを見ながら北風に吹かれるような、何となく「越冬つばめ」や「津軽海峡冬景色」的なイメージであったが、それとは全く異なる大正ロマン溢れるようなおしゃれな造りとなっていた。私の訪問時は既に改築後であったが、それこそ旧国鉄時代の広い構内の面影が健在であり、かつては貨物輸送が盛んであったことを改めて確認した。地味な存在であるかも知れないが、それでもその存在ひとつひとつに歴史がある。気付いたらその奥深さに引き込まれ、私はレールの先にあるアーチ橋を眺めながら出発の合図を聞いた。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

新たな希望を乗せ、いざ能登へ④

武生より越前武生(現・たけふ新)へと徒歩にて移動したが、意外にも距離があった。乗り換え時間は11分。果たして大丈夫なのかとひたすらダッシュしたが、もしかしたら筑豊直方のように意外とJRとの距離があるのではと、途中でタクシーを使うことも考えた。だが今こうして福井鉄道の乗車を報告しているということは結果的に間に合ったという事だ。というより、今回の宿泊地は福井駅前なので1・2本乗る列車を遅らせても特に問題はなかったのだが、やはり当初の計画通りに行きたい。後に調べたら300メートルだと記載されていたが、私の体感では1万キロくらいに感じた「武生新」に停車していた車両は「旧」であった。

takefu (1)
「サンダーバード」で武生に到着。これから福井鉄道に乗り換えるのだが、乗り換え時間は何と11分!

さて今回、越前武生より乗車する福井鉄道は生涯初の体験である。福井鉄道の特徴は何と言っても福井市内の中心部で一部が路面軌道になる事であろう。そのため近年では低床車が導入され、昔ながらの普通車両が減少してきた。私の訪問時では既に去就が噂されていた時期であったと思われる旧型車であるが、たまたま偶然にその去就が注目されていた車両に乗る事ができたのは実にラッキーである。やはり武生からのダッシュは正解だったのだ。私は勇んで旧型車両に乗り込んだ。

takefu (2)
JR武生と福井鉄道の越前武生(現・たけふ新)は思っていたより距離があった。間にビルを1棟はさみようやく福井鉄道のりばらしき建物が姿を現す。

さて、車両に乗る前に早速気付いたのだが、福井市内は路面軌道のため、それに合わせてホームが低い。そのため一般車両だと乗車口ではかなりの段差が出来てしまう。その不便さを解消するため、ドア開閉時に車両からステップが2・3段飛び出す仕組みになっていた。これは実に便利であった。ただバリアフリー化が進む中、やはりステップよりも低床化の方が現在の風潮とマッチしており、こうした「昔ながら」は時代遅れなのかも知れない。

takefu (3)
そして全貌を現した越前武生は立派で堂々とした佇まいである。とても「路面電車」の始発駅とは思えないイメージであった。

「武生新」改め「越前武生」よりスタートした福井鉄道は暫く専用軌道を進む。ただ、2023年に「たけふ新」に駅名を変えたらしい。理由は周知の通り北陸新幹線延伸開業によるものであるが、しかしながら昔からの利用者にすればこれ程ややこしいものはない。改称した事を知らない方が、もし「越前たけふ駅まで」とタクシーに乗って、行き着く先が新幹線の駅だったら大変なことだ。であるから恐らく新幹線開業の一年も前から改称して馴染んでもらおうという作戦なのであろう。
何れにしても、ややこしい当時の越前武生を出た列車は、すれ違う列車はほとんどが路面電車タイプの車両なので、私が乗車している通常の車両だと何だか申し訳ない気がする。
しかも昔ながらのクロスシートで、暫くの間貸し切り状態であったのだから、鉄道旅の醍醐味を感じずにはいられなかった。もちろん、経営者側に対しては申し訳ない気持ちであるが…

takefu (4)
takefu (5)
と思っていたら、立派な「列車」が停車していた。何と私たちは「旧」に乗車する事になるのだ。乗り換えに走った甲斐があった!ちなみに隣に停車中の「新」はお手入れ中の模様であった。

西鯖江や花堂など、どこかで聞いたような駅名でもあるが、つまりJRと並走しているため、スピードよりも駅数を多くして利便性で勝負しているイメージとなる。特に花堂は「はなんどう」と読む事で有名処であるが、JRとの乗り換え機能としては働いていない。何せ両者は300メートルくらい離れているわけであるから、昔の小田急の町田(もっと古いと新原町田!)と横浜線の原町田の関係のようにひたすら走らなけれならないのは辛いところであろうからだ。

takefu (6)
福井市内はご覧のような路面軌道となる。車両もしっかりと対応していて、ドアが開くと段差をカバーするステップが飛び出してくる仕組みとなっていた。

花堂を出て次の赤十字前を出るといよいよ路面軌道となる。かつての新潟交通にあった県庁前や、我が地元・江ノ電の江ノ島~腰越間のように通常の列車が路面を走る不思議な光景が見れる。現在もびわ湖浜大津付近の京阪等でも見られるが、車社会の現代においてよくこうした光景が生き延びているなと改めて感じる。昔ながらのこうした貴重な光景が残っている事に感謝だ。そして田原町にてえちぜん鉄道、いわゆる昔の京福に乗り換えるのだが、到着したとたんに驚いた!その光景とは…

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

新たな希望を乗せ、いざ能登へ③

niigata (2)
1982年に開通した上越新幹線は、東海道・山陽新幹線開通以来、東北新幹線と共に新たな息吹を呼び込み、実に新鮮で鮮やかな開業シーンであった。大宮暫定開業とはいえ、当時は画期的な内容であったが、一方で在来線の特急・急行列車が一気に整理され、上野駅のあの賑やかさが徐々にフェードアウトしていくプロローグでもあった。

上越新幹線の乗車自体は初めてではないが、越後湯沢から先の新潟まで未乗車だったというのは鉄道ファンの私にしては実に珍しい出来事だったであろう。1982年11月15日に開業以来、その区間に一度も乗ったことが無いなんて、やはり異常事態だった。ただ、これから先の予定では長岡より北陸方面へと向かうため長岡~新潟は往復する事になる。しかしながら妻も同行しているため往復区間を2人分の料金を支払うのは何かと経済的ではない。JRの売上に貢献できなくて非常に申し訳ない気持ちではあるが、今回は我が家の経済事情を最優先とし、私は妻に長岡の喫茶店かどこかで時間を潰すよう指示、私のみ単独で新潟を目指す事にした。

max (1)
niigata (1)
新潟の新幹線ホームは吹き抜け状になっており明るい。隣のホームには東京方面へと向かう次の列車が待機していた。私の乗った「マルチ・アメニティ」はもしかして1600人編成であったのか?

燕三条を過ぎ、初めて見る新潟の新幹線ホームは実に新鮮であった。在来線ホームはまだ地上にあったが、着実に工事が進行している様子で、一部工事が完成しているようにもみえた。だがやはり、上越新幹線開業に合わせ在来線ホームもかさ上げなどのリニューアル工事が完了したのが昨日のように思えて、何となく勿体ないように感じたが、実はもう30年以上経過している事になるのでむしろ改良時だったのかも知れない。数多くの地方都市にある中心駅が軒並みリニューアルされ高架化が進む一方で、むしろ新潟は在来線高架化がやや遅い部類になったというイメージになろうか。しかしながら新しく生まれ変わるという事はとても心地が良い事だ。そんな思いを駆け巡らせながら、今まで乗ってきた「マルチ・アメニティ・エクスプレス」にレンズを傾けていた。

nagaoka.jpg
長岡の在来線は現在も国鉄時代と同じ地上にある。かつては深夜未明に寝台特急「北陸」と「トワイライトエクスプレス」が隣り合わせになるシーンがあった。というより自身が「北陸」に乗っている時に経験した。夜行列車といえば、近年は豪華列車の数々が台頭し、本来の夜行列車の姿である「北斗星」のような夜行列車がなくなってしまった現在であるが、是非とも復活して欲しいものである。国鉄時代は「眠らない駅」として長岡も活躍していたのだから・・・

折り返し長岡に戻った私は在来線ホームへ向かい妻と再び合流し、これより「北越」に乗り金沢へ向かう。そして「サンダーバード」に乗り換え武生へと向かった。「青春18きっふ」をメインに旅していた学生時代から比べたらかなり豪華な黄金パターンでの行動であるためやや戸惑った、というより何となく大人の旅をしているなというイメージになった。やはり近年ではこうした旅が増えたにもかかわらず、何となく贅沢し過ぎて後でバチが当たるのではないかと思ってしまうのは、やはり私は貧乏性なのであろうか…

hokuetu (1)
hokuetu (2)
などと考えていると、長岡らしい風景が待っていた。私としたら見慣れない車両が入線してきたのだが、何とこれから乗車する「北越」である!しかもこれまた何と485系というではないか!国鉄時代よりかなり顔立ちも変わったが、リニューアルされてもなお残る「国鉄」に喜びを感じた。

武生より福井鉄道へと乗り換えるが、何と私は「武生新」が「越前武生」に改名している事を知らなかったのだ。もちろん、今回の旅を計画する時に初めて知ったが、やはり福井鉄道は「武生新」がシックリくる。しかし、新幹線が開通する関係から新たに「たけふ新」としてカムバックしてくれてある意味シックリ来た。私の乗車した時は越前武生だったので、何となく別の駅のようなイメージであったが・・・

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

新たな希望を乗せ、いざ能登へ②

ロマンスカーの始発もある本厚木であるが、残念ながら私の求める時間帯では相模大野まで出ないとロマンスカーがつかまらない。相模大野までは各駅停車での道のりとなった。
さて相模大野であるが、かつての島式ホーム2面4線のシンプル構造から生まれ変わり、2本の島式ホームの間に中線が2本設けられた。また、駅舎も橋上駅舎に生まれ変わり、一大ターミナルへと変身を遂げた。かつては江ノ島線を分岐する信号場であったのだからたいした出世魚である。だが、開業当時のこだわりや面影を残す場面もある。例えば車両基地やそれを挟む様な形で江ノ島線の上下線があり、更に江ノ島線の上り線が小田原線をオーバークロスする形など、現在も健在である。ただ、設備改良に伴い新宿寄りに約200m移動している形にはなったが、そうした昔からの風景があるという事は嬉しい材料だ。

odakyu (1)
私が子供の頃に比べてかなり大きく激変した相模大野の風景。江ノ島線の上りが小田原線をオーバークロスしてすぐにホームがあったのだが、現在は約200m新宿寄りへ移転し窮屈感が無くなった。そしてご覧の通り、中線2本を備える形をとり、相模大野に停車しないロマンスカーは中線を通過していくのでとても安全。

その相模大野よりロマンスカーに乗り換えたのだが、やはり長旅はロングシートだと旅の雰囲気が半減する。せめて新宿まででもリラックスしながら向かいたい。そう、私はこれから新幹線で新潟へ行くのだ。たが、実は新潟に用事があるわけではない…というより「新潟に行く」という用事があるのだから仕方がない。上越新幹線制覇のためには避けても避けられない道のりだ。
そういえば、上越新幹線は現在東京から乗車できるが、実は当初起点は新宿であったと聞いた。つまり、東北新幹線とは全く異なる路線として計画され、現在のような東京を起点とする形ではなかったのだ。様々な理由により現在の形となった訳であるが、もし新宿から上越新幹線の発着があったなら、私にとっては非常に便利であった。その計画の名残が現在の埼京線等で再利用されているが、できればミニ新幹線方式ででも新宿に新幹線がきてくれたら、当然ながらその構図も大きく変化していた事であろう。そんな夢物語ばかり描いても仕方がない。ロマンスカーで新宿についた私は即座に中央線快速に乗り換え東京を目指したのであった。

odakyu (2)
相模大野から乗車した「マルチ・スーパー・エクスプレス」は新宿で折り返し「あさぎり」となって小田原方向へと消えていく。私が子供の頃に活躍した3100形の「NSE」から比べると全く異なるイメージに変身している。しかも地下鉄へも乗り入れるという事で前面が貫通式となっているのは、私にとってみたら新しい。

東京に到着したら、改めて中央線のホームだけ高い位置にあることに気付く。新幹線ホーム増設により在来線のホームがずれた事によるが、東京駅の歴史は古く、拡大に次ぐ拡大の結果現在の形になった。東海道新幹線のホームは3面6線だが、一番西側(14・15番線)のホームのみ上野寄りがくの字に折れているのは周知の通り、国鉄時代に東海道新幹線と東北新幹線の直通運転の構想があった名残である。現在両者ともは運営会社が変わりそんな構想も夢物語となってしまったが、もし実現していたら東京駅の負担がかなり少なくなっていたであろう。在来線の上野・東京ラインを見れば一目瞭然である。

azusa.jpg
若干ピントもシャッタースピードもあっていなかったが、新宿で列車を待っていると「あずさ」がやってきた。「2号」と聞いてピンときたら完全に私と同世代か先輩様であろう。

JR東海とJR東日本の新幹線での決定的な違いは、東日本の新幹線は途中駅で分岐するということである。つまり、東京方面へ行けば行くほど列車密度が濃くなるわけだ。そして現在では北陸新幹線も敦賀まで開業するニュースが賑わいを見せる中、果たして東京駅の新幹線ホームは足りているのであろうか。やはりホームを増やすか新宿辺りに新駅を設置することで東京駅の負担がかなり減りそうな気もするが、むしろ西日本と東日本の歩みよりによって東京駅をスルーする形が一番ではないであろうか。
そんな事を考えながら待つ新幹線ホームでは、私がイメージしていた白とグリーンの車両ではなく、あまり馴染みのない白とブルー、そしてイエローのラインが入った車両がゆっくりと歩み寄ってきた。

tokyo.jpg
そして私が新潟までお供した「マルチ・アメニティ・エクスプレス」である。確か1階席を利用し、見上げる形でホームを眺めていた。昔、子供の頃にロンドンの2階建てバスのミニカーを所有していたが、後年にまさか新幹線で2階建てを経験するとは・・・


にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村


 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

最新コメント

最新記事

カテゴリ

新年のご挨拶 (11)
相模線 (45)
西寒川駅 (7)
管理人のひとりごと (32)
時刻表の旅 (9)
きっぷコレクション (5)
フォトギャラリー (25)
サボ (2)
駅訪問 (41)
新十津川駅 (1)
北海道・廃駅 (2)
北海道・信号場 (4)
かけめぐる青春 (10)
奥津軽 (2)
東成田 (1)
九州駅巡り(廃止駅) (9)
九州駅巡り(現役駅) (3)
第三セクター転換前国鉄時代 (5)
松浦線 (2)
阿仁合線 (3)
機関車 (2)
SL (4)
SLばんえつ物語号 (2)
SLやまぐち号 (1)
快速列車・普通列車 (17)
奥久慈風っこ号 (6)
夜行普通列車 (9)
急行列車 (11)
新幹線 (6)
寝台特急 (26)
583系 (2)
JR特急 (15)
JR九州・特急列車 (3)
ドリームにちりん (2)
ゆふいんの森 (2)
JR北海道・特急 (4)
JR四国アンパンマン特急 (1)
廃止路線 (118)
留萌本線(留萌~増毛) (8)
士幌線 (5)
ふるさと銀河線 (8)
深名線 (4)
幌内線 (2)
広尾線 (7)
万字線 (3)
湧網線 (1)
天北線 (4)
佐賀線 (1)
大社線 (1)
大畑線 (1)
清水港線 (5)
鹿児島交通 (1)
高砂線 (1)
倉吉線 (1)
矢部線 (1)
赤谷線 (1)
日中線 (1)
白糠線 (7)
小松島線 (1)
三木線 (1)
鍛冶屋線 (1)
三江線 (35)
岩泉線 (5)
十和田観光 (1)
東武鉄道熊谷線 (2)
ドリーム交通 (1)
同和鉱業 (3)
下津井電鉄 (3)
一円電車 (1)
青春18きっぷ (58)
1982年・春<青春18> (5)
1982年・夏<青春18> (6)
1983年・春<青春18> (15)
1984年・夏<青春18> (6)
2008年夏<青春18> (7)
2009年夏<青春18> 広島 (11)
2010年<青春18>+伊賀鉄道+近江鉄道 (6)
周遊券・フリーきっぷ (116)
1983年・夏<東北ワイド周遊券> (36)
1983年・秋<北海道ワイド周遊券> (0)
2008年・北海道 (7)
2009年・北海道 (10)
スルッとKANSAI① (10)
スルッとKANSAI② (10)
九州制覇①2008年 (9)
九州制覇②2010年 (9)
九州制覇③2011年 (13)
2013年北陸 (12)
JR北海道 (101)
宗谷本線 (34)
根室本線 (1)
石勝線 (16)
石北本線 (7)
江差線 (1)
釧網本線 (1)
日高本線 (18)
留萌本線 (15)
室蘭本線 (8)
JR東日本 (50)
東海道本線 (1)
男鹿線 (2)
湘南新宿ライン (5)
仙山線 (3)
北上線 (3)
磐越東線 (2)
信越本線 (1)
鶴見線 (11)
五能線 (2)
篠ノ井線 (1)
磐越西線 (6)
中央東線 (2)
白新線 (1)
弥彦線 (1)
上越線 (7)
JR東海 (27)
中央西線 (2)
身延線 (3)
御殿場線 (2)
飯田線 (13)
関西本線 (1)
高山本線 (6)
JR西日本 (61)
姫新線 (1)
呉線 (1)
木次線 (8)
伯備線 (3)
芸備線 (18)
美祢線 (2)
山陰本線 (8)
因美線 (5)
可部線 (7)
播但線 (1)
JR四国 (12)
予讃線 (5)
JR九州 (22)
唐津線・筑肥線 (6)
指宿枕崎線 (2)
日田彦山線 (8)
肥薩線 (3)
日南線 (3)
私鉄東日本 (76)
弘南鉄道 (1)
相模鉄道 (5)
江ノ電 (7)
津軽鉄道 (1)
東武鉄道 (1)
湘南モノレール (1)
野岩鉄道 (8)
三陸縦断 (7)
長野電鉄 (4)
箱根登山鉄道 (12)
ひたちなか海浜鉄道 (5)
小湊鉄道 (4)
鹿島臨海鉄道 (6)
しなの鉄道 (2)
上信電鉄 (4)
上田電鉄 (1)
いすみ鉄道 (4)
ディズニーリゾートライン (0)
アルピコ交通 (1)
富士急行 (2)
私鉄西日本 (129)
大井川鉄道 (6)
長良川鉄道 (2)
岳南電車 (11)
遠州鉄道 (12)
紀州鉄道 (1)
えちぜん鉄道 (0)
三岐鉄道 (1)
島原鉄道 (1)
福井鉄道 (2)
阿佐線 (3)
東海交通事業 (2)
スカイレール (1)
広島電鉄 (1)
天竜浜名湖鉄道 (2)
門司港レトロ観光 (1)
平成筑豊鉄道 (1)
名古屋鉄道 (7)
北陸鉄道 (2)
万葉線 (2)
富山地方鉄道 (6)
関西電力黒部見学ルート (10)
近畿日本鉄道 (5)
富山ライトレール (4)
伊豆急行 (17)
黒部峡谷鉄道 (4)
能勢電鉄 (1)
静岡鉄道 (16)
水島臨海鉄道 (5)
養老鉄道 (2)
智頭急行 (1)
2009年春 青春18 関西 (0)

カウンター

月別アーカイブ

最新トラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

Template by たけやん