fc2ブログ

鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

新たな希望を乗せ、いざ能登⑫

七尾からは第三セクターで運営するのと鉄道となる。ただ、となりの和倉温泉「駅」まではJRの管轄であるが、七尾~和倉温泉間は共同仕様となっていて、七尾にはのと鉄道専用のホームがある。ウィキによると、のと鉄道の起点は七尾となっているが、時刻表では和倉温泉を境にJRとのと鉄道に分かれる。非常に複雑な同区間であるが、特に温泉への観光客は七尾~和倉温泉の複雑な状況は殆ど気に留めないであろう。ただ、私は「観光客」でありながら和倉より先へ行かなければならないので、のと鉄道仕様のDCに乗らなければならない。そのためにはどうしても七尾・和倉温泉間の複雑な関係が気になって仕方がないが、何れにしても国鉄時代より乗りたかった七尾線が、形は変われど経験出来る事が貴重であろう。

taturuhama.jpg
和倉温泉を過ぎ能登鉄道に入ると国鉄色豊かになる。こうした風景も段々と貴重になってきたが、ここに来て初めて「たるはま」ではなく「たるはま」と読む事を初めて知った。

のと鉄道乗り場へ行くと、しっかりとJRからの乗り継ぎがドラスティックに考えられたホームで出発を待っていた。レールバス的な華奢な車両である通常のローカル列車に乗るのだが、やはり穴水が終点というのはかなり違和感を感じるし寂しい。それでも残ってくれていた事には感謝をしなければならない。私は七尾から先の穴水までしっかりと目に焼き付けるように車窓を眺める事にした。

anamizu.jpg
anamizu (1)
穴水に到着するとご覧の風景が待っていた。かつての分岐駅でもあり車両基地もあるので要衝の風格が伺える。もちろん、国鉄時代はここで急行「能登路」が分割・併合していたが、現在ではその広い構内もやや持て余し気味の印象であった。

さて、いよいよ帰郷のプロローグとなる、イコール旅のエピローグとなる。和倉温泉から「サンダーバード」にのり金沢へ出て「はくたか」に乗り東京方面へと向かう黄金パターンとなる。和倉温泉~七尾間はのと鉄道となるので、恐らくこの区間の収入が大きな柱となる事であろう。もちろん、ここ和倉温泉まで電化され金沢方面へ向け特急が運転されているので一見するとJRと間違いそうであるが、一応七尾が運営会社のボーダーラインとなるため何となくややこしい。だが、それより、形は変われど、こうして現在まで運営されていることに意味がある。

anamizu (2)
穴水ではホームの先にこうした風景が見られた。これに乗って蛸島や輪島へ向かってみたかったものだ。特に珠洲方面への道のりは長く、こうした列車だと優雅に過ごせそうだ。そういえばかつて国鉄時代の能登線に「恋路(臨)」という駅があった。三セクに移管されて通年駅へと昇格したが、能登線廃止とともリバプールの風となってしまった。

国鉄時代は「和倉」と称していた和倉温泉も、こうして電車の、しかも関西方面などから乗り換えなしで来られるのは非常に大きい。新幹線が開通し関西方面からの直通特急はなくなってしまったが、今後の同行に注目していきたい。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



新たな希望を乗せ、いざ能登へ⑪

金沢へ戻り、いよいよ穴水へと向かう。国鉄時代に乗れなかった七尾線と能登線であるが、途中の穴水で寸断されてしまったため、能登線にはとうとう乗る事が出来なかった。そして穴水より先の輪島までも乗る事が出来なかった。かつては急行「能登路」が穴水で分割・併合をし、輪島、そして珠洲へと向かった時代の七尾線も、現在は和倉温泉を境に役割が明確化され、いわゆる北海道の札沼線的なイメージとなった。もちろん、札沼線は通学や通勤などの地域輸送が主だっているが、七尾線の場合はどちらかというと観光色の方が強いのは周知の通りであろう。
たた、正直穴水~輪島間の廃止は驚いたが、それでも運営する側から見ればやはりいざ仕方なかったのであろう。輪島を捨てたのはややもったいないイメージでもあるが、せめてのと鉄道としてずっと残ってほしかった。

kanazawa7.jpg
神奈川県民の私からすると「東海道線」と思ってしまう程馴染みのある面構えなのたが、こちらは交流区間も走れる413系に乗れたのが、今となっては貴重な体験となってしまった。七尾までは普通列車で行動したのは正解であったが、金沢ではややホームを持て余す編成であったのが何となく可愛らしい。

さて、金沢から七尾線へと向かうが「電車」に乗る事に違和感を感じるのはレールファンを23年も休業していた名残であろう。113系に姿形がそっくりな交流電車に乗ったが、一目で形式がわからないところが、直流電車ばかり走る場所で育った性(さが)なのかも知れない。だが、もちろん懐かしさ満載な事には変わり無い。
さて、分岐駅である津幡はさぞかし配線が複雑なのだろうと車窓を眺めていたら、案の定レールのジョイント音が普段より多く鳴り響いていた。
ただ、七尾線は単線であるから、それこそ相模大野のような複雑感はないであろう。それでも特急列車が走るのだからレールの規格が良いに決まっている。しかも日本有数の温泉街でもある和倉を控え、ロングシートの普通列車ばかりを走らせるわけにはいかないであろう。私の乗った列車は普通列車であったが、クロスシートのため実に快適であった。

hakui.jpg
停車時間中に撮影した羽咋駅舎。意外にも横長であったが、出発時間が気になりどうしてもこれ以上後にはさがれなかった。でもこうして駅を外側から眺められただけでもラッキーではないか!

途中、羽咋で停車時間があったので駅舎を撮影したいと駅を出た。素晴らしい青空の元、意外にも広い駅舎を撮影するにはかなり後退りしなければならないが、果たして停車時間中に撮影できるのだろうか…とやたら落ち着きが無い羽咋の滞在となったが、少しでも駅を外から眺められたのが良い。とても贅沢な旅だ。
七尾に着くと、国鉄らしい駅の風景が待っていた。先程の羽咋もそうだったが、駅舎に接するホームを見ると、どうしても国鉄時代を思い出してしまう。国鉄時代は、主要駅の殆どが一番線ホームと駅舎が接しており、一番線より跨線橋を登り他のホームへと移動するのが通常の風景であった。首都圏ではあまりお目にかかれなかったが、地方では必ずと言って良いほどこうした光景を目にした。この由緒正しい風景が七尾線にまだ残っていたのだ。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村


 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

最新コメント

最新記事

カテゴリ

新年のご挨拶 (11)
相模線 (45)
西寒川駅 (7)
管理人のひとりごと (32)
時刻表の旅 (9)
きっぷコレクション (5)
フォトギャラリー (25)
サボ (2)
駅訪問 (41)
新十津川駅 (1)
北海道・廃駅 (2)
北海道・信号場 (4)
かけめぐる青春 (10)
奥津軽 (2)
東成田 (1)
九州駅巡り(廃止駅) (9)
九州駅巡り(現役駅) (3)
第三セクター転換前国鉄時代 (5)
松浦線 (2)
阿仁合線 (3)
機関車 (2)
SL (4)
SLばんえつ物語号 (2)
SLやまぐち号 (1)
快速列車・普通列車 (17)
奥久慈風っこ号 (6)
夜行普通列車 (9)
急行列車 (11)
新幹線 (6)
寝台特急 (26)
583系 (2)
JR特急 (15)
JR九州・特急列車 (3)
ドリームにちりん (2)
ゆふいんの森 (2)
JR北海道・特急 (4)
JR四国アンパンマン特急 (1)
廃止路線 (118)
留萌本線(留萌~増毛) (8)
士幌線 (5)
ふるさと銀河線 (8)
深名線 (4)
幌内線 (2)
広尾線 (7)
万字線 (3)
湧網線 (1)
天北線 (4)
佐賀線 (1)
大社線 (1)
大畑線 (1)
清水港線 (5)
鹿児島交通 (1)
高砂線 (1)
倉吉線 (1)
矢部線 (1)
赤谷線 (1)
日中線 (1)
白糠線 (7)
小松島線 (1)
三木線 (1)
鍛冶屋線 (1)
三江線 (35)
岩泉線 (5)
十和田観光 (1)
東武鉄道熊谷線 (2)
ドリーム交通 (1)
同和鉱業 (3)
下津井電鉄 (3)
一円電車 (1)
青春18きっぷ (58)
1982年・春<青春18> (5)
1982年・夏<青春18> (6)
1983年・春<青春18> (15)
1984年・夏<青春18> (6)
2008年夏<青春18> (7)
2009年夏<青春18> 広島 (11)
2010年<青春18>+伊賀鉄道+近江鉄道 (6)
周遊券・フリーきっぷ (116)
1983年・夏<東北ワイド周遊券> (36)
1983年・秋<北海道ワイド周遊券> (0)
2008年・北海道 (7)
2009年・北海道 (10)
スルッとKANSAI① (10)
スルッとKANSAI② (10)
九州制覇①2008年 (9)
九州制覇②2010年 (9)
九州制覇③2011年 (13)
2013年北陸 (12)
JR北海道 (101)
宗谷本線 (34)
根室本線 (1)
石勝線 (16)
石北本線 (7)
江差線 (1)
釧網本線 (1)
日高本線 (18)
留萌本線 (15)
室蘭本線 (8)
JR東日本 (50)
東海道本線 (1)
男鹿線 (2)
湘南新宿ライン (5)
仙山線 (3)
北上線 (3)
磐越東線 (2)
信越本線 (1)
鶴見線 (11)
五能線 (2)
篠ノ井線 (1)
磐越西線 (6)
中央東線 (2)
白新線 (1)
弥彦線 (1)
上越線 (7)
JR東海 (27)
中央西線 (2)
身延線 (3)
御殿場線 (2)
飯田線 (13)
関西本線 (1)
高山本線 (6)
JR西日本 (61)
姫新線 (1)
呉線 (1)
木次線 (8)
伯備線 (3)
芸備線 (18)
美祢線 (2)
山陰本線 (8)
因美線 (5)
可部線 (7)
播但線 (1)
JR四国 (12)
予讃線 (5)
JR九州 (22)
唐津線・筑肥線 (6)
指宿枕崎線 (2)
日田彦山線 (8)
肥薩線 (3)
日南線 (3)
私鉄東日本 (76)
弘南鉄道 (1)
相模鉄道 (5)
江ノ電 (7)
津軽鉄道 (1)
東武鉄道 (1)
湘南モノレール (1)
野岩鉄道 (8)
三陸縦断 (7)
長野電鉄 (4)
箱根登山鉄道 (12)
ひたちなか海浜鉄道 (5)
小湊鉄道 (4)
鹿島臨海鉄道 (6)
しなの鉄道 (2)
上信電鉄 (4)
上田電鉄 (1)
いすみ鉄道 (4)
ディズニーリゾートライン (0)
アルピコ交通 (1)
富士急行 (2)
私鉄西日本 (129)
大井川鉄道 (6)
長良川鉄道 (2)
岳南電車 (11)
遠州鉄道 (12)
紀州鉄道 (1)
えちぜん鉄道 (0)
三岐鉄道 (1)
島原鉄道 (1)
福井鉄道 (2)
阿佐線 (3)
東海交通事業 (2)
スカイレール (1)
広島電鉄 (1)
天竜浜名湖鉄道 (2)
門司港レトロ観光 (1)
平成筑豊鉄道 (1)
名古屋鉄道 (7)
北陸鉄道 (2)
万葉線 (2)
富山地方鉄道 (6)
関西電力黒部見学ルート (10)
近畿日本鉄道 (5)
富山ライトレール (4)
伊豆急行 (17)
黒部峡谷鉄道 (4)
能勢電鉄 (1)
静岡鉄道 (16)
水島臨海鉄道 (5)
養老鉄道 (2)
智頭急行 (1)
2009年春 青春18 関西 (0)

カウンター

月別アーカイブ

最新トラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

Template by たけやん