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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

夏色のダイアリー ~寝台特急「富士」の思い出~ もっと細かくリメイク版⑧

やがて列車は日向市に到着。当時は全く知らない初めての駅であり未知の駅である。駅自体は普通に中間駅とあまり変わらなかったが、というよりなぜこのような小さい駅に「富士」が停まるのだろうかと、利用者数ではなく駅の規模などで考えていた当時小学生の私であったが、近年には高架化され立派な佇まいとなった。某路線バス旅番組でも「黄金タッグ」が「歌のお姉さん」をゲストを迎えバスの乗り換えで日向市が登場するが、かなりモダンに生まれ変わり、かつての国鉄時代にあった典型的な片側だけ出口がある駅のイメージは全くなかった。私も近年に「ドリームにちりん」でも訪問しているが、確かにシンプルかつモダンな駅に生まれ変わりかつてのイメージは全く感じられず、旅客利用にはかなり便利になったと思う。この時ドリームにちりんに乗り久々に訪れた時はここ日向市ではかなりの乗客があった。中には学生の乗車もあり、ある意味貴重な「始発列車」の使命を果たしていた感が伺えたのだが、学生よ、特急で通学ですか!さすが「富士」の停車駅であった風格がひしひしと伝わってきた。

1280px-Hyugashi_Station_west_entrance.jpg
画像はウィキペディアより、現在の日向市。ご覧の通り立派な高架駅に生まれ変わった。近年でも某バス旅番組で乗り換え場面で登場する。現在は島式ホーム1本の1面2線でシンプルな構造になりかつては無かった東側からも駅を利用できるようになり、格段に便利になった。

そして日向市を過ぎるといよいよ宮崎に到着!この駅なら私も知っていた。だが…意外にも旅客設備は2面3線のシンプル構造の駅だったのである意味拍子抜けしてしまったが、側線は多く張り巡らされ、県を代表する駅としてのメンツを保ったイメージであった。ただ、運輸機能はお隣の南宮崎に任せてあるのでこちら宮崎では県の代表としての旅客駅の機能を充分に発揮してもらわなければならないであろう。その象徴としてJR化後の1993年に高架化され東西の分断が無くなったので更に代表としての風格が増した事であろう。

Hyugashi_Station_2005.jpg
こちらもウィキペディアよりの画像であるが、高架化前の日向市駅舎。国鉄時代の典型的な駅の形であるホームに接する駅舎を持つ2面3線の構内は、2~3本の貨物側線があり細島への貨物線も分岐していた。現在の西口にしか駅舎が無く、東側からの利用は不便な構造であった。

この時の「富士」乗車時では到着が15時40分であるが、出発が15時48分であった。この8分間で、実は機関車交換が行われるのだ。当時、宮崎~鹿児島間は非電化区間であったのでここで電気機関車からディーゼル機関車に交換されるイベントが発生!もちろん事前にその事をコロタン文庫で確認していたので早速ホーム先端へと向かい写真バチバチさせていただいた。その後の1979年に宮崎~鹿児島間が電化されたので、ある意味非電化時代最後の制覇となり貴重な乗車となった。

img017_202205010721569b0.jpg
得意の写真で申し訳無いが、宮崎で撮影したDF50はこの時に撮影したものだ。宮崎以降は非電化のため、新大阪発の「彗星」も当時は都城までDF50の牽引であった。地上時代の宮崎は2面3線の構造で側線2~3本のシンプル配線であった。県を代表する駅としては物足りない気もするが、現在は高架化され日向市と共に立派な面構えとなった。

私の記憶だと宮崎より全席自由席となり私の座席にも地元の乗車が次から次へと乗ってきたが、当時の時刻表を確認すると延岡から全席自由席になっていた。今になってこういう事に気づくというのも何となく嬉しいというか素敵な経験をしたと改めて感じるが、いずれにしても、以前に紹介した「鈍行列車、再発見!」でもあるように、この自由席化で他の乗客ゾロゾロに父が「鈍行列車になった」と間違ってしまうほどサプライズ的な光景であった。東京からずっと乗車してきた座席は、既にこの区間では地元の方の貴重な足として機能していたのだ。もう寝台列車としての役割は既に終了し「昼寝」どころか「夕寝」として機能していたのかも知れない。
自由席となりディーゼル機関車の牽引になった寝台特急「富士」の西鹿児島へと向かう車窓の向こうは、更に山深く草木は窓ガラスにブチ当たる風景がしばらく続いた。


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コメント

いよいよDF50が登場ですね。
これは貴殿ご贔屓のチーム大洋ならば、斉藤明夫が登場したのと同じような感じですかね?
横浜ならば大魔神佐々木でしょうか?
いや、上りならどうなんだ?
平松?遠藤???宮崎までですと、何となく先発が5回もたなかった気がしないでもないですね…

にわか者様

にわか者様
コメントありがとうございます。

なるほど、斎藤明夫ですか!
DF50のイメージにピッタリかもしれませんね。
しかしながら大魔神でしたら私はGから移籍してきた新浦を押しますよ!

クラウンから来た基や横浜なのになぜか長崎とか・・・

もちろん、東京から下関までのEF65はミヤーンですね!

今回は鉄道ブログにふさわしいカキコをしますよ!
何度かカキコしたとは思いますが、DF50の撮影が目的で、中学1年の夏休み四国へ行ったのが私の一人旅デビューでした。
あれから40年以上ですか…
DF50の写真を見ると、あの頃を思い出します。
もしもDF50が全廃していたら、何を求めて何処へ出かけていたのか?
あの時、ワイド周遊券で旅立ったこともあり、四国全線と仁堀連絡船も乗船したことで国鉄乗りつぶしのスタートにもなりましたが、四国へ行かなければ国鉄乗り潰しもやってなかったかもしれません…

にわか者様

コメントありがとうございます。
DF50と聞くと四国ですか。人それぞれ思い出ありますよね。DF50は当時コロタン文庫でしか見たこと無かったので宮崎では感動的でした。

るそう聞くと、やはりにわか者さんは車両派なのですね。私のひとり旅はちょっと記憶が曖昧なのでドラえもんかモグタンにフォローしてもらわないと正確な答えは出せませんが、私の場合は「駅派」ですね。完全な一人での遠征は東北になりますが、日帰りでしたら沼津とか静岡でした。いつも上野ばかり行っていたのでたまには西へと小田原、沼津や静岡を目指したのですが、やって来る列車は113系ばかりで上野のような華やかさがなく、すぐに帰ってしまいました。

ただ、静岡は高架化工事中で、唯一地上時代に下車したのが今になって価値ありだと感じます。
そして小田原はロマンスカーと新幹線が交差する写真を収めてますが、望遠などの機能は全く無く、いわゆるバカチョンだったので被写体が遠すぎ❕みたいな感じです。
その点、にわか者さんはDF50などハッキリした目的を持って行動していたのは素晴らしいです。

当時に18が登場していたら間違いなく名古屋まで行っていた事でしょう。

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ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

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