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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

西遊記⑧

翌日、鳥取で朝を迎えたのは1982年に「山陰」に乗りやって来て以来実に約30年ぶりになるが、下車するのは初めてなので実に新鮮だった。その30年の間に国鉄は民営化され、全国各地のローカル線の多くが廃止された。だが、廃止されず生き残った路線も経営的に苦戦する場面が多く、存続の危機にたたされている路線も少なくない。そうした中、私は1984年以来の乗車になる因美線を使い智頭へ向かい、新たに開通した智頭急行へのチャレンジを計画していた。

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鳥取は山陰本線の駅とは思えないほど立派に生まれ変わったが、高架化されたのは1978年と、以外にその歴史は古い。新幹線の駅を彷彿させるような造りは、現在でも昭和なイメージを感じさせないくらいモダンな雰囲気を醸し出す。

ところで全く私事であるが、私が国鉄時代に「いい旅チャレンジ20000km」として旅に出ていた時代と、レールファンを23年ぶりに復活させて「勝手に」チャレンジ20000kmとして旅をしている現在との決定的な違い・・・それは、現在のチャレンジの旅は旅費が全て2倍かかっている事だ!つまり私が現在行っているチャレンジの旅は常に妻が同行しているため、切符にしても宿泊にしても常にふたり分の経費がかかってしまうのだ。子供の頃は運賃半額などの特典はあったが、大人になり、その半額分を、いや、更に倍返しとして公共に収めるわけであるから人生うまくできている。というより、得することもあれば損をする事もあるのだから、つまり人生をトータルで考えた場合、その人の運命バロメーター的なものが最終的に平均値を指すように仕組まれているような気がする。

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鳥取のホームでは静岡や浜松と間違いそうな風景であるが、高架化完成当時は「ナウい」設計であったのだろう。現在もそのエッセンスを受け継いでいるが、特にJR化後に完成した駅に見る高知や福井、そして旭川や札幌、金沢などのように駅ホーム全体を屋根が覆う設計が現在の主流となっているのは利用者にとっても嬉しい設計である。特に雪国などでのそれはかなり重宝するであろう。

というか、妻がレールファンであれば問題ないのだが「家にひとりでいてもつまらないし」という理由からの同行であるので私もやや複雑な思いである。というより「自分だけ旅行に行って私は待ってろというのか」という考えであろうと思うが、その「旅行」にも人それぞれの考え方や価値観があり、私のように列車ばかり一日中乗っていて有名な観光地や豪華な食事をするわけでもない旅に同行して本当に楽しいのかと思う。近年ではレンタカーによる駅めぐりも増えていささか融通は利くが、基本、駅から駅への移動のみで、しかも「東オサワ」などの秘境を喜んで行く私にくっついてきて果たして本人はどう思っているのか・・・いわゆる一般の旅行とはかけ離れて異なるわけだし、周りからは「旅行に行ってきたんだ~いいねェ~」みたいに言われるが、私はいいとして、妻は一体どう感じているのか・・・それこそ古い駅名標や駅舎を「風光明媚」と感じる私をどう思っているのか・・・沢山の疑問を抱え、いつも旅に出ていた。

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最近の列車では窓を開放できないためやや写真が霞んでしまう。どこかで聴いた歌ではないが「くもりガラスの向こうは・・・」風の街ではなく因幡社であった。


おかげで現在はJRとJR以外のいわゆる民鉄の98%近くを現在制覇しているが、旅番組を視ている時でも「ここ、私行った事ある?」みたいに自身が訪問した場所や日時がほとんど記憶になく、そこで食べたスイーツや朝食などはしっかりと記憶している妻をこれからも本当に同行させていいのかどうか・・・そんな思いを抱えながら乗車する因美線の列車は、鳥取のプラットホームを持て余してしまうほどの編成である。

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智頭よりいよいよ「別料金」での制覇となる。「急行」と冠された鉄道会社なのに普通列車での制覇は少々失礼か・・・いや、普通列車でこそ地域密着的制覇となる!

因美線の乗車は1984年以来である事は先述しているが、当時との決定的は違いは鳥取~智頭間には特急列車が運転されている事である!国鉄時代は急行「砂丘」が岡山~鳥取間を走っていたが、現在の主役は姫路からの特急「スーパーはくと」になり智頭を境に因美線の役割や使命が全く異なってしまう異色の路線に変化した。
全く私個人の意見であるが、石勝線の開通時には夕張線に特急列車が走り、そしてその駅の数々が立派に改良された姿に度胆を抜かれたが、因美線の変化については石勝線のような驚きは少なかった。なぜだろうかと思ったが、それは今回の旅で実際に現地に訪れた時に何となく気付いたイメージであった。


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コメント

昨日は常磐線へカシオペアを撮影に行ってきましたよ。まさか?貴殿の上司も沿線に???

さて、ナウでヤングなテツ以外は、因美線と言えば急行砂丘、そしてタブレット閉塞ですかね?
タブレット方式が終了する数ヶ月前ですが、何度か駅でタブレットをからめて撮影をしましたよ。
いつもは沿線での撮影ですが、この時は駅のホームでの撮影ばかりでした。



にわか者様

コメントありがとうございます。

カシオベアが運転されたのですか?その事すら知らなかったです。私の上司は連休してますから、もしかしたら行っている可能性あるかも知れませんね。

ところで因美線の「例の区間」は近年まで確かタブレットやってましたよね。かつては相模線もタブレット閉塞でしたが、西寒川はご存知一区間の枝線だったので1閉塞のためタブレット交換は隣の寒川まで行かないと見れなかったのです。
旅客列車の場合は駅員がいましたからいいのですが、貨物列車通過の際は螺旋状のタブレット受けでのやり取りは子供時代の私でも見応えありました。
電化と同時にタブレットはなくなったはずですが、やはり古き良き思い出として後世に伝えたいですね。

最も、現在のヤングはタブレットというと別の意味でとらえられてしまいますが…

カシオペアは北海道へ行かなくなってからは、旅行会社の貸し切り列車として、ほぼ毎月1、2回程度走っていますよ。
今回は常磐線経由で仙台までですので、全区間真っ昼間に走行しました。
まだまだ乗るチャンスはありますよ。
ご夫婦でどうですか?
ところで、今どきのナウでヤングなテツはタブレットと聞いても、鉄道を連想しないですかね?
まぁ無理もないですかね…
私は停車しての受け渡し、通過時に腕やタブレットキャッチーで受けとり、逆にタブレット受け器に投げたりと…各駅でそれぞれのシーンを撮影しました。
当時はフィルムでしたので、連写(そうは言っても秒間10コマ程度、14コマの機材でも撮影しましたが、それでも決定的なシーンは撮れず…特に秒間14コマですと2秒ちょっとでフィルム終了😱)で撮影コストもそれなりにかかりましたが、それもまぁ良い思い出であります!

にわか者様

コメントありがとうございます。

なるほど、貸し切りですか!
そういえば、80年代の「旅と鉄道」で未来の夜行列車みたいな特集をやっていて、車掌車を寝台車に改造して全く個人の個室として「列車の最後尾に連結すれば日本全国何処へでも行ける」みたいな記事がありました。
技術的には不可能ではないので実現したらすごいですよね。

そこに紹介されていた未来の寝台列車は二人用、ひとり用、4人用全てが個室となっており、ラウンジカーなども紹介されてましたが、車掌車以外は全て実現してます。いや、それ以上の豪華な寝台がカシオペアなどで具現化されており、国鉄時代はやはり皆寝台車は個室が欲しいと思っていたのですね。

そしてそんな時代も過ぎ去り、そして昭和から平成の記憶は臨時列車ながらも夜行列車の車両を継続して頂いているのは素晴らしいですね。もちろん、貸し切りの臨時でもカシオペアスイートはプラチナでしょうが、チャンスがあれば是非ともチャレンジしたいです。

しかしながら、Canon AE-1プログラムを使う場合モータードライブは中古品サイト辺りで千円~二千円くらいで購入できますが、今もネガって売っているのですか?私の場合、まだネガは在庫があるので何とかなりそうですが、モータードライブを使うと秒殺とは、すぐに在庫がなくなってしまいますね。

旅と鉄道 懐かしいいですね。
その記事は、残念ですが記憶にないです…😥
あの雑誌は後に月刊化されて、やがて休刊?廃刊?になって、また復活したでしたかね?
あと、カシオペア乗れるといいですね。
旅行会社のツアーですので、貴殿の旅のスタイルとはちょっと違うような???
もしも乗車されるとなると、奥さんよりの旅になりますかね?
最後に、ネガフイルムは今でも売ってはいますが、とんでもない値段ですよ…
AEー1+プログラムのドラは秒間4コマだったと思うので、9秒で終了ですよ…
とてもじゃないですが…
当時も目の前の全ての車両を撮ることはできず、ホントに撮りたい車両を一枚だけ丁寧に撮っていたのですが、令和のフィルム事情では、それどころじゃないですよ…
プリント0円、現像+同時プリントで、フィルム一本プレゼントの時代が懐かしいです😭
まぁ、私はその頃はほぼポジフィルムで撮影していたので、あまり関係なかったといえば関係なかったのかもですが…

にわか者様

コメントありがとうございます。

なるほど、やはり現在はデジカメの方が経済的なわけですね。アナログは現像にも保存にも手間がかかるし、維持や手入れも大変なわけですね。

カシオペアはツインしか経験が無いので、やはりスイートを経験してみたいです。ただ、私の場合は最後尾のスイートではなくメゾネットタイプがいいですね。最後尾だと外から丸見えですし、駅では皆に覗かれ目立ってしまうので落ち着かないと思います。

ところで私の上司はまだサンライズの乗車経験がないらしく、YouTubeとかで車内の様子とかを見ているらしいです。私は4~5回くらい乗車しており、恐らくシングル系以外の寝台はほぼ経験してると思います。
サンライズもそろそろ年数経過が気になるところですので、新車導入や引退の声も近い将来に出てきそうですね。いや、もう出ているのでしょうか、

サンライズの後継車両については、私は知らないですね…
それにしても、最後の定期寝台特急が客車ではなく電車になってしまうとは…
国鉄地代、電車寝台って酷評されてませんでしたか?
時代は変わってしまったのですかね…
あと、私もサンライズに乗車したことないですよ😅
まぁ、私は撮りテツですから、撮ったことはもちろんありますがね(^_^;)

にわか者様

コメントありがとうございます。

私も予想外にサンライズが日本唯一になるとは思いませんでした。それでもなんだかんだで残っているのは奇跡ですね。

サンライズの設計はJRではなく住宅メーカーだったことも長生きしている理由のひとつではないでしょうか。鉄道会社だとどうしても配電だとかタンクだとかいう部分に神経質になりニーズと合わなかったりする可能性もありますが、住宅メーカーの場合は居住空間だとかを大切にすると思われるので、鉄道会社には無かった発想が発見された部分もあったのではないでしょうか。

583系などはまさにその典型かも知れませんが、それでも近年まで「きたぐに」として活躍していた事は特筆すべき事ですね。私は「乗る」方ですが、もちろん写真も収めてあるのでラッキーでしたね。最も583系は居住性などは全く考えられて無かったと思われますが…

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ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

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