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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

国境の長いトンネルを抜けると、そこは「ぐんまちゃん」だった。信越編② 熊ノ平

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何とも物騒な駅名であるが、既に廃止された駅「熊ノ平」は現在は安中市が管理している。
信越本線の横川~軽井沢間にあった信号場で単線時代は列車交換が行われたが、両脇をトンネルに挟まれ有効長がとれなかったため、かつての湯田中に近いイメージの変形スイッチバック駅であった。
複線化されてからは変電所としての意味合いが濃くなったが、実質的には閉塞境界としての役割をしていた。

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写真の順番が前後するのはわかりやすくするためであるが、ご覧の通り国道沿いに駐車場があり、そしてバス停もある。つまりここが熊ノ平への拠点となる場所だ。私はこの駐車場(無料)に停め旧・熊ノ平信号場へと向かった。それにしてもご覧の通り、スティーブ・ウイリアムスのバックドロップなみの急角度な階段が続く。果たして本当にこの上に駅があるのか・・・

以前は旅客駅になった事もあったが、私の知る現役時代は信号場に降格してからである。
旅客駅だったと言っても駅周辺に集落や民家があるわけでもない。いや、あったかも知れないが、鉄道運営に影響を及ぼすようなほどの数値ではないだろう。やはり列車の運行上の都合や保線員達の便宜を図るためのものと思われる。

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急角度な階段を登りきるとご覧の平坦な場所に出るが、この平坦な場所こそ熊ノ平駅の入口となる。この急角度な地形によくこうした平坦な場所を形成したかと思うと非常に頭が下がる思いである。

さて、私は2023年の夏にこの地を訪問したわけであるが、とにかく暑い!連日の猛暑の中、よく旅に出たなと自分でも感心してしまうが、この熊ノ平訪問はとても便利だった。まず駐車場があった!そしてその駐車場の脇には横川~軽井沢間に運転されている代行バスの停留所もあったのだ。鉄道遺産のアーチ橋にもほど近く、旧線跡はハイキングコースとなっているため気軽に辿る事ができる。ただ、夏場だけは避けた方がよさそうだが、意外にもその手の人物的ギャラリーが多数いらっしゃっていた。
私は今回、アーチ橋などの散策は見送ったが、熊ノ平は散策させていただいた。

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道しるべか示す方向にはアーチ橋がある。アーチ橋へは既にマイカーで下部のみ訪問させていただいたが、今回は猛暑という事でアーチ橋への徒歩によるアプローチは断念した。

まず駅へのアプローチであるが、山に張り付いたようなかなり角度のある長い階段を登らなければならない。私の妻は数年前に足を骨折しボルトが組み込まれている。普段の生活での歩行は問題ないが、長時間、長距離の歩行は困難で車椅子を要する。そのため、タイガードライバー'91並みの角度がある階段を利用しなければならないので、確実に熊ノ平の姿を見ることはできない。それくらい険しい道を辿らなければならないのだ。もちろん現在は観光化されているため登りやすく加工されてはいるが、やはり現役時代に普通に駅として利用しようとする場合はかなりのリスクがあったであろう。
だが、基本的には信号場とてして設置されたわけであるからいわば「業務用」なわけで、敷設時については一般の旅客に関してアウト・オブ・眼中だったのだろう。いずれにしても、私のようなレールファンにとってはこうした時刻表などに出てこない「隠れキャラ」は異様にそそられる想いである。


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「続きを読む」をクリックすると駅構内の様子がご覧になれます。 kumanotaira (20)
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何と、現在の熊ノ平は駅構内を直に散策できる!風景からして今にも列車がやってきそうなイメージであるが、特に旅客営業していた時代に夜の列車をこのホームで待つのはかなり勇気がいるであろう。しかもその名の通り、いかにも物騒な表示がなされているではないか!


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コメント

熊ノ平ですが、私が撮影していた頃は、旧道からトンネル抜けてクルマで構内へ直接乗り入れていたのですが…ホームにほぼ横付け状態だったような???
碓氷峠廃止直前にそのトンネルが立入禁止になったようなことを聞きましたが、今ではそのトンネルは使わず、下から階段を上って行くようになっていたんですね?
これは脚腰の弱い方には、かなりキツイですね。
ただ、私がクルマで乗り入れていた頃、進入禁止の看板等は無かったと思うのですが、看板が無いとは言え、ホントにクルマで乗り入れてよかったのかどうかは何ともわかりませんがね…トンネルもかなり細いというか、狭いトンネルでしたし…そもそも熊ノ平への立ち入りが想定外だった???
今なら当時に比べて撮影人口はかなり増えていると思われますので、碓氷峠の廃止が発表されたと同時に人が押し寄せて、立ち入ること自体が禁止されていたかもですね。

にわか者様

コメントありがとうございます。

熊ノ平へ車で乗り入れ出来たとは、実に楽チンでしたね!まぁ、侵入可だったかは部として、現在は安中市が管理しているので完全に観光化されアーチ橋まで遊歩道となっているため関係者や許可車以外でか車の侵入は不可だと思われます。逆に専用駐車場があり安全管理が行き届いて、とても信号場だったとは思えないほどになっています。

熊ノ平へ続く一般道はカーブと坂道の連続で、自身の車にも補助機関車を連結してほしいほどの難所でしたね。
先人方の苦労も時代が変わり、新幹線や高速道路で難なくクリアできてしまいますね。もちろん、そうした時代があるからこそ現在があるという事ですが、やはり私は「あさま」や「妙高」等が補助機関車と一緒に駆け抜けていくあの時代が一番ですね。

そうそう、あの時代ですよ!あの時代!!
ところで、妙高ですが…一応、確認ですが…
私は客車(夜行)の妙高を連想しましたが、貴殿としてもそれでよろしかったでしょうか???
もしかして、電車の妙高でしたか???
今にして思えばですが、客車を機関車が牽引するのは当たり前(ただし、今どきのナウでヤングなテツな方々には、客車自体がイベントや臨時列車でしかお目にかかれないため、機関車は貨物を牽引するものであるという認識か?)、電車を牽引する姿こそが碓氷峠の象徴だったのかと思うようになりました。
末期の頃でも、臨時の客車列車ばかり好んで撮影しておりました😵
もっと電車もしっかり記録しておくべきでした😢

にわか者様

コメントありがとうございます。

「妙高」はもちろん客車バージョンが我々の「一般常識」ですが、実はこの記事を書いている時は電車バージョンを思い浮かべてました。「あさま」はもちろん「信州」や「そよかぜ」など電車+機関車のタッグはやはり現在の若いレールファンからすれば異色の編成に見える事でしょう。まさに国鉄時代の象徴ですね。

「妙高」などの夜行列車は深夜未明に碓氷峠を越えますが、横川・軽井沢の両駅にも律儀に停車しますね。特に深夜の横川は、駅舎を出るにはかなり勇気がいるような感じがしますが…

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ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

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