国境の長いトンネルを抜けると、そこは「ぐんまちゃん」だった。上信電鉄② 南蛇井
2023-11-04

ご覧の通り、一見して何て読むのか戸惑ってしまうが、その件については皆様の方が詳しくご存じの事と思われるので、ここではあえて割愛させていただこう。
高崎から遥々と西へ向かい、南蛇井に着くと「もうすぐ終点の下仁田だ」というプロローグどなる。朝晩は通学の利用がそれなりにあると思われるが、ウィキによるデータだと一日平均の利用者が二桁台とは意外であった。

私が小学生の頃、コロタン文庫などでよく見かけた難読駅名のひとつであった南蛇井。そのお陰で私は小学生時代からこの地名を知っていたが、そうした恩恵がなければこうした地名とも出会えなかったであろう。
私の訪問時には駅舎の周囲に足場が組まれ、何やら改修工事でもしている最中であった。まさか、取り壊して駅舎を新築するとなるとかなり残念であるが、恐らく塗装などの軽い修繕作業と思われるが、その真意は不明であった。
そんな南蛇井は島式ホーム一本のシンプル構造であるが、真夏の炎天下の中、しかも連日の記録的猛暑日が続くなかでほぼ全身に対応させたクールミストも一瞬の気休めにしかならず、利用者もさぞかし半分命懸けな移動となるであろう。
幸いながら、私自身は生まれつき夏の環境には充分に対応できる体質であるため、それほど苦にはならない感じではあったが、そんな私でも僅かながら体力に迫る何かを感じてしまうのだから、2023年の夏は相当の強者であった。


恐らく補修中であろうと思われる木造駅舎であるが、まさか解体され新しい駅舎完成!などとならない事を祈るのみだ。しかしながらこの私のコメントは一般的ではないのかも知れない・・・
ただ、南蛇井に来る前に「こんにゃくパーク」に寄りつかの間の観光気分を味わったため、それが幸いしたのかも知れない。朝食からそれほど時間が経過していなかったが、かなりのサンプルをいただかせていただいたのが糧となったのであろう、この時ばかりはそのこんにゃくパワーが充分以上に発揮された感じであった。

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「続きを読む」にて駅構内の風景をご覧になれます。


駅舎内は上信電鉄の歴史そのものを物語っている。ちなみに下仁田で入場券を買った際には硬券であったので、ここ南蛇井でも硬券が購入出来るであろう。ただ、今回の訪問では窓口の係員は不在だったため購入できなかったが、次回訪問の際にはチャレンジしてみたい。










歴史を感じる島式ホームは往年の重みが伝わってくる。次回訪問の際にもこの駅舎が健在であることを祈っている・・・

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コメント
にわか者様
コメントありがとうございます。
確かに、南蛇井は我々世代だと、特にコロタン文庫等でお馴染みですね。
以前私も私鉄は守備範囲外でしたが、時間が経過し地方私鉄もかなり味があると気付きました。
その原因は何かなと自分なりに考えたのですか、やはり時刻表がその大きな原因のひとつだと思われます。
国鉄時代では巻頭の新幹線から地方線まで大々的に取り上げてますが、私鉄の場合、大手ですら始発と終電の記載しかなく、むしろ地方の方が全便載っていたりしますよね。
しかも巻末近くでピンクか何かのページではあまり目立たないのでなかなか見るチャンスが少ない可能性があります。
現在ではインターネットにより詳細な情報が手に入るため、以前ほどの不便さを感じないですが、やはり我々アナログ時代の者にとってはある意味私鉄は「盲点」だったかも知れませんね。
確かに、南蛇井は我々世代だと、特にコロタン文庫等でお馴染みですね。
以前私も私鉄は守備範囲外でしたが、時間が経過し地方私鉄もかなり味があると気付きました。
その原因は何かなと自分なりに考えたのですか、やはり時刻表がその大きな原因のひとつだと思われます。
国鉄時代では巻頭の新幹線から地方線まで大々的に取り上げてますが、私鉄の場合、大手ですら始発と終電の記載しかなく、むしろ地方の方が全便載っていたりしますよね。
しかも巻末近くでピンクか何かのページではあまり目立たないのでなかなか見るチャンスが少ない可能性があります。
現在ではインターネットにより詳細な情報が手に入るため、以前ほどの不便さを感じないですが、やはり我々アナログ時代の者にとってはある意味私鉄は「盲点」だったかも知れませんね。
ナント!貴殿も私鉄は守備範囲外だったんですか…
私鉄は全く興味なしのハズだった私ですが、三菱石炭鉱業、南部縦貫、加悦、別府、片上、鹿児島これらだけは、どうしても乗りたいと思いましてね。
特に南部縦貫と別府については、本で車両を見た瞬間、絶対に乗りたい!と思いました。
あの頃、今のようなネット社会ならば、私鉄に対してもまた違った魅力をもったかもですね。
私鉄は全く興味なしのハズだった私ですが、三菱石炭鉱業、南部縦貫、加悦、別府、片上、鹿児島これらだけは、どうしても乗りたいと思いましてね。
特に南部縦貫と別府については、本で車両を見た瞬間、絶対に乗りたい!と思いました。
あの頃、今のようなネット社会ならば、私鉄に対してもまた違った魅力をもったかもですね。
にわか者様
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。実は私も以前は守備範囲外だったのですが、私も地方の私鉄は良いなと思ってましたよ。
ただ、近年ではその地方私鉄もレールバスなどの車両が導入されたりして以前のイメージが薄れつつありますね。そしてもう少し早く生まれていたら尾小屋鉄道等も乗りに行っていた可能性がありますね。
三菱石炭鉱業や南部縦貫鉄道、そして別府鉄道、更に現存してますが旅客が無い岩手開発鉄道などは車両を目の前にしながら乗れなかったり最初から計画外だったりと、かなりもったいない事をしてしまった路線であります。だからやはり乗れる時に乗る、撮るという姿勢を常に持っていなければならないと痛感してます。
そうなんですよ。実は私も以前は守備範囲外だったのですが、私も地方の私鉄は良いなと思ってましたよ。
ただ、近年ではその地方私鉄もレールバスなどの車両が導入されたりして以前のイメージが薄れつつありますね。そしてもう少し早く生まれていたら尾小屋鉄道等も乗りに行っていた可能性がありますね。
三菱石炭鉱業や南部縦貫鉄道、そして別府鉄道、更に現存してますが旅客が無い岩手開発鉄道などは車両を目の前にしながら乗れなかったり最初から計画外だったりと、かなりもったいない事をしてしまった路線であります。だからやはり乗れる時に乗る、撮るという姿勢を常に持っていなければならないと痛感してます。
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上毛、上信と、いまだにどっちがどうだったかな?ぐらいの状態であります😵
ただし、南蛇井については、存じ上げておりますよ。
我々の世代には、この駅は結構有名では?
この駅名、あの頃よく書籍等で紹介されていたような???
守備範囲外の私でも、この駅名は覚えてますよ。
ただし、駅名というか、読み方だけであります😅