fc2ブログ

鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

新たな希望を乗せ、いざ能登へ④

武生より越前武生(現・たけふ新)へと徒歩にて移動したが、意外にも距離があった。乗り換え時間は11分。果たして大丈夫なのかとひたすらダッシュしたが、もしかしたら筑豊直方のように意外とJRとの距離があるのではと、途中でタクシーを使うことも考えた。だが今こうして福井鉄道の乗車を報告しているということは結果的に間に合ったという事だ。というより、今回の宿泊地は福井駅前なので1・2本乗る列車を遅らせても特に問題はなかったのだが、やはり当初の計画通りに行きたい。後に調べたら300メートルだと記載されていたが、私の体感では1万キロくらいに感じた「武生新」に停車していた車両は「旧」であった。

takefu (1)
「サンダーバード」で武生に到着。これから福井鉄道に乗り換えるのだが、乗り換え時間は何と11分!

さて今回、越前武生より乗車する福井鉄道は生涯初の体験である。福井鉄道の特徴は何と言っても福井市内の中心部で一部が路面軌道になる事であろう。そのため近年では低床車が導入され、昔ながらの普通車両が減少してきた。私の訪問時では既に去就が噂されていた時期であったと思われる旧型車であるが、たまたま偶然にその去就が注目されていた車両に乗る事ができたのは実にラッキーである。やはり武生からのダッシュは正解だったのだ。私は勇んで旧型車両に乗り込んだ。

takefu (2)
JR武生と福井鉄道の越前武生(現・たけふ新)は思っていたより距離があった。間にビルを1棟はさみようやく福井鉄道のりばらしき建物が姿を現す。

さて、車両に乗る前に早速気付いたのだが、福井市内は路面軌道のため、それに合わせてホームが低い。そのため一般車両だと乗車口ではかなりの段差が出来てしまう。その不便さを解消するため、ドア開閉時に車両からステップが2・3段飛び出す仕組みになっていた。これは実に便利であった。ただバリアフリー化が進む中、やはりステップよりも低床化の方が現在の風潮とマッチしており、こうした「昔ながら」は時代遅れなのかも知れない。

takefu (3)
そして全貌を現した越前武生は立派で堂々とした佇まいである。とても「路面電車」の始発駅とは思えないイメージであった。

「武生新」改め「越前武生」よりスタートした福井鉄道は暫く専用軌道を進む。ただ、2023年に「たけふ新」に駅名を変えたらしい。理由は周知の通り北陸新幹線延伸開業によるものであるが、しかしながら昔からの利用者にすればこれ程ややこしいものはない。改称した事を知らない方が、もし「越前たけふ駅まで」とタクシーに乗って、行き着く先が新幹線の駅だったら大変なことだ。であるから恐らく新幹線開業の一年も前から改称して馴染んでもらおうという作戦なのであろう。
何れにしても、ややこしい当時の越前武生を出た列車は、すれ違う列車はほとんどが路面電車タイプの車両なので、私が乗車している通常の車両だと何だか申し訳ない気がする。
しかも昔ながらのクロスシートで、暫くの間貸し切り状態であったのだから、鉄道旅の醍醐味を感じずにはいられなかった。もちろん、経営者側に対しては申し訳ない気持ちであるが…

takefu (4)
takefu (5)
と思っていたら、立派な「列車」が停車していた。何と私たちは「旧」に乗車する事になるのだ。乗り換えに走った甲斐があった!ちなみに隣に停車中の「新」はお手入れ中の模様であった。

西鯖江や花堂など、どこかで聞いたような駅名でもあるが、つまりJRと並走しているため、スピードよりも駅数を多くして利便性で勝負しているイメージとなる。特に花堂は「はなんどう」と読む事で有名処であるが、JRとの乗り換え機能としては働いていない。何せ両者は300メートルくらい離れているわけであるから、昔の小田急の町田(もっと古いと新原町田!)と横浜線の原町田の関係のようにひたすら走らなけれならないのは辛いところであろうからだ。

takefu (6)
福井市内はご覧のような路面軌道となる。車両もしっかりと対応していて、ドアが開くと段差をカバーするステップが飛び出してくる仕組みとなっていた。

花堂を出て次の赤十字前を出るといよいよ路面軌道となる。かつての新潟交通にあった県庁前や、我が地元・江ノ電の江ノ島~腰越間のように通常の列車が路面を走る不思議な光景が見れる。現在もびわ湖浜大津付近の京阪等でも見られるが、車社会の現代においてよくこうした光景が生き延びているなと改めて感じる。昔ながらのこうした貴重な光景が残っている事に感謝だ。そして田原町にてえちぜん鉄道、いわゆる昔の京福に乗り換えるのだが、到着したとたんに驚いた!その光景とは…

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 日本全国の鉄道へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



コメント

つい先日ですが、武生駅もJRではなくなりましたね…
私はプロ野球ファンでもあるのですが、当時の阪神に掛布という選手がおり、何となく名前が似ているような気がして、武生の駅名標を思わず撮ってしまいました(^_^;)
それから数年後、大学生になってから、私の下宿先に友達が遊びに来ました。
彼は鉄道に全く興味が無いのですが、私の鉄道写真を見ていたら、「あぁ〜武生駅ね。」と言い出しました。
まさかの武生出身だったのか???と思い、確認したら、「合宿免許を取りに行った時、武生まで行った。」とのことでした。
当時はフィルム時代であり、さらに国鉄時代ですと車両以外の写真はほぼほぼ撮らなかったのですが、何故か“掛布”を連想して撮ってしまったんですよね…それが偶然にも友達の合宿免許に繋がるとは…
まさか、これは万物は繋がっているとでも言うのだろうか…
今回の武生とは何の関係もないコメにて、すみませんm(_ _)m

にわか者様

コメントありがとうございます。

掛布のいた時の虎軍団はまさに黄金期で、バース、岡田、真弓、そして藤田平など、日本シリーズでも西武を寄せ付けないほどの勢いでしたね。その時小林繁はいなかったでしたっけ?

掛布氏といえばキンチョールのCMで有名でしたが、野球繋がりという事で、ジャイアント馬場率いる全日本プロレスの会場にも来場して解説席にも座った事があり、プロレスの方もまんざらではなかったイメージです。

そして武生ですが、福井鉄道では「武生新」「越前武生」「たけふ新」と変化しました。しかしながら、我々の世代では「武生新」が一番馴染んでいるのではないでしょうか。私鉄が不得手のにわか者さんでも「武生新」ならお馴染みだったと思います。

ということは「掛布新」・・・あり得ないですね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://4190koawazay.blog.fc2.com/tb.php/1176-7664547c

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村

最新コメント

最新記事

カテゴリ

新年のご挨拶 (11)
相模線 (45)
西寒川駅 (7)
管理人のひとりごと (32)
時刻表の旅 (9)
きっぷコレクション (5)
フォトギャラリー (25)
サボ (2)
駅訪問 (41)
新十津川駅 (1)
北海道・廃駅 (2)
北海道・信号場 (4)
かけめぐる青春 (10)
奥津軽 (2)
東成田 (1)
九州駅巡り(廃止駅) (9)
九州駅巡り(現役駅) (3)
第三セクター転換前国鉄時代 (5)
松浦線 (2)
阿仁合線 (3)
機関車 (2)
SL (4)
SLばんえつ物語号 (2)
SLやまぐち号 (1)
快速列車・普通列車 (17)
奥久慈風っこ号 (6)
夜行普通列車 (9)
急行列車 (11)
新幹線 (6)
寝台特急 (26)
583系 (2)
JR特急 (15)
JR九州・特急列車 (3)
ドリームにちりん (2)
ゆふいんの森 (2)
JR北海道・特急 (4)
JR四国アンパンマン特急 (1)
廃止路線 (118)
留萌本線(留萌~増毛) (8)
士幌線 (5)
ふるさと銀河線 (8)
深名線 (4)
幌内線 (2)
広尾線 (7)
万字線 (3)
湧網線 (1)
天北線 (4)
佐賀線 (1)
大社線 (1)
大畑線 (1)
清水港線 (5)
鹿児島交通 (1)
高砂線 (1)
倉吉線 (1)
矢部線 (1)
赤谷線 (1)
日中線 (1)
白糠線 (7)
小松島線 (1)
三木線 (1)
鍛冶屋線 (1)
三江線 (35)
岩泉線 (5)
十和田観光 (1)
東武鉄道熊谷線 (2)
ドリーム交通 (1)
同和鉱業 (3)
下津井電鉄 (3)
一円電車 (1)
青春18きっぷ (58)
1982年・春<青春18> (5)
1982年・夏<青春18> (6)
1983年・春<青春18> (15)
1984年・夏<青春18> (6)
2008年夏<青春18> (7)
2009年夏<青春18> 広島 (11)
2010年<青春18>+伊賀鉄道+近江鉄道 (6)
周遊券・フリーきっぷ (116)
1983年・夏<東北ワイド周遊券> (36)
1983年・秋<北海道ワイド周遊券> (0)
2008年・北海道 (7)
2009年・北海道 (10)
スルッとKANSAI① (10)
スルッとKANSAI② (10)
九州制覇①2008年 (9)
九州制覇②2010年 (9)
九州制覇③2011年 (13)
2013年北陸 (12)
JR北海道 (101)
宗谷本線 (34)
根室本線 (1)
石勝線 (16)
石北本線 (7)
江差線 (1)
釧網本線 (1)
日高本線 (18)
留萌本線 (15)
室蘭本線 (8)
JR東日本 (50)
東海道本線 (1)
男鹿線 (2)
湘南新宿ライン (5)
仙山線 (3)
北上線 (3)
磐越東線 (2)
信越本線 (1)
鶴見線 (11)
五能線 (2)
篠ノ井線 (1)
磐越西線 (6)
中央東線 (2)
白新線 (1)
弥彦線 (1)
上越線 (7)
JR東海 (27)
中央西線 (2)
身延線 (3)
御殿場線 (2)
飯田線 (13)
関西本線 (1)
高山本線 (6)
JR西日本 (61)
姫新線 (1)
呉線 (1)
木次線 (8)
伯備線 (3)
芸備線 (18)
美祢線 (2)
山陰本線 (8)
因美線 (5)
可部線 (7)
播但線 (1)
JR四国 (12)
予讃線 (5)
JR九州 (22)
唐津線・筑肥線 (6)
指宿枕崎線 (2)
日田彦山線 (8)
肥薩線 (3)
日南線 (3)
私鉄東日本 (76)
弘南鉄道 (1)
相模鉄道 (5)
江ノ電 (7)
津軽鉄道 (1)
東武鉄道 (1)
湘南モノレール (1)
野岩鉄道 (8)
三陸縦断 (7)
長野電鉄 (4)
箱根登山鉄道 (12)
ひたちなか海浜鉄道 (5)
小湊鉄道 (4)
鹿島臨海鉄道 (6)
しなの鉄道 (2)
上信電鉄 (4)
上田電鉄 (1)
いすみ鉄道 (4)
ディズニーリゾートライン (0)
アルピコ交通 (1)
富士急行 (2)
私鉄西日本 (129)
大井川鉄道 (6)
長良川鉄道 (2)
岳南電車 (11)
遠州鉄道 (12)
紀州鉄道 (1)
えちぜん鉄道 (0)
三岐鉄道 (1)
島原鉄道 (1)
福井鉄道 (2)
阿佐線 (3)
東海交通事業 (2)
スカイレール (1)
広島電鉄 (1)
天竜浜名湖鉄道 (2)
門司港レトロ観光 (1)
平成筑豊鉄道 (1)
名古屋鉄道 (7)
北陸鉄道 (2)
万葉線 (2)
富山地方鉄道 (6)
関西電力黒部見学ルート (10)
近畿日本鉄道 (5)
富山ライトレール (4)
伊豆急行 (17)
黒部峡谷鉄道 (4)
能勢電鉄 (1)
静岡鉄道 (16)
水島臨海鉄道 (5)
養老鉄道 (2)
智頭急行 (1)
2009年春 青春18 関西 (0)

カウンター

月別アーカイブ

最新トラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

Template by たけやん