志布志、渋し!①
2013-03-23
「ドリームにちりん」で宮崎空港から折り返してきた私は、南宮崎で日南線に乗り換えた。南国ムード満点の「シーガイヤ」は、我々を夢の世界へと誘う。とは言うものの、ローカルムードも満点である。しかし、列車はそれなりの乗車率で、旅先ながら吊革に掴まっての出陣となってしまった。そんな中でも私を楽しませてくれたのが「子供の国」駅だ。神奈川県にある東急の駅は「こどもの国」と、若干綴りが異なる。その「違い」だけを楽しんだ私は「異端児」の部類に入るのか?

次の「青島」は「チンタオ」とは読まない。当たり前であるが、こんなことを考えながら吊革に掴まっている私はやはり普通ではないかもしれない。
若干の観光客をも乗せた列車は飫肥でほとんどの乗客が下車、しかし若干の乗車もあった。結局、路線名の日南を過ぎ、列車の終点油津までそれなりの乗車率であった。

さて、私は日南線の全線制覇の為に訪れたため、油津より先に行く事になるが、乗り換えまで40分近くある。ちょっと街を散策してみた。
私が訪れたのは5月である。この地方の5月と言えば「マグロ」が旬を迎え、脂がのっている、所謂「旬」の時期を迎える。黄肌まぐろや目鉢まぐろなど、市場には長細い発泡スチロールに大きい魚体が氷に埋もれ何段にも積まれている。中には「油津」との産地表示がなされたビニールがかぶさっており、産地の「アピール」にはなるが、この「油津」の地をどれくらいの人が「宮崎産」と答えられるであろうか?

さて、約40分のインターバルの後、私たちは志布志へ向かったが、島式ホームの向かい側には宮崎行に乗り込む園児達が保育士に誘導されて順番に乗車している。何とも微笑ましい光景であるが、この子達も後20年もすると日本経済を支えていく一人として活躍していくであろう。この「少子高齢化」の時代に芽吹く大事な生命である。

宮崎方面はおかげで満員御礼であるが、私たちは志布志方面に乗る。予想通り「貸切」と化したワンマン列車に揺られることになった。私たちの他に数名乗車しているが、1両でも多い車両編成をこの日は2両編成だ。途中「串間」若干下車すると思いきや、乗降客は「0」であった。日南線の主要駅も現在はこんなものなのであろうか?若干寂しさを感じざるを得ないが・・・

それを象徴するかのような「福島高松」という奇妙な駅に着く。所謂「秘境駅」として大変名高いが、私の印象は「秘境」と呼ぶほどでもない雰囲気である。が、決して「街」ではない。しかしながら南国ムード満点である。シンプルな駅舎であるが、なかなかいい味を醸し出しているが「秘境」と呼ぶにはいささか苦しい感がある。
やがて志布志に近付くと一気に視界が開けた。そう、太平洋が車窓より私の目に飛び込んできたのだ。そして僅かながら大隅半島に居ながらにして一望できる。そして間もなく終点の「志布志」に到着する・・・

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次の「青島」は「チンタオ」とは読まない。当たり前であるが、こんなことを考えながら吊革に掴まっている私はやはり普通ではないかもしれない。
若干の観光客をも乗せた列車は飫肥でほとんどの乗客が下車、しかし若干の乗車もあった。結局、路線名の日南を過ぎ、列車の終点油津までそれなりの乗車率であった。

さて、私は日南線の全線制覇の為に訪れたため、油津より先に行く事になるが、乗り換えまで40分近くある。ちょっと街を散策してみた。
私が訪れたのは5月である。この地方の5月と言えば「マグロ」が旬を迎え、脂がのっている、所謂「旬」の時期を迎える。黄肌まぐろや目鉢まぐろなど、市場には長細い発泡スチロールに大きい魚体が氷に埋もれ何段にも積まれている。中には「油津」との産地表示がなされたビニールがかぶさっており、産地の「アピール」にはなるが、この「油津」の地をどれくらいの人が「宮崎産」と答えられるであろうか?

さて、約40分のインターバルの後、私たちは志布志へ向かったが、島式ホームの向かい側には宮崎行に乗り込む園児達が保育士に誘導されて順番に乗車している。何とも微笑ましい光景であるが、この子達も後20年もすると日本経済を支えていく一人として活躍していくであろう。この「少子高齢化」の時代に芽吹く大事な生命である。

宮崎方面はおかげで満員御礼であるが、私たちは志布志方面に乗る。予想通り「貸切」と化したワンマン列車に揺られることになった。私たちの他に数名乗車しているが、1両でも多い車両編成をこの日は2両編成だ。途中「串間」若干下車すると思いきや、乗降客は「0」であった。日南線の主要駅も現在はこんなものなのであろうか?若干寂しさを感じざるを得ないが・・・

それを象徴するかのような「福島高松」という奇妙な駅に着く。所謂「秘境駅」として大変名高いが、私の印象は「秘境」と呼ぶほどでもない雰囲気である。が、決して「街」ではない。しかしながら南国ムード満点である。シンプルな駅舎であるが、なかなかいい味を醸し出しているが「秘境」と呼ぶにはいささか苦しい感がある。
やがて志布志に近付くと一気に視界が開けた。そう、太平洋が車窓より私の目に飛び込んできたのだ。そして僅かながら大隅半島に居ながらにして一望できる。そして間もなく終点の「志布志」に到着する・・・

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