関西電力黒部見学ルート②

関西電力黒部見学ルートの後半をご紹介しよう。途中「高熱隧道」を通るが、この区間の工事は相当の苦労があったようだ。この部分は現在は40℃くらいに保たれているが、着工当初は160℃くらいだったと聞いた!戦前の着工で、もちろん機械などでなく「人力」での掘削であるが、作業員に放水しながら作業していたという凄まじい説明を受けた。背中などは焼け爛れ、発破用のダイナマイトも自然発火し殉職された方もいたと聞く。現在は高熱隧道の下に冷却用の導水管などの敷設により温度は40℃位にまで下がっているというのが公式の記録であるが、実際はもっと下がっていて通常の区間の温度と殆ど変わらないと聞いた。しかし私が訪問した時は、冷却用の導水管の一本が点検の為停止しており、高熱隧道区間は一気に熱くなった。何℃くらいかは、はっきりとした説明は無かったが、おそらく30~35℃位の体感温度であったと思う。
では早速紹介してみよう。


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上部軌道に早速乗り込むため移動する。途中で絶景があるという事なので後ほどのお楽しみに・・・



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床は濡れていて滑りやすい。そのことだけでも「観光用」ではないことを物語る。しかし参加者は電力関係者の言うことをしっかりと受け止め責任ある行動をしていた。一応、分岐器は「スプリング式」の表示であった。


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電力関係者の説明を受ける。これから行く「高熱隧道」や「インクライン」など、未知の世界へのアドベンチャーだ。




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これが上部軌道の列車たち。ナローゲージで華奢な車体は、例えるなら「坊っちゃん列車」にかなり近い感じである。もちろん作業用の駅のため、乗車口に「ホーム」は無い。



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決して広いとは言えない車内で関係者から上部軌道の更なる説明。「坊っちゃん列車」風のトロッコ列車で先へ進む中、先ほど説明した「高熱隧道」を通過。


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車内が一気に曇る中、手動ワイパーを動かし曇り除去。しばらくするとトンネルを抜け視界が開けて明るくなった。


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すると「仙人谷」という駅に到着。駅と言うより橋梁上の設備といった感じだ。しかし時刻表もあり、ベンチまで装備。一般の駅とほとんど変わらない。


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ここで一旦下車し休憩。駅からはこんな景色が見える。


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暫く楽しんだ後、再び乗車し終点の黒部川第四発電所へ。ここで発電所に入り電力施設の見学をする。


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一通り発電所見学をした後、会議室で10分程の映像を観る。黒部ダム建設の歴史について色々なドラマが凝縮されていた。
この後インクラインで移動し専用バスで黒部湖へ行く。その模様は次回で紹介しよう。


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これはすごいですね。本当の「トロッコ」というか、まさに「業務用」といった趣きですね。黒部峡谷もアルペンルートも行ったことはあるのですが、やはりここまで経験してこそ、「コンプリート」と言えるのかもしれませんね。貴重なお写真とご報告、感謝です。

あいあんさいど様

いつもコメントありがとうございます!
今回、まさに「これを乗りに行った」感じです。本当に「業務用」なのですが、限りなく「観光化」されている部分もありまして、関係者のサービスもなかなかです、というより「サービス業」です!
アルペンルートも、こういう「隠れた」ルートで黒部湖へ向かうとなかなか優越感ありますよ。ぜひ体験していただくことをお勧めいたします。

感謝していただきありがとうございます!




プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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