会いたかったYeah!君に②
2013-06-21
稲荷町を出た「テレビカー」は各々の駅で「学生諸君」を細々と拾っていき、寺田に着くと更に「高校生」が待っていた。立山線と本線の分岐駅であるが、3面4線でYの字になっている特徴的な駅である。同じく地鉄の岩峅寺も分岐駅でYの字の形をとっているが、寺田に関しては真ん中のホームが変形島式ホーム(というよりVの字ホームとでも言おうか)のデルタ地帯に木造の待合室があるのが特徴だ。寺田に関しては後ほど時間を取っているためゆっくり拝観ができるので、とりあえず軽く写真を2~3枚収めておく程度にしておく。

(寺田駅は、おそらく開業当時からほぼ変わっていないと思われる待合室がある。本線と立山線の分岐駅の役割も果たし、待合室はデルタ地帯にある特徴的な存在だ。)
更に進むと、本線の中心駅ともいえる上市に着く。実はここ上市はスイッチバック駅として知られているが、私はすっかりそのことを忘れていて「あれ、ここ分岐駅だったっけ?」みたいな感じで一筋のレールが車窓の向う側から近付いてきた。暫くして「あっ、そうか」と気付いたが、停車時間はそれほどなく、確か1~2分であったと思う。若干学生たちも下車したが、乗ってくる方が多い。かつてはショッピングセンターがあり、ボーリング場も存在したが、現在はJAの事務所と数件のテナントにとどまる。

(上市はスイッチバック駅。かつては駅ビル内にショッピングセンターやボウリング場もあったが・・・)
しかし各駅停車で終点の宇奈月温泉駅まで向かうとは、いささか抵抗あろうかと思う部分もあるが、こうして視点を変えればその地方の「生活」が見え、なかなか楽しいものだ。むしろ各停の方が「由緒正しい」乗車の仕方かもしれない。そんな事を考えていると西滑川で高校生たちがかなり下車。後で調べてみたらやはり付近に「滑川高校」があるらしい。隣の中滑川は滑川市の中心に近く、乗車人員もかなり多い。ここからかつては現・ライトレールの岩瀬浜までの支線敷設の計画があったが、ご存じの通り現在そのような路線は存在せず、未成線に終わっている。しかし、隣の滑川ではJRと連絡していて、JRからの乗り換え客がかなりあった。学生だけでなく、通勤と思われる乗客もかなりの乗り換えで、座席がそれなりに埋まってきた。若干の区間JRと並走するが、乗り換え客もいてなかなか役割を果たしている。地鉄の「普段」を拝見できて、観光とは違った感覚での乗車も実によろしいが、間もなく「観光専用」となる時間が近づいてきた。

(中滑川から、かつては岩瀬浜までの鉄路が計画されていた。JRと接続する滑川より乗車人員は多い。)

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(寺田駅は、おそらく開業当時からほぼ変わっていないと思われる待合室がある。本線と立山線の分岐駅の役割も果たし、待合室はデルタ地帯にある特徴的な存在だ。)
更に進むと、本線の中心駅ともいえる上市に着く。実はここ上市はスイッチバック駅として知られているが、私はすっかりそのことを忘れていて「あれ、ここ分岐駅だったっけ?」みたいな感じで一筋のレールが車窓の向う側から近付いてきた。暫くして「あっ、そうか」と気付いたが、停車時間はそれほどなく、確か1~2分であったと思う。若干学生たちも下車したが、乗ってくる方が多い。かつてはショッピングセンターがあり、ボーリング場も存在したが、現在はJAの事務所と数件のテナントにとどまる。

(上市はスイッチバック駅。かつては駅ビル内にショッピングセンターやボウリング場もあったが・・・)
しかし各駅停車で終点の宇奈月温泉駅まで向かうとは、いささか抵抗あろうかと思う部分もあるが、こうして視点を変えればその地方の「生活」が見え、なかなか楽しいものだ。むしろ各停の方が「由緒正しい」乗車の仕方かもしれない。そんな事を考えていると西滑川で高校生たちがかなり下車。後で調べてみたらやはり付近に「滑川高校」があるらしい。隣の中滑川は滑川市の中心に近く、乗車人員もかなり多い。ここからかつては現・ライトレールの岩瀬浜までの支線敷設の計画があったが、ご存じの通り現在そのような路線は存在せず、未成線に終わっている。しかし、隣の滑川ではJRと連絡していて、JRからの乗り換え客がかなりあった。学生だけでなく、通勤と思われる乗客もかなりの乗り換えで、座席がそれなりに埋まってきた。若干の区間JRと並走するが、乗り換え客もいてなかなか役割を果たしている。地鉄の「普段」を拝見できて、観光とは違った感覚での乗車も実によろしいが、間もなく「観光専用」となる時間が近づいてきた。

(中滑川から、かつては岩瀬浜までの鉄路が計画されていた。JRと接続する滑川より乗車人員は多い。)

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