会いたかったYeah!君に③
2013-06-22

(昔ながらの雰囲気を醸し出す駅名表。地鉄の歴史を感じる。)
電鉄魚津は魚津市の中心街に近く乗客もそれなりに多い。隣の新魚津はJRと連絡しているが、電鉄魚津の方が利用者が多いらしいと聞く。以外だったのは電鉄石田と経田だ。ここで一気に学生諸君が下車し、私のような観光客と一部地元の通勤と思われる乗客となり車内は再び閑散とし始めた。更に電鉄黒部で若干の通勤客を降ろし、列車はほぼ観光客99.783%位を占めることとなった。
電鉄黒部を過ぎて、途中、舌山付近では北陸新幹線の駅が建設されており「黒部宇奈月温泉」と駅名が決定したようで、地鉄もここに新駅を設置して連絡を図る予定で工事も進んでいる。

(電鉄黒部の構内は広い。留置線も若干あり、中心駅の風格もひと際。)

(「黒部宇奈月温泉」に決定したJR西の新幹線駅。ただ今工事中であるが、見た限りほぼ出来上がっているようにも。)
もうすぐ終点の宇奈月温泉に近付いてきたが、途中の内山で上り列車「レッドアロー」と交換。4~5分の待ち合わせがあるとの案内であったためホームに降りてみた。すると、まるで「重要文化財」のようなモダンな駅舎が我々を待っていた。大正から昭和の初めに建設された駅舎などの設備がいまだに残っていると聞いていたが、この駅もその典型であろう。観光客の我々は楽しませていただいているが、地元の方にとっては近代化していただいた方が利用しやすいであろうとも思われる、いい「味」が醸し出されている。


(なかなかいい味を醸し出している内山。恐らく開業当時から変化が無いであろう。)
そして二つ先の駅が終点の宇奈月温泉駅であるが、隣の音沢とはなんと3.8kmも離れている。それまでは1kmか1.5kmくらいの駅間隔であったので終点近くになったにもかかわらず「まだか、まだか」となかなか駅に到着しない。そんな中、いきなりコンクリートの壁に阻まれ辺りが薄暗くなった。終点の宇奈月温泉である。この駅は橋上駅の為、そのコンクリートは駅舎の一部であったのだ。とりあえず「制覇の証」を収めたあと、若干の催しを処理するため、化粧室を探す。なんと改札を出なと無いみたいなので階段のアップダウンが忙しい。これから「見学」に行くというのに、健康的な体力づくりをしてしまったが、駅舎の完成が昭和50年と聞いた。そのためか、若干設備が「前近代的」で使い勝手に少々苦労したが、無事に用を済また。

(宇奈月温泉駅。確かに付近には温泉宿泊施設が犇めき合う。黒部峡谷鉄道の連絡駅であるが、そちらは「宇奈月」と称している。)
この後黒部峡谷鉄道を間に挟み「見学ルート」に参戦。隠れた「アルペンルート」で黒部ダムに向かう事になるが「見学」に関しては既にアップしてある通り、かなり楽しいものになった。その後立山に向かい、地鉄制覇の「第2章」が始まる。

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