三陸縦断の旅②
2013-07-10
盛駅に着いた私はいよいよ三陸鉄道に足を踏み入れる。と言っても28年前に「盛線」として吉浜までは制覇しており「再訪」となったが、当然ながら三陸バージョンにリニューアルされており「国鉄らしさ」がかなり姿を消していた。そう、ここは既に「国鉄」ではないのだ!

(レトロ風車両の乗車。車内には各ボックスごとにテーブルがあり、食事などをするのには非常に便利。)
盛駅を「レトロ風」で出発すると大船渡線と同じ方向へ向かいながら途中で枝分かれしていく。陸前赤崎では付近い「赤崎駅」が別にある。岩手開発鉄道の貨物駅であるが、旅客営業していた時もこの駅は貨物専用駅であった。当時の国鉄と並走するせいであろうか、私はこの「貨物専用駅」にはとても魅力を感じていたが、当時中学生の私には、訪問するとしても陸前赤崎から徒歩の選択肢しか思い浮かばず、とてもタクシーなどの高級な「交通機関」は利用できない。増して、当時はインターネットなど普及しておらず、正確な場所などは市販の地図などで調べるほかない。というより当時の私は、今考えればそこまでの行動力が備わっていなかったのかも知れない。

(岩手開発手鉄道の貨物車両。三陸鉄道と接続されていたら尚の飛躍があったであろうか。旅客営業を再開していただく「夢」は実現不可能なのであろうか・・・)
陸前赤崎から次の綾里を過ぎると「恋し浜」に到着。以前は「小石浜」と名乗っていたが「コイシハマ」と読みは同じく綴りを変更している。駅には「幸せの鐘」が設置されており、カップルの訪問に一役買っている。駅名表もロマンチックに変身していた。

(若干の高台に設置されていたため震災の被害を辛うじて逃れた恋し浜駅。なかなかロマンあふれるネーミングだ。)
甫嶺、三陸と国鉄時代の駅が続くと、その国鉄時代の終点・吉浜に到着する。国鉄時代と変わらず棒線化された駅は、1983年の訪問時には、その先に続く路盤を見つめ、明日への希望を胸に抱いた記憶がある。と言っても5分くらいのインターバルですぐに引き返すダイヤとなっていたため「証」を撮影するのに精一杯の時間で、余裕が無かったのも正直なところである。しかし、まさか本当にその路盤にレールが敷かれ列車が通るとは思わなかった。当然当時はレールが繋がっていなかったためここで折り返しているが、再訪の時にはレールが釜石まで繋がっている。しかも既に20年も経過しており、すっかり地元に定着している事であろう。そんな期待を胸に秘めながら更に北上していった。

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(レトロ風車両の乗車。車内には各ボックスごとにテーブルがあり、食事などをするのには非常に便利。)
盛駅を「レトロ風」で出発すると大船渡線と同じ方向へ向かいながら途中で枝分かれしていく。陸前赤崎では付近い「赤崎駅」が別にある。岩手開発鉄道の貨物駅であるが、旅客営業していた時もこの駅は貨物専用駅であった。当時の国鉄と並走するせいであろうか、私はこの「貨物専用駅」にはとても魅力を感じていたが、当時中学生の私には、訪問するとしても陸前赤崎から徒歩の選択肢しか思い浮かばず、とてもタクシーなどの高級な「交通機関」は利用できない。増して、当時はインターネットなど普及しておらず、正確な場所などは市販の地図などで調べるほかない。というより当時の私は、今考えればそこまでの行動力が備わっていなかったのかも知れない。

(岩手開発手鉄道の貨物車両。三陸鉄道と接続されていたら尚の飛躍があったであろうか。旅客営業を再開していただく「夢」は実現不可能なのであろうか・・・)
陸前赤崎から次の綾里を過ぎると「恋し浜」に到着。以前は「小石浜」と名乗っていたが「コイシハマ」と読みは同じく綴りを変更している。駅には「幸せの鐘」が設置されており、カップルの訪問に一役買っている。駅名表もロマンチックに変身していた。

(若干の高台に設置されていたため震災の被害を辛うじて逃れた恋し浜駅。なかなかロマンあふれるネーミングだ。)
甫嶺、三陸と国鉄時代の駅が続くと、その国鉄時代の終点・吉浜に到着する。国鉄時代と変わらず棒線化された駅は、1983年の訪問時には、その先に続く路盤を見つめ、明日への希望を胸に抱いた記憶がある。と言っても5分くらいのインターバルですぐに引き返すダイヤとなっていたため「証」を撮影するのに精一杯の時間で、余裕が無かったのも正直なところである。しかし、まさか本当にその路盤にレールが敷かれ列車が通るとは思わなかった。当然当時はレールが繋がっていなかったためここで折り返しているが、再訪の時にはレールが釜石まで繋がっている。しかも既に20年も経過しており、すっかり地元に定着している事であろう。そんな期待を胸に秘めながら更に北上していった。

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