DL・ばんえつ「東線」物語号①

磐越東線はJR東日本の常磐線・いわきから北上し東北本線・郡山まで至る85.6kmの路線で「ゆうゆうあぶくまライン」の愛称が付いている。郡山を境に同じく「磐越」を名乗る「西線」があるが、こちらは583系の快速「あいづライナー」や、国鉄時代には上野~会津若松間の特急「あいづ」等が運転されていた。また、観光仕様のSL「ばんえつ物語号」等も週末を中心に運転されている。沿線には「会津若松」や「喜多方」等の観光スポットもあり何かと話題性が多い。それに比べ磐越東線は、中心となる駅が小野新町くらいでこれといった観光要素もなく、全体的に「生活路線」のイメージが濃く、若干地味な感じであろう。また、1995年には並走するように「磐越自動車道」が開通し、鉄道としての役割はほぼ終了した感があり、「ローカル化」に更に拍車がかかったかのような気がする。

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(1978年頃の磐越東線・磐城常葉駅付近。私はこの5年後に訪問。磐越東線の客車列車のイメージ画像はミックス・マテリアル様提供。

この両線、同じ「磐越」を名乗りながら東線と西線で全く形態が異なるという、何とも不思議な変わり種である。プロレスで例えるなら「異種格闘技戦」のようなものか?例えばアントニオ猪木VSウイリー・ウイリアムスやモハメド・アリのような、もっと言えばジャイアント馬場VSラジャ・ライオンのような感じか・・・いや、「馬場VSラジャ」は違った意味で「異種」かも知れないのであまり例えの参考にはならないが・・・

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(磐越東線・菅谷駅。同じくミックス・マテリアル様提供写真。)

話は逸れてしまったが、私は1983年8月に訪問している。このブログで散々紹介してきた「東北一周の旅」の際の訪問だ。上野発「8時ちょうどの~」急行列車「ときわ5号」で平(現・いわき)に10時58分に到着。11時14分発の磐越東線・郡山行に乗り換える計画で、実に接続が良い。列車はなんとディーゼル機関車が牽引する旧型客車列車だ!今では考えられないが、あの磐越東線に「旧型客車」が走っていたのだ。もちろん全列車ではなく、1日1~2往復程度であったと思うが、それにしても旅情が湧き出るではないか!確か機関車がDD13あたりだった記憶である。そしてこの客車列車というものは、出発の際に独特の「間」がある。連結器の関係か、若干時間差で先頭から動力がかかっていき順番に引っ張られるあの感覚がたまらない。そのような「感覚」を好む体質が既に中学生の身でありながら備わってしまったとは・・・そんな列車に揺られ「東線」の旅は始まった。


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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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