鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

陰陽連絡の使命②

倉敷では伯備線と山陽本線が両方複線同士の為、分岐の配線が複雑だ。というよりかなり特徴的な面白さがある。まず倉敷の手前で山陽本線から下り伯備線が分岐され立体交差で山陽本線を乗り越し山側に移動する。そして上り伯備線と地上で一旦合流。上り伯備線は山陽本線と地上で合流する形だが、一旦上下の伯備線がまとまり単線になる。そして倉敷駅の伯備線ホーム手前で再び分岐され複線となり北上する仕組みだ。この下り線が山陽本線を乗り越すあたり「陰陽連絡」としての使命の重要さが分かる。

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(倉敷~備中高梁が伯備線の複線区間。備中高梁は伯備線の中でも重要なポジションを占めている。)

次の清音では、隣の総社と共に井原鉄道と連絡している。とは言うものの、実際の起点は清音で、総社~清音はJRに乗り入れる形を取っており、清音・総社とも使われなくなった中線の2番線を井原鉄道が使用している。特に総社では吉備線からも乗り換えがあると思われ若干の乗客の入れ替えがあった。しかしその乗客も備中高梁に着くと殆ど下車してしまい車内は「ローカル」を醸し出してしまう事となる。やはり備中高梁は伯備線の拠点駅であることは今も昔も変わらない。
備中高梁と言えば、あの名作「男はつらいよ」のロケ地として有名だ。第8作で「博の実家」として登場し、墓参りのシーンではなんと伯備線にSLの走る姿が登場するのだ!今では全く考えられない事であるが、この映画のシーンが「時代」をしっかりと証明してくれている。「はい、泣いて~」の台詞は今観てみても面白い!
そんな備中高梁までが複線区間で、ここから「別の顔」を見せてくれる「多種・多彩」な路線であるのが伯備線の魅力でもある。

DSCF5551.jpg
(備中高梁を過ぎるとこんな景色も登場する。普通に「ローカル」の姿ものぞかせる。)

そして列車は更に北上し「井倉」に到着。次の「石蟹」までは複線化されている。石蟹・・・いしかに?いや「いしが」と読む。随分と堅そうな「カニ」であるが・・・それにしても「いくら」や石「蟹」など・・・お前は回転ずしのまわしものか!と思いがちであるが、井倉では天然記念物の「井倉洞」が徒歩8分位の距離にある。しかし列車での訪問客の確率は、クイズ番組で篠沢教授が全問正解する確率より低いかもしれない(こんな事を言うとジェネレーションがバレてしまいそうだが)・・・

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(石蟹と井倉の駅名表。この区間は複線区間だ。)

石蟹を過ぎるとやがて線路が沢山張り巡らされる空間に入ってくる。そう、新見だ。ここ新見は伯備線の中心的存在で構内も広く姫新線や芸備線との接続駅でもある。そして特急も停車するが、寝台特急「サンライズ出雲」も停車し、東京まで乗り換えなしで行く事も出来る!乗ってきた列車はここで終点。ここから先は「国鉄車両」に乗り換え米子を目指す。若干の小休止の後、再び列車に揺られ伯備線の「ハイライト」に差し掛かるのだ。

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コメント

No title

こんばんは。
備中高梁の駅ですね。母が若い頃住んでいた所です。
私は行った事がないのですが、いつか行ってみたい所です。
総社は生まれ故郷なので、何度も足を運びました。住んでいたのは吉備線の東総社ですが、昔はよく伯備線の総社駅からも歩いたそうです。
昔は、SLも乗り入れていました。70年代までは、よく見かけましたよ。(^^)

リラ様

コメントありがとうございます!

そう、岡山はリラさんの地元でいらっしゃいましたね。記事の本文中にも触れてますが、備中高梁は映画「男はつらいよ」の第8作で登場します。伯備線のSL風景はまさにリラさんが「よく見かけた」シーンだと思います。もし作品を見てみたら「あっ、あの景色知っている!」なんてシーンもあるかもしれませんよ。
清音辺りの風景が好きとおっしゃってましたが、私も伯備線のこの付近は数回訪問してますが、私も「お気に入り」ですよ。

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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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