「スルッとKANSAI」で行く関西私鉄乗り潰しの旅④
2013-11-11
浜寺駅前で「満足な」食事を済ませた後、南海の浜寺公園駅に向かい南海に乗り換える。浜寺公園駅と言えば、ご存じ「浜寺公園駅(はまでらこうえんえき)は、大阪府堺市西区浜寺公園町二丁にある、南海電気鉄道南海本線の駅。駅番号はNK15。辰野金吾の設計により、1907年に建てられた木造平屋建ての駅舎は、1998年に国の登録有形文化財に登録されている。第1回近畿の駅百選選定駅。」とウィキペディアに記されているように、とても歴史的な駅舎がお出迎えしてくれる。私は全く事前準備と言うか、予備知識が無かったため「ギョギョッ」と驚いてしまった。しかしようやく日も暮れかけてきたころで、街灯などもようやく点くか点かないかのころだったため駅前は真っ暗。そのため駅舎も真っ暗状態で少々治安が心配な雰囲気であったが全くそんなことは無く、むしろ幻想的な雰囲気を醸し出していた。と言っても露光が足りないため写真に収めることはできなかったのが残念だったが・・・

(浜寺公園駅の駅舎。国の登録有形文化財に登録されている。完成はなんと1907年!画像はウィキペディア。)
この浜寺公園駅は駅舎も然ることながら、配線もかなり特殊な形をしている。上りのホームが切欠き式になっていてその切欠き部分は待避線になっている。通過列車は3番線を通り切欠き式の4番線の隣の通過線を通って行くと言う、かなり変則的な配線となっている。
ところでなぜ浜寺公園駅から南海に乗り換えるのか?実は「高師浜線」を制覇するためだ。翌日に南海の制覇時間はたっぷり取ってあるが、この「高師浜線」が非常に厄介であった。このことは後ほど記すが、この浜寺公園駅から約1分で羽衣に到着!こんな時も「ナノテク的」な乗り換えが発生する・・・
高師浜線を制覇して再び羽衣に戻り、今度は住吉大社に向かう。そう、住吉公園電停より再度阪堺電気鉄道を制覇するためである。

(画像はウィキぺディアより。浜寺公園駅の配線図。上りの配線が特種であるのが分かる。)
阪堺電車に乗り天王寺まで行けば、阪堺電気鉄道と本日の制覇予定は終了。拠点となる宿「阿波座」に向かった。2泊3日の今回の旅は、この阿波座に2泊身を預けた。するとある特徴が現れる。単純であるが、2日目に大きな荷物を持たずに制覇に動き回れる事だ。阿波座駅は、この後の関西私鉄乗り潰し第2弾でもお世話になり拠点とした。それくらい個人的に気に入っている場所であるが、徒歩で京阪・中之島にも移動でき、ビジネス街も近くにある。駅の近くには中華料理店と夜遅くまで営業のスーパーもあり非常に便利である。確かに難波などの繁華街の方が何かと便利であろう。しかしながら、こういう「都会のオアシス」的な空間も、私みたいな「渡世人」には必要なのかもしれない。

(解説が無いとわからないが、高師浜線にある「伽羅橋」。普通に読めないが「難読」と言うより「知ってなければ読めない」であろう「きゃらばし」。恐らくガード下のテナントは撤退していると思われる。画像はウィキペディアより。)
そんな「オアシス」から「DNA解読」に羽ばたく私であるが、翌日は地下鉄千日前線で桜川に向かう。なぜ桜川かって?そう、そこにはとても「関西私鉄不得手」の私には考えられないような「小技」を使ってみたのだ・・・

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(浜寺公園駅の駅舎。国の登録有形文化財に登録されている。完成はなんと1907年!画像はウィキペディア。)
この浜寺公園駅は駅舎も然ることながら、配線もかなり特殊な形をしている。上りのホームが切欠き式になっていてその切欠き部分は待避線になっている。通過列車は3番線を通り切欠き式の4番線の隣の通過線を通って行くと言う、かなり変則的な配線となっている。
ところでなぜ浜寺公園駅から南海に乗り換えるのか?実は「高師浜線」を制覇するためだ。翌日に南海の制覇時間はたっぷり取ってあるが、この「高師浜線」が非常に厄介であった。このことは後ほど記すが、この浜寺公園駅から約1分で羽衣に到着!こんな時も「ナノテク的」な乗り換えが発生する・・・
高師浜線を制覇して再び羽衣に戻り、今度は住吉大社に向かう。そう、住吉公園電停より再度阪堺電気鉄道を制覇するためである。

(画像はウィキぺディアより。浜寺公園駅の配線図。上りの配線が特種であるのが分かる。)
阪堺電車に乗り天王寺まで行けば、阪堺電気鉄道と本日の制覇予定は終了。拠点となる宿「阿波座」に向かった。2泊3日の今回の旅は、この阿波座に2泊身を預けた。するとある特徴が現れる。単純であるが、2日目に大きな荷物を持たずに制覇に動き回れる事だ。阿波座駅は、この後の関西私鉄乗り潰し第2弾でもお世話になり拠点とした。それくらい個人的に気に入っている場所であるが、徒歩で京阪・中之島にも移動でき、ビジネス街も近くにある。駅の近くには中華料理店と夜遅くまで営業のスーパーもあり非常に便利である。確かに難波などの繁華街の方が何かと便利であろう。しかしながら、こういう「都会のオアシス」的な空間も、私みたいな「渡世人」には必要なのかもしれない。

(解説が無いとわからないが、高師浜線にある「伽羅橋」。普通に読めないが「難読」と言うより「知ってなければ読めない」であろう「きゃらばし」。恐らくガード下のテナントは撤退していると思われる。画像はウィキペディアより。)
そんな「オアシス」から「DNA解読」に羽ばたく私であるが、翌日は地下鉄千日前線で桜川に向かう。なぜ桜川かって?そう、そこにはとても「関西私鉄不得手」の私には考えられないような「小技」を使ってみたのだ・・・

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コメント
No title
リラ様
コメントありがとうございます!
<阪堺電車は、住吉大社へ行く時に利用しています。>
大阪にお住まいなのですね。私は全くの「超・湘南」の為、関西の鉄道、特にJR以外の私鉄はどうも不得手で、いまだに混同してしまう事が多々あります。が、阪堺電車はなかなか風情があってよかった印象です。記事にも書きましたが、かつては「馬車鉄道」だったとは、実に驚きです。
リラさんのブログ拝見したしましたが、以前は岡山在住だったそうですね。新幹線開通前の岡山駅、是非見てみたかったです。
南海電車に乗る機会が少ないようですが、私はこの旅で初めて乗りました。特急列車に普通列車の車両が連結されていて走っているという、関東では絶対に見かけない光景があり、ある意味「カルチャーショック」でした。
浜寺公園駅は、ものすごく「歴史的建物」を醸し出していて、レールファンではない方でも充分堪能できる事と思います。それより、駅前の食堂が気になりますが・・・
<阪堺電車は、住吉大社へ行く時に利用しています。>
大阪にお住まいなのですね。私は全くの「超・湘南」の為、関西の鉄道、特にJR以外の私鉄はどうも不得手で、いまだに混同してしまう事が多々あります。が、阪堺電車はなかなか風情があってよかった印象です。記事にも書きましたが、かつては「馬車鉄道」だったとは、実に驚きです。
リラさんのブログ拝見したしましたが、以前は岡山在住だったそうですね。新幹線開通前の岡山駅、是非見てみたかったです。
南海電車に乗る機会が少ないようですが、私はこの旅で初めて乗りました。特急列車に普通列車の車両が連結されていて走っているという、関東では絶対に見かけない光景があり、ある意味「カルチャーショック」でした。
浜寺公園駅は、ものすごく「歴史的建物」を醸し出していて、レールファンではない方でも充分堪能できる事と思います。それより、駅前の食堂が気になりますが・・・
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最初は大阪に路面電車があるなんて、知らなくて驚きました。
岡山の路面電車を思い出して懐かしかったです。
南海電車はほとんど乗る機会がなく、浜寺公園駅も知らなかったのですが、前に駅舎の本で見た事がありました。レトロでノスタルジックな駅ですよね。