南の最果てを訪ねて・・・指宿枕崎線(後編)

そんな指宿枕崎線の久々の訪問は懐かしさ溢れるものであった。やはり指宿駅は駅舎がリニューアルされて「観光化」しているが、駅前の街並みは「昔ながら」の佇まい。昔の「熱海」のようなイメージが脳裏に過った感だ。宿泊した温泉旅館に着いたのが夜7時頃であった。普通に「観光」としては若干遅い時間帯であろうが、私の場合は他の人と「目的」が違う。とは言え、宿泊施設がいつものビジネスホテルで無い事がいつになく新鮮だ。

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(2010年に訪問の際の「宇宿」。同じ九州に「臼杵」があるが、読み方は同じ「うすき」。)

タクシーに乗り宿に向かう途中、運転手さんに「実はこの地に来るのは30年振りですが、ほとんど変わってないですね」みたいな会話を振ると「昔からの温泉街ですからね」と、何か誇らしげに返してきた気がした。昔のままの姿。実に素晴らしい。何も「古臭い」とか言っているのではない。昔と変わらずに盛栄しているのが素敵であると思うのだ。もちろん、現在の日本の「景気」を考えると昔ほどの盛栄はあるとは言えない部分があろうかと思う。だが、日本有数の「温泉街」はまだまだ頑張って日本を盛り上げていただきたい。

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(こちらも2010年訪問時の二月田。指宿の隣にあり、私自身1978年に訪問の際に若干印象に残っていたので馴染みやすかった。)

宿に砂風呂が併設されており、もちろん早速「初体験」。前回訪問時は、砂浜にパラソルがあったのはしっかり覚えているが、結局未体験のままであった。今回この初体験だが「閉店時間間際」であったため、なんと私一人での「独占」であった。私の為に従業員7人位でのおもてなしは少々恥ずかしい部分もあったが、砂から顔だけを出す姿はもっと恥ずかしかったかもしれない・・・

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(2010年の指宿駅。恐らく国鉄当時からあると思われる駅名表が健在。)

砂の中に埋もれながらかく汗は、自身の新陳代謝がいつもより活発になった感じがして、毒素が全身から抜けていき、その場で健康体になった気がした。それと併せて、ここまで来るのに乗ってきた「ローカル線」の姿も甦ってきた。そして前回は寝台特急「富士」での訪問であった事、その「2段ハネ」での思いも甦ってきた。この思い出だけは毒素と一緒には抜けてほしくない。そしていつまでもこの地が「指宿」であってもらいたい。そう、いつまでも「たまて箱」の中にしまっておきたい記憶だから・・・

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(2010年の指宿駅構内。立派な跨線橋があるが、1978年訪問時には構内踏切が駅舎に繋がっていたはずだ。よく見ると当時の面影が残っていた。)



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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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