伊豆急行各駅巡り③ 富戸
2014-01-05

富戸駅は伊豆急にしてはかなりローカル色が濃い駅だ。跨線橋は無く、対向式ホームを結ぶ通路は城ヶ崎海岸駅寄りにある構内踏切で渡る。駅舎は1番線側にあり、通過列車があるときはこちらが待避側となる。そのため通過列車によって上りと下りの各列車が1番線から発着する事となり、利用するときは事前に確認が必要だ。駅前は狭い一般道が横切り、駅舎はおそらく開業当時のものと思われる華奢な建屋である。一見「喫茶店」のような建物は、とても「鉄道」を思わせる雰囲気ではない。付近には漁港や小学校などがあり、どちらかと言うと「生活」を醸し出している。もちろん、こういう「地味系」は私好みである。


富戸駅の駅舎。一見「喫茶店」のような佇まいは、とても鉄道の「施設」とは思えないくらい華奢な建物だ。

近付いてみて初めて「駅」とわかる。地元の利用ががほとんどであるが、休日ともなれば観光客の姿もそれなりに見かける。

この駅には跨線橋が無い。城ヶ崎海岸駅寄りにある構内踏切で2番線に移動する事が出来る。




これで伝わるか・・・富戸駅の雰囲気。2番線側が一線スルーとなっていて通過列車が利用する。生活感が溢れるローカル的存在の駅。「生活」が感じられる。

ザ・待合室。と呼べるかどうかわからないが、写真だとわかり辛いが「長椅子」がある。その気になれば「駅寝」も可能だ。

何と言う植物かわからないが、ひと駅ひと駅下車してみると、こういう「余裕」も出てくる。

「157系バージョン」の踊り子が2番線側を通過。いつかは「80系バージョン」を拝んでみたい。


富戸駅の滞在時間は充分にあった。次の駅には8000系で向かう・・・まだまだ「リゾート」とは出会えない。

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コメント
今年もよろしくお願いいたします。
キネ様
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
185系の「80系バージョン」は塗り替えられたのですね。是非とも見てみたかったのですが残念です。
185系といえばいよいよ「ながら」にも使用されるという事で「大垣夜行」のイメージが完全に無くなってしまいましたが、185系が誕生してもう30年くらい経つのですね。私が中学の時で、当時は「転換式」のシートでした。散々ライナーや普通列車の運用ではお世話になりましたが、今回の伊豆急散策で初めて「踊り子」で乗車しました。しかしながら「特急」と呼ぶには若干クエスチョンな印象でしょうか?
ところで今このコメントを書いている段階では秋田にいます。「あけぼの」に乗りましたが、やはり「満員御礼」でした。大人気ですよ、あけぼの。
185系の「80系バージョン」は塗り替えられたのですね。是非とも見てみたかったのですが残念です。
185系といえばいよいよ「ながら」にも使用されるという事で「大垣夜行」のイメージが完全に無くなってしまいましたが、185系が誕生してもう30年くらい経つのですね。私が中学の時で、当時は「転換式」のシートでした。散々ライナーや普通列車の運用ではお世話になりましたが、今回の伊豆急散策で初めて「踊り子」で乗車しました。しかしながら「特急」と呼ぶには若干クエスチョンな印象でしょうか?
ところで今このコメントを書いている段階では秋田にいます。「あけぼの」に乗りましたが、やはり「満員御礼」でした。大人気ですよ、あけぼの。
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実は185系の80系バージョン、去年のうちに高崎支社の普通の塗装に戻されてしまっています。
記事に何度か登場する157系風の「あまぎ色」と呼ばれる塗装も
貴重だと思います。