伊豆急行各駅巡り⑥ 伊豆大川
2014-01-22

伊豆半島は基本的に山の地形をしていて平地が少なく一面田畑のような場所が少ない。そのため坂が多く、少ない平地を利用して駅などが作られるがこの伊豆大川駅は完全に「山の中」にあり、いわゆる「駅前広場」「ロータリー」などは皆無に等しい。そのため駅前は実に簡素なもので、それこそ「秘境駅」と間違えそうだ。しかしながら「大川温泉」を控え、特急こそ停車しないものの、休日ともなると観光客の姿も少なくない。しかし駅前から「大型バス」等の乗場は無く、せいぜいタクシーがやっと入って来れそうな狭い山道が駅に伝っている程度だ。バス停は駅前には無く、徒歩8分位の場所まで移動しなければならず少々便が良くない。一日平均の乗降客数は400人程度で、普段はひっそりとしている感じだ。
駅前には足湯があり観光客を楽しませてくれる。また和菓子屋と観光案内所が駅前にあり、それなりに「観光」を打ち出しているが、立地や大川温泉の知名度を考えると「その道の人」以外の利用はほとんど無いに等しいかもしれない。
伊豆大川はハッキリ言ってほとんどノーマークであったが、秘境駅のような雰囲気もありはするが駅前には民家や和菓子屋があったり、観光駅かと思えば温泉までは距離があったりと、駅の機能としては中途半端なところが私にしてみたら「お気に入り」の材料となった。こういう中途半端で地味な駅こそもっとクローズアップされても良かろうと思うのは私だけであろうか?


伊豆大川駅舎。駅前は一応ロータリーになっているが、地形的に大型バスが入って来れないのが難点である。予めタクシーを待たせておくのがベターであろう。

駅前には観光案内所と小さな和菓子屋さんがある。写真右の坂を登ると農家と喫茶店があるみたいだが、時間の制約で確認できなかった。



駅前には足湯がある。若干の濁り湯であるが効能はありそう。

足湯の前には観光地らしい風景が。

駅舎には小さな待合室と小さなお土産やさんがある。小さな駅舎ながらしっかりと駅としての役割をしている。

山の斜面に無理やりスペースを作ったような駅は、駅舎に伝う通路も階段で移動する。

駅舎に伝う通路をホーム側から撮影。一応「スイカで~」もある。





駅ホームのすぐ脇に一般道の坂道がある。この辺りは全て「坂」がキーワードとなりそうだ。

2面2線の対向式ホームは一線スルー化されており、列車交換が無い時は2番線を主に利用する。

ホームに「リゾート」が入線!と思ったが、私が乗る列車とは方向が違った・・・残念!

次の駅にはこちらで・・・

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