伊豆急行各駅巡り⑪ 今井浜海岸
2014-02-20

今井浜海岸は、文字通り海水浴場の最寄駅である。伊豆急行開通時の1961年には無かったが、翌年に「今井浜海水浴場」として臨時駅ながらデビューした。1969年には通年営業の駅に昇格して現在に至るが、海岸までは若干距離があり、駅前は商店などは見当たらず普段はひっそりとしている。2012年には駅のすぐ隣に「伊豆今井浜病院」が開院され通路が直結されており、駅名とは裏腹に「生活」のイメージが強い。今井浜海岸は、東伊豆には数少ない砂浜の海水浴場である。シーズンともなると多くの海水浴客が訪れるが、列車での訪問は目立って多いとは言えないであろう。棒線化された駅は、大磯ロングビーチを思わせる屋根付きのベンチがあり、海水浴場ムードを盛り立てる。とは言うものの、駅のすぐ手前にトンネルが口を開き、山多き伊豆を肌で感じる。
2006年にはログハウス風の駅舎に変身し、清潔感あふれる駅に変わったが、海水浴場の玄関口にしては若干待合室が華奢な印象だ。


2006年にログハウス風の駅舎に変身。海水浴シーズンにはにぎわいを見せてくれる事であろうが・・・

駅舎からは海岸が見えるが、若干距離がありそう。

切符売り場も若干リニューアルしたが、早朝と夜間は無人になる。



駅の隣には病院が建立された。駅とはエレベーターがある通路で直結している。

「ロングビーチ」を思わせる屋根。やはり「シーズン」のイメージが強い感があるが、私の訪問は10月。そろそろ紅葉の季節になる頃だ。


ホームの両側をトンネルで挟まれており、地形の制約からホームを延長できない。


トンネルから出てきてトンネルに消えてゆく・・・ここ今井浜海岸駅は「踊り子」にしてみれば単なる通過駅に過ぎない。


オ~ッと!次の駅に向かう列車はまたまた「リゾート」だ。今度は100系カラーの「リゾート」。かつての勇姿を思い浮かべる。おまけに車内もアップしてみた。

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