北海道全線制覇の時①
2014-05-11
<おことわり>
今回の北海道シリーズの記事の画像に関して、カメラの体調が悪く、全体的に赤っぽい感じがするのと一番上の部分にやや画像の乱れがあります。見難い事と思われますが、予めご了承の程よろしくお願いいたします。
北の大地・・・常に特別な思いを抱いてきた場所であり、空間でもある。この場所を、私は全線制覇する時を迎える事が出来たのは2009年3月である。私が北海道に初上陸したのは1983年10月だ。当時の白糠線廃止の知らせを受け、早速最期を見届けに参戦したのだ。当時私は中学生。ちょうど学校の行事の関係で4連休が発生した。その4日間をなんと「北海道ワイド周遊券」で、実に豪華な旅をしたのだ。

(こんな駅も一瞬だが通った。意外に住宅が多く利用者も多いと思われるが、実際問題「秘境駅」に限りなく近い乗降客数のようだ。)
当時は東北新幹線が開業したばかりで、まだまだ本数も少なく「大宮暫定」であったため、新幹線としての機能は中途半端であった。そのため在来線では特急列車や夜行列車が多く存在した。当時はまだ青函トンネルが開通しておらず、本州と北海道の間は「連絡船」が入る。新幹線開通前は基本、鉄道で北海道に向かうには本州側、連絡船、北海道側のどれかいずれかを夜行列車にしなければならないという、1日掛かりの行程となる。

(様似駅は以前から訪問してみたかった。ようやく実現したわけだが、私が訪問したかった頃より訪問できた時の方が寂しさが増したであろう。)
ちなみに新幹線開通当時の時刻表で上野から夜行列車を使わずに札幌に行く場合の時刻を調べてみた。
上野を7時17分に出た「新幹線リレー号」は大宮に7時43分に到着。8時丁度の「やまびこ13号」に乗り盛岡に11時17分着。11時30分発の「はつかり7号」で青森に14時5分着。14時55分の連絡船で函館に18時45分着で19時発の「北斗7号」に乗ると札幌に23時35分に到着。これが東京~札幌を鉄道で行く「最速」であると思われるが、利用する人はそう多くないであろう。
しかしながら間に「夜行」を挟むことなく、その日のうちに札幌に着くことが出来る。これは素晴らしい進歩だ。
現在はもっと早く到達出来るであろうが、鉄道利用事情は今も昔も変化はないと思われる。

(「おおぞら」は現在「スーパー」と名のつく列車も走り、道東アクセスも強化された。)
そんな北の大地であるが、2009年3月に転職時期が到来し、しばらく休みが取れる事になった。さてどうしようか・・・行先は決まっていた。そう、北の大地を制覇する事だ。時間があるためスケジュールを余裕で作成できる。そこで私は行きと帰りを寝台特急で移動する事を決意。行きに「北斗星」、帰りは「カシオペア」の2本立てでの「超豪華バージョン」となった。ただ、予算の関係から、行きの「北斗星」は「デュエット」での参戦となったのだ・・・あぁ、やはり「ロイヤル」の方がいいなぁ・・・と心でつぶやく。が仕方がない。
そんなわけで、退職先には「新しい就職先の面談があるから」と理由を付け、いつもより1時間早く退勤させてもらい、上野駅に足を急がせた。「お前、上野駅で面談かよッ」と「さま~ず」張りの突込みが入りそうであるが、北海道完結編の幕は切って落とされた。

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北の大地・・・常に特別な思いを抱いてきた場所であり、空間でもある。この場所を、私は全線制覇する時を迎える事が出来たのは2009年3月である。私が北海道に初上陸したのは1983年10月だ。当時の白糠線廃止の知らせを受け、早速最期を見届けに参戦したのだ。当時私は中学生。ちょうど学校の行事の関係で4連休が発生した。その4日間をなんと「北海道ワイド周遊券」で、実に豪華な旅をしたのだ。

(こんな駅も一瞬だが通った。意外に住宅が多く利用者も多いと思われるが、実際問題「秘境駅」に限りなく近い乗降客数のようだ。)
当時は東北新幹線が開業したばかりで、まだまだ本数も少なく「大宮暫定」であったため、新幹線としての機能は中途半端であった。そのため在来線では特急列車や夜行列車が多く存在した。当時はまだ青函トンネルが開通しておらず、本州と北海道の間は「連絡船」が入る。新幹線開通前は基本、鉄道で北海道に向かうには本州側、連絡船、北海道側のどれかいずれかを夜行列車にしなければならないという、1日掛かりの行程となる。

(様似駅は以前から訪問してみたかった。ようやく実現したわけだが、私が訪問したかった頃より訪問できた時の方が寂しさが増したであろう。)
ちなみに新幹線開通当時の時刻表で上野から夜行列車を使わずに札幌に行く場合の時刻を調べてみた。
上野を7時17分に出た「新幹線リレー号」は大宮に7時43分に到着。8時丁度の「やまびこ13号」に乗り盛岡に11時17分着。11時30分発の「はつかり7号」で青森に14時5分着。14時55分の連絡船で函館に18時45分着で19時発の「北斗7号」に乗ると札幌に23時35分に到着。これが東京~札幌を鉄道で行く「最速」であると思われるが、利用する人はそう多くないであろう。
しかしながら間に「夜行」を挟むことなく、その日のうちに札幌に着くことが出来る。これは素晴らしい進歩だ。
現在はもっと早く到達出来るであろうが、鉄道利用事情は今も昔も変化はないと思われる。

(「おおぞら」は現在「スーパー」と名のつく列車も走り、道東アクセスも強化された。)
そんな北の大地であるが、2009年3月に転職時期が到来し、しばらく休みが取れる事になった。さてどうしようか・・・行先は決まっていた。そう、北の大地を制覇する事だ。時間があるためスケジュールを余裕で作成できる。そこで私は行きと帰りを寝台特急で移動する事を決意。行きに「北斗星」、帰りは「カシオペア」の2本立てでの「超豪華バージョン」となった。ただ、予算の関係から、行きの「北斗星」は「デュエット」での参戦となったのだ・・・あぁ、やはり「ロイヤル」の方がいいなぁ・・・と心でつぶやく。が仕方がない。
そんなわけで、退職先には「新しい就職先の面談があるから」と理由を付け、いつもより1時間早く退勤させてもらい、上野駅に足を急がせた。「お前、上野駅で面談かよッ」と「さま~ず」張りの突込みが入りそうであるが、北海道完結編の幕は切って落とされた。

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