鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

北海道全線制覇の時⑦

釧路で一夜を明かした私は、釧網本線の列車を予定の列車の時間まで待つのだが、その時間、なんと9時!私は大体8時前後よりのスタートなのであるが、この時ばかりはゆっくりのスタート。と言うより列車が無いのだから仕方ないが、おかげでゆっくりと朝を寛ぐ事が出来た。釧路より先ほど触れた釧網本線に乗り網走目指すが、その模様はこのブログで以前にも紹介した。そちらを参考にしていただくとその模様が詳細に紹介されているが、この釧網本線は「グルメ路線」として名高いのは周知の通りである。私は北浜で下車し「停車場」でランチを摂る事にした。ここのランチはハンバーグが出てくるが、なんと注文を受けてからミンチを「キャッチボール」していた。実は計画時に少々高をくくっていたが、訪れてみたら実に本格派。わざわざ来た甲斐があった。味の評論は私が口にするまでも無い。是非未訪問の方は実際に自身の舌で確かめていただきたい。既に経験済の方は「再確認」の意味でも再訪していただくのもよろしいであろう。

北海道 2 131
(昔ながらの釧路駅。私は駅前にあるビジネスホテルに宿泊。朝食時には駅構内が拝められた。)

まだまだ雪が残るオホーツクを横目に「番外地」目指すために再び列車に乗る。「番外地」ではわずか5分の接続。しかも跨線橋を使わなければならない乗り換えだ。釧網本線と石北本線が一本につながっていて「途中駅」のような雰囲気であるがかつては「湧網線」なる路線が分岐していた。車窓からは流氷が眺められるなど、季節によっては素晴らしく幻想的な車窓が拝められる事で知られていたが・・・それは「国鉄時代」の記憶となってしまった。

北海道 2 130
(釧網本線の分岐駅、東釧路。駅員無配置であるが、住宅地が増えてそこそこの利用者があると思われる。)

「番外地」より特急「オホーツク」に乗り変え札幌を目指す。途中、遠軽ではスイッチバック式になっており、遠軽駅の構内に入ってくると隣からもう一本の線路がこちらに近付いてくる。そして石北本線は遠軽で向きを変え再び来た方向に向け列車が走り出す。なんでこんな構造になっているのかと、新しいレールファンなどは不思議に思うかもしれないが、かつてはここから名寄本線が分岐していた。石北本線とは直通式になっており、かつては「名寄本線は、北海道鉄道敷設法に規定する<天塩国奈与呂ヨリ北見国網走ニ至ル鉄道>の一部であり、道央とオホーツク海沿岸方面を結ぶ幹線鉄道として建設されたもの」である。

北海道 2 169
(「番外地」発のオホーツク。私の知る1983年訪問時よりペイントが変更になっているが、いまだ健在とは。)

そして「湧別軽便線(ゆうべつけいべんせん)の延長として、1915年に野付牛(現在の北見駅)方面(下生田原、現在の石北本線安国駅)から社名淵(後の開盛)へ延長された路線を発端とする。」とウィキペディアにも記されているように、つまり湧別方面から北見方面へとつながる、石北本線と名寄本線は「ひとつの路線」であった。その名残が「スイッチバック」と言う形で現在も残っているのだ。さぞかしSL時代は機関車の入れ替えなどで賑わっていたであろうが、現在ではスイッチバックの作業など、億劫で仕方が無いであろう。

800px-Engaru_station04.jpg
(遠軽はスイッチバック式の為、全列車が停車する。画像はウィキペディアより。)

レールファンにとっては風情ある駅であるが、ここから上川方面は更に「秘境」へと招待される。そういえば遠軽に到着する前に「常紋信号場」を通過してきたが、全く気配が感じられず気が付かずに遠軽に来てしまった。レールファンにとって周知のとおりの信号場であるが、2001年に交換機能が停止され事実上「廃止」されたようだ。本線上の信号機は動いているらしく、閉塞の境になっていると思われるが、実際問題に列車の交換が現在は行われていない。なんとなくスノーシェルターを通過した感じもしたが、そこが常紋であったのであろう。これから通過する「白滝シリーズ」と共に是非訪問してみたい地区だ。

800px-Okushirataki_signalbase02.jpg
(奥白滝信号場は、かつては旅客駅であった。この辺りの駅はかなり「信号場」が多くなってしまった。画像はウィキペディア。)

そして今述べた「白滝シリーズ」を一気に通過してしまったが、通過の車窓からでも「旧白滝」や「下白滝」を確認。白滝を過ぎ「上越」「中越」と更に通過する列車から駅舎を目に焼き付けひとりデッキで興奮していた・・・傍から見たら「あのおじさん、変なんです~」となるであろう。「そうです、私が・・・」と思わず言ってしまいそうなくらい不可解な行動の私であった。


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コメント

ご無沙汰しております

こんばんは。
ご無沙汰しております。

なかなかゆっくり読む時間もありませんが、このシリーズ楽しみにしております。
白滝シリーズ、ぜひおいでくださいませ。
特に冬に行けたら世界観変わるかも?
ただし装備は厳重に!

LM様

コメントありがとうございます!

ご無沙汰しておりますが、いつもブログ楽しく拝見させていただいております。


さて、私の今回紹介している旅は2009年と比較的最近の事ですが、5年しか経っていないのにJR事情もかなりの変化が見られますね。そんな中、本日アップの記事で白滝シリーズの訪問などを既にこの旅の中で考えておりましたが、実は今月下旬に実現する事となりました。

名付けて「鉄道を使わない鉄道旅」です。北海道内はもちろん、現地までのアクセスも一切鉄道が入らないという、私としては異例の行程を組みました。テーマとしては「鉄道を外から見る」と言う事で白滝シリーズと士幌線などの廃線跡、そして私の一番好きな石勝線の新線区間の各信号場をレンタカーで訪問しようというものです。

帰郷次第順次アップしていきますが、場所的にも季節的にも熊などの防御策を本気で考えてます。LM様のお勧めの様に冬季にも是非訪問する構想も既に頭にあります。例えば「旧白滝」等は想像しただけでもワクワクしてきますね。冬季の訪問、ぜひとも近年中に実現させるつもりです。もちろん装備は二重・三重に!!

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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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