北海道全線制覇の時⑧

札幌に一泊した私は宿泊先より徒歩で「すすきの」に向かった。と言っても「遊び」に行ったのではないのでくれぐれも・・・
すすきのから「市電」を制覇するため碁盤目の迷路を彷徨う。地図で見た限りでは宿泊先から電停まではほんの5分ぐらいの距離のはずであったが、景色が全く同じように映り全然辿り着かない。ようやく市電を見つけたが電停までどう行けばいいのか・・・と初っ端から躓いてしまったが、その時間なんと40分!このロスは大きいが、もちろん計画は始めから余裕を持って作っていたため最終的には元の行程に戻ったが、市電制覇の時にはどうなるかとひやひやした。

800px-Tram_in_Sapporo.jpg
(札幌市電の写真を、どうやら私は撮影していなかったようだった。一応ウィキペディアより拝借。)

ようやくすすきの電停から市電を捕まえた私は早速西4丁目に向かう。札幌市電は一見一本の路線に見えるが、実は「一条線(西4丁目停留場 - 西15丁目停留場)、山鼻西線(西15丁目停留場 - 中央図書館前停留場)、山鼻線(中央図書館前停留場 - すすきの停留場)」から成り立っている。なんでこんなになっているの?と思われる方もいると思うが、これは歴史の紐を解いてみると全て解決する。つまり数多くあった路線が時代と共に廃止され、結果残った路線が現在の姿と言う事だ。すすきの電停から西4丁目まではハッキリ言って歩いて行ける距離であろう。地下鉄にしてみたらたった一駅位の距離だ。そんな路面電車を全線通して乗車するのは私のような「渡世人」くらいであろう。しかし「路面電車」とはよく聞くが「路面鉄道」とは聞いたことが無い。一体なぜそうなったのであろうか?と言うか、そんな事どうでもいいのだが、そんな事を考えながら路面電車をさりげなく制覇した。始発から終点まで乗車したのは私だけだ。こんな乗客、一般的にはいないであろう。途中で運転手も交代し、最後まで乗車した事を証明してくれる「証人」は、何を隠そう、この「私のみ」である。

SapporoStreetcar247.jpg
(低床化が進んでいる札幌市電。だが、まだまだこちらも頑張っている。画像はウィキペディアより。)

さて、市電を制覇し、今度は地下鉄制覇に乗り出す。西4丁目から大通駅までは徒歩ですぐである、と言うより隣にある。路線図を見ていただくとおわかりになるが、札幌の地下鉄は大通を中心に各地へ放射線状に伸びている。と言う事はつまり終点に乗換路線がある新さっぽろ以外は全て「折り返し」が発生するという、何とも「乗り潰し派泣かせ」の地下鉄であった。

Sapporo_Subway_6102_20050717_t01.jpg
(私がイメージする札幌市地下鉄はこちらの東西線車両。既に引退しているが、初めて見たときは斬新なフォルムで非常に惹かれる何かがあった。画像はウィキペディアより。)

そういえば、札幌の地下鉄は車輪が「ゴムタイヤ」である。これは全国でも珍しい地下鉄であるが実際に乗車してみると、鉄道独特の「リズミカル」が無く、妙な乗り心地である。車輪がゴムタイヤと言う事は、果たしてエネルギー効率は良いのかなと気になる所である。だがここで疑問が発生。札幌の地下鉄、車輪がゴムタイヤだから「地下ゴム」だろ?と、ふと思ってしまった。地下ゴム?いや、線路の代わりになる「案内軌条」が恐らく「鉄」でできているため、やはり「地下鉄」でよいのであろう。と、バカな事を再び考えながら地下鉄を制覇していく。
とは言うものの、すっと地下に潜っているため気が変になりそうになった。

北海道 2 175
(「新さっぽろ」とは、よく命名したものだ。現在は目覚ましくは発展している。特急も停車するようになり便利になった。)

そんな中、南北線の真駒内側末端区間は地上に顔を出す。と言っても地上部分はスノーシェルターに覆われているため景色がまるで見えない。私は地下鉄に乗っているのに妙に明るいトンネルの中を只管進むのであった。
各路線、起点から終点まで乗っては折り返すパターンなので精神的にかなりハードであったが、地下鉄制覇の最終到達駅が新さっぽろに設定してある。これだけでも凄く気持ちが和らぐのは気のせいか・・・札幌の地下鉄を全て制覇し新さっぽろよりJRで札幌に向かう。もちろん乗車列車は「特急」である。フリーパスをフルに有意義に使うのだ!


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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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