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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

1982年・何も言えなくて・・・夏①

1982年の春に登場した「青春18」が好評であったため、同じ年の夏に再び登場した。最初の登場時は1日有効の切符3枚と2日間有効の切符が1枚あり8000円であったが、この夏の登場よりすべて1日有効の切符に変更され1枚2000円計算の5日間分、計1万円での発売となった。当時私は中学生であることはもう既に1万回くらいこのブログで述べているが、この1万円が当時どれくらいの価値があったか。もちろん「1万円」は現在でも非常に価値があるが、例えば2013年のJパブ社出版の時刻表は1150円であるが、1982年当時はなんと650円!もちろんこれだけでは参考にはならないが、これを考えると「18」の1万円が高いか安いか・・・

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(これは1982年に登場した当時の「18」である。好評につき同じ年の7月に再登場して完全に定着。現在に至る。)

とは言え、国鉄全線1日乗り放題の切符が5枚つづりであるとはお買い得であることには変わらない。当時の私にしてみたら「いい旅チャレンジ20000km」のキャンペーン中でもあり、物凄く夢が広がる切符でもあった。この年の3月に学校のクラブ活動「鉄道研究クラブ」での活動の一環として西日本めざし旅立ったのは既に紹介したか、旅行程は別として、内容的には大成功と言っても過言ではなかろう。そして今回は初めて単独による「18」の旅となった。時は1982年の8月。参加メンバーは同じクラブに所属するメンバー1人で、計2人での旅となったが、主導権は全て私に託され計画を立てた。とにかくまだ経験は浅いためなかなか予定がうまく組めなかったが、前回の旅より僅かながら進歩したように思う。今考えれば貴重な体験の数々があり、今後の旅のスタイルを決定付ける内容となった。

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(1982年と言えば東北・上越新幹線の開業であろう。今回の旅は上越新幹線開業直前であったが、新潟駅などは既にいつでも新幹線開業を迎える事ができる形になっていた。更に近年、高架化が完成しますます飛躍する事であろう。)

当時私は中学生。もちろん何度も先述しているが、当然「宿」などもっての他。宿はもちろん「夜行列車」だ。そのため訪問先は限られてしまうが、まだ「チャレンジ」を始めたばかりで数多くの路線を消化しなければならない。全国的に訪問先が「初」となる場合が多い。とりあえず「18」で乗車できる夜行列車は本州には「上越夜行(現・ムーンライトえちご)」「大垣夜行(現・ムーンライトながら)」「はやたま」「山陰」くらいか。四国に渡れば先述の「731D」もいる。九州はちょっと遠いが「ながさき」もいるし北海道にも函館本線に夜行はいた。そこでとりあえず「上越夜行(いわゆる長岡夜行)」で新潟めざし、一旦帰郷し西日本を目指すという、若干変則的な旅を考案した。アッ、もうひとつ「中央夜行」もいました。今回はこちらもお世話になり一風変わった「18」をしてみた。

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(こちらも当時私が愛読していた雑誌であるが、とても中学生が読むものではなかった。写真を見る程度で満足していたが、現在読んでみると非常に楽しい。画像はご覧の通り1982年東北新幹線開業時のものである。)

早速いつものように「西寒川」より出発する。が、今回は東京ではなく「上野」で列車を待つ。いろいろな寝台特急や夜行急行列車が頻繁に出入りする。東京駅より「実が生い茂る」ではないが、待ち時間が足りないくらい待ち時間がすぐに過ぎた。上野駅からの夜行列車と言えば「13番線」が定番であるが、この上越は「姿なき挑戦者⑦」でも紹介しているが、9番線からの出発だ。つまり普通に通勤電車である。車両も115(113)系湘南色で、熊谷付近までは完全に通勤列車として機能している。と言っても高崎に着くころには完全に夜行列車の姿で、車内も大垣夜行とは違い実に和やかなムードになる。とは言え、天下の「115(113)系」である。今でこそ「ムーンライト」などでは国鉄時代の特急車両などを使用していて「リクライニング」が実に効果的であるが、113系での夜行列車を「あなた、経験してごらんなさい」とでも言いたくなるような「上野から通勤列車で長岡まで行く」行為は、逆に川口浩的な「冒険」かも知れない。事実、この列車に乗っていたら深夜の「土合」にも停車するのであるから・・・

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(2008年訪問の土合。上下線でホームが分かれているが、下り線は清水トンネル内にあるので「モグラ駅」と呼ばれているのは有名だ。上り線は旧線を利用した地上に有るため、上りホームと下りホームを行来する場合は400段以上の階段を使わなければならない。)


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コメント

こんにちは。
大変ご無沙汰しておりますm(__)m

当時の1万円…単純に時刻表の比較と合わせると…
今の2万円ぐらいの価値になるかと思われます。

ずいぶん高価な気もしますが…記事中にもあるように、
普通の夜行列車があったことで宿泊費も浮かせられる…と考察すると、妥当なお値段かもしれません。

もっとも…三セク化や廃線で、乗車できる区間が年々少なくなっていくことを考えると…
今の「18」は、当時の半分以下の価値しかないかも…なんて思います。

今の方がよいことといえば…長くホームで待たなくてもいい(並ばなくてもいい)ことぐらいでしょうか?
こういう…乗車術のお話しを…楽しく拝読させていただいています(笑)

宿はなし様

コメントありがとうございます。

青春18きっぷが登場した当時にくらべ国鉄~JR路線は周知の通り激減し、夜行列車は特にほぼ全滅といった環境になってしまいました。

特に北海道等は国鉄時代の半分くらいに路線が無くなり、我々の楽しみも半分くらいになったように思います。私か暫くレールから離れていたのはその辺りにも原因があるかもしれません。

ただ、現在も人気があると思われる「18」は、今なりの楽しみ方もあると思い、近年私はレールファンを復活して旅に何度も出ました。
するとどうでしょう。かつての自分を彷彿しつつ新たなチャレンジをする楽しみと、かつての勇姿を今でも残す駅や車両達との出会いもあり、なかなか多くの発見ができて充実した旅になりました。

これが一万円プラスアルファならかなりのお買い得と思います。
自動改札が普及し当たり前の風景の中、あえて職員のいる改札に行くとかは何となく昔に戻った気分にもなれますね。

確かに利用できる路線が減っている部分もありますが、それでも今しかできない経験をするには絶好のチャンスを与えてくれる・・・そんな「18」である感じがしますね。

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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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