北海道、初上陸の時①
2014-03-11
函館駅のホームは大きな弧を描く・・・いつも鉄道誌で見ながら憧れていた「北の大地」は私の夢でもあった。
1983年10月、北海道は白糠線の廃止情報を受け、生まれて初めてとなる北海道へと向かう決意をした。いや、白糠線が北海道に行くきっかけを作ってくれたのだ…といったら皮肉な話しとなってしまうが、本来なら同じ年の夏休みに目指す予定であった。だが、予算の都合上「東北」に場所を変えて旅立ったのは先述した通りだ。お陰で東北は私にとって素敵な思い出となり現在も心に残っているが、この北海道も非常に思い出深い。

(まだ登場して間もなかった頃の「キハ183」。大きく弧を描く函館駅のホームは当時私の「憧れ」でもあった。)
秋と言えば木葉も赤く色付き「木枯らし1号」なる話題も出始める頃であるが、世間的には「読書」「スポーツ」など、何かと過ごしやすい時期でもある。そんな私も当時中学3年生で「高校受験」が控えていたが、相変わらず鉄道方面しか目が向かず、勉強などしていられなかった。翌年には「西寒川」も廃止になるなど、何かと「ブーム」になってしまったローカル線の廃止であったが、一応受験を何とかクリアし今こうしてPCのキーボードをたたいていると言う事は、それなりに「人並み」であろう。

(「キハ183」と言えば2008年に北海道を訪問した時も健在であった。しかもリニューアルされ車体は素晴らしく綺麗であった。写真は札幌にて。)
そんな事はどうでもいいのだが、学校では毎年体育祭がこの時期に行われていたが、今回の体育祭は日曜に開催する事になった。そのおかげで代休やら何やらで休みが重なった結果4連休になった。これは行かなきゃもったいない!と思い急遽北海道行きを決意した。中学生ながらに「北海道ワイド周遊券」を購入。当時のワイドは確か31500円で、10月から翌3月くらいまで「季節割」があり、更に学割が適用されれば約半額近くの値段になった!さすが学割君。学生でなければこんな割引受けられない。ただ、学校の立場というか教諭の立場からすると中学生が北海道に「ひとりで行く」というのが問題らしく、学割発行に影響がでてしまうため、北海道行きは公にせず伏せたまま学校の事務所に書面を提出しなければならない。もちろん親にも協力してもらって、もし学校側から何らかの問い合わせがあった場合でも大丈夫なようにフォローしてくれるであろう支度をしなければならない。その辺は2ヶ月前に行った「東北ワイド」で多少慣れているのでうまく交わしてくれるであろう。そんな中で学割は無事申請終了。割引効果覿面の「ワイド」を引っ提げ、いざ北への出陣となったのだ。

(ご覧の通り、すごい割引率!「学生の特権」は大いに活用すべき。「あれ、帯広にも下車したっけ・・・」と一瞬思ってしまったが、私の記憶にないものも多く刻み込まれた「証」は当時の貴重な資料として今も部屋の片隅に眠っている。)
いつものように西寒川からの出陣であるが、今回は16時18分発で1日4本来る列車の中の2本目である。そして上野から急行「八甲田」で北を目指す!初めての「北の大地」に胸を躍らせる中学生。一体どのような旅が私を待っているのであろうか・・・

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1983年10月、北海道は白糠線の廃止情報を受け、生まれて初めてとなる北海道へと向かう決意をした。いや、白糠線が北海道に行くきっかけを作ってくれたのだ…といったら皮肉な話しとなってしまうが、本来なら同じ年の夏休みに目指す予定であった。だが、予算の都合上「東北」に場所を変えて旅立ったのは先述した通りだ。お陰で東北は私にとって素敵な思い出となり現在も心に残っているが、この北海道も非常に思い出深い。

(まだ登場して間もなかった頃の「キハ183」。大きく弧を描く函館駅のホームは当時私の「憧れ」でもあった。)
秋と言えば木葉も赤く色付き「木枯らし1号」なる話題も出始める頃であるが、世間的には「読書」「スポーツ」など、何かと過ごしやすい時期でもある。そんな私も当時中学3年生で「高校受験」が控えていたが、相変わらず鉄道方面しか目が向かず、勉強などしていられなかった。翌年には「西寒川」も廃止になるなど、何かと「ブーム」になってしまったローカル線の廃止であったが、一応受験を何とかクリアし今こうしてPCのキーボードをたたいていると言う事は、それなりに「人並み」であろう。

(「キハ183」と言えば2008年に北海道を訪問した時も健在であった。しかもリニューアルされ車体は素晴らしく綺麗であった。写真は札幌にて。)
そんな事はどうでもいいのだが、学校では毎年体育祭がこの時期に行われていたが、今回の体育祭は日曜に開催する事になった。そのおかげで代休やら何やらで休みが重なった結果4連休になった。これは行かなきゃもったいない!と思い急遽北海道行きを決意した。中学生ながらに「北海道ワイド周遊券」を購入。当時のワイドは確か31500円で、10月から翌3月くらいまで「季節割」があり、更に学割が適用されれば約半額近くの値段になった!さすが学割君。学生でなければこんな割引受けられない。ただ、学校の立場というか教諭の立場からすると中学生が北海道に「ひとりで行く」というのが問題らしく、学割発行に影響がでてしまうため、北海道行きは公にせず伏せたまま学校の事務所に書面を提出しなければならない。もちろん親にも協力してもらって、もし学校側から何らかの問い合わせがあった場合でも大丈夫なようにフォローしてくれるであろう支度をしなければならない。その辺は2ヶ月前に行った「東北ワイド」で多少慣れているのでうまく交わしてくれるであろう。そんな中で学割は無事申請終了。割引効果覿面の「ワイド」を引っ提げ、いざ北への出陣となったのだ。

(ご覧の通り、すごい割引率!「学生の特権」は大いに活用すべき。「あれ、帯広にも下車したっけ・・・」と一瞬思ってしまったが、私の記憶にないものも多く刻み込まれた「証」は当時の貴重な資料として今も部屋の片隅に眠っている。)
いつものように西寒川からの出陣であるが、今回は16時18分発で1日4本来る列車の中の2本目である。そして上野から急行「八甲田」で北を目指す!初めての「北の大地」に胸を躍らせる中学生。一体どのような旅が私を待っているのであろうか・・・

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