永遠のひとかけら・アゲイン(後編)

前回に引き続き岩泉線を紹介しよう。今回は岩泉駅に焦点をあててみた。1983年以来実に31年振りの訪問は、当時と殆ど変らずの風景が懐かしかった。ただ違ったのは列車がやって来ない事である。しかしながらメンテナンスはしっかりと施されており、いつ列車がやってきてもおかしくないくらいであった。


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ローカル線の駅舎にしては立派な建物は開業当時と変わらない。と言うか、若干持て余し気味の感もあった。


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駅前はロータリーと駐車場になっていて、さながら地域の拠点となっているようだ。駅前には宿泊施設も。


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駅前から代行バス乗り場があるが、時刻表は無かった。離れた場所に別のバス乗り場があり、そちらは時刻掲載。意外に本数があり地元の足となっているようだ。


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では、早速駅舎に潜入する。そういえば31年前の訪問時もこの写真を収めている。現在も所有しているが全く変わって無かったのが嬉しかった。


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立派な切符売り場が健在!と言いたいが既に無人化されており人の気配はない。切符売り場の前は切り取られた樹木の数々が放置されていた。更に逆側はあえて写真を収めてないが、地元の方と思われる初老の紳士が数名「会合」をしていた。岩泉駅舎の2階は商工会議所と観光協会が使用しているが、この1階も既にJRの施設とは思えぬ雰囲気であった。


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駅スタンプも健在!スタンプ押すなら今のうちだ。


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久々にホームに立つ。全くと言っていいほど31年前とほとんど変わっていなかった。懐かしさがこみ上げてきたのは言うまでもない。


1983年の訪問時には北山崎展望台から国鉄バスでやって来た。ちょうどお昼時で1時間以上の待ち合わせ時間があったので駅を散策したのを覚えている。当時から確か駅員は不在であった記憶だが、龍泉洞のパンフレットなどが置いてあり、観光の拠点にしていたのがわかる。しかしながら、当然岩泉線を利用して駅前からバスに乗り龍泉洞に訪問する観光客は、年間通してひとりいるかいないかであったろう。そして現在までこの姿が残っていた事は、ハッキリ言って奇跡に近い。
岩泉の駅舎は恐らく商工会議所など施設として今後も残っていくであろう。廃止されていないのに既に列車がやって来ない姿は、いったいいくつの夜を数えた事か。とうとう列車がやって来ないまま廃止が決定してしまった岩泉線。残念ながらこの事実をしかと受け止めなくてはならないが「国鉄の赤字ローカル線」を本当の意味で現在のこの時代に我々に教えてくれた唯一の路線と言っても過言ではないであろう。



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テーマ : 鉄道の旅
ジャンル : 旅行

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岩泉駅行きたい!

ゲロゲローー スタンプあるんだー!!
私が行くまで 保存しておいてください!!
お願いしますーーー!!!!

めるねぇ様

コメントありがとうございます。

岩泉駅、まだ未訪問でしたか?めるねぇ様の事を考え、あえて「スタンプ」を記事に載せましたが、訪問するなら「今でしょう!」。

私は盛岡からレンタカーで行きましたが、盛岡から約80km位あり、名古屋からだと豊橋の先、二川とか新所原くらいまでの距離でしょう。これは私の推測ですが、正式な廃止後も恐らく岩泉町の公共施設として使用されると思われ、スタンプもしばらくは撤去されずに残るかも知れません。ですが、やはり押すなら今!更に盛岡までは「グランクラス」で行くとさぞかし素敵な旅となる事でしょう!
プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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