新在の境界駅・新庄(前編)
2014-02-05

1999年に新幹線が新庄までやって来た際に駅の配線や設備などが大きく変更された。それを確認するために2014年1月、新庄にやって来た。新庄と言えばこのブログで紹介した1983年の東北の旅で「津軽54号」で下車のはずが運転停車の山形で折り返し「おが」に乗って訪問した事を紹介したのは記憶に新しいであろう。実はその時以来の訪問で、新庄に訪れるのはいささか楽しみであった。当初の計画では新庄には寄らなかったが、予定をあえて変更して陸羽東線でアプローチ。新庄を宿泊の地に変更した。宿泊先は、某旅番組の路線バス乗り継ぎ的番組でも放送されたホテルだったのは偶然であった。もしかしたらあの「出演者たち」と同じ部屋であったかもしれないが・・・
それはさておき、新庄に新幹線が来てもう15年も経過しているとは知らなかった。つい最近のような気がしなくもないが、私が初訪してから15年後に新幹線が新庄に来たことになる。そしてその時からこの新庄駅は狭軌と標準軌が同居する駅として生まれ変わった。
かつて側線があった場所には新幹線の電留線があり、新幹線ホームに列車が入ってくる場合は一旦山形方面へ行き、狭軌の陸羽東線を乗り越してホームに入線する。
また、最も変更された箇所としては、1990年代前半の山形駅のように新幹線と在来線の線路幅が違う部分に通路を作り仕切りを入れたので跨線橋を使わずに乗り換えがスムーズにできる構造となった事だ。

生まれ変わった新庄駅舎。と言っても既に15年が経過しているが、そんな雰囲気を全く感じさせない清潔感あふれる駅舎だ。


明るく解放感のある駅舎内。観光案内ほか、各種インフォメーションがそろっており情報が充実している。

そしてこんなものもお出迎え。

では早速ホームへ。写真は前日に到着した時の「夜」の写真であるので以下は夜のホームの様子を紹介してみたい。




狭軌在来線のホーム。「真室川」の行先表示が印象的な奥羽本線の普通列車や陸羽西線のDCに、私が乗っていた陸羽東線からの乗り換え客も吸い込まれていった。

こちらが標準軌のホーム。やはり一目で線路幅の違いが分かる。



こちらは標準軌側のホームに翌朝来てみたバージョン。夜と朝とでは当然印象が違うが、若干夜の方が賑やかな印象であった。

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