北海道、初上陸の時④

夜がそろそろ開けてきた頃、白糠に到着する時間となった。名残惜しいが「まりも」と別れをしなければならない。そして目的の白糠線の列車を待つことになるが、始発に乗る私の列車は釧路発の為座席があるかどうか心配であった。が、若干の心配を他所に、とリあえずやって来た列車に私の座る席はあったので一安心。だが「乗り納め系」と思われる方々で列車内はほぼフルハウスであった。

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(白糠線の終点「北進」であるがバックの景色にご注目いただきたい。季節柄「紅葉」が見どころであろうが、鉄道少年には全く「猫に小判」であった。)

白糠線に関しては以前にこのブログの記事「廃止路線を訪ねて① 白糠線」で紹介しているのでご覧いただけると幸いであるが、もし北進から計画通り延伸して足寄経由で新得まで開通していたとしていたらどうなっていたであろうか?私が思うに、おそらくバイパスとは「名ばかり」のローカル線になっていたろうと思う。と言うよりバイパスの必要性にクエスチョンだし、沿線の拠点となろう都市が存在しない。士幌線や池北線と交差するが「士幌(上士幌)」や「足寄」となるとやはり「帯広」に比べるとかなり地味であるし、帯広に寄らない列車となるとかなりの確率で乗車率が落ちるであろう。もちろん士幌線や池北線を使って帯広や池田に向かう列車も設定される事と思われるが実用性を感じない。そう考えるとこの「バイパス」がもし開通していたとしてもやはり「同じ運命」を辿っていたろう。
しかしながら当時中学生の私にはそのような事情など知る由もなく、ただただ「廃止」「未成線」等の言葉に異常に反応していたように思う。もちろんそれはあまり今も変わらないが・・・

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(1983年<上>と2009年<下>訪問時の比較。どちらも特急「おおぞら」であるが、車両は変われど釧路駅構内の様子は昔の面影たっぷりだ。)

さて、白糠線を制覇した後私は釧路に向かう。釧路では1時間半ほどのインターバルがあるのでしばらく朝食でブレイク・・・いよいよ昼間の時間帯に石勝線に向かう事になった。
先述の通り、私が最も好む路線であるが、こういった「感覚」の持ち主はそう多くないであろう。特に新夕張~新得(厳密に言えば上落合信号場)が一番である。信号場に格下げされた「楓」は先述したし「占冠」や「石勝高原(当時)」も非常に魅力的であるが、その間にあるいくつもの信号場も魅力だ。本来なら駅にするはずであったろうが、人口の減少と時代の変化と共に現在の姿で工事が行われたのであろう。そのため季節によって全く違った「顔」を車窓から魅せてくれる。それこそ下手な観光地へ行くより「おおぞら」に乗りながら石勝線の窓を「独占」している方が何かと大自然が楽しめると思う。既にこのブログでも石勝線については触れているが改めて別枠で近況を紹介してみたい

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(2009年訪問時の「石勝高原」。現駅名に変更され、バブル期には東京から臨時列車も運転されていたほど。)


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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
創設:1969.03.09
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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