鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

あぁ・・・西日本・・・③

そういえば紹介するのを忘れていたが、今回の西日本制覇の旅に関する切符・・・西日本の山陰・山陽地区を全てカバーできるフリー切符は現在無い。かつては「ワイド」が存在したが、恐らく一般的ではなかったのであろう。レールファンには重宝する切符であったが・・・
と言う事でもうお判りであろう。現在の西日本山陰・山陽地区を全てカバーできる切符を・・・そう、「♪夢の中に出てきた~あなたはとても素敵~」でお馴染みの「エイティーン」である(かなり古くマニアックな引用であるが・・・でもわかる人にはわかると思う。そう「永遠のアイドル」だから!)。飽きもせず、御年40にもなって「エイティーン」を使うとは!お陰で乗る事の出来る列車が制限されてしまうではないか・・・
だが仕方がない。山陰・山陽をカバーできる唯一のきっぷであるから。

PIC_1185.jpg
(津山の訪問は1984年8月以来。久々の訪問となったが当時とほとんど変化は無かった。懐かしい風景が今でも残っているのはうれしい。)

さて、岡山より津山線に急遽乗る事になったが、実は1984年の訪問以来26年振り(当時)であった!こんな形で津山線に乗るとは思わなかったが、ハッキリ言ってそれほど津山線の記憶も無く初めて乗車する感覚でもあった。つい最近まで急行列車が設定されていたが、実際問題この急行列車は快速列車とほとんど区別がつかず、別料金を支払うのが不思議なくらいの浮いた存在であった。

私の乗った列車は各駅停車であったが、やはりローカルな風景は今も昔も変わらない。津山までのんびりした時間が流れていった。夜行高速バスの事などすっかり忘れていた私だが、更に26年振りに訪問する津山もまた格別だ。昔と変わらないではないか!まだまだこの付近には「昭和」「国鉄」が健在だ。と同時に当初の計画に戻りここからが本当のスタートのなった。
さて、津山から姫新線に乗車するのだが、私が一番待ち望んでいたのは中国勝山である。姫新線の主要駅である事は周知の通りであるが、それより私が気になっていたのは、かつて倉吉から出ていた倉吉線が計画だとここ中国勝山まで延伸が予定されていた事だ。もちろん未成線の為痕跡はない。倉吉からは山守までで途切れていた倉吉線は以前に私が訪問した1984年の翌年に廃止されてしまったが、仮に中国勝山まで到達していたとしても同じ運命を辿っていたであろう。

PIC_1197.jpg
(新見も1982年8月以来の訪問となった。こちらも当時とほとんど変わっていなかった。新見には伯備線の電化直前と直後に訪問しているが、今ではすっかり「電車」が定着した感がある。)

そんな中国勝山を過ぎ久々の新見に到着。こちらも1982年以来の訪問で懐かしい。駅前は意外にひっそりとしており特急停車駅という雰囲気は薄く、なんだか時が停まったような錯覚を起こすくらいだ。駅前は一応それなりの街を形成している。昼時だし、とりあえず駅前の飲食店で用を済ませ更に芸備線で広島方面を目指す事に。新見~備後落合間は1982年に訪問しているので、と言うよりそれ以来の為懐かしい。ほとんど変わっていない・・・と言いたいが、以前の訪問時よりも列車交換設備を持つ駅が激減していた!そう、島式ホームや相対式ホームの片側のレールがはがされていたり錆びついていたり・・・列車本数の激減により必要なくなってしまったのであろう。それもそのはず、芸備線は中国自動車道と全く平行しており高速バスの方が断然有利だ。1983年にCTC化され無人駅が一気に増えたが、近年では更に拍車がかかったのごとく一気に寂れていった。

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(レールファンにはおなじみの備後落合。こちらも1982年3月以来の訪問となった。全くと言っていいほど雰囲気は変わっていなかったが、最大の変化はCTC化による「無人化」であろうか。前回の訪問時は駅員がいて「あの丘に行けば駅の全景が撮影できるよ」と教えてくれた。)

変わり果てた陰陽連絡・・・既にその地位を道路に譲った今、いったいどのようにこの現実を受け止めたらよいのであろうか・・・かつて北海道や北九州等の「赤字ローカル線」と言われた鉄道路線の多くが廃止されたが、現在のJR西日本はこうしたローカル線を多く抱えており、かつての「赤字ローカル線」と呼ばれた水準かそれ以下位にまで輸送量が落ち込んだものも少なくない。もしかしたら西日本も将来的にあの北海道のような「空白地帯」が出来上がってしまうのであろうか・・・



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コメント

No title

こんばんは。
親戚の家が、呰部町(あざえ)という所にあり、子供の頃行ったのですが、アクセスが大変でした。落合という駅から行ったのを覚えています。
その先祖が新見のお殿様に仕えていたそうで、新見の城まで馬で馳せ参じていたそうなんです。(^^;)
新見で降りた事はないけれど、親しみを感じます。駅舎もいい感じですね。

リラ様

コメントありがとうございます。

「呰部町」とは全くわからなかったのでウィキで確認させていただきました。現在は真庭市になっているそうですね。このあたりはかつて高速道路もなく山道の連続で訪問時はさぞかし大変だった事でしょう。

先述通り、現在は高速道路もあり大変便利になりました。しかしそれに反比例するかの如く、鉄道路線は衰退の一路をたどってます。

ご先祖様が「お殿様に仕えていた」とは、凄いエピソードですね。ご先祖様も、このような山岳地帯では「馬で馳せ参じていた」のも大変なご苦労であった事でしょう。

ご無沙汰しております

こんにちは。
ご無沙汰しております。

陰陽連絡の要衝といえば、津山と新見ですね。
鉄道的には新見の方が特急もあって便利なのですが、町の規模からいえば、津山は人口10万以上を擁する岡山県下第3位の都市であるのに対し、新見は人口3万人の小さな町にすぎず、市街地の発展ぶりも大きく異なります。
新見は駅前も寂しい感じですが、町全体としてにぎやかさには欠けている気がしますね。

中国地方のローカル線は軒並み交換駅が激減しておりますよ。
調べてみると、意外と最近まで交換施設があったものを取り払ったものも少なくはないです。
ただでさえ大赤字なんですから、少しでも保守点検を容易にするたための措置というのは分かりますが・・・寂しい限りです。

北海道は、乗車してみたいローカル線が多々ありましたが、自己資金でそれに乗れるようになる前に、大半が廃止されてしまいました。
JR西日本も、今は何とか運転を継続してくれていますが、将来的にはどうなることやら・・・。
ただ、たった一度の豪雨被害でついには廃止の運命になった高千穂鉄道と比べるとき、三江線のようないつ廃止してもおかしくないような路線を、大雨で路盤や鉄橋が流されたにも関わらず、(地元にも応分の負担を求めているとはいえ)復旧しようとするJR西の姿勢は、決して嫌いではないし、むしろありがたいと思っています。

長文失礼しました。

LM様

コメントありがとうございます。

ご無沙汰しておりますが体調の方はいかがでしょうか?
さて、陰陽連絡の要衝と言えばLM様のおっしゃるとおり「津山」「新見」ですね。ちなみに新見の人口は、私がかつて住んでいた神奈川県は寒川町(4万8千人)より遥かに少ないです。

津山には特急が来ないのはもったいないし不思議なくらいですが、やはり鉄道は完全な脇役でしょう。

中国地方は、というよりJR西は本当に多くのローカル線をかかえてしまいました。芸備線に関しては、確か1983年ころにCTCが導入されて一気に無人駅が増えました。当時中学生だった私にはややショックな出来事でした。特に備後落合では駅員とのふれあいがあったため尚更、そしてその他の駅でも、特に交換駅でも軒並み無人になってしまう事がとても残念であった印象が今も記憶に残ってます。

しかしLM様のコメントにもあるように、災害にもしっかりと対応しておりその姿勢には敬意を表する思いです。実際に私も姫新線と美祢線は災害でやられてしまい、制覇に苦労した感じです。
ですがそれらの路線も現在はしっかりと復旧しています。JR西、素晴らしいですね。

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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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