熊に逢ったらどうするか⑬ 比布

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宗谷本線にあるここ「比布」は、私の世代では「エレキバン」のCMで大変に知名度が高い。特に会長が登場し商品名を言う際に列車が通過するシーンが印象的であったが、当時はかなり話題となり、詣に行く観光客も少なくなかった。
かつては急行停車駅であったが「宗谷」が特急に格上げされてからは快速以外の優等列車の停車はなくなってしまった。しかしながら当駅始発の列車設定が多く、完全に旭川の通勤通学圏内であろう事がわかる。とは言うものの、北海道特有の景色も広がっており、駅前に若干の集落があるものの、見方によっては秘境駅と勘違いしてしまうほど長閑な時間が過ぎていく雰囲気である。
「ピップ」の名の由来は、ウィキによると「アイヌ語のピプまたはピピから出たもので『沼の多いところ』あるいは『石の多いところ』の意といわれている。昔は湿地帯が多かったことや、石狩川の川床には石が多かったためピプ、ピピが転訛し音訳して名付けられたと考えられている。」となっている。また、かつては駅舎に喫茶店が入居していたが、現在は無い。
と、ややレポート気味になってしまったが、2014年の熊シリーズの旅行程において一番最初にコンタクトした駅であった。正確に言うと旭川が最初のコンタクトであるが、こういった「北海道らしい」駅はいつ来ても、いつ見ても素晴らしいと思うのは私だけであろうか。


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駅舎はこんな色に変身していた。かつてのイメージよりも可愛らしくなったが、併設の喫茶店はなくなってしまった。


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ホーム側から眺めたほうが風情を感じる。待合室は極一般的な雰囲気であるが、これがシーズンになると北海道特有の気候からお客様の身を守る「手段」として役立つ。


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私が到着した時にはちょうど当駅始発の列車が停泊していた。列車交換も行われたが、残念ながら乗客は僅少・・・


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跨線橋も昔ながら。「会長」も利用したホームも当時のままほとんど変わっていないと思われる。


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こうして「熊シリーズ」の旅はスタートを切ったわけであるが、既にこのブログ内ではこの旅の模様を紹介している。私が初めて鉄道を利用せずに行なった鉄道旅。最初のコンタクトが「ピップ」とは特に意味が無かったのだが、こうして訪れてみると北海道独特のカラーはいつ見ても私の心を和ませてくれる。初夏の新緑に染まる北の大地の風景は、今でも「昭和」が残る安らぎの場でもあった。



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テーマ : 鉄道の旅
ジャンル : 旅行

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こんにちは

 はじめてのコメント失礼いたします。
オバ鉄と申すaround fiftyのおばさんの乗り鉄です。

昨年の11月に塩狩峠に行く途中 車窓から比布の駅名標を撮りました。
ピップエレキバンのCМをご存知の世代の方がいらっしゃって嬉しい限りです。

今年 乗り物に乗ってですが 2回野生の熊に遭遇してしまいました。
大井川鉄道の尾盛駅も 熊が怖くて結局降りることが出来ませんでした。
熊に遭遇したら どうすればよろしいのですか…
今後の展開を楽しみにしております。

オバ鉄様

初めまして!コメントありがとうございます。
そしてようこそ「鉄道全線完全制覇の旅」へ。

早速ですが、「ピップ」のCMは私が小学生頃だったと思います。会長がホームで商品名を言う姿が印象的でしたね。塩狩峠へご訪問とは、何ともブリリアントな感性をお持ちで!

野生の熊に遭遇なされたみたいですが、さぞかし恐怖を覚えた事でしょう。既にこの「熊シリーズ」の旅の模様はほぼ紹介を終えておりまして、右側のカテゴリー欄から「熊・既存駅」など「熊」の付くものは全てこの「熊に逢ったら~」のシリーズです。が、まだまだ紹介していない駅が蔵に眠っておりますので順次紹介する予定です。

ちなみに「尾盛」ですが私は下車しました。しかし訪問した時期が悪く、熊では無くやたらと「蜂」に威嚇されっ放しで乗車する列車が到着した時には列車が神様に見えました。

さて、熊に逢ったら・・・熊に背中を向けない、刺激をしない、目を逸らさないなど・・・鈴も含め色々事前に確認しましたが、今回の旅では準備したものがほとんど必要が無いほど穏やかな時間が過ぎて行きました。
プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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