箱根へ登山に行ってきました。(プロローグ)
2014-09-30
暑さも和らぎ行楽には絶好の季節となってきた2014年9月、私は箱根へ登山に行ってきた。と言っても私は登山家ではないため重装備などせず、至って軽装での参戦となった。とは言うものの、このブログの趣旨は登山でなく「鉄道」・・・そう、当然の事ながら「箱根登山鉄道」を利用して箱根めぐりを敢行してきたのだ。
参戦したのが日曜日とあって、普段の私は日曜日とかの休暇は取れないに等しいためなかなか勝手がわからない。がしかし、いざ参戦してみるとやはり休日とあって観光客の姿がやたらと目立つ。全く予想通りの展開であったが、箱根湯本~強羅間は完全に通勤電車並みの混雑よう。もはや休日までも満員電車に乗るハメになるとは・・・と感じておられる方も少なくないであろう。

(本厚木より「EXE」に乗り小田原へ。本当は「VSE」や「MSE」が良かったが・・・)
我が地元・神奈川県の代表的な観光地、箱根へは新宿から小田急ロマンスカー1本で参戦できる。私の住まいがある本厚木もロマンスカーの多くが停車し箱根へのアクセスに便利だ。もちろん今回の箱根へのアプローチはロマンスカー。しかしながら時間帯の関係から行きも帰りも「エクセ」になってしまった・・・VSEやMSEなら旅情も深まるのであろうが、EXEだとどうも「観光」とはならない・・・なんだか仕事の帰りみたいな気分で箱根に向かう感じだ。とは言え快速急行よりは快適であるには変わりない。

(EXE車内の風景はいつもと変わらない。仕事帰りやコンサートにプロレス観戦・・・私にしてみたら数多くの生活シーンに登場したEXEであるが「箱根へ観光」となると若干抵抗が有るような無いような・・・)
さて、現在の箱根登山鉄道は箱根湯本で運転系統が境界線となり全線通しての運転がされていない。これはご存知の通り「線路幅」の関係があり、小田原~箱根湯本間が狭軌(1067mm)、入生田~強羅間が標準軌(1435mm)のためである。そして標準軌の車両基地が入生田にあるため入生田~箱根湯本間は標準軌と狭軌が共存する「三線軌条」が存在する。私が中学時代の1980年代前半は中学校のクラブ活動・鉄道研究クラブにおいてもこの箱根登山鉄道に参戦し、小田原から登山電車に乗車したものだ。現在は標準軌の登山電車が小田原に顔を出すことがなくなってしまったが、その現象がいつから起こったのかというと2006年3月と聞いた。もちろんそれまでの間、徐々に変化していったのだが、この日を境に小田原への登山電車の乗り入れがなくなった。

(小田原より箱根登山鉄道になる。が、ご覧のように小田原~箱根湯元間は小田急の車両が走る。が、ペイントは登山電車仕様だ。)
後述するが、箱根登山鉄道のシーンにおいて小涌谷と彫刻の森間には半径30mという急カーブがある。登山電車の乗っていると、このカーブが「日本第1位」「世界第2位」とのアナウンスがある。私の聞いたところによると相模線の茅ケ崎~北茅ケ崎間も「日本一のカーブ」があると幼少の頃から聞いていたが・・・真相は?
それより、どちらが日本一という事ではなく、それくらい急なカーブが連続する登山鉄道は、建設段階においての苦労もひしひしと伝わってくる。もちろん、開通し運転している現在でもメンテナンスや運転面での苦労は他の鉄道路線と比べても多彩であろう。

(入生田~箱根湯本間は三線軌条となっている。かつては小田原~箱根湯本間であったが、輸送量増加に応じ改良された。)
我が地元であるが、それこそ「灯台下暗し」的な存在である登山鉄道も、こうしてスポットを当ててみると意外な面が見えてくる。そんな一面が皆様に伝われば幸いである。では次章より早速紹介してみよう。

(11月にデビューする3000系「アレグラ号」が入生田の車庫に眠っていた。もういつでも運転OKといった感じであった。)

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参戦したのが日曜日とあって、普段の私は日曜日とかの休暇は取れないに等しいためなかなか勝手がわからない。がしかし、いざ参戦してみるとやはり休日とあって観光客の姿がやたらと目立つ。全く予想通りの展開であったが、箱根湯本~強羅間は完全に通勤電車並みの混雑よう。もはや休日までも満員電車に乗るハメになるとは・・・と感じておられる方も少なくないであろう。

(本厚木より「EXE」に乗り小田原へ。本当は「VSE」や「MSE」が良かったが・・・)
我が地元・神奈川県の代表的な観光地、箱根へは新宿から小田急ロマンスカー1本で参戦できる。私の住まいがある本厚木もロマンスカーの多くが停車し箱根へのアクセスに便利だ。もちろん今回の箱根へのアプローチはロマンスカー。しかしながら時間帯の関係から行きも帰りも「エクセ」になってしまった・・・VSEやMSEなら旅情も深まるのであろうが、EXEだとどうも「観光」とはならない・・・なんだか仕事の帰りみたいな気分で箱根に向かう感じだ。とは言え快速急行よりは快適であるには変わりない。

(EXE車内の風景はいつもと変わらない。仕事帰りやコンサートにプロレス観戦・・・私にしてみたら数多くの生活シーンに登場したEXEであるが「箱根へ観光」となると若干抵抗が有るような無いような・・・)
さて、現在の箱根登山鉄道は箱根湯本で運転系統が境界線となり全線通しての運転がされていない。これはご存知の通り「線路幅」の関係があり、小田原~箱根湯本間が狭軌(1067mm)、入生田~強羅間が標準軌(1435mm)のためである。そして標準軌の車両基地が入生田にあるため入生田~箱根湯本間は標準軌と狭軌が共存する「三線軌条」が存在する。私が中学時代の1980年代前半は中学校のクラブ活動・鉄道研究クラブにおいてもこの箱根登山鉄道に参戦し、小田原から登山電車に乗車したものだ。現在は標準軌の登山電車が小田原に顔を出すことがなくなってしまったが、その現象がいつから起こったのかというと2006年3月と聞いた。もちろんそれまでの間、徐々に変化していったのだが、この日を境に小田原への登山電車の乗り入れがなくなった。

(小田原より箱根登山鉄道になる。が、ご覧のように小田原~箱根湯元間は小田急の車両が走る。が、ペイントは登山電車仕様だ。)
後述するが、箱根登山鉄道のシーンにおいて小涌谷と彫刻の森間には半径30mという急カーブがある。登山電車の乗っていると、このカーブが「日本第1位」「世界第2位」とのアナウンスがある。私の聞いたところによると相模線の茅ケ崎~北茅ケ崎間も「日本一のカーブ」があると幼少の頃から聞いていたが・・・真相は?
それより、どちらが日本一という事ではなく、それくらい急なカーブが連続する登山鉄道は、建設段階においての苦労もひしひしと伝わってくる。もちろん、開通し運転している現在でもメンテナンスや運転面での苦労は他の鉄道路線と比べても多彩であろう。

(入生田~箱根湯本間は三線軌条となっている。かつては小田原~箱根湯本間であったが、輸送量増加に応じ改良された。)
我が地元であるが、それこそ「灯台下暗し」的な存在である登山鉄道も、こうしてスポットを当ててみると意外な面が見えてくる。そんな一面が皆様に伝われば幸いである。では次章より早速紹介してみよう。

(11月にデビューする3000系「アレグラ号」が入生田の車庫に眠っていた。もういつでも運転OKといった感じであった。)

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