各駅停車で宗谷本線を旅してみた!③

美深はなかなかおしゃれな駅舎をしていた。列車が到着すると初老の紳士が2~3名下車。名寄本線の主要駅らしい機能をしている・・・と表現していいかわからないが、利用者がいるのは素晴らしい事だ。

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(紋穂内では貨車駅舎が登場。私に経済的余裕があったら是非塗り直したい気持ちでいっぱいであるが・・・)

そういえば、宗谷本線に限らず、北海道には国鉄時代に「仮乗降場」呼ばれる駅が多く存在した。いわゆる本社公認か地方管理局の判断での設置かの違いであるが、仮乗降場に関しては全国版時刻表には掲載されていない。そのためその存在をどう知るかというと、北海道内のみで販売されている「道内時刻表」でその存在を知る事ができるのだ。私は1982年に、いわゆる「通販」で初めて購入した道内時刻表を見て驚いた!その数は、何と数え切れないくらいに北海道全域に散りばめられていたのだ。

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(北海道では「~ナイ」と着く地名・駅名が多い。ちなみに「ナイ」とはアイヌ語で「川」を意味するらしい。「~ペツ」も同じくアイヌ語で「川」の意味らしいが、恐らくその大きさから呼び名が違うのであろう。)

レールファンならご存知であろう、枕木やベニヤ板のような簡素な素材でできたような短いホームの駅は、かつて仮乗降場であった場合が多い。例えば留萌本線の留萌~増毛間では「礼受」「舎熊」以外はかつて仮乗降場であった(瀬越は臨時駅)。訪問なされた方や留萌本線をよくご存知の方ならお分かりであろう。やはり礼受と箸別などを比べてみてもその差は一目瞭然であろう。道内時刻表でこれらの駅を見つけた時に、なんだか「隠れキャラ」を見つけたような喜びを感じていたのは私だけであろうか・・・

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(宗谷本線の普通列車は想像していた通り、実に長閑な時間が過ぎていった。)

そんな「隠れキャラ」的な存在であったのが天塩川温泉だ。今では堂々とした駅の風格を醸し出すが、かつては全国版時刻表に載らない「隠れキャラ」であった。駅名を表現しているような施設は駅前には見当たらなかったが、限りなく駅に近い場所にその存在が確認できる事であろう。日本で最北の温泉は同じく宗谷本線の豊富が最寄りである豊富温泉と言われているが、この天塩川温泉も位置的には最北の部類に入るであろう。

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(かつては仮乗降場であった天塩川温泉。駅に昇格してからなんとなく風格が出てきた感があるが、駅前にその姿を見る事ができなかったのは残念であった。)

やがてこの旅の最終目的地、音威子府(おといねっぷ)に到着した。この駅は私がレールファンになってからずっと訪問したいと思っていた駅であると同時に、どうしても試してみたい「名物」があった。11月という時期は、東京方面ではそろそろ本格的な寒さを迎え「重いコート」も蔵出し始めた頃と思う。しかしここ音威子府に着く頃には天塩川も完全に銀世界と化しており、我々が普段イメージしている「北海道」がそこにあった。

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(実にロマンチックな駅名である「咲来」。気が付いたら辺り一面は銀世界であった。)



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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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