長期連載覚悟!関西私鉄全線制覇の時④
2015-02-02
せっかく「近鉄週末フリー切符」で改札を抜けたのだから近鉄奈良線で大阪難波に向かう。そして・・・千日前線で南巽へ向かった。さて、この南巽・・・素敵な駅名と思うのは私だけであろうか?何度か大阪へ訪れた際、地下鉄に乗ると「南巽」の行き先表示をよく見かけたが、なんて読むのか分からなかった。それからこの駅に興味を持つようになり、いまや好きな駅の一角を占めるようになった。好きな駅・・・南巽。私って少し変わりものであろうか?

(私の好きな駅である南巽。なぜに好きなのか分からないが、なんとなく愛着がある。次回は是非下車してみたい。)
折り返して今里まで戻り今里筋線で井高野まで行き更に太子橋今市まで戻る・・・そして谷町線で大日まで行き、折り返して八尾南へ・・・って、もう完全に機械的に乗りつぶしモードだ。完全に私はモグラにでもなった気分になってしまった。そして谷町6丁目まで戻り今度は長堀鶴見緑地線で門真南まで行く。全国の鉄道路線を乗り潰すとは、こういった試練を乗り越えなければ達成できない・・・至難の業だ。折り返して一気に大正まで向かった。大正といえばJR大阪環状線と乗り換えができるが・・・私は「スルッと」のためここでもまた折り返す。西長堀から野田阪神に向かい阪神に乗り換え大物へ。ようやく地下鉄から開放され日の目を見た、と思ったのも束の間、既に夕方5時半を過ぎていた。7月とは言え、もう辺りは完全に薄暗くなっており、これじゃ地下鉄とあまり変わらないじゃん?などと言いながら大物から新しくできた阪神なんば線で大阪難波に向かう。

(大物も私の好きな駅のひとつ。決して「オオモノ」ではないが、こうした地味な駅は私が最も得意とする。)
そういえば、私の好きな駅を紹介するのを忘れていた。そう、大物である。関西私鉄に詳しい方と地元の方ならお分かりであろう。この駅は「ダイモツ」と読む。決して「オオモノ」ではない。私は以前から述べている事でもあるが、こういった地味な駅が好きだ。とは言え、3面4線で阪神なんば線を分岐する。と言っても、基本的に運転上の分岐は隣の尼崎で行われる。尼崎まで複々線の状態が続き、大物は地図上では分岐駅であるが、実質中間駅のようなものだ。優等列車も止まらない。しかし乗り換えには非常に便利な構造となっていて、真ん中の島式ホームが大きな役割をしている。
地味に素敵・・・大物はそんな言葉がよく似合う、私好みの駅だ。とりわけ私はそれほど派手好きではない。なんというか、「2番目」的な位置が非常に心地よい。例えば「ゴレンジャー」で言うなら「青レンジャー」が好きだし、仮面ライダーで言うなら「ライダーマン」といった感じか。水戸黄門で言うなら「風車の弥七」が一番好きだ。要するに主人公よりも、それを引き立てる脇役的存在の位置が非常に居場所がいいし一番好きなポジションである。なんとなく大物もそんな存在に思えて、個人的に愛しく感じる。私の感覚って異色であろうか?

(「阪神電車」の文字が眩しい野田。JR的には地味な存在であるが、その役割は実に大きく思う。)
そんな事を考えながら阪神で難波入りした私は、妻が最も楽しみにしていた大阪グルメを堪能しに「自由軒」に向かう。かつて私がしていたひとり旅ではこういう発想は無いに等しい部分があったが、妻を同伴するようになり「観光」という名のカテゴリーが増えた。そして鉄道に関する全ての事殻から開放された私は人並みに「観光」という文化に染まっていった。



(私の好きな駅である南巽。なぜに好きなのか分からないが、なんとなく愛着がある。次回は是非下車してみたい。)
折り返して今里まで戻り今里筋線で井高野まで行き更に太子橋今市まで戻る・・・そして谷町線で大日まで行き、折り返して八尾南へ・・・って、もう完全に機械的に乗りつぶしモードだ。完全に私はモグラにでもなった気分になってしまった。そして谷町6丁目まで戻り今度は長堀鶴見緑地線で門真南まで行く。全国の鉄道路線を乗り潰すとは、こういった試練を乗り越えなければ達成できない・・・至難の業だ。折り返して一気に大正まで向かった。大正といえばJR大阪環状線と乗り換えができるが・・・私は「スルッと」のためここでもまた折り返す。西長堀から野田阪神に向かい阪神に乗り換え大物へ。ようやく地下鉄から開放され日の目を見た、と思ったのも束の間、既に夕方5時半を過ぎていた。7月とは言え、もう辺りは完全に薄暗くなっており、これじゃ地下鉄とあまり変わらないじゃん?などと言いながら大物から新しくできた阪神なんば線で大阪難波に向かう。

(大物も私の好きな駅のひとつ。決して「オオモノ」ではないが、こうした地味な駅は私が最も得意とする。)
そういえば、私の好きな駅を紹介するのを忘れていた。そう、大物である。関西私鉄に詳しい方と地元の方ならお分かりであろう。この駅は「ダイモツ」と読む。決して「オオモノ」ではない。私は以前から述べている事でもあるが、こういった地味な駅が好きだ。とは言え、3面4線で阪神なんば線を分岐する。と言っても、基本的に運転上の分岐は隣の尼崎で行われる。尼崎まで複々線の状態が続き、大物は地図上では分岐駅であるが、実質中間駅のようなものだ。優等列車も止まらない。しかし乗り換えには非常に便利な構造となっていて、真ん中の島式ホームが大きな役割をしている。
地味に素敵・・・大物はそんな言葉がよく似合う、私好みの駅だ。とりわけ私はそれほど派手好きではない。なんというか、「2番目」的な位置が非常に心地よい。例えば「ゴレンジャー」で言うなら「青レンジャー」が好きだし、仮面ライダーで言うなら「ライダーマン」といった感じか。水戸黄門で言うなら「風車の弥七」が一番好きだ。要するに主人公よりも、それを引き立てる脇役的存在の位置が非常に居場所がいいし一番好きなポジションである。なんとなく大物もそんな存在に思えて、個人的に愛しく感じる。私の感覚って異色であろうか?

(「阪神電車」の文字が眩しい野田。JR的には地味な存在であるが、その役割は実に大きく思う。)
そんな事を考えながら阪神で難波入りした私は、妻が最も楽しみにしていた大阪グルメを堪能しに「自由軒」に向かう。かつて私がしていたひとり旅ではこういう発想は無いに等しい部分があったが、妻を同伴するようになり「観光」という名のカテゴリーが増えた。そして鉄道に関する全ての事殻から開放された私は人並みに「観光」という文化に染まっていった。



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コメント
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オバ鉄様
コメントありがとうございます。そしてお悔やみのお言葉を頂きありがとうございます。
オバ鉄様も私鉄全線制覇をなされた事と思われますが、特に大阪・東京の地下鉄はまさに「苦行」であった事でしょう。四国88箇所を巡るよりも、もしかしたら過酷かもしれません。
ところで実は今日通夜でした。普段は参加する側ですが、今回は主催者側という事でなかなかわからないことばかりで大変でした。それよりも、例えば35年ぶりくらいに会う親戚がいたりとか懐かし話が出たりとかで逆に楽しかった部分もあり、むしろ父がこういう場を設けてくれたのかなと感じてしまいました。
さて「奥様とご一緒で仲睦まじく」とのお言葉をいただきましたが、実際はそんなに仲良いわけではないかも知れませんよ。私はひとりで行きたいのですが、妻が「私も行く!」って勝手に付いてきているだけなので。もしかして「仮面夫婦」かもしれませんよ!
オバ鉄様のお母様のご冥福を心よりお祈りいたします。
オバ鉄様も私鉄全線制覇をなされた事と思われますが、特に大阪・東京の地下鉄はまさに「苦行」であった事でしょう。四国88箇所を巡るよりも、もしかしたら過酷かもしれません。
ところで実は今日通夜でした。普段は参加する側ですが、今回は主催者側という事でなかなかわからないことばかりで大変でした。それよりも、例えば35年ぶりくらいに会う親戚がいたりとか懐かし話が出たりとかで逆に楽しかった部分もあり、むしろ父がこういう場を設けてくれたのかなと感じてしまいました。
さて「奥様とご一緒で仲睦まじく」とのお言葉をいただきましたが、実際はそんなに仲良いわけではないかも知れませんよ。私はひとりで行きたいのですが、妻が「私も行く!」って勝手に付いてきているだけなので。もしかして「仮面夫婦」かもしれませんよ!
オバ鉄様のお母様のご冥福を心よりお祈りいたします。
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ダイヤモンド☆トナカイ様の御父上様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
昨年 私の母も鬼籍に入りました。
昨年末より主人の両親が入退院を繰り返し だんだん鉄旅どころではなくなってきました。
親の面倒をみなければいけない年になってきたということでしょうか・・・
私鉄完乗は試練の連続で 特に大阪・東京の地下鉄は車窓を望むことが出来なかったので苦行のようでした。
女性が私鉄完乗を目指すのはハードルが高すぎます。
私は 息子に負けたくない一心で意地で乗りましたけど・・・
いつも 奥様とご一緒で仲睦まじく微笑ましい限りです。
主人は 観光一切なしの乗り潰しには参加しないんです。