更に長期連載になりそうな九州鉄道路線全線制覇<PART1>④
2019-11-10
田川後藤寺から再び日田彦山線に乗り夜明に行く。んっ?夜明?事情を知らない方がこの記事を読んだら意味不明であろう。そう、日田彦山線の終点の駅は「夜明」というのだ。なんともロマンチックな駅名であろう。だが、私はそれほどロマンティストでもないし、この駅で「夜明け」を待っていたらそれこそ明日の行程が狂ってしまう。それを象徴するかのように、この駅では3分の乗り換えである。自身が決めた事だし、それにさほど大きな駅では無いから3分もあれば余裕で乗り換えられると思っていた。だが・・・夜明に着き運転手に切符を見せると「列車の乗り換えをしますか?」と聞かれた。私はうなずくと、どうやら交換列車に連絡をしたみたいだ。

(見よ、このブレ具合!たった3分の乗り換え時間の中で収めた駅名標であるが、ホームの有効長が長く、跨線橋もホームの端にあるためこの3分という乗り換え時間が短いくらいだ。というより、この夜明駅についた頃は「夜明」ではなく「夕暮れ」であった。)
そしていざ乗り換えをすると、その「連絡」の意味がわかった。そう、かつての名残からか、1両・2両編成の普通列車にはとても持て余すほど有効長があるホームでの乗り換えはやたらと歩く距離が長い。しかもホームの先端に跨線橋があるためなおさらだ。もちろん「3分」という時間で間に合わなくはない。しかしながら、我々はやたら小走りになり階段も駆け足で上がった。乗り換える側の列車が、私たちが列車に乗った事を確認するとドアを閉めた。3分という時間内で乗り換えができたが、なんとなくのギリギリ感で皆様を待たせてしまった印象であった。

(画像はウィキより。私の訪問時と塗装は違うが形式は同じであるDC。車内は明るく「らしい」デザインであるが、訪問時は下校時間とぶつかり、満員御礼であった。)
日田彦山線の列車は「国鉄型」であったが、乗り換える久大本線は「JR式」であった。黄色い車体の箱は高校生で満員御礼である。だが、なぜか2名用のボックス席が空いていた。まるで私たちを待っていたかのように。高校生達は皆立っている中、私たちは申し訳ない気持ちでその座席についた。クッションではなく木製の座席だ。ハーフボックス席とでも言おうか、2名だけの「個室」のような独特の空間。北九州独特の「なまり」を放つ高校生の会話をBGMに我々は久留米を目指す。久留米からは普通列車で鳥栖まで移動。鳥栖より「リレーつばめ」で博多に向かった。この「鳥栖よりリレーつばめ」というのがなかなか渋い。まるで木戸修の「脇固め」のようにキラキラ光る!そう、それは「いぶし銀」のように・・・と、自己満足の世界に浸りながら本日の宿となる博多で下車。そして私たちは九州最大の街のネオンに消えていった。

(そして同じくウィキよりの画像。久大本線の下校ラッシュ時の中、ご覧の席が私たちを迎えてくれた。なんというか、夜明のような地味な駅からの乗車でよく座席が空いていたものだ。)

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(見よ、このブレ具合!たった3分の乗り換え時間の中で収めた駅名標であるが、ホームの有効長が長く、跨線橋もホームの端にあるためこの3分という乗り換え時間が短いくらいだ。というより、この夜明駅についた頃は「夜明」ではなく「夕暮れ」であった。)
そしていざ乗り換えをすると、その「連絡」の意味がわかった。そう、かつての名残からか、1両・2両編成の普通列車にはとても持て余すほど有効長があるホームでの乗り換えはやたらと歩く距離が長い。しかもホームの先端に跨線橋があるためなおさらだ。もちろん「3分」という時間で間に合わなくはない。しかしながら、我々はやたら小走りになり階段も駆け足で上がった。乗り換える側の列車が、私たちが列車に乗った事を確認するとドアを閉めた。3分という時間内で乗り換えができたが、なんとなくのギリギリ感で皆様を待たせてしまった印象であった。

(画像はウィキより。私の訪問時と塗装は違うが形式は同じであるDC。車内は明るく「らしい」デザインであるが、訪問時は下校時間とぶつかり、満員御礼であった。)
日田彦山線の列車は「国鉄型」であったが、乗り換える久大本線は「JR式」であった。黄色い車体の箱は高校生で満員御礼である。だが、なぜか2名用のボックス席が空いていた。まるで私たちを待っていたかのように。高校生達は皆立っている中、私たちは申し訳ない気持ちでその座席についた。クッションではなく木製の座席だ。ハーフボックス席とでも言おうか、2名だけの「個室」のような独特の空間。北九州独特の「なまり」を放つ高校生の会話をBGMに我々は久留米を目指す。久留米からは普通列車で鳥栖まで移動。鳥栖より「リレーつばめ」で博多に向かった。この「鳥栖よりリレーつばめ」というのがなかなか渋い。まるで木戸修の「脇固め」のようにキラキラ光る!そう、それは「いぶし銀」のように・・・と、自己満足の世界に浸りながら本日の宿となる博多で下車。そして私たちは九州最大の街のネオンに消えていった。

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