更に長期連載になりそうな九州鉄道路線全線制覇<PART1>⑧
2019-11-30
島原半島の西側のバスで通り諫早に向かうが、途中小浜温泉を通る。高校時代の修学旅行でこの小浜温泉に宿泊したが・・・何か見た景色。そう、実は1978年に寝台特急「富士」に乗った時の旅の行程でここ、小浜温泉に宿泊したのだ。しかも宿泊先の景色も何だか見たような・・・もしかしたら同じ宿泊先を利用したのかもしれない。何だか懐かしさを感じる。なんとなく小学生時代のクラスメイトにでも再会したような・・・かつて家族旅行で訪問した時の記憶が蘇ってきた。

(島鉄バスはウィキペディアよりの画像。砂浜沿いにある小浜温泉は修学旅行でも参戦したが、久々の訪問でも以前と変わらぬ姿で私を迎えてくれた。)
なんて過去の記憶に浸っているのも良いが、バスは既に5~6分遅れて運転されている。小浜温泉を過ぎた頃には完全に我々の貸切バスになってしまった。諫早が近づいても乗客は増えもしなければ減りもしない。そう、完全に貸切のまま諫早駅に到着した。時間的に確か15~20分くらい遅れて到着した。予定していた大村線は既に出発してしまい、予定の列車より1本後の列車で本日の宿泊先に向かう。という事で待ち時間が40分くらいあるので駅舎内にあるミスドーに身を任せた。私がミスドーとは・・・なんとなく「月と鼈(すっぽん)」ではあるが、逆に国鉄時代には考えられない風景であった。駅舎内にファーストフード的な店舗が軒を構えるとは。私のよな人物がドーナツを頬張りながら列車を待つとは・・・1980年代の自分にはありえない光景だ。まずドーナツを食べるという概念が、いや習慣が無い。実に不思議な体験・・・今までの私に無い文化であるが、若干ながらリニューアルされてはいるものの昔ながらの駅舎やホームは風情豊かだ。その中になるミスドー・・・私的には実に異次元空間に感じた。

(今回の旅は写真が少ないためウィキの力を拝借する機会が多い。諫早駅は若干のリニューアルこそあるものの、ほとんど昔のままの姿を感じる事ができる。)
さて、大村線に揺られ宿泊先へ向かう。大村線と言えばご存知、旧・長崎本線のルートであった路線だ。1980年代までは夜行普通列車「ながさき」が大村線経由で運転されており、旧・長崎本線の伝統を守る唯一の列車でもあった。長崎~門司港間で運転されていた夜行普通列車「ながさき」は、途中の早岐で佐世保行(発)の列車が分割・併合されていた。長崎本線の分割・併合と言えば「肥前山口」が当たり前の現在、かつてのSL時代ではこの早岐が非常に重要なポジションであった。佐世保線が早岐でスイッチバックの形をとっているのはそのためである。

(こちらもウィキよりの画像で「シーサイドライナー」。長崎と佐世保を結ぶ重要な路線である大村線は、かつて長崎本線であった事は周知の通りである。)
その大村線も現在は「シーサイドライナー」なる快速列車が運転され、佐世保と長崎を結ぶ重要な役割を担っている。そして、更に大きな変化が加わったと言えばあの「ハウステンボス」であろう。私の今回の宿泊地でもある「ハウステンボス」は、オランダ的なテーマパークとして度々ドラマやCMなどにも登場する。そう、今回の旅の中では最大のイベントとなったこのハウステンボスを体験する事・・・これもかつての私の概念には無かった事だ。妻を同伴するようになり、こうした観光的な要素も取り入れないとある意味クレームが来そうなので、あえてこうして予定に組み込んだが・・・お楽しみは翌日にし、本日は宿泊先の「ハウステンボス」で一足先に欧風の文化に触れながら束の間の安らぎを求めていった。

オランダ的なテーマを持つハウステンボス。経営再建に向け現在進行形であるが、こういったイベントものを私の鉄道旅に取り入れる事になったのは近年の事。鉄道ばかりの旅も良いが、このような事を旅の行程に組み込む事もある意味良いかも知れない。画像はウィキより。)

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(島鉄バスはウィキペディアよりの画像。砂浜沿いにある小浜温泉は修学旅行でも参戦したが、久々の訪問でも以前と変わらぬ姿で私を迎えてくれた。)
なんて過去の記憶に浸っているのも良いが、バスは既に5~6分遅れて運転されている。小浜温泉を過ぎた頃には完全に我々の貸切バスになってしまった。諫早が近づいても乗客は増えもしなければ減りもしない。そう、完全に貸切のまま諫早駅に到着した。時間的に確か15~20分くらい遅れて到着した。予定していた大村線は既に出発してしまい、予定の列車より1本後の列車で本日の宿泊先に向かう。という事で待ち時間が40分くらいあるので駅舎内にあるミスドーに身を任せた。私がミスドーとは・・・なんとなく「月と鼈(すっぽん)」ではあるが、逆に国鉄時代には考えられない風景であった。駅舎内にファーストフード的な店舗が軒を構えるとは。私のよな人物がドーナツを頬張りながら列車を待つとは・・・1980年代の自分にはありえない光景だ。まずドーナツを食べるという概念が、いや習慣が無い。実に不思議な体験・・・今までの私に無い文化であるが、若干ながらリニューアルされてはいるものの昔ながらの駅舎やホームは風情豊かだ。その中になるミスドー・・・私的には実に異次元空間に感じた。

(今回の旅は写真が少ないためウィキの力を拝借する機会が多い。諫早駅は若干のリニューアルこそあるものの、ほとんど昔のままの姿を感じる事ができる。)
さて、大村線に揺られ宿泊先へ向かう。大村線と言えばご存知、旧・長崎本線のルートであった路線だ。1980年代までは夜行普通列車「ながさき」が大村線経由で運転されており、旧・長崎本線の伝統を守る唯一の列車でもあった。長崎~門司港間で運転されていた夜行普通列車「ながさき」は、途中の早岐で佐世保行(発)の列車が分割・併合されていた。長崎本線の分割・併合と言えば「肥前山口」が当たり前の現在、かつてのSL時代ではこの早岐が非常に重要なポジションであった。佐世保線が早岐でスイッチバックの形をとっているのはそのためである。

(こちらもウィキよりの画像で「シーサイドライナー」。長崎と佐世保を結ぶ重要な路線である大村線は、かつて長崎本線であった事は周知の通りである。)
その大村線も現在は「シーサイドライナー」なる快速列車が運転され、佐世保と長崎を結ぶ重要な役割を担っている。そして、更に大きな変化が加わったと言えばあの「ハウステンボス」であろう。私の今回の宿泊地でもある「ハウステンボス」は、オランダ的なテーマパークとして度々ドラマやCMなどにも登場する。そう、今回の旅の中では最大のイベントとなったこのハウステンボスを体験する事・・・これもかつての私の概念には無かった事だ。妻を同伴するようになり、こうした観光的な要素も取り入れないとある意味クレームが来そうなので、あえてこうして予定に組み込んだが・・・お楽しみは翌日にし、本日は宿泊先の「ハウステンボス」で一足先に欧風の文化に触れながら束の間の安らぎを求めていった。

オランダ的なテーマを持つハウステンボス。経営再建に向け現在進行形であるが、こういったイベントものを私の鉄道旅に取り入れる事になったのは近年の事。鉄道ばかりの旅も良いが、このような事を旅の行程に組み込む事もある意味良いかも知れない。画像はウィキより。)

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コメント
No title
オバ鉄様
コメントありがとうございます。
ミスドー・・・なんて、妻がいなかったら恐らく生涯利用しなかったことでしょう。というより、こうした店舗が駅の中にできた事自体がそれこそ民営化の賜物だと思います。
そういえば、同じくミスドーのある大分駅も現在は高架化され随分とすっきりとした感じがありますね。とは言うものの、私は「地上時代」と「半分高架」の時しか体験してませんが、そこにもミスドーとは・・・
実はここだけの話(と言ってもこうしてブログに公開してしまったら「ここだけ」ではなくなってしまいますが)、今年の夏辺りに九州訪問の構想があります。特に北九州や島鉄、鹿児島交通あたりの廃止路線訪問などを考えてます。そして宿泊先は由布院など候補に挙がっていますが、もしかしたらその時に大分などで「ミスドー」に立ち寄るかもしれませんね。
ハウステンボス訪問時は、記事にも記したように「雨」でした。私の場合、本当はイベントなどを組み込まずに鉄道オンリーの計画にしたいのですが、ハウステンボスのようなイベントを組み込まないと妻から「自分だけ楽しんで」みたいなクレームを貰うので「仕方なく」という方が正解かもしれません。まぁ、しかしながら結果的に「クールファイブ」のような天候でしたが・・・
ミスドー・・・なんて、妻がいなかったら恐らく生涯利用しなかったことでしょう。というより、こうした店舗が駅の中にできた事自体がそれこそ民営化の賜物だと思います。
そういえば、同じくミスドーのある大分駅も現在は高架化され随分とすっきりとした感じがありますね。とは言うものの、私は「地上時代」と「半分高架」の時しか体験してませんが、そこにもミスドーとは・・・
実はここだけの話(と言ってもこうしてブログに公開してしまったら「ここだけ」ではなくなってしまいますが)、今年の夏辺りに九州訪問の構想があります。特に北九州や島鉄、鹿児島交通あたりの廃止路線訪問などを考えてます。そして宿泊先は由布院など候補に挙がっていますが、もしかしたらその時に大分などで「ミスドー」に立ち寄るかもしれませんね。
ハウステンボス訪問時は、記事にも記したように「雨」でした。私の場合、本当はイベントなどを組み込まずに鉄道オンリーの計画にしたいのですが、ハウステンボスのようなイベントを組み込まないと妻から「自分だけ楽しんで」みたいなクレームを貰うので「仕方なく」という方が正解かもしれません。まぁ、しかしながら結果的に「クールファイブ」のような天候でしたが・・・
こんにちは
今年の10月に ハウステンボスにどうしても行きたいと主人が申すので仕方なく付き合いました。
やはり 1度行けばもう行かなくてもいいなんてコメントして、あれほどつまらないよ。と言ったのに・・・
夫婦円満のためには仕方がないですね。
今年の10月に ハウステンボスにどうしても行きたいと主人が申すので仕方なく付き合いました。
やはり 1度行けばもう行かなくてもいいなんてコメントして、あれほどつまらないよ。と言ったのに・・・
夫婦円満のためには仕方がないですね。
オバ鉄様
コメントありがとうございます!
夫婦円満・・・いいですね。
そうして「円満」にしようとするお気持ちがあるという事自体が良い心掛けだと思います。
私なんかとても・・・
というか、私はハウステンボスは一度のみの訪問ですが先述通り「雨」で殆ど内容を見れずに帰郷したので、そういう意味ではオバ鉄様はラッキーだと思いますよ。
しかも、ちょっと足を伸ばせば嬉野温泉もありますからある意味しっとりとした旅に仕上がるかも知れませんよ!
夫婦円満・・・いいですね。
そうして「円満」にしようとするお気持ちがあるという事自体が良い心掛けだと思います。
私なんかとても・・・
というか、私はハウステンボスは一度のみの訪問ですが先述通り「雨」で殆ど内容を見れずに帰郷したので、そういう意味ではオバ鉄様はラッキーだと思いますよ。
しかも、ちょっと足を伸ばせば嬉野温泉もありますからある意味しっとりとした旅に仕上がるかも知れませんよ!
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私も諫早駅のミスドに昨年3月にお世話になりました。
通算で3回くらいお茶してます。
ダイヤモンド☆トナカイ様がミスドでドーナッツを頬張っていらっしゃただなんて微笑ましいです。
そういえば大分駅や日田駅の近くにもミスドありました。
私はタバコやお酒・コーヒーをたしなまないのでティータイムが唯一の息抜きなのです。
ダイヤモンド☆トナカイ様は随分お優しいですね。
私は自分一人ちゃっかりハウステンボスに行って 主人が行きたいと申すと つまらないから行かない方がいいと言う悪妻です。