予期せぬ連休に急遽草津温泉に行く事に決めたけど、その前に岳南電車の各駅に降りてみた③ジヤトコ前
2015-03-31

「ジヤトコ前駅」と聞けば何かの会社の近くに有る駅だなと即座にわかるであろう。実際に「ジヤトコ」と表記され駅名も「ジヤトコ前」と書くが、一般的には「ジャトコ」と読まれる。かつては交換可能駅で、その面影が今でもハッキリと確認できる。ところでこの「ジヤトコ」とはどんな会社なのかとネットで調べたら・・・なんとすごい会社であることが判明した!わかりやすく言えば「車のギアを作っている」であった。私はジヤトコのホームページを開いた途端にその技術は先代の知恵と、それを受け継ぐ従業員の血と汗の結晶である事が凄く伝わってきた。決して誇張ではなく、大袈裟でもない。ハッキリとした技術とプライドがヒシヒシと伝わってくる。
だが、肝心の駅の利用者の方は岳南鉄道で一番少ないとされているらしい。私の訪問時には1名の利用者がホームで列車を待っていた。その1名の利用者に邪魔にならないよう駅の撮影などをさせていただいたが、華奢なホームと設備に多くの時間は必要としなかった。通勤時間帯でものどかな時間を過ごせたジヤトコ前駅であるが、ある意味、私にとってその存在意義は実に大きかった。それは・・・天龍源一郎が日本人レスラーとして唯一馬場や猪木からピンホールを取ったくらいに実に重く偉大な業(わざ)であったかのように・・・


吉原から乗車した列車で、早速次の「ジヤトコ前」で下車した。下車した乗客は私たちと3~4名であったが、この駅の存在意義、私にとっては実に偉大に映る・・・

隣の工場の影で若干写真が影っているが、これが「ジヤトコ前駅」である。傍から見たら実に地味であるが、私から見たら実に華奢で可愛らしい姿だ。とても愛(あい)らしく愛(いと)おしい駅ではないか!

当然ながら後付けであろうが、立派な屋根が設置されていた。その証拠に、写真のホーム左側では確かにレールがかつてあったような面影を残す。その昔は立派な島式ホームであったろう。



実にいい味を醸し出している。こういった駅は国の重要文化財にでも登録して欲しいものだ。いや、世界遺産でもよかろう。

そしてこちらも当然後付けであろう。何だか1台1台に趣を感じるのは気のせいか・・・

交換設備があった名残が今でも感じられる。とは言うものの、よくこんな狭い空間に交換設備を儲けたものだと感心してしまう。

という訳で、次の駅に向かう。朝の時間帯は列車本数が多く、移動もスムーズである。しかし・・・乗客はほぼ通勤客で占めている中、駅や列車の写真をバシバシ撮影しているのは完全に私だけのオリジナルであった・・・

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